お母さんという先輩



実家というのはありがたいもので、本当にお世話になりました。
疲れた体で、育児&家事なんて絶対に無理だったと思います。
帝王切開といえども、産後疲れは確実にありました。

まず、慣れない育児。
初めての赤ちゃん。
抱っこの方法も、わからない。
怖々、抱くわが子。
夜中に何度も起きなければいけない。
軌道にのらないおっぱい。

悩むことも、わからなくて焦ることも、いっぱい。

しかし、うちのお母さんは、やっぱり先輩として、私には最高のばばちゃん!!でした。

新生児はよくわからない。
色々わからないんです。
本人も突然この世に出てきて、パニック状態だし、
受け入れる私も、だんなさんも、赤ちゃん語がわからない。

そんな時、とにかくうちのお母さんはバッバとして、
手放しで赤ちゃんを歓迎し、話しかけ続けていました。

とにかく、赤ちゃんに話し続ける。
「おな、すいたの。そうね、おなすいたね、ちょっと待とうね。」
「天気いいね。気持ちいいね。」
など、色々。
本当にお腹がすいたのか、それで機嫌が悪いのか、
バッバにもわかっている訳では、ないらしいです。
ただ、赤ちゃんがこうなんじゃないかと、感じたこと、思ったことを話しているだけだそうで。
でも、その感じるって、すごく大切だ!!って感心しました。

もし、私一人で育児をスタートさせていたら、
あんなに沢山話かけていただろうか?

言葉が通じない赤ちゃんに、思いっきり一方通行の語りかけ。

でも、話かけていくうちに、育児が楽しくなってくる。
赤ちゃんがわかり始めて来る。

本に「語りかけ育児」とかいうのが売っていたけど、
興味はあっても、読んではいませんでした。
でも、確かに語りかけって大事!!
赤ちゃんに良いって言うよりも、はじめはお母さんに、受け入れ側に大事だと思いました。
話しかけていくうちに、赤ちゃんは自分の仲間になっていく感じ。

素敵な始まりでした。
うちのお母さんが側にいてくれて、本当によかったなぁ。

それから、抱っこの方法も、何度も教わりました。
首がクタンクタンの新生児を抱くのってすごくコツがいる。
しかも、ゲップをさせるためのたて抱きは、もっと難しい。

そんなこともあんなことも、色々教わりました。

ただ、うちのお母さんは私をミルクで育てたので、
母乳については知識はありません。

なので、私が桶谷マッサージの先生や、ネットの先輩ママたちの方法を実践することにしました。
そのことに関しても、やり方が違うことを、「昔のやり方とは違うからね」と、
最大限の理解と協力をもらいました。
ありがとう。

何はともあれ、第一子目は、実家でお世話になることをお勧めします。
色々、教わりながらの育児スタートの方が、赤ちゃんにもママにも、負担なく、楽しくできると思います。



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