私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忘るるなかれ「先人が繋いできた『恥の文化』」<3・完> <Renewal>知「うん、なるほど、なるほど……。 世の親だって、子どもを見る目は似たようなもんだよ。 どこどこ大学に入ってくれて、 どこどこ大企業に就職してくれれば、 もうそれだけでいいんだから…………なっ」衆「まさにそうですね。 以前、ある一流選手の賭博スキャンダルが露見しました。 マスコミは驚きをもって伝えていましたが……、 本当は、親しい周囲の人たちはある程度察知し、 かなりの危惧を抱いていたと思います。 わかっていながら止められなかっただけなのです。 なぜなら、彼が人の喜ぶ結果を出し続けていたからです。 だから、つい甘やかしてしまったのでしょう」知「まさに、成果主義の怖さじゃないか……」衆「スポーツでは『健全な肉体に健全な精神が宿る』 と言われますが、これは反対で、 『健全な精神に健全な肉体が宿る』と思います(^-^)」 知「ウン、正に言いえて妙だ。(^。^)」衆「よく『緊張や束縛が取れ、締まりのない状態になる』 ことを指して『たががはずれる』と言いますね」知「うん、昔から言うなぁ……」衆「ここで云う『たが』とは何かを日本人は忘れてしまった のかもしれません」知「恥かしながら俺なんて最初から知らないよ……(^-^;」衆「たが(箍)」というのは、 桶や樽の外側を締めている輪のことです。(^-^)」知「あっ、そうそうそうそう……そうだったなぁ……」 衆「『たが』があるから形が整う。 あの輪がなければ、桶も樽もあっという間にバラバラに なって、原形を留めることができません。 バラバラになって初めて『たが』の大切さがわかるんです。 今の日本も成果主義に惑(まど)わされずに、 本来何が大切なのか『たが』を締め直す必要がありそうです」知「うん、まさにそういうことだな……。 日本古来の『恥の文化』の貴さも再認識しなければな……。 日本人が持っていた「恥の文化」を忘れてはならない……」衆「まさに、言われる通りです。 『人に見られて恥ずかしいことはしない』というのが、 日本人共通の美の意識でした」知「ご先祖様に恥じることをしてはならない。 人に後ろ指を指されるようなことはするな……親に、 よく言われたもんだ……」衆「考えてみれば、この『恥の文化』こそ、日本人にとっては 最も大切な『たが』の役割を果たしていたのでしょうね。 その恥に対する感覚がなくなってしまったことが、 今日の状況につながっているのだと思います」知「日本民族として、由々しき事じゃないか。 どうしてそんな風になってしまったのかなぁ…………」衆「なぜそうなったのか…………。 それは、日本の教育の内容が変わってきたからだと 考えられます」知「やはり基本は教育という事かなぁ……」 衆「ええ、何時の世も教育は基本中の基本ですね。 人間性を見るのではなく、人間の能力だけを見る。 だから能力の分析や測定、数値化が過大視されていく。 つまり、生徒を測るものが試験の点数に限られ、 それをいかに上げるかが、優先されていくんです」知「うん、能力も確かに大切な要素だとは思うが、 昔なら『修身』という授業の貴さや掃除の意義といった、 分析・測定が不可能なものが大切にされていたよなぁ……」衆「ええ、そうですね。 今はこの大切なことが失われてしまい、 さして重要視されていません。 こうした現実が日本の教育を緩ませ、 社会全体に微妙な影を落としていると私は思います。 道徳を重視し、日本人のよき『恥の文化』の貴さを改めて、 認識するべきじゃないでしょうか……ね」知「うん、まさにその通りだと思うよ。 学校がダメなら、家庭や、社会で、 本気で考えていかなければ大変なことになると思うなぁ。 もう、大変なことが始まっているのかもしれんが……」衆「色々と話してきましたが、私たちの役割もまだまだ、 残っていそうですね…………(^。^)」 <完> ------------参考文献:マネジメント誌『衆知』 2016年9・10月号「鍵山衆三郎の幸福論」 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/07/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忘るるなかれ「先人が繋いできた『恥の文化』」<2> <Renewal>衆「私はね、 日本人のある気質が変化してきたんじゃないかと……、 考えてい.るんですよ……」知「気質の変化……? 気質というものは、なかなか変わるものではないぞ。 ……例えばどういうことなんだ?」衆「はい、それはですね…………、 それは何かというと……、 『こんなことをすればこうなる』という因果関係についての 推察能力が欠落してきているんじゃないかということです」知「まさか……、それじゃ向う見ずになってしまう」衆「昔の人は、因果関係を非常に気にしていましたよね。 すなわち『こんなことをすれば、きっと悪い結果を招く』 といった恐れを抱いていました」 知「フム……。 優れた人の事を『読みが鋭い』とか『読みが深い』とか 言って讃えていたよな……」衆「そうですよね。 言ってみれば計画能力が高かったと思います。 ところが何と、今の人たちは、すぐにわかるような嘘を、 ついてしまうんです。それに加えて見つかった時に、 どういう対処をすべきか、まるで思慮が及ばないんです。 最悪なのは、嘘が露見した時に嘘を重ねるという場合です。 経営者の小さな誤りが、収拾がつかずいつしか犯罪にまで なってしまう………(-_-)」知「うーーーーん。政治家にも似たようなレベルが居るなぁ。 うんうん、居た居た…………(^-^)」 衆「かつては業界のみならず国家をも牽引してきた大会社の 土台が揺らいでいるといったたぐいの報道を見るのは 残念なものです……。辛くもあります」知「今ごろになって、どうしてこの種の企業による不祥事が 増えてきたのかな……? その背景には、経営者としての人格と資質を 正しく備えた人物が少なくなったという事が、 あるのだろうか……? 由々しきことだぞ……」衆「本来は、部下がモラルに外れた仕事をした場合に、 断固として是正しなければならないのが経営者ですよね」知「それはそうだ。経営者は人格者でなければ……」 衆「間違った見識がどんな不測の事態を招くのか……という、 その真の怖さを察知し、そして予測して判断するのが、 経営者たる者の役目なんです」知「まさに、経済界の歴史がそれを示しているよ……」衆「モラルを保ち、それを真の企業評価に結びつけて、 利益を上げることが大切なのに、 売上と利益のみを優先するとモラルの低下を招き、 企業の存在理由すら見失ってしまいます。 問題を把握する想像力が欠落しているのは、 経営者として致命的だと私は思います」知「しかし、現実を見るとそんなレベルの経営者が 増えてきているってことだろう。大変な事態だな……」 衆「ええ、深刻なのは、不正は決して企業だけではないという ことなんです。このような問題から最も縁遠いはずの スポーツの世界でも、不祥事が起こっています」知「うんうん、あるある」衆「能力的に素晴らしいプロの一流選手なのに、 禁止薬物に手を出したり、反社会的組織の関係者と人脈を 持ったりして身を滅ぼした人もいます」知「……残念な話だなぁ……(-_-)」衆「スポーツの意義とか、素晴らしさを考えれば、 本来見本になるべき選手が、なぜ誰でもわかる愚かなことを してしまうのか、不思議でなりません……」 知「昔は、その様なことは属人的な特殊な問題だったはずだが、 最近は『えっ!お前もか?お前もか?』って感じに なってきているな」衆「こんなふうな不正の問題が起こるのはですね、 企業の場合であっても、スポーツ選手の場合であっても 問題の本質は同じじゃないかと思います」知「フム……どう考えているんだ?」衆「それはですね。努力の過程よりも結果を評価する成果主義に 偏重しすぎているからではないでしょうか?」知「彼のドラッカー教授は言った。 『努力は称賛に値するのみ。貢献のみが報酬を得る』 はははははっ……(^O^)」衆「ふふふふっ……、今や、称賛もされていないのでは? 企業では理念や哲学が大事とはいうものの、やはり利益が、 すべてに優先してしまいます。 スポーツの世界でももちろん練習する姿勢は大切だけれど、 やはり結果を出す人が優遇されるわけです。 これは、世の中全体が、成果だけを認める社会に なってきたからじゃないかと…………(一_一)」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/07/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忘るるなかれ「先人が繋いできた『恥の文化』」<1> <Renewal>衆「最近、特に思うんですけどね、 同一の企業や、そのグループが不祥事を繰り返す ケースが多々見られますよね。 思いません……?」知「ウンウン……確かにその傾向はあるなー。 中には死亡事故を起こしながら、体制を改善しないうちに、 また次の不祥事を起こすといった悪質な会社もあったよ」衆「それに加えて不祥事を隠ぺいする会社も、 あとを絶ちません。 こうした現象はなぜ起きるのでしょうね……」知「……言ってしまえば、道徳観の欠落かなぁ……」衆「……倫理観と言ってもいいかもしれませんね。 昔、こんな不祥事があったことを思い出します」知「ほぅ……どんな?」衆「……とある大手企業の話なんですがね。 新らしく着任したトップがですね、 『不連続の連続に挑戦』という基本方針を 打ち出したんですよ」 知「不連続の連続……? ……どういう意味かなぁーーー?」衆「普通の努力をしていては、例え成果が出たとしても、 連続した数字に留まる。 そのような程度の努力ではなく、 『不連続』に見えるような高い成果を目標にしようと、 無謀な計画を掲げたんですよ」知「……なるほど……、 俗にいう『何%アップ』とかじゃなくてね」衆「それからというもの……その企業の営業マンは、 危険と感ずるほどの大きなリスクをはらみながら、 もう飛躍的に売り上げを伸ばしていったんです……」知「ほうー、しかし、業績が伸びたんならいいんじゃないかな」 衆「…………。 実績を上げた社員は、即評価されますから、 どの社員も上司の顔色を窺うようになっていきました」知「ははははっ…………、世の常だな。(^。^) そういう手合いも出てくるだろう……」衆「ところがです……。 最も実績を上げた社員が、栄転したタイミングで突然、 刑事事件で逮捕される事態になったんです。 当時、大変な話題となりました……」知「えっ、なになに……、そんな事になっちゃったの?」衆「このような事件は、 たった一人の経営者が方針を誤れば起こりえます。 社風は一変し、悲劇が起こりうるんですよ」知「うん、しかしそれは部下も部下じゃないか。 仕事以前の問題として、道徳観というのは厳然と 存在しているだろう」 衆「ええ、そうなんですがね……。 実は、こうした実例から分かってきた事はですね……、 部下は経営のモラルの是非よりも、 いとも簡単に上司からの評価を優先して、 行動してしまうということなんです」知「それはひどいなぁ。 正義も何もありゃしないじゃないか」衆「逮捕されてから、われに返っても取り返しはつきません」知「一生を棒に振ることにもなりかねないぞ……」衆「……です。 それだけ経営者の責任は重たいという事ですよ。 大局の誤りは、小局の努力によってカバーすることは できないわけです……」知「しかし、幼稚すぎないかな……。 『自分が会社の為に何ができるか考えよう』なんて、 粋がってスローガン打ってる会社もあるが、 やったことが会社のためになることはあっても、 会社の為にすることなんて危険極まりないよ。 『会社』という言い方がまず胡散臭い……。 具体的に何を指すのかが分からないよ……。 『……自分の出世のために……』の方がまだ分かりやすい」衆「ふふふふっ……、幼稚……とは、言いえて妙ですね。(^-^) こういうことをすれば結果どうなるかという因果関係を 想像できない人たちが増えてきているような気もします」知「おいおい、悲しいことを言うなよ……。 大変なことだぞ…………」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/07/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 和を以て貴しと為す <Renewal>弟子「ご教示頂きたいのは、人と人との関係の難しさについて、 ……でございます……」師匠「……フム……」弟子「……師匠!」師匠「(ー_ー)……人間という字は、人の間と書く……(-_-)」弟子「……ハイ………………」師匠「『人』とは……時に他人を指して言う……」弟子「他人……でございますか? 全ての人ではなく……」 師匠「人に笑われるな……。人の振り見て吾が振り直せ……。 人に負けるな…………など」弟子「なるほど……他人を表す用い方にございます……」師匠「人間とは……、人の間と書く……と言うた。 他人の間という意味にも取れるのじゃ……」弟子「……沢山の他人の間の『我』……でござりまするな……。 ……皆が皆……それぞれに……」師匠「そこに聖徳太子は『和』という概念を持ち出されておる。 人の集団にとって……貴きものとして…………な」弟子「…………ハイ」 師匠「我が国は、いにしえの昔から、 人の集団において大切なものを『和』として……、 今日に至っておるのじゃ……」弟子「『和を以て貴しと為す』でござりまするな……」師匠「そうじゃ……。 良いか!!争うは……愚なのじゃ……」弟子「……と、申されましても、我ら凡人は対人関係に、 日々苦しむのでございます。……お師匠さま……」 師匠「争い事はその原因に起因して起こるのではない……」弟子「えっ……?……と、言われますと……」師匠「争う心を持ったものが、怒りを起こして始めるのじゃ」弟子「怒り……でございますか……?」師匠「怒りは……評価より生ずる。 他人を評価判定せずば、一切の争いは起こらぬ……が、 まぁ、そうもいかないのが俗世じゃのぉ……」弟子「……左様にございまする……。 日々、対人関係によるトラブルに悩まされております」師匠「ふーーむ……。争う心を捨てぬ限り……道は無いが……」弟子「……そう仰らずに……何か手だてを…………」 師匠「そうか…………。 では、こうしたら……どうじゃ……」弟子「ハイ……そうさせて頂きまする……」師匠「愚か者……、まだ話しておらぬ……」弟子「……ハイ……(^_^;)」師匠「他人の諸行を『善悪』にて判断すると、 敵意が生ずることが多々ある……。 己の『好き嫌い』で判断しても同じ様なことになる……」弟子「はい、……確かに……」師匠「『正邪』で判断しても……、『損得』で判断しても……、 『苦楽』で判断しても……、『愛憎』で判断しても……、 『良し悪し』で判断しても、『優劣』で判断しても……、 そこに、敵意が生ずる場合がある……」弟子「……・・・・・・」 師匠「己の不満の因を内に求めず、外のせいにするからじゃ」弟子「……常に、相手が悪いと……」師匠「そうじゃ……そして、身の内に生まれた敵意は、 己を暗くするばかりでなく……、 苦悶に導き……、 うっ憤を蓄積させ……、 心穏やかならぬ日常へといざなうのじゃ……。 『敵意』は勇ましい様じゃが……どうしてどうして、 我が身を痛めつける……」弟子「……落ち着かぬ日々でもございます……」師匠「かような憂鬱から己を救うには…………」弟子「…………救うには?」師匠「只、ひたすらに……」弟子「……只、ひたすらに……」師匠「他人に対する判断を……」弟子「……他人に対する判断を……」師匠「『己の成熟・未熟の度合い』にて推し測るべし……」弟子「……成熟・未熟……」師匠「不満の因を、未熟なる己自身に求めるのじゃ……」弟子「……己の未熟ゆえに起こった事だと…………」 師匠「さすれば……、いかなる場合でも、 新たなる自己研鑽の心芽生え……、 豊かなる心情にて……、 心しずやかに……、 和の境地見ゆるなり……。 どうじゃな………(一_一)」弟子「……ははっーーー……m(__)m……」 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/02/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 日本に生まれて良かった……後輩へのMSG 忙しく働いている諸君の頑張りに敬意を表しつつ、この文を綴っています。俗に、色々と忙しい時期というものは頭が冴えていまして様々な物が鋭く見えるといわれています。激務の真っただ中ではありますが、成長のチャンスとも捉える気持ちのゆとりを持って、挑戦し続けて欲しいと思います。 私は近年「日本に生まれて本当に良かった」と、つくづく思います。東日本大震災のような未曾有の大災害が起こっても、その気持ちは変わる事はありません。諸外国の引き続く紛争で失われていく沢山の命、彼の国の子供達が未来の希望も持てない情況……、そんな報道に接する度に一層その思いはつのります。 私は、60歳を過ぎて起業しましたが、アラブやアフガンの様な環境下では、まず出来得なかった事です。私たちの国が安全で、安定した状況であるからこそ、自由にものを考え、志を立て、その実現に邁進することも出来ました。この事は、日常あまりにも当たり前の事すぎて、普段は意識していませんでした。しかし、あれこれ深く考えてみればみるほど凄い事だと気付きます。 当然の事ですが、国家は一朝一夕にして成り立つものではありません。延々たる歴史の時間の中で我国の先人たちがその知恵と勇気、そして何よりも子孫を想う気持ちで、幾多の困難を乗り越えてきたからこそ、現在の日本があるのだといえます。 我が国が語られる際に、近代国家としての諸国との関係からか、大正・昭和の時代を中心に語られる事が多いのですが、我が国は、その百年前、千年前、二千年前、いやもっと昔から存在し、累々と命を繋ぎ日本人らしさを継承してきた訳です。 その根底にあった「心」は何か?お蔭様という感謝の心、謙譲の心、和の精神、そして明治時代のトルコ船遭難事件に見られるような、貧者の一灯の心(※)だと思います。そして私たちもそのDNAを引き継いでいる。大切にしなければならない……。しみじみとそう思います。昨今の世界的混乱もよくよく考えてみれば、「自分さえ良ければ……」「今さえ良ければ……」という精神と行動が世界中に蔓延し、起爆剤となって引き起こされたといっても過言ではないでしょう。我が国の現状も残念ながらそれに似た感覚に、染まりつつある様に感じます。 しかし、これは我々の先人達が誠実につないできてくれたものとは異なる様に思います。私は今こそ利己主義からくる「損か得か」「好きか嫌いか」といった目先の感覚の愚かさを払い清め、何が真に正しいかを見極める時だと思います。そして我々一人ひとりの人生を充実したものにすると共に、和の精神が蘇える方向に進まねばならないと思います。 先人に感謝し、我々独自の専門技術を生かす職業を通じて社会に奉仕・貢献し、そして我々の子孫に大切なものをたくさん残してやりたいものです。(※) 参照 日本の心・貧者の一灯 [上] 日本の心・貧者の一灯 [下] 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/10/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 我国には100年以上の企業が3万社以上存在する <Renewal>経営者向けの講演会で、興味深い話を聞きました。<以下、要約> 日本企業の特徴のひとつに長寿企業が多いという事がある。100年以上の企業が3万3076社存在している。(2020年3月時点)世界の創業100年企業の数が、全体で8万66社なので、日本の100年企業は世界全体でも、41.3%と世界で最も多くなっている。また、200年以上に絞ると65%とダントツの1位である。 このように、日本は世界で最も100年以上の企業が多い国ですが、企業の数だけではなく、世界で最も古い企業も日本にある。◆ 設立から約1,500年、世界最古の企業 創業が最も古い企業は株式会社金剛組という、神社仏閣建築の設計・施工、城郭や文化財建造物の復元や修理等を行っている企業。 聖徳太子からの命を受けた3人の職人が、金剛重光が四天王寺を護る大工の称号「正大工職」という役目を与えられたことが金剛組の始まりと言われている。創業当時は合戦や災害などの様々な困難があったが、どれも乗り越えて現在まで歴史の続いている企業となった。 100年継続している企業には、いくつか共通している特徴があるので紹介する。※ 常識に捉われない革新的なことをしている 世の中から批判を受けても 継続してチャレンジすることによって、 同業界内で確固たる地位を築いているのである。 常識の枠を取り払って新たなことにチャレンジし続ける事が、 100年経営できる企業に共通している要素と言える。※ 社員を大切にしている 当たり前のことかもしれないのですが、 社員を一人一人を大切にしているのも長寿企業に 共通している要素である。 社員が居心地が良い・働きやすいと感じる企業の雰囲気が、 会社を長期間運営する上で大切な要因となるのだ。 社員がいなかったら会社が成り立たなくなってしまう。 社員一人ひとりを仲間・家族として捉え、 その幸せを想う姿勢が100年企業に、 根付いているようである。※ 業界内だけではなく地域へも貢献している 日本各地で活躍していた近江商人が 大事にしていた考え方で、 「買い手良し・売り手良し・世間良し」という考え方が ある。 これは買いてである顧客や、売り手はもちろん、 世の中にとっても良い影響を与えなければという考え。 この考え方は、長く続いている企業の多くが 前提としている考え方である。 老舗企業は世の中はもちろん、身近な地域社会への貢献や 自然や地球への取り組みにも精力的に取り組んでいるのだ。 日本は、なんと素晴らしい国だろう。(*^。^*) 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/06/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 躾(身を美しく)……恥の心 <Renewal> 高齢者や子供や障害者など……、社会的な弱者に危害を加える近年の事件や……、名の通った大企業の、不正ごまかし事件等を、見たり聞いたりするにつけ、深いため息が出るのは、私だけではないのではございませんでしょうか……。人の心の原点の大切さを痛感するのでございます。 良い事だとか、悪い事だとか……という感覚を中心に、教育が為されてきたように感じるのでございます。……これは大切な事であることは申すまでもありません。悪い事はしてはいけないのであります……。当たり前のことでもございまして、子供たちはそのように指導されて参りました……。大切なひとつの指導法でございます……。 ……しかし、何か抜けておりはしませんでしょうか? 良いとか……悪いとか……の感覚は、一般的に、法や規律に照らしてどうか……という感覚でございますね。また、人は自分が嫌いな事を、悪いと判定しがちでございます。法や規律の以前にある、倫理的な感覚は、少し、横に置かれた感がございます。 私共は、法治国家の日本に住む社会的存在でございますが……、その前に当然、人として「個人」でもござまする。自分の魂やアイデンティティーに、起因した精神行動があって、然るべきではございませんでしょうか?何かの社会的な規範に照らした「良い悪い」の前に、大切にしていきたいもの……それも重要なのでは……。……等と、考えるのでございます。 日本には、古来よりそのようなものがございますようで、「道」という言葉で現されているようでございます……。「人の道に反する」など……と、使われております。人道主義という言葉が使われる時は、一般的なルールの枠を越えるようでございますね。我が国に古来から伝わる、文化芸能関連には、この「道」が大変多いのでございます。剣道、柔道、武道、合気道、茶道、華道……など等。 そして、最も身近で、実態的に私たちを磨いてくれた概念は、「恥ずかしい」「恥を知る」というものでございました。「恥を知る心」は身に美しいものとして、「躾」られてきたように感じます。 時折、テレビカメラの前に並んで、よーいドンで頭を下げている会社幹部を見るにつけ、ため息を禁じえないのは、私ひとりでございましょうか?「申し訳ございません」という、全ての非を認めて、反論が皆無という意味の言葉を、「申し訳ございませんでした」と過去形で言って、もう許されているかのような顔に見えるのでございます。多分、彼らの企業の決算書は、立派なものなんでございましょう。そして、それこそが唯一最高と思っている様な顔でもございます。情けないこと……この上もございません。 戦後……、特に東京オリンピック以降の時代からの、知識重点教育にも……欠点がありはしなかったかと、深い溜め息をついている、今日この頃でございます。我々世代の幼い頃は、日本人としての倫理観を、しっかりと育まれてきたように感じております。 明治生まれの祖父や祖母によく言われたのは……、 〇 ご先祖様に顔向けのできないことはするな。 〇 世間に顔向けのできない事はするな。 〇 人様から後ろ指を指されてはいけない。等などでございました。そして、結婚披露宴のご挨拶の定番は、『品行方正 学力優秀』で、必ず品行の方が先でございました……。 弱い者いじめは、恥という概念、「ウソをつくと閻魔さまに舌を抜かれる」という戒め、そんな中で、育ってきたように思うのでございます。 ロータリークラブの活動の指標に「四つのテスト」というものがございますようですが、このような感覚の原点に立ちたいとも思っております。『四つのテスト』 ――― 言行はこれに照らしてから ――― 1.真実かどうか 2.みんなに公平か 3.好意と友情を深めるか 4.みんなのためになるかどうか 先ずは己の襟を正して参りたい……と、改めて思う今日この頃でございます。 (-_-) 愚痴にお付き合いいただき、ありがとうございました。 <m(__)m>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/03/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 彼岸花の季節(宗像・東郷の宝)お楽しみ下さい この季節、例年の楽しみ……彼岸花(曼珠沙華) (^-^)我が家から歩いて10分程の水町川です。農業用水路で、子供の頃はもう少し綺麗な小川で、水遊びをしていました。 大切な稲作水路なので今はきちんと整備されています。ご存知のように、毎年この時節その岸を赤で彩ります。 今年は台風14号のせいで曇天続きですが、じっくりと紹介させて頂きます。(^。^) 彼方の許斐山に向かって一直線 許斐へと 一直線の 花の帯 誇らしげ あちらこちらに 花の束 街並みと 稲田をバックに 曼殊沙華 彼岸花 川面の風に ゆらゆらと 四塚に 向かって並ぶ 彼岸花 曇天で 緑に映える 紅の冠 豊作に 仲良く並ぶ 曼殊沙華 向こうにも 仲間出来たね この秋は また来てね あしたは咲くよ 私たち 花言葉は 「情熱」 「独立」 「再会」 「あきらめ」 「悲しい思い出」 「想うはあなた一人」 「また会う日を楽しみに」……と、たくさん。 毎年、人々の心に染み入る彼岸花…………。紅い光に、先祖を敬う心が重なります。 今年も、変わらぬ見事な輝きを届けてくれました。(^。^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/09/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 摩利支神社の藤の花 日曜日の午後晴れたので、強風の中を我が家の近隣の神社に行きました。 勝運の神 摩利支神社です。明治時代から咲き続けている藤棚の撮影が目的でした。 例年に比べて、花も葉もとても少なく、強風にあおられて、花房が暴れまわるので、厄介でした。(^_^;) 風の呼吸を計りながら撮ってきた数枚です。季節感を味わって下さい。(^。^) 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/04/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 建国記念の日に思う「源さん、昨日は建国記念日でお休みでしたね。 ゆっくりされましたか?」「ん?ワシは毎日が休みだからいつもゆっくりしとるわい」「えっ?じゃー今は、例の造園の仕事は辞めたんですか? 知りませんでした……」「うん、ちょっとあってな……。(^-^; ところで、昨日の2月11日は何の日か知っとるか?」「えっ!……だから、建国記念日じゃないですか?」「……正確に言ってみろ! (゜_゜)」 「だから……『建国記念日』です!!」「ふふふふっ……、正確には『建国記念の日』だ。 昔はこの日は『紀元節』として奉祝されてきた……。 戦後は廃止さたがな……。 ワシの親の代までは『紀元節』だった……。 今年は、皇紀2681年だ…………(-.-)」「ああっ……、確かに『建国記念の日』だ。 源さんの言う通り、『の』が入ってるよ……」「フン……、又、スマホか……。 それが無いと生きて行けんな。 お前たちの頭は空っぽやからな……( ̄д ̄)」「…………(;一_一) 源さん、この『の』って何故ついてるんですか?」「『建国記念日』といえば、世界各国が、それぞれに定めている 自分の国の建国を祝う祝日を指すわけだ……」 「ええ、日本だってそうじゃないんですか?」「あのな、国によって何をもって『建国』とするかは様々でな。 独立もあれば革命もある、憲法の発布、政府の樹立などが、 様々あるんだ……。中には、国家の独立に尽力した人の 誕生日だったり、政治体制の変革日であったりと色々なんだ」「そうなんだ。……源さん、詳しいね……」「お前たちと違って、頭で考え、覚えてるからな……( ̄ー ̄)」「そう言えばアメリカでは、7月4日が『独立記念日』と呼ばれ、 花火が上がる等、国中で盛大にお祝いするのは知っています」「中国の『国慶節』も知ってるだろう。10月1日から1週間の 連休となるんだ。10月1日が、1949年中華人民共和国の成立が 毛沢東によって宣言された日にあたる事に起因している。 その他にも、フランス、ドイツなど様々な国が色々な方法で、 建国をお祝いしているな……」 「あのう、話を戻しますけど、日本は何故『建国記念の日』と、 『の』が入っているんでしょう……?」「うん、その『の』が大切なんだ…………実はな。 『建国記念日』と『建国記念の日』では意味が違うんだぜ」「だから……どう違うんですか?」「もう……、お前の首の上に乗っているのは頭じゃないんか? 少しは考えてみろよ……。……もう……。(-.-) 『建国記念日』ってのは、先程から言ってるように、 世界の各国がそれぞれに定める自国の建国を祝う祝日を指す。 ……なっ!分かるな?」「分かります。では、日本はなぜ2月11日が「建国記念の日」と されているんですか?何故『の』が付くんですか?」「うん、そこなんだが……、日本の『建国記念の日』は、 日本書紀に由来しているというのは知ってるよな? 日本書紀に登場する初代天皇である神武天皇が即位した日が、 グレゴリオ暦に換算すると、2月11日にあたるとされている」 「だから、源さんがさっき言ったように昔は『紀元節』として、 お祝いしてきていたんですよね……」「うん、戦後は廃止されていたがな……、昭和40年頃に、 各国の様に建国記念日を制定しようという動きがでてきてな」「……戦後、20年程経って、出てきたんですね……」「そうだ……。『いつ』を建国記念日にするか。 つまり日本という国が成立したかを決めるにあたっては、 喧々諤々の議論がなされた。紀元節以外の案としては、 日本国憲法の施行日であったり、 サンフランシスコ講和条約の発効日であったり、 聖徳太子が十七条憲法を制定したとされる日などが、 候補に挙がってな……、大変な議論となったわけだよ」「有識者を交えて、様々な議論がなされたんですね。 想像できますよ……(^-^)」 「そこで……、最終的には『の』を入れることによって、 国家成立の日を確定して祝うのではなくて、 日本という国が興り、現在もあるという事柄をお祝いする日 としようと決まった訳だ。 1966年(昭和41年)にな……」「なんだか、如何にも日本人らしい話でもありますね……」「当時の首相は佐藤栄作さんだったが『建国記念の日』の制定時 このように述べられている。ちょっと待て、メモを見る。 『建国をしのび、国を愛し、国の発展を期するという、 国民等しく抱いているその感情を率直に認めて、 そしてこの日を定めようとするものであります』……とな」「『の』の入らない『憲法記念日』は日本国憲法が施行された 5月3日ですね。『天皇誕生日』は今上天皇陛下の生誕日を、 お祝いする日ですね……。きちっとしている」 「そうだな。一方『みどりの日』や『こどもの日』『海の日』、 『勤労感謝の日』……など、『の』の入る祝日は、 その事柄に思いを馳せてお祝いをしましょう、 という日として扱われているんだな……」「源さん、祝日の名前に入る『の』は意外にも、 それなりの意味を持っているんですね。 これからは何気なく過ごす祝日ではなくて、 『の』を少し気にしてみることにしますよ……」「ははははっ……、殊勝な事を……。 まっ、良い事だ。忘れないようにな……はははっ (^o^)」 ※ ネット記事をベースに脚色 ※人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/02/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ お陰様 と お互い様……麗しき大和 <Revival>「石川君、優勝おめでとう!」「……お陰様で……」「過酷な練習……よく耐えたねぇ?」「お互い様ですから……」「しかし……頑張って、よくここまで来たよ……」「ハイ…………お陰様で……」「学業の傍らでの練習……、よく乗り越えたと思う……」「ありがとうございます。……お互い様ですから……」「今度はいよいよメジャー出場だね…………」「ハイ、……お陰様で……」「期待が大きいから……、プレッシャーが、かかるよねぇ」「それは、お互い様ですから……」「がんばってね。応援するから……」「ありがとうございます……」 -----------------------◆ 「陰」や「互い」に、 「御」を付け「様」をつける日本人 ◆ 自分の力だけで勝ったのではない。 陰の力に助けられた。 ◆ 自分だけが苦しいのではない。 みんな苦しいのだ。 …………と、いう考え方……。 ・ 麗しきかな…………。(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/09/18
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 日本の凄いところ<外国人の眼> <Revival> もう7~8年前の話ですが……、『外国人に聞いた日本の凄い所ベスト6』 ってのがあったんですよ……。披露しましょう。(^。^)1、治安が良い 良く言われますね。(^-^) 2、富士山 景観の美しさ 世界遺産に登録されてから 登山客の3割(10万人)が外国人 3、温泉 外国人の人気NO.1 黒川温泉 日本人の人気NO.1 箱根温泉 4、新幹線 50年間 乗客死者無し 発車前掃除7分 (このノウハウは輸出希望) 5、親切で礼儀正しい国民性 6、回転寿司 食べ物が自動的に回ってくる。 都度都度に、食べる物の組み合わせが変わる。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村===================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/08/27
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 自分が造った物に「銘」を入れる誇り <Renewal> プーンと匂ってくる墨の匂いで……、少年の僕でもその日がわかります。普段は滅多に無い匂いですから……。そして……、そんな日はきっと沢山あった筈なんですが……、小学三年生の時の夏休みの思い出が今でも鮮明です……。 朝の10時頃……匂いは座敷からしてきました。フスマを少し空けてそっと覗くと、じいちゃんが、しずかに墨を磨っています。(ー_ー)ピンと張った麻の「甚平」を着ています。じいちゃんは、この日にしかこの「甚平」を着ません……。正座して……目をつむって……。右ひざの横に置いた、硯の上を手がゆっくり行き来しています。 前には、飯台が置いてありました。指物職人のじいちゃんが何日もかけて作っていた飯台で……、郵便局長の奥様から頼まれたというものです……。あんまり大きなものじゃなくて、一人か二人で、ご飯を食べる時の、ちゃぶ台です。 昨日まで、ニスの匂いをプンプンさせながら、細工場の端っこで、乾かしてあったものです。じっと見ていると、じいちゃんが飯台を裏に向けて、左の膝の上に、端を乗せて……それから、筆をとりました。たっぷりと墨を含んだ筆です。左手で飯台の脚をしっかり持って、じっと裏面を睨むようにしていた、じいちゃんが、さらさらさらと書き始めました。 きっと、いつもと同じように、今日の日付と「銘」を、入れているのです。 「銘」は「正作」で、じいちゃんの名前。どんな小さな小物でも、じいちゃんは、自分で作った物には、必ずこの儀式をします。……カメの蓋でも……。 いつもの優しい表情とは違う、キリッとした顔で……。じいちゃんは、この、キリッとした顔を時々します。作品が出来上がってニスを塗る直前に、何度も何度もあっちこっちから、作品を眺めながら…………その時、こんな目をします……。……真剣な目。 江戸時代の名工左甚五郎みたいで……かっこ良いです。銘を入れたら、傍らにおいて墨が乾くのを待ちますが、その時、必ずキセルに火をつけて、おいしそうに、煙をゆったりと吐き出します。この日も……そうです。 じいちゃんが、凄く偉く見える瞬間です。この時は、ぜったい部屋に入って行けません。厳しく止められているからだけでなくて、いつもと違うじいちゃんがそこにいるからです。じいちゃんは、亡くなるまで、職人の鑑って、近所のおじさん達に言われていました。じいちゃんみたいになりたいなって……当時思っていました。この時のじいちゃんが、現在の私の年齢です。自分が丹精込めて造ったものに誇りを持てる人間に、少しは近づけているのでしょうか…………(^_^;)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/20
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◆==================================== ※ 和活喜は6/29日から約一週間の予定で入院します。 2月に手術をしましたが、その連続で後半の手術です。 危険なものではありませんので他事乍らご安心下さい。 ブログもアップできませんので、過去のブログから抜粋し、 リバイバル、或いはリニューアルで予約アップ致します。 この様な事情ですので、皆様のブログへの訪問・応援が、 叶いません。どうかご理解下さい。 無事に退院しました暁には熱烈訪問させて頂きます。 以上、よろしくお願い申しあげます。==================================== 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 感謝の言葉って気持ちの良いものですね <Revival> 正午のチャイムが鳴ったので、マウスを離して手を洗いに行こうと思った次の瞬間……、部屋の入り口に若手が5人、肩をぶつけ合う様にして入って来まして…………、「昨日はご馳走様でした!」と 声を揃えて……ペコペコリ。「いや、いやー。わざわざどうも……」 と……いつに無く照れてしまいました。(^_^;) 前夜、一人で住んでいる若手だけを集めて野菜鍋パーティをやったのですが……その折り、誘った連中です……。普段、独り身なので野菜の摂取が不足しているだろうと、よく気の付く女性がセットしてくれました。「彼ら、コンビニの場所は知っていても、スーパーの場所を 知らないんですよ。絶対、生ものが不足しています……」 そして私ともう一人同僚が、資金源の大スポンサーとして声をかけられた……というわけです。(^。^)久しぶりに若い人と食事をし会話も弾んで楽しい時間でした。 それにしても、挨拶というのは気持ちの良いものです。「ご馳走様でした!」 といわれて……少し照れてしまいましたが、……後々……清々しい思いに包まれて……昼食もおいしく感じましたよ…………。(^-^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/07/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 天皇陛下即位礼正殿の儀 10月22日、天皇家の神事に引き続き、13時から即位礼正殿の儀が、厳かに執り行われました。私は、テレビに釘付けです。 即位礼は、日本の天皇が皇位を継承したことを国の内外に宣下する、一連の国事行為たる儀式で、最高の皇室儀礼です。中心儀式の即位礼正殿の儀は、諸外国における戴冠式、即位式にあたるといわれています。 定刻が近づくと参列される皇族方や、三権の長が、刻々と皇居宮殿の正殿松の間に設えられた、天皇と皇后が昇られる高御座と御帳台の前に、集結されました。 定刻に天皇皇后両陛下お出まし迄、皆さま待機の姿勢です。 参列者は約2000人、海外からは180ヶ国の要人がお出で頂いたとのことです。 そして、いよいよ天皇皇后両陛下のご登場です。私もテレビの前で緊張しました。 天皇陛下が即位を内外に宣言するおことばを述べられました。「…………国民の幸せと世界の平和を常に願い、 国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、 日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを 果たすことを誓います。 国民の叡智とたゆみない努力によって、 我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、 人類の福祉と繁栄に寄与することを 切に希望いたします」と述べられました。 思わず正座致しました。 安倍内閣総理大臣の寿詞 続いて万歳三唱しっかり唱和いたしました。 21発の礼砲が響き渡りました。 終始厳かで、世界中が注目した感動的な儀式でした。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/10/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 美しき国・美しき日本人の心 <就職試験前の工業高校生に卓話を頼まれて> <Revival>「日本良い国」という思いを我々自身の胸に抱き、それを次の世代に伝えていく事が出来るか……。 これが現代に生きている私たちに問われている大切な事だと思います。 では、ここで、ひとつの逸話を読み上げたいと思います。良い話なので、どうか、聞いて下さい。 「稲むらの火」という話です。『江戸末期、和歌山県の広村というところに、濱口梧陵という 庄屋さんがいらっしゃいました。 ある日、大きな地震が起きました。驚きながら海に目をやると 潮がさーっと引いて行って真っ黒い砂が現れるのが見えます。 濱口さんは「これは大きな津波が来る。村人を避難させなけ ればならない」と考えました。 しかし、時間に余裕はありません。 そこで、自分の稲むら、つまり刈り取った稲を積み上げていた ものに火を付けて、村人たちが登ってくるための目印にしよう としたのです。そして一年分の食糧に火を付けました。 村人たちはその火を見て「ああ、庄屋さんの家が火事だ」と 思い、どんどん駆けつけてきます。その後に大きな津波が やってきて、村人たちは助かったという話です。 これは、実話ですが明治になってから、この話を聞いた ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、 ”A Living God”(生き神様)という題で、全世界にこの 話を紹介しました。ですから、多くの国の人たちが知って います。濱口梧陵さんには三人の子供さんがいらっしゃいま した。一番下のお子さんは学者で濱口担さんといいます。 その濱口先生が1903年、明治36年にロンドンの ジャパン・ソサエティで講演をされました。 講演の内容は日本の女性史でした。その勉強会には沢山の ロンドンの女性たちが集まり、そして濱口さんの話を聞いた後 質問時間になりました。たくさんの質問を受けた後、最後に 妙齢の婦人がひとり手を挙げました。 「濱口さん、今日のお話と違う質問でもいいでしょうか。 私は濱口という名に大変強い印象をもっております。 なぜならば、あの”稲むらの火”の主人公が濱口だからです。 あなたと”稲むらの火”の英雄の濱口とは同じ名前だけれども 関係がありますか。失礼な質問だったらお許しください」 そのときのことを濱口担先生は手記に書いておられます。 まさか自分の父親の話を、遠くロンドンで聞くとは思わな かった。言葉に詰まってしまって、目からポタポタと涙が落ち るのを止められなかった、と。その様子を見て、司会者が 「どうしたのですか?」と尋ねます。濱口先生はようやくの ことで、「いや、それは私の父親です」と答えたのです。 そう言った途端に一瞬会場はしーんとなって、そのあと全員が 立ち上がってスタンディングオベーションになったのです』 どうですか?みなさん、現在の様に簡単にヨーロッパに行ける時代ではありません。先生がロンドンに行かれた1903年といえば、八幡製鉄所の高炉記念公園の溶鉱炉に大きく、1901年と掲げてありますがあの二年後という事になります。日本の鉄鋼業の夜明けの時期です。また、庄屋さんとはいっても、日本の小さな村の庄屋さんです。まさか、ロンドンで父親の名を聞こうなんて、誰も予想できませんよね。海外の人々にも心に残る話であったからこそ……といえるでしょう。 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/08/26
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ ◇◇ 気配り … 気遣い … 気働き <Revival> 気配りとか、気遣いとか、気が効くとか、あるいは、気働き等という言葉をよく耳にしますよね………。 元々「気」は目に見えないものですよね……?だから、目に見えない行為、つまりは、それと分からぬ手配、あるいは陰に隠れた動作こそ、真に意味のある「気」の力ではないかと……思います…………。 「気配り」という動作があると考えるより、相手の心に届いたかどうかが……とても大切な気がします。 又、よくよく見てみると、昔なら「礼儀」と考えられたものの範疇の言動を、勘違いして気配りと言っている様な向きも見えます。 それだけ「礼」が廃れたという事ですかね。あの人は気配りのある人だと……、わざわざ評判をたてられる人は、多くの場合、礼儀に重きを置いている人が多い様です。 「礼儀正しい人だ」と評した方が適切な気もしています。 真に気を働かせる人は、ほとんど他人から見えない様に動きますから……、むしろ、あの人は優しいとか……、親切だとか……、公平な人だとか……言われ、……あの人と一緒にいると気持ちが和む等と言われる様ですね。 (^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/06/17
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◆ れ 霊峰に い 祈る安寧 わ 若葉萌ゆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 幕開けに語る・令和にかける想い「師匠、令和となりました(^。^)」「フム……、徳仁天皇の御代じゃのう……。 …………で、どう考える……」「えっ? (゜_゜)何を……でござりますか」「令和の時代をじゃ。 お主は若いから次の改元にも立ち会うかもしれないのう……」「はい、兎にも角にも心機一転、頑張りたいと思います(^-^) 師匠はどのようにお考えですか?」「『令和』は『和』、即ち『和み』『安寧』が主役じゃという。 『令』は『佳き』『優れた』という意味で、 『和』を飾っておるということじゃ……」 「そうなんですね。 確かに『令』は『ご令息』『令夫人』等と使いますね。 でも『命令』の『令』だから、強権政治を連想させると、 野党の誰かが言っていました」「ふふふふっ……。なるほどな……しかし、 『命令』は『令を命ずる』だから、強さを感じるのは、 正確には『命』の方ではないかな……」「……あっ、なるほどそうですね。 では、この場合の『令』は何なんですか?」「『法令』の令じゃよ。砕いて言えば『決まり』じゃ。 言い変えればルールかな。現代社会には欠かせないものじゃ。 これが無くては秩序が保てん」 「すると師匠、 『令和』は『ルールと平和』とも読み解くことが出来ますね」「フム……、そのようにも解釈できるな。 そして、わしはその方が自分の気持ちに合致しておる。 『和』を飾るのも悪くはないが、 実は『和』は日本の事でもあるから謙譲の美徳を重んずる 身としては、ちと気恥ずかしい……」「日本ですか? あっ、聖徳太子の『和を以って尊しとなす』が、 伝わっているからですか?」「ははははっ……もっと身近で考えなさい。 『和服』『和紙』『和食』『和風』『和式』全て日本の事」 「あっ、なるほど……『和』は日本そのものですね。 『佳き日本』……悪くはないと思いますよ」「誰も悪いとは言っておらん。 自分を褒めるのは、ちと、照れくさいと言っておる」「……(^。^)分かります、分かります。師匠はそうですもんね」「『決まりと平和』と考えて、真に佳き平和を実現するために、 善き決まりを作り、守っていく事に努力したいもんじゃ。 法治国家において法令は正に命。 しっかりと管理していく中で、 民人全ての和を求めたいものじゃ……」「そうですね。 令和とは直接関係ありませんが、原点をもっと大切にする 時代であって欲しいとも思います。応用も大切ですが、 基本に立ち返ることも大切に思います……」「善きことを言うではないか。『令』の音を『零』と表せば、 『0』……これ即ち原点じゃよ。(^-^) しっかりと地に足の着いた中で、茎が伸び、葉が栄え、 花が咲く御代であって欲しいな。 皆で努力せねばならんのう…………(^。^)」「令和の御代も、よろしくお願い致します。 ( "^ ∇ ^" )」「こちらこそ、よろしゅう頼みます」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/01
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忘れたくない「日本人が持っていた『恥の文化』」 <その3・完>知「うん、なるほど、なるほど……。 世の親だって、子どもを見る目は似たようなもんだよ。 どこどこ大学に入ってくれて、どこどこ大企業に就職して くれれば、もうそれだけでいいんだから…………なっ」衆「まさにそうですね。 以前、ある一流選手の賭博スキャンダルが露見しました。 マスコミは驚きをもって伝えていましたが……、 本当は、親しい周囲の人たちはある程度察知し、 かなりの危惧を抱いていたと思います。 わかっていながら止められなかっただけなのです。 なぜなら、彼が人の喜ぶ結果を出し続けていたからです。 だから、つい甘やかしてしまったのでしょう」知「まさに、成果主義の怖さじゃないか……」衆「スポーツでは『健全な肉体に健全な精神が宿る』 と言われますが、これは反対で、 『健全な精神に健全な肉体が宿る』と思います(^-^)」 知「ウン、正に言いえて妙だ。(^。^)」衆「よく『緊張や束縛が取れ、締まりのない状態になる』 ことを指して『たががはずれる』と言いますね」知「うん、昔から言うなぁ……」衆「ここで云う『たが』とは何かを日本人は忘れてしまった のかもしれません」知「恥かしながら俺なんて最初から知らないよ…………(^-^;」衆「たが(箍)」というのは、 桶や樽の外側を締めている輪のことです。(^-^)」知「あっ、そうそうそうそう……そうだったなぁ……」 衆「『たが』があるから形が整う。 あの輪がなければ、桶も樽もあっという間にバラバラに なって、原形を留めることができません。 バラバラになって初めて『たが』の大切さがわかるんです。 今の日本も成果主義に惑(まど)わされずに、 本来何が大切なのか『たが』を締め直す必要がありそうです」知「うん、まさにそういうことだな……。 日本古来の『恥の文化』の貴さも再認識しなければな……。 日本人が持っていた「恥の文化」を忘れてはならない……」衆「まさに、言われる通りです。 『人に見られて恥ずかしいことはしない』というのが、 日本人共通の美の意識でした」知「ご先祖様に恥じることをしてはならない。 人に後ろ指を指されるようなことはするな……親に、 よく言われたもんだ……」衆「考えてみれば、この『恥の文化』こそ、日本人にとっては 最も大切な『たが』の役割を果たしていたのでしょうね。 その恥に対する感覚がなくなってしまったことが、 今日の状況につながっているのだと思います」知「日本民族として、由々しき事じゃないか。 どうしてそんな風になってしまったのかなぁ…………」衆「なぜそうなったのか…………。 それは、日本の教育の内容が変わってきたからだと 考えられます」知「やはり基本は教育という事かなぁ……」 衆「ええ、何時の世も教育は基本中の基本ですね。 人間性を見るのではなく、人間の能力だけを見る。 だから能力の分析や測定、数値化が過大視されていく。 つまり、生徒を測るものが試験の点数に限られ、 それをいかに上げるかが、優先されているんです」知「うん、能力も確かに大切な要素だとは思うが、 昔なら『修身』という授業の貴さや掃除の意義といった、 分析・測定が不可能なものが大切にされていたよなぁ……」衆「ええ、そうですね。 今はこの大切なことが失われてしまい、 さして重要視されていません。 こうした現実が日本の教育を緩ませ、 社会全体に微妙な影を落としていると私は思います。 道徳を重視し、日本人のよき『恥の文化』の貴さを改めて、 認識するべきじゃないでしょうか……ね」知「うん、まさにその通りだと思うよ。 学校がダメなら、家庭や、社会で本気で考えていかなければ 大変なことになると思うなぁ。 もう、大変なことが始まっているのかもしれんが……」衆「色々と話してきましたが、私たちの役割もまだまだ、 残っていそうですね…………(^。^)」 <完> ------------参考文献:マネジメント誌『衆知』 2016年9・10月号「鍵山衆三郎の幸福論」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/11
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忘れたくない「日本人が持っていた『恥の文化』」 <その2>衆「私は日本人のある気質が変化してきたんじゃないかと、 考えてい.るんですよ……」知「気質の変化……? 気質というものは、なかなか変わるものではないぞ。 ……例えばどういうことなんだ?」衆「はい、それはですね、それは何かというと、 『こんなことをすればこうなる』という因果関係についての 推察能力が欠落してきているんじゃないかということです」知「まさか……、それじゃー向う見ずになってしまう」衆「昔の人は、因果関係を非常に気にしていましたよね。 すなわち『こんなことをすれば、きっと悪い結果を招く』 といった恐れを抱いていました」 知「フム……。 優れた人の事を『読みが鋭い』とか『読みが深い』とか 言って讃えていたよな……」衆「そうですよね。 言ってみれば計画能力が高かったと思います。 ところが何と、今の人たちは、すぐにわかるような嘘を、 ついてしまうんです。それに加えて見つかった時に、 どういう対処をすべきか、まるで思慮が及ばないんです。 最悪なのは、嘘が露見した時に嘘を重ねるという場合です。 経営者の小さな誤りが、収拾がつかずいつしか犯罪にまで なってしまう………(-_-)」知「うーーーーん。政治家にも似たようなレベルが居るなぁ。 うんうん、居た居た…………(^-^)」 衆「かつては業界のみならず国家をも牽引してきた大会社の 土台が揺らいでいるといったたぐいの報道を見るのは 残念なものです……。辛くもあります」知「今ごろになって、どうしてこの種の企業による不祥事が 増えてきたのかな……? その背景には、経営者としての人格と資質を正しく備えた 人物が少なくなったという事が、あるのだろうか……? 由々しきことだぞ……」衆「本来は、部下がモラルに外れた仕事をした場合に、 断固として是正しなければならないのが経営者ですよね」知「それはそうだ。経営者は人格者でなければ……」 衆「間違った見識がどんな不測の事態を招くのか……という、 その真の怖さを察知し、そして予測して判断するのが、 経営者たる者の役目なんです」知「まさに、経済界の歴史がそれを示しているよ……」衆「モラルを保ち、それを真の企業評価に結びつけて、 利益を上げることが大切なのに、 売上と利益のみを優先するとモラルの低下を招き、 企業の存在理由すら見失ってしまいます。 問題を把握する想像力が欠落しているのは、 経営者として致命的だと私は思います」知「しかし、現実を見るとそんなレベルの経営者が 増えてきているってことだろう。大変な事態だな……」 衆「ええ、深刻なのは、不正は決して企業だけではないという ことなんです。このような問題から最も縁遠いはずの スポーツの世界でも、不祥事が起こっています」知「うんうん、あるある」衆「能力的に素晴らしいプロの一流選手なのに、 禁止薬物に手を出したり、反社会的組織の関係者と人脈を 持ったりして身を滅ぼした人もいます」知「……残念な話だなぁ……(-_-)」衆「スポーツの意義とか、素晴らしさを考えれば、 本来見本になるべき選手が、なぜ誰でもわかる愚かなことを してしまうのか、不思議でなりません……」 知「昔は、その様なことは属人的な特殊な問題だったはずだが、 最近は『えっ!お前もか?お前もか?』って感じに なってきているな」衆「こんなふうな不正の問題が起こるのはですね、 企業の場合であっても、スポーツ選手の場合であっても 問題の本質は同じじゃないかと思います」知「フム……どう考えているんだ?」衆「それはですね。努力の過程よりも結果を評価する成果主義に 偏重しすぎているからではないでしょうか?」知「彼のドラッカー教授は言った。 『努力は称賛に値するのみ。貢献のみが報酬を得る』 はははははっ……(^O^)」衆「ふふふふっ……、今や、称賛もされていないのでは? 企業では理念や哲学が大事とはいうものの、やはり利益が、 すべてに優先してしまいます。 スポーツの世界でももちろん練習する姿勢は大切だけれど、 やはり結果を出す人が優遇されるわけです。 これは、世の中全体が、成果だけを認める社会に なってきたからじゃないかと…………(一_一)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忘れたくない「日本人が持っていた『恥の文化』」 <その1>衆「最近、特に思うんですけどね、 同じ会社が不祥事を繰り返すケースが多いですよね……。 思いません……?」知「ウンウン、全くそう思うよ。 中には死亡事故を起こしながら、体制を改善しないうちに、 また次の不祥事を起こすといった悪質な会社もあったよ」衆「それに加えて不祥事を隠ぺいする会社もあとを絶ちません。 こうした現象はなぜ起きるのでしょうね……」知「……言ってしまえば、道徳観の欠落かなぁ……」衆「……倫理観と言ってもいいかもしれませんね。 昔、こんな不祥事があったことを思い出します。 ……ある大手企業の話なんですがね。 新らしく着任したトップがですね、 『不連続の連続に挑戦』という基本方針を 打ち出したんですよ」 知「『不連続の連続……』……どういう意味かなぁーーー?」衆「普通の努力をしていては、例え成果が出たとしても、 連続した数字に留まる。 そのような程度の努力ではなく『不連続』に見えるような 高い成果を目標にしようと無謀な計画を掲げたんですよ」知「……なるほど、俗にいう『何%アップ』とかじゃなくてね」衆「それからというもの……その企業の営業マンは、 危険と感ずるほどの大きなリスクをはらみながら、 もう飛躍的に売り上げを伸ばしていったんです……」知「ほうー、しかし、業績が伸びたんならいいんじゃないかな」 衆「…………。 実績を上げた社員は、即評価されますから、 どの社員も上司の顔色を窺うようになっていきました」知「ははははっ…………、世の常だな。(^。^) そういう手合いも出てくるだろう……」衆「ところがです……。 最も実績を上げた社員が、栄転したタイミングで突然、 刑事事件で逮捕される事態になったんです。 当時、大変な話題となりました……」知「えっ、なになに……、そんな事になっちゃったの?」衆「このような事件は、たった一人の経営者が方針を誤れば、 起こりえます。 社風は一変し、悲劇が起こりうるんですよ」知「うん、しかしそれは部下も部下じゃないか。 仕事以前の問題として、モラルというのは厳然と 存在しているだろう」 衆「ええ、そうなんですがね……。 実は、こうした実例から分かってきた事はですね……、 部下は経営のモラルの是非よりも、 いとも簡単に上司の評価を優先して行動してしまうという ことなんです」知「それはひどいなぁ。正義も何もありゃしないじゃないか」衆「逮捕されてから、われに返っても取り返しはつきません」知「一生を棒に振ることにもなりかねないぞ……」衆「……です。 それだけ経営者の責任は重たいという事ですよ。 大局の誤りは、小局の努力によってカバーすることは できないわけです……」知「しかし、幼稚すぎないかな……。 『自分が会社の為に何ができるか考えよう』なんて、 粋がってスローガン打ってる会社もあるが、 やったことが会社のためになることはあっても、 会社の為にすることなんて危険極まりないよ。 『会社』という言い方がまず胡散臭い……。 具体的に何を指すのかが分からないよ……。 『……自分の出世のために……』の方がまだ分かりやすい」衆「ふふふふっ……、幼稚……とは、言いえて妙ですね。(^-^) こういうことをすれば結果どうなるかという因果関係を 想像できない人たちが増えてきているような気もします」知「おいおい、悲しいことを言うなよ……。 大変なことだぞ…………」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/10/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 慈しみの心 おお~~きなこころ(^。^) 世の中に……、 たとえば……人に気を遣わせる人がいます。 人をイライラさせる人がいます。 また……、 人を萎縮させる人もいます……。 意識してそうしている人がいて……、 無意識にそうしている人がいて……、 加害者が被害者になったり……、 被害者が加害者になったりです…………。 意識してそうしている人の多くは、 淋しがり屋……。 無人島にひとりで流れ着いたら、 大変な事になる人…………。 無意識にそうしている人は、 思いやりの足りない人……。 思いやりは一つの推理……、 ……だから推理能力の劣る人。 どちらにしても、 気の毒な人たちなんだから………………、 腹なんか立てずに……、 労わってあげなくちゃいけません……。 大っきな 心 でね……。(^。^) ( ……難しいなぁぁぁ…………(^_^;) )人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/09/28
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 先を考える人種? …… 日本人[下]「いつも目にする景色だってデスヨ…………」「……なんだって……まだ何かあるんか?」「履物を脱いで上がる時によ、 次に履きやすいように後ろ向いて脱ぐじゃないですか。 かなり脱ぎにくいのにね……」「あれはお前、次の事を考えてる訳じゃないぞ」「……じゃー、なぜなんです?」「昔な……ワラジは腰掛けて脱いで、足を洗ってたんだ。 その習慣の名残なのさ……」「えっ……ホント?」「……はははっ、知らん……。はははっ (^。^)」 「……もう…………<`ヘ´> ……朝の駅だって……」「駅がどうした?」「同じ列車でね、凄く並んでいる乗り口と、 そうでもない所とあるんですよ……」「それはお前、比較的座れそうな車両を知っていて、 そこに集中するからよ……」「……そればっかりでもないんですよね……」「ああ、……あのな階段付近の乗り口が混むんだ……」「…………」「あんまり、歩きたくないから…………なっ」「それも、あるのはあるんだけど…………」「他に……何があるってんだ??」「逆ですよ……」「えっ?……逆って……?」「博多で降りるときに、階段に近い車両が混むんです……」「……!ハアーン……なるほど。朝だから急いでるわけだ」 「…………先読みばっかり……」「良いじゃないか……気にするな、気にするな。俺だって、 トイレットペーパー使った後、三角に折っておくぜ……」「……!ウーン……それは先読みって言うより親切かな……」「次善の策や……事前の策でな……、失敗を減らしたり、 復元力をつけたりするのが、人間なんだよ……」「……その内『元彼』どころか『先彼』が出現するよ……。 知らないからね…………」「ははははっ……バカ!……そこまで行くか!」「もっと目の前のことを味わい、楽しみたいものですね。 人生はプロセスですよ……」「プロセス……か……なるほど……」 「先ばっかり考えていたら、そのずっと先は皆『死』ですよ」「おいおい、そこまで言うか…………ふふふふっ。しかし、 良いことも色々とあったぞ。備えあれば憂いなしで……な」「へぇーーー、例えばどんな事ですか?」「以前の事だが、部下の結婚披露宴に招かれてな。 俺はその頃課長で、最後の万歳三唱の発声を頼まれていて、 部長が新郎の主賓の挨拶だった」「はいはい、私も経験あります。 けっこう大変でしたね……」「とにかく若い人の多い職場で、いきおい結婚式も多いわけだ。 ……だから、部長が媒酌人をされる時などは主賓の挨拶が、 こっちに、回ってきたりして……何かと大変だったよ」「……ええ、……それで」「その披露宴で、主賓の部長が開始の時間を間違えて……な」「ええっ!! 遅れた! そりゃー大変でしょう」 「うん仲人の挨拶も終わり、部長の番が近づいたが来られない。 新郎の父上から、急遽ピンチヒッターを頼まれてな(^_^;)」「うわー、それは大変だ……」「うん……。でも準備していたからなんてことはなかった」「ええっ!! 準備していた??」「うん、万が一に備えてな。こんな場合はいつも準備していた。 役に立ったのはこの時だけで、後は一度も無かったがな……」「うそでしょう……。普通、そこまでしますか?」「新郎は、俺の部下でもあるわけだ。 それが一生一度の晴れ舞台を迎えている訳だから、 何とか滞りなく祝いたいじゃないか」「へぇーー、凄いなぁ。用意周到だ。喜ばれたでしょう?」「まぁ、愛だな。ふふふっ……。 混乱を起こして新婦側に迷惑をかけることも無かったから、 ……良かったよ。 部長が一番喜んでくれてね……乾杯後に到着されて、 見事なテーブルスピーチをされたよ……」「備えあれば憂いなしか……」「まぁ、お前の言い分も分かるが、何かとケースバイケースで、 いけば、良いのじゃないか。(^。^)」「はいそうですね、今日は良い勉強をしました………(^。^)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/05/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 先を考える人種? …… 日本人[上]「先の事ばっかり考えて、もうカラスの尻尾ですわ……(-_- )」「……??……ん?……カラス?」「……尾も白く無い。……オモシロクナイ。ふふふふっ……」「( ^×^)ぷっ…!!! 相変わらずだな~。お前……」「大体、現状をじっくり味わうって気持ち無いのでしょうか?」「テレビ……か? 占いとか、予想番組とかの事か……?」「うん、……まぁ……日常的生活も……デスネ」「いいか、日本語はなっ、主語の次に目的語が来るんだ……」「……?……確かに、英語とかは、次に動詞が来ます…!」「今の行動よりも、目的を先に考えるのよ……日本人は」「ええっ……ホントですか?……それって……」「はははっ……(^。^) 冗談、冗談……」 「でも、なーんか、次の手、次の手って考えますよね……」「悪い事か……?」「別に……悪くは無いけど……うさん臭い……感じ」「お前、ちょっと考えすぎじゃないか……」「……なんか、気ぜわしいじゃないですか?」「まぁ、そんな気もするが……実は、四季も影響してるんだ」「士気……?ヤル気って事…………デスカ?」「違う、違う……。日本は4回、季節が変化するんだ……」「アーーー……、四季……ね」「ずっと、一年中同じ気候だってみろ……。 あんまり先考えずに同じ事を黙々とやってりゃ済むのよ……」 「…………それが……?」「日本は、一応経済大国だろう? 経済の一部の『流通業』とか考えて見ろよ。 例えば洋服……。春にはなっ、夏の売れ筋を、 一生懸命考えて、準備しなけりゃならんわけだ……」「……」「夏になると今度は秋のことを考えて、仕事するわけ……。 目先のことだけ考えてたら、すぐ、負けちゃうんだな。 食品だって、電化製品だって生活周りのヤツは 大体に於いてそうだな……。 ……だから、先読みは、日本の現代人の生きる知恵って訳よ。 四季のある、日本人の宿命だな……」「…………宿命……。大袈裟ですね……」「しょうがないんだ……要するに…………なっ。 拘るな……」 「日本には、昔から『すわ鎌倉』って言葉もあって……」「おっ、……学があるな。 それって、日常は領地で農作業なんかに携わっていても、 いざ主君の下に駆け付けなければならない時、 どんなに急な事であっても、すぐ行動できるように普段から 準備を整えておくという意味だろう……」「……らしいデス。 武具とか馬とか、そして戦う力……とか」「『備えあれば憂いなし』という、諺もあるぜ……」「ねっ……。 なんかこう、日常的に前準備する事の大切さを、 薦めているように思いませんか……?」「失敗を少なくするように……な。 ……いいんじゃないか」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/05/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ トラブルに強い職場ってどんな職場? 人付き合いが苦手な人、 不器用な人、暗い人……、 敵が多い人、気の弱い人、 うるさい人、嫌われ者…… どこにでも居るこんな人達にきちんと棲む場所があって、それなりの職場生活ができている職場……。 こういう職場は、その職場を統括するリーダーの資質が、よほど良くないと、なかなか存在しませんが……、 こんな職場こそ、トラブルに滅法強い職場であります……。 うるさ型の部下やマイナスのイメージを持つ人たちを、それはそれなりに活かしきってこそ真の職場といえるのです。なぜか…?? って、思われますか……?……つまり、そういう人たちは、どこに行っても、我々の社会に、必ず或る一定の割合で存在するからです。それが……自然だからです。(^-^) ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/03/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 被災地に心だけで同情していても何も始まらない 東日本大震災が発生したこの時節になりますと、思い出す出来事があります。そしていつも胸が熱くなります。 7年前……震災の1週間後くらいだったと思いますが、心打たれる人に出会ったのです。その人は目標額を決めてお金を貯めていました。……それが、義援金のためなんです。「年老いた親を抱えてパートなので食べるのが精いっぱいで、 節約する余裕もないもんで……」ということで、何とそのご婦人、昼のパートに加えて、夜、2時間の皿洗いアルバイトを始めたというのです。 その新たな稼ぎの中から、何がしかを積み立てて、何ケ月かかるか分からないが、10万円貯まったら被災地に送りたいと……。なんで、そこまでするんですか……?その問いに……答えは、単純でした。「何かをしなければと思った。 心で同情していても何も始まらない……」 聞くところによりますと、ご両親が子供の頃に、長崎県の諫早の大水害で被災されたとのこと……。その折に全国の沢山の方々からの、支援物資や、義援金があったから生き延びられたと……、ずっと、聞かされて育ったとのこと…………。 あの時、死んでいれば、両親は出会うこともなかったし、お前も生まれてくることは無かったと……、何度も、何度も両親から聞かされたらしいのです。 「物やお金も嬉しかったが、 身も知らぬ人の心の温かさに励まされた……」……と。「3日に1回、ビールを飲んで、カラオケ張り上げるんです。 身体もガソリン入んれとね、歌は……心の元気づけです」 ストレス発散して、しっかり元気に稼いで……義援金を送る。笑顔の素敵な、瞳がキラキラ輝くご婦人でした。感動モノです。同胞とは、まことにありがたく、良いものですね…………。 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/03/13
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 『福は内、鬼も内』 <時節定番・Revival> 節分は、季節の変わり目、立春・立夏・立秋・立冬の称で、特に、立春の前日を大きく扱っているのが現状である。冬(困難)から春(希望)への境として招福の行事を行なう……と一般に知られている。(-.-)『福は内、鬼は外』と言って、煎り豆を撒く習慣が各地にある事は誰でも知っていることである。……とある精神修練会の「節分の集い」に招かれ参列したが、……その場で、思いがけない事を聞いた。『福は内、鬼は外』は、実は、『拭くは、家(ウチ)・お庭・外』だそうだ……。家の中、庭、外を拭き清めて、新しい季節を迎える、この、心がけにこそ、福が来る。……という話。 なかなか……含蓄がある……。(ー_ー)挨拶を求められたので……思う所を述べた。「私は、若い頃から政治に興味を持っていますが、 政治は斡旋の力が重要な仕事だと考えています。 斡旋とは、調停や仲介的な意味に解釈して頂いて結構ですが、 要するに、複数の対立する立場・意見の間に入って、 『実行可能な』ひとつの方向にまとめていくという事です。 基本に、自分自身の信念や意見が重要であることは 言うまでもありません。 しかし、最終的には決めなければなりませんから、 斡旋力が重要になります。 自分の意見だけを声高に主張してばかりしている政治家が 存在しますが……、 こういう人は、きっとよく分かっていないのでしょうね……。 歴史上の政治家をみて、私が凄い斡旋の名手だったと思って いるのは伊藤博文首相、田中角栄首相です。 田中さんは自民党幹事長時代に特に顕著でした。 野党の議員とも交流し「目的は同じ、方法が違うだけ」を 貫いて理解に努めていました。 まぁ、100年に1人くらいしか名人は出ないでしょう。 このような考えに立ちますと、私の場合福も鬼も、この世に 必然的に存在している限り、斡旋の対象になります。 従って『福は内、鬼も内』なのです。 この混沌とした時勢の中にあって、皆、懸命に突破口を、 求めています。本気で、魂を込めて取り組まなければ、 答えは、得られないでしょう。 『魂を込める』 みなさん、魂という字の中に『鬼』が棲んでいます。 どうか、『福は内、鬼も内』で、魂を込め、突破口を開いて、 魅力ある結果を導いて下さい……。 あっ……、魅力という字にも、鬼が棲んでますね……。 ははははははっ…………。これが、落ち……です。 みなさん、大声で………… 『福は内!!、鬼も内!!!!』 」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/02/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 何で正月だけ神を拝むんだ……許せん「なんだもう……、神妙な顔して手なんか合せやがって……」「おいおい、何怒ってるんだ?」「正月の神社よ!信仰心のかけらもない連中がわんさと押し掛け て何だありゃー……」「何だと言ったって……お前……、恒例の初詣だろう……。 良いじゃないか……」「普段はだな……何やかやと小理屈を振り回して科学的の何のと 言ってる若造共が、何で神妙に神様を拝むんだ……。 納得できんよ<`~´>」「まあまあ、そう目くじらを立てずに…………。 ひとつの風習だと思えばいいじゃないか……なっ……」「風習……?」 「ああ、儀式みたいなもんだよ……。 考えてみりゃー、結婚式だってそうじゃないか……」「無宗教の連中が、正月だけ神前に立つのは儀式というか?」「社会的な生活習慣の一部と考えりゃーいいじゃないか……」「百歩譲って……」「えっ?まだ何かあるのか……?」「百歩譲って……よし、それは風習と言う事で許してやろう。 ……しかし……」「しかし……なんだ……?」「いい若い者が神に頼るとは何事か!! 人生は……自分で切り開いていくものだろう……」 「確かにそうも言えるが、まっ……そうくそ真面目になるな。 『苦しい時の神頼み』って昔から言うじゃないか……」「ん……? 拝んでる連中、あれみんな苦しいのか?」「……」「安易に過ぎる!! 第一、神などこの世に存在しないんだ。 ……何に向かって拝んでおる!!」「おいおい、お前みたいな考えの人も居て良いが、 信仰の自由なんだから、信仰している人をとやかく言うのは おかしいんじゃないか……」「キャツ等は信仰しているのか?……若いくせにだらしない」「……だから、形式的な風習を楽しんでいる人も居るって 言ったろう……もう」「賽銭を100円かそこら放り込んで、 あれやらこれやら頼み事をブツブツと…………。許し難い!! 自力で考え、自力で行動しろってんだ!!」 「我々日本人は、四季を持っているせいかもしれんが、 節目節目にきちんと気持ちを正すような歴史を 持っているんだ……。 年の初めに当たって、一年の計や、誓いを立てる。 それを神前で神妙に行う……良いじゃないか……」「お前の話なぁ……、そこで何故『神前』が出てくるんだ。 『神前』である必要なんか無いじゃないか……」「ちょっと聞くが……、お前は神を信じないのか?」「そういうお前はどうだ……? 人にモノを問う時はまず自分の見解を述べよ!」「俺か……、俺は……信じる……」「俺は、信じない。存在しないものを信じても仕方がない……」 「神は、信じる人の心の中にあるんだ……」「ほう、心の中か……。もっと見えないわ……ははははっ……」「子供が生まれる時、又、生まれた時、 成人する時、結婚する時、家を建てる時、試験を受ける時、 事業を始める時、旅立ちの時、勝負に臨む時、 様々な無事を祈る場合にこの世の中の色々な局面で、 皆、神に祈り、ご加護を願ってきたのが、 この国の風習でもある…………(-_-)」「そんなことは全部無意味なことだ……。 非科学的だ……。お前たちは、神社の経営手腕に 惑わされているんじゃないか?」「……救えないヤツだなあ……。…………お前は。 苦しい時、お助け下さいと祈った事はないのか? うまく言った時、ありがとうございましたという気持ちに なった事はないのか……?」 「無い無い……。だって、神など関係ないからな。 全ては人為的な事だ……」「お前は強いのかもしれん……しかし傲慢なのかもしれん……」「傲慢……? なんだそれ……。 現実をしっかり見つめて生きているだけの事だろうが……」「何か……とてつもなく自分の力を越えて、 物事が成就した時なんか有り難いーーと、 いう気持ちにならないのか……」「なるよ……だから、世話になった人達には ちゃんと礼はするぜ……。……当たり前の事だ……」「……(>_<)」「何だ…………その顔……」「そうか…………。じゃー、聞こう……今やお前には、 お前に向かって指示命令する人は、誰も居ないんだな……」「えっ?……うーーーん、……そう言われれば居ないなぁ……。 俺もこの歳だし…………社長だし……な」「怖いものなしか……?」「怖いとかいう情緒的なもんじゃないさ……。 解決すべき課題は当然あるさ……挑戦している」 「お前が、一番偉いか……」「おいおい、偉いとか言ってないじゃないか……。 しかし少なくとも全責任は……自分で取る……」「……ふーん、全責任……な……。 取れるのか……」「取れるさ……」「ふーん、全ての責任を取れるんだな……」「取らなきゃならんだろう……。 誰の世話にもならん……」「全部、自分で決めるか……ふーん」「…………何だよ…………おい」「お前は、強いよ。…………傲慢かもしれんが……」「……何だよ……<`ヘ´>」 「人間…………力が備わり、社会的な地位も上がり、 富も充実し、尊敬も集め、名声が上がろうとも……、 常に、自分を超越する崇高な『何か』の存在を意識する位の、 謙虚さは欲しいと思うんだよ。 その謙虚さこそが、人望となって真の力を振るわせて くれるんじゃないかな……」「ん……?……それが、神ってか……」「いや、神じゃなくても良い。 仏でも……、先祖でも……、何でも良い。 自分の心の中にある自分を越えた神聖なものだ。 心から敬える……何かだ……」「難しい事を言うなぁ……よく分からん。 どうもお前の言ってる事は……波長が合わん。 俺は俺の流儀でここまで来た。 これからも変えることはない。神に頼むことも無い……」 「まぁいいだろう。お前の信じる道を行けばいいさ……。 ところで、この不況だが事業の方はうまくいってるのか?」「ああ、そっちの方は、お陰で何とか切り抜けているよ」「『お陰で……』……か……お前も、一緒だな……」「うん…………?」「俺と基本は一緒ってことだ。 お前も大和の子孫だもんな……」「何言ってんだ……訳の分からない事を……」「『陰』も神みたいなものなのさ…………。ははははっ……」「そんなのは、単なる口癖に過ぎん……」「全然思ってない事が、口癖になるだろうか?ははははっ……」「…………」「おい、久方ぶりの問答で、ちょと疲れたワイ……。 一杯飲みに行くか……?」「…………。……………………。……まぁな。 付き合ってやるか……」 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/01/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 仲間を肯定しあう風土を目指しましょう「人のことをあれこれ言うのは止めなさい。 そう思うなら、せめて私は先頭に立って、 みんなのために力を尽くそう……と考えなさい」「そんなこと言われましても、 普通の凡人はあれこれと言いたいのが、 人情というものでして……」「もし……ですね。 もし君たちが、みんなのために尽くそうという心構えで 人生を送ることができたら…………」「できたら……?」「既に君たちは、『人間一流』の域に入り、 幸せな人生を手に入れることができること、 間違いなしです……」「そんなことで……人間一流ですか……? でも我々には程遠いですね。 ……だって、人に対して腹が立つのが日常ですもん」「私たちは……、 人を批判できるほど、立派でしょうか……?」「……」 「人に何かを求める前に、 自らを正すことの方が大切なんですよ……」「そんな………………。 私たちは聖人でも宗教家でもありませんし……。 普通の凡人でして……」「ふむ……凡人こそが……大切なんです……」「凡人が……大切ですか……?」「世の中の大半は凡人で成り立っています。 世の人とは……凡人の集まりをいうのです。 だからその在り方、生き方は……大切なのです……」「…………」「組織の中で、『誰が悪い、彼が悪い』などと、 厳しい批判をしている人の言葉を聞くにつけ、 私は、 『そんな風に人の批判をしているあなたが、 組織に悪い風を吹かせている張本人』 と、厳しく問いかけたい気持ちになります……」 「どこにでもある風景ですが……」「真っ当な生き方を求めようではありませんか……。 仲間を肯定し合う風土を作りましょう。 それこそが、我々の社会が目指すべき、 大きな目標なんですよ。」「肯定し合う風土…………ですか……。 ……仲間……ですか……」「そう、ひとりはみんなの為に……、 みんなはひとりの為に……、 みんなはみんなの為に……です(^-^)」「…………(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/12/29
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