シャンプーは人用を!

犬用シャンプーより人用が安全で安い!

人用シャンプーの容器 には品質保証のために 成分表示 が法律で義務つけられている。人の健康を害するような成分を排除するためだ。

 ところが、 犬用シャンプーの容器には成分表示がない。 ご自宅に犬用シャンプーの容器があるなら、確認できる。つまり、何が原料かは不明だ。犬用シャンプーには法律の規制がない。インチキ商品でも、いかがわしい商品でも取り締まる法律がない。だから、犬用シャンプーには 誇大広告や虚偽広告 偽装 が堂々と横行している。

 換言すると、人用シャンプーの製造時に不合格となったシャンプーでも、犬用シャンプーとしては販売できる。その中身は誰も調べないし、法律違反でもない。

akamimianima.gif 犬用シャンプーメーカーのホームページなどには「原料は低刺激性の100%天然植物成分です。」、「合成界面活性剤は全く使用していません。」みたいなことを書いてあるのがほとんどだ。見え見えのウソだ。

 天然の植物成分だけで洗浄効果のある犬用のシャンプーを工業化し、製造するのは至難の業だ。原料を集めるだけでも大変だ。資本力のない弱小企業には無理だ。ただし、次のようなことは可能だ。

 100円ショップで売っている中性洗剤を他の容器に詰め替え、犬用シャンプーのラベルを貼れば立派な商品になる。原価の何十倍の価格で売れる。薬九層倍以上の利益がでる。

 だから、犬用シャンプーはメーカーが乱立している。インターネットにもあだ花が咲き誇っている。キーワードに犬とシャンプーを入力してGoogleで検索すると、なんと100万件出る。ビックリ。そのほとんどが犬用シャンプーの製造販売業者のホームページだ。ボロ儲けができるのだろう。 

 犬用シャンプーは原材料が不明で品質保証の成分表示もしてないのに、人用シャンプーの2~3倍の高額で販売されている。不思議な商売だ。高価だと詐欺商品ではないと思う人が多いのだろうか。
 ドッグフードも高価なものを愛犬に食べさせているから、品質が良いと信じ込んでいる愛犬家がいる。お人よしだでだまされやすい人たちだ。その愛犬たちが被害を受ける。

人も犬も哺乳類で、毛のタンパク質の成分は殆ど同じだろう。違うという科学的なデータを犬用シャンプーメーカーは示してない。 どこが、どう違うのかわかっているのか。
その違いで、人と犬とではシャンプーの成分を変更しなければ、犬の毛を綺麗にできないし、犬の健康を害することがあるというのか。それを科学的に証明したデータは提示できるのか。そんなデータはないだろう。

科学的なデータもないのに、「犬用シャンプー」と表示するのは偽装表示だ。詐欺商品の詐欺商法だ。

 現在の愛犬のパロは4代目だが、愛犬たちには人用のシャンプーを信頼し、安心して使っている。カネの問題ではない。愛犬の健康のために 品質保証のない詐欺商品 を使う気はない。

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