私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相手が約束破ったのに … 謝まりました<下> <Renewal> 【前回】相手が約束破ったのに … 謝まりました<上>「でも部長、さっき、来週って………?」「いや、約束は、今日だ………。 間違いない……確かだ!」「ええっ?どういうことです?(゜_゜>)」「そう言う事だ……。 ……なっ (-.-)」「えっ???…………だったら……何も」「あそこで、社長のミスにしたところで、 どうせ今日は帰って来れないじゃないか……別府だ……。 信頼している社員との間も気まずいじゃろう……。 何といっても凄いワンマン社長だし…………な……。 ミスなど無い人だ。あってはならない人だ……。 プライド強いからなぁ……。……大変だぞーーー。 こっちの負けにしておくのが、 一番すんなり収まるってもんさ……(^。^)」「…………(>_<) <`ヘ´>」 翌日、待っても待っても、社長からの電話は掛かってこない。案の定…………だ。……そんな予感がしていた。謝る様なイメージは……一切無い。( ̄ー ̄)私の間違いという事が『正』と確定した………。(^。^)夕刻のことだった……。坂田に社長から電話があった。坂田は初めての訪問だったので、事務員さんに名刺を託けて来ていたのだ……。その話の内容が振るっている。(*^_^*)オフィスのシステム家具とパソコン、〆て150万円の注文が突然来て、即納してくれという事……なのだ。 全く突然……降って沸いた話……。坂田は、訳も分からず……喜んでいた。(^-^)前日、打ち合わせる予定だった話は、結局、一ヵ月ほど後に、スケジュールを再設定して実施した。 あの日以来、今日に至るまで、本件に関し、「先日の約束、間違ってすまなかった」という意味の言葉は、一言も社長の口から出たことは無い。 数日後だったか……、例の店で、ご購入頂いた150万円分のお礼を言うと……、「いやっ……」と、ひとこと言って天井を仰いで、「ニヤリ」とした……直後、トイレに立つ時に……後ろから私の肩を押すように叩いて歩いて行った。ふふふふっ……。……それで、十分だった……。(ー_ー) しかし……感謝料150万円は……凄い………。そして、現在でも、私の間違いが『正』として生きている。 まっ…………、あらゆる面でその方が良かったと、今でも思っているが……。 その後、その社長さんとの信頼関係は磐石のものとなって、ビッグな取引につながっていった事は記しておかねばならない。しかし、お客様でなく相手が友人であったとしても……、自分は似たようなことをしたと思う…………。 (-_-)…………坂田には、実に良い教育になった。 <完>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相手が約束破ったのに … 謝まりました<上> <Renewal>「坂田君……!今日の午後、客先に同行してくれ……」「えっ、部長、今日ですか……?予定が入ってるんですが……」「ん?……何とかならないか?(゜_゜)」「…………(-.-)」「建築設計会社の社長さんで……大きい仕事になるかもしれん」「……(>_<)」「都合つけてくれ!! ( ̄д ̄)」「わかりました。こっちをキャンセルします…………(ー_ー)」 早めに昼食を済ませて坂田とタクシーに乗った。先方の会社には初めての訪問で名刺の住所だけが頼り……。……ということは、タクシーの運転手さん頼みとなる。途中からあいにく雨が降り出してきた。周辺らしい所まで来て、グルグル回って貰ったが、会社の看板が見当たらない……。仕方ないので、降りて小さな路地の方に入っていくことにした。……小雨だ。傘は持っていない……。軒伝いに入っていくと奥のほうに小さな看板が見えた。意外だ……!!!看板が思ったよりかなり小さい。 その社長さんというのは、行き付けの飲み屋さんで、女将さんに紹介された方で『豪放』とか『ワンマン』とか、『迫力』とかという言葉は、この方の為にあるのではないかと思う程、もの凄いキャラクターの社長さんである。 酒は一升以上底なし、ウイスキーならボトル一本、軽々と空けてしまうと言う酒豪で、……ゴルフはシングル、唄は歌手並み、競馬に勝って家を建て替えたという伝説の持ち主である。 店にいる時、会社で残業している部下からだろうが……、電話が掛かってきたことがある。『バカ!』『首だ!』『死ね!』の連発。社員が可愛そうな位だ。彼に言わせると、代わりは山ほど居るということ……。…………ホントかな……?なにしろそんなイメージの社長さんだから…………、もう少し、大きい看板を想像していたという訳だ……。人柄と、会社の規模は必ずしも相関しませんが……、そう思っちゃったんです……。(^_^;) 看板の所まで、あと20mの辺りで大粒の雨になって、走ってはみたものの、……かなりずぶ濡れ……。たまったものじゃない…………。 (-。-) フゥ~~ ブツブツ言ってる坂田を急がせて、玄関に………。 アパートの部屋を、2~3戸つないだような事務所だ。ドアは開かない。鍵がかかっているようだ。……ブザーを押すと、中から小窓が開いて……「どなたでしょうか?」と……眼鏡をかけた中年の女性事務員の顔が半分…………。社名と、名前を告げると……、「ちょっとお待ち下さい」……と、かなりつっけんどんな感じで言って……パタンと、……小窓が閉まった……。 内側から、ドアが開くかと思ったら……開かない。普通、予約しているんだからすぐ招き入れるのが常識では……?……でも、開かない……。何か……いわゆる『組』の事務所に来たような錯覚…………。うさんくさいイメージだ。(ー_ー)!! しばらく待っていると、やっと、「どうぞ……」と、室内に入れてくれた。社長の言葉から薄々感じてはいたが…………、これ程厳しいチェックだとは思わなかった。 仕事柄、危ない筋の人も色々と絡んでこられるようで、以前……、事件になりかかったことがあるらしい……、という話も社長から聞いた……ことを思い出した。 でも、今日は、時間を決めて待ち合わせているんだから、社長が、さっと、指示すれば良いことだと思って、少し、腹が立ったというか……気分を害した……。坂田の方が、もっと怒ったような顔をしている。「……で、ご用件は……?」「あっ……、社長と13時半にお約束しておりまして……」奥の、社長室らしい所を見ながら言った。 「社長ですか?……社長は、午後、外出しましたが……」「えっ……、おかしいなぁ……。何時に戻られます?」「今日は、戻ってまいりません……。 何かの間違いじゃありませんか?」「えっ!……そんなァ~、確かに今日の……」ムキになって、坂田が言いかけるのを手で制して、手帳を出して…………見た。フム、間違いなく本日火曜日の、13時30分の予定だ……。事務員さんの後にある、大きなスケジュール板に目をやったが、確かに今日の午後は『別府』と大きく書いてある……。事務員さんは、睨むようにして構えてこっちを見ている。「ウチの社長に限って間違いはありません!」と……、その眼が言っているようだ。………さもありなん……。……あの社長なら……そうだろう……。 「部長、確かに、今日ですよね……」坂田が、怒った様な口調で私の手帳を覗き込む様にして言った。すかさず、「聞いておりません!!」事務員さんが、制するように言い放った。女性にしては鋭い声だ……。……もう一度、手帳を見た……。消した後が残っている……。そうだ、別の予定が入っていたのを、社長がどうしても今日でなければ……と、駄々をこねたので、変更したんだ。フム、間違いない……。やはり、今日の約束だ。これは明らかに、社長が勘違いしている。……確信した………。間違いない……! 「あちゃー………、すみませ~~ん。一週間間違えてました。 来週の火曜日でした。 ごめんなさ~~い……。申し訳ありません……。(^_^;) ……失礼しました……出直します。 …………どうも、 さっ、坂田、帰るぞ! ……どうも……どうも、すみませ~~~ん m(__)m」あっけに取られている、事務員さんを尻目にさっさと、事務所を出て、急ぎ足で路地を歩いて通りに出た。幸い、雨は止んでいる。坂田が、小走りでついて来て、「もう……いい加減にして下さいよ……部長……。 僕は、他の仕事をキャンセルして同行したんですから……、 ……もう……。 ………じゃー、次回は来週の火曜日で良いんですね……」「いや、よく分からない。明日になっての事だ……( ̄ー ̄)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 =========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2021/08/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 若き営業マンの悩み<人の好き嫌い> 師走の中頃……小さな小料理屋のカウンター……。独りビールを飲む、冴えない営業マンの自分……。客は誰も居ない。女将曰く、今日は時化の日らしい。「あんたも相当悩んでるみたいやねぇ……」「うん……難しいよ…………人間関係は……」「そうねぇ…………。好き嫌いが出るからね…………。 ………あのねぇ、私の年賀状の話をしてやろうかね。 参考になるかどうか分からんけど…………」「年賀状の話? ……ああ~~~、まだ出してないなぁ………(-.-)」 「うちの店はねぇ、小さいけど結構お客さんの総数は多いのよ。 年賀状も何百枚も書く。……もう、12月は大変よね……。 商売始めて、随分たってから……思った事があるんよ。 書いてる時にねぇ、普通に書ける人と、 すごく気を使って書くお客さんがある訳……」「へえー…………、上客とそれ以外ってわけ?」「それが違うんよ……。 売り上げというか……商売上の事とは必ずしも関係ないのよ。 ……つまりね、苦手なお客さん……」「…………あーーあ、苦手……ね」「私も普通の人間やから、なんぼ、お客さんて言っても、 苦手な人ってあるわねぇ。 その人達に気を使う訳よ。善いお客さんとか普通の人とかは、 すらすらと書けるんだけどね……」 「なるほど、分かるような気がするなぁ。 女将さんは、ひとりひとり文面が違うから……、 ホントに大変だね……」「まあね……。 でも手間はかかるけど大切なお客さんだしね……。 ただ、苦手のお客さんの場合…………ねぇぇぇ……」「苦手な人って、相手がこっちをじっと試してるように、 感じたりするもんね…………」「うん、まあね……。 ……でも、それ以上に最も気を使って書くお客さんて、 どういう人か分かる……?(^O^)」「えー…………(゜_゜>) それ以上に………?」「ふふふっ……、ふふふっ……。(^.^) あたしが惚れてるお客さんよ。ははははっ……」 「………ウーン…………なるほど、よく分かる……(^-^)」「それが……面白い事にね……。 何年か経ったら、だんだん気を使って書くお客さんが 減っていったんよ。 もちろん、お客さんが来てくれなくなった訳じゃないよ」「フーン、…………ああ、好きになっていったわけだ」「うーん、そこまでは無理としても、 苦手意識は無くなったってことかなぁー。 その頃から、商売が安定したね……」「………………………………(ー_ー)!!」「どうしたんね……?」 「そう言えば、結構、苦手な人が多いなぁ……、俺は」「まぁ、男の人は色々あるけんね。仕方ないよ…………」「うーん、結構上手に付き合ってるつもりやけど……。 やっぱり見え見えかなぁ……?」「意外と分かるもんやからねぇ。好き嫌いって……」「…………やっぱり、まずいよねぇ」「うん、でもある程度仕方ないけどね……。 急に好きになれっていってもねぇ……。 ……只……」 「うん? 只……なに?」「誰でもそうやけど、好きでもない人はあんまり信用せんし、 まして、その人から、物を買おうなんて、………ねぇ。 あんまり、考えんわねぇ……」「………。そうかぁ…………。 その辺かな俺も………………。うーん。 あっ、ビールもう一本」「はいよ……、まぁ、あんまりクヨクヨせん事よ。 時間がかかるよ、こういう事は………。 いつもの様に笑っときなさい。 笑う門には福来るって言うやない…………」 「うん……。 しかし女将さん……。どうやって、苦手な人に近づいたん?」「近づくも近づかんも、お客さんはカウンターに居るんやから、 遠くても、2メーターよ。……ふふふっ……」「……!」「………まぁ、そうねぇ……。 今思えば、相手の良い所、 自分と合うところを、 一生懸命探したような気もするねぇ……。 それと明らかに相手の人が嫌う言動は……慎んだかな……。 疲れる面もあったけど……こっちも商売やからね……(^-^)」「女将さんも、天性の明るさで悠々とやってきたって、 思ってたけど……色々……あったんだ……。 うーーん…………アリガトね……。 僕も、考えてみるよ…………」 …………若き日の思い出話でした…………人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ===========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2020/02/18
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 気遣いも、気配りも……しないが良いね 「気」という概念……よく話題に上りますね……。気力とか根気とかやる気とかいう……アレです……。「気」は、どうも掴み所の無い得体のしれないもののようですね……。(^。^) 思考であれば、もう少し自己でコントロールできるように感じますが……。「気」………こいつはなかなか制御が難しい代物です……。……だから「湧いてくる」等という表現を使うのでしょうか? しかしながら……この「気」は人の言葉や行動に大きな影響を与える事も確かなようです……。 自分の「気」を自らで少しでもコントロールできるようになったら……とても強い人間になれるのではないでしょうか? 中国辺りでは、古来から真面目に研究されている様ですし、日本においても、宗教界あるいは哲学の世界で似たような研究がされてきました……。 医学会(?)……もかな? 営業という仕事を長くやっていて、この「気」というものの大切さがよく分かった事があります。細かな事に気がつくのと気がつかないのとでは、結果に雲泥の差があるのです……。 それも、顧客へのプレゼンや説明の時に限った事ではありません。顧客の細かな心理的変化、顧客の欲する物、顧客の気持ち等に気をつけていないと、とんでもない失敗をしでかすことになるのです……。 そして、気のつかない人は失敗した事にも気付く事無く、問題をどんどん、どんどん複雑にしていってしまいます……。 経験的に見ると「気」に関する素養は、生まれながらのものが圧倒的なようですね…………。もちろん人の努力によって、後天的なものが存在するという事は否定はしません……。 さわさりながら、大体、人それぞれの「気」の保有量は、生まれながらにして決まっている様な気がしてなりません。保有量というよりは「一日に湧き出てくる量」とでも言った方が良いかもしれませんが…………。(^_^;) よく「気遣いの足りない奴だ……」とか……、「気配りを大切に……」とかいう言葉を聞きますね……。……営業マンの世界では、実に良く聞きます……。……色んな所で言われています。新人等は、その事だけでノイローゼ気味になったりもします。 ……しかし、厳密にいえば気は遣わない方が良いのです。 なぜか?……答は簡単です。遣えば減るからです。(^。^) また、気配りもしない方がいいでしょう。なぜか……?配っても、やはり減るからです。(^。^)減っていけば、だんだんもたなくなってくるでしょう………。 では、どうするのか…………? 遣ったり、配ったりせずに…………、 働かせたらいいんです……。 いわゆる「気働き」です……。(^。^) 筋肉と一緒で、気も働かせれば、訓練されて強く逞しくなっていくのではないでしょうか……?。 「気働き」をお勧めします。 ……では「遣ったり」「配ったり」と「働かせる」のとは、どう違うのか……ということですが……。 私の定義はこうです……。まず、自分が疲れるかどうか、次にわざとらしいか否か……。そして、相手に気づかれるかどうか…………といったところでしょうか……。 もちろん、相手によっては、わざとらしく気を遣って貰う事を欲っする人もいる事は事実です……。 しかし、真の事業家にはそんな人は少ないでしょう……。自然体をこそ欲するものだと思います……。長い付き合いになればなる程そうでしょう……。自然な付合いでないと、お互い疲れてしまいます……。 わざわざ、言葉や仕草で、相手に上座を奨めるのではなく、後ろに位置して自然に相手が上座に行きやすいようにすればよいのです……。遠慮があった時だけ、さりげなく、「どうぞ」といえばそれで良いでしょう。「さあさぁ、お客様、お客様。上座にどうぞ……」なんていう人が結構いますが失礼な言い方に近いと思います。礼を尽くすというよりは、ルール的に行っているという感覚を相手に与えてしまいかねませんもんね……。 又、相手がヘビースモーカーなら、あらかじめ、テーブルの上に、ライターを用意しておくと良いと思います。ポケットからいちいち取り出して、点けてあげるのは、いかにもわざとらしいし、第一、相手が待たねばなりません。 「そんなに、気を遣わないでよ」と言われたら、相手に負担を掛けている事に近い証拠です。何のための気遣いか分かりませんね…………。(^。^) 訳も無く、相手が、リラックスして、心地よさそうにされている状態をどうやって、さりげなく作り出すか………。 意識して意識なく……、注意して注意なく……、考えて考えず、という訓練が、そのまま気働きの訓練でしょうか……。 自らも、リラックスして楽しい事が一番。相手と別れた後に、やや、疲れが残るのは、「気」を働かせた証拠ですかね……。 (^_^)神ならぬ身であってみれば、仕方ない事でしょう……。(^。^)人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/09/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 感動!……メニューに無い物を提供した店員 <懐かしのRevival> 何だかんだと忙しくて、昼食をとり損なった日の事。3時頃、とある食堂にやっと入れたわけです……。もう、お腹ペコペコです……。 店に入ったとたん、いかにも気の弱そうな女性の店員さんが、お冷やをお盆に乗せ、一番奥のテーブルまで……、後からピッタリついてきました。「はい、どうぞ…………。えーー……何にしましょう?」「ラーメン、お願いします!!」 やっと、昼食にありつけます。好きなラーメンにしました。「………ラーメン…? ………ですか?」「ああ、普通ので良いですから……!!!」「は、はい…。どうも……」 気になっていた数字を確かめたくて、早速、カバンから書類を出しながら見上げると、彼女はまだそこに立っています。……どうも新米さんのようです。店に入った途端に、ピッタリついて歩いて来るなんて、ちょっとダサイなとは思っていたんですが…………。 なんせ、こっちは、早く書類に目を通したいんです。「まだ、何か?」という渋い顔で見上げると…、慌てたように彼女はカウンターの方に戻って行きました。 書類をめくっていたんですが、ベテランらしい店員さん達と、さっきの店員さんとのお喋りが、まぁ、やかましい事、やかましい事…………。姦しいというのは、こんな事かと、頭の片隅で考えながら……、眼は書類…………デス。「……間違って、……」「……いいから、いいから……」 そんな言葉が、途切れ途切れに私の耳に飛込んで来ます。どうも、この新米らしい女性は、普段、結構ミスを犯しているのでしょう……。物を読みながらでも耳は聞こえ、色々考えられるものです。……不思議……デス。 「お待ちどう様」 今度は別の中年の女性がラーメンを運んできてくれました。やっとありつく昼食に……まさに一気食い…………デス。 丁度その時、常連さんらしい男の客が2人入って来ました。食べている私を不躾にジロジロ見ながら斜め前に着席。座ってもじっと見ています。……失礼な連中です。「いつものうどんで良いの……?」「ああ、頼むよ………」 そう言いながら、まだ、こっちをジロジロ見ています……。あんまり無礼な感じなんで、ちょっと睨むような感じで見返したら、二人共慌てて目をそらしました。 こんな時刻に来て食事しているから珍しいんですかね……。二人は厨房の仕事の様な服装です。近所の店でしょう……。二人にうどんが届く頃こっちは食べ終わりました。 ちょうど、次の約束のお客様の所に行くのに良い時間です。正面の壁にベタベタと貼ってある大きな値札を見て、種類の多さに改めて驚きました。麺が中心ですが……、カレーから、どんぶり物まで多種多彩です。 さて、ラーメンは………と。 …ん……?????…………。 ……ありません、値札が…………。後ろにもいっぱい貼ってあるので探しましたが、前と同じ札で、ここにもラーメンの札がありません。 あれっ……? もしかして……? ――― でも、ちゃんと食ったし………………。 うーん?……まさか………?………?。 いや……バカな。 「すみませーん。ラーメンいくらですか?」 「はーい、ありがとうございまーす。550円でーす」………な~んだ、値段札がもれていただけなのか………。きちんとして欲しいよな……。こういう事は……。………迷っちゃうじゃないか……。……ん……????またまた、斜め前の二人の男性がこっちをジロジロ見ています。 ん……?…………? ん…?………まさか!「あのう……ねぇ……、この店ラーメンやってないの?」「ええ、すみませーん。麺はうどんと蕎麦とチャンポンだけ なんです。……………すみませーん」 「えっ!じゃー、あのー……」「いいんです、いいんです……。 隣りのラーメン屋さんから借りてきましたから………」「うわー、そんな事…………。 申し訳なかったねぇ……。(^_^;) 最初に言ってくれたら隣に行ったのに…………。 (こりゃー利益ゼロだわ………)」 私が、照れ隠しに笑いながら言ったものですから、例の厨房風の二人も……、そして、他の店員達もクスクスと笑い出しています。……書類に没頭していて……、そんな事とはつゆ知らなかった。まいったなぁ……。考え事してるとろくなことないなぁ~~。……支払いながら……いゃーーーーーー、居たたまれない。「いいんですよ……お客さん。 うちに来てくれたお客さんなんだから…………ね」「次からは、間違えん様にするよ………」「いいんですよ、いいんですよ。 どうぞうちにも寄って下さいな。 ……ハイ、450円、オツリ」 私には、この時やっと……周りの人達の行動の全てが理解できました。…………うーーーん。……恥ずかしい事、……恥ずかしい事。耳まで真っ赤とはこのことです。もう、走るように店を飛び出しましたが…………、後で、ひとしきり皆さんに笑われた事でしょう…………。 それにしても、新米店員なんて……決め付けて……、ホント……失礼な事でした。 すぐ、タクシーを拾って、脇に挟んでいた書類をカバンに入れながら…………しみじみと思いました。『うちの客…………』……か……。営業という仕事にとって、とても大切なものを学んだような、そんな……気がしました。――― たいした、店員さん達だと思いました…………。今も、そう思っています…………。 こうやって思い出す度に、恥ずかしさと感動とが、心に渦巻く大切な、大切な……思い出です…………。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/08/29
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ コンピュータが良く分からん<社長の悩み>[下]伝野「……仮にですよ、社長。 仮に、明治の初期に社長がテレビを、 どこか外国から買ってこられたとして、 家でスイッチ入れたら……映りますかね……。 もちろん架空の話ですが……」社長「ふーん、テストか…………。 おもしろい……。(^。^) しかし伝野君、何を言っとるんだね。 電気とアンテナと、もちろん送受信技術があれば、 映るに決まっとるよ……」伝野「ほう…………、で、何が映ります……?」社長「何がって……君、NHKでも何でも…………。 あっ……。そうか。(゜_゜) ………そうだ分かった。 伝野君、分かったよ。 そういう事か…………。 放送局だな? 放送局があるという条件も付け加えて おかなくちゃいかん…………フム」 伝野「社長、そこなんです……。 テレビが簡単に操作でき、 見たいものを見る事が出来る為には事前に膨大な時間と 経費をかけて、いわゆる番組作りが……、 行われている訳ですね。 幼い子供達はこの事を知りませんが……。 想像してみて下さいその経費を……。 それは膨大なものです…………」社長「……だろうな……」伝野「しかし、放送の場合は、広範囲に放映する為、 NHKは一部を直接的に、 民放は、コマーシャル商品の広告宣伝費として間接的に、 極めて沢山の人々で、 費用を負担しますから、個人個人にとっては、 格安なものになっています」社長「そりゃー……そうだ」伝野「……ですね。 でも、個人や企業が自分独自の放送局を作ろうとしたら、 どうでしょう。このオリジナルな放送局には、 人件費、経費合わせて一体どの位費用が掛るでしょうか? 企業内の独自のコンピュータシステムは、これに 似た所があります。ディスプレイ装置などの、 眼に映る物だけでは、仕掛け全体の規模や複雑性が 見えません。その奥や後ろで、事前に準備されたり、 あるいは刻々と実行されている、 仕掛けに眼をやる必要があります」 社長「うーん…………、まいった……。 まさに、コロンブスの卵だ。 ………………。 君が言うように、幼子並みかもしれないな。 …………まいった。まいった。 …………いやー、目から鱗が落ちたような気分だよ。 君の、論を借りれば、 家庭の水道だって、都市ガスだって、同じ事だ。 蛇口や栓を捻るだけで、簡単に利用出来ているけど、 その後ろには、膨大な設備と人と技術が存在する訳だ。 うーん………………。 よし………………分かった。 伝野さん、近々、うちの担当役員その他も加えた所で、 本件は真剣に議論しよう。 何か、今までのような捉え方じゃいかん様だ。 我が社の仕事を今後どんな風に再構築するかが大切だ。 ……………有り難う。 伝野さん」伝野「ご理解頂けて、嬉しく思います。 御社は業界の群を抜く、 素晴らしいコンピュータシステムを、 近々有する事にきっとなりますよ。 お約束します。 楽しみです……(^。^)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/08
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ コンピュータが良く分からん<社長の悩み>[上]社長「えっ? 何だって? 何ィ! 何だ……この金額は……! コンピュータって………、そんなに金かかるの……? まさか………。(゜_゜) それじゃ、何じゃないか…………、 人手でやってたのと、ほとんど変わらんじゃないか」伝野「社長……、ご説明申し上げます。 コンピュータシステムの導入・適用による 御社の経済的効果の算出方法には、 色々ございます……」社長「……フム……(一_一)」伝野「ただ今は、社長から極めて直感的なご指摘を伺いました。 経済的な効果(メリット)を算出するための、 諸々の条件値を決めて頂ければ……、そして、 メリットを測る対象期間についての同意が 得られましたら……明日の朝には、 社長は具体的な数字として効果をご理解されるでしょう」 社長「……?」伝野「勿論、私が責任を持ってご提示するからですが………。 仮に、社長がお忙しさの故に、明日まで待てないと 言われるのであれば………、 そうであれば………、 私…………、 ここは百歩譲って…………、 経済効果については、社長ご指摘の通り…………、 『トントン』と言う事にして話を進めたいと思います」社長「…………!」伝野「そして、次のステップの話に進みたいと思っております。 裏打ちする数字が揃っていない中で、 意味の無い事柄についてくどくどと議論するのは、 お好きでないということは、重々承知致しております。 又、それは、私の本意でもございません…………。 『まぁ、それはそれとして、 経済的効果もあるかもしれないぞ』という 期待程度に留めておいて下さい」 社長「うん。それがいい。詳しく説明されたって多分、 ワシは納得しないだろうから…………な」伝野「では、ここで……社長……。 常々、物事の本質をズバリと見抜く事に、 卓越しておられる社長ですから、 わたくし、敢えて確認致しますが……、 経営に必要な種々の資料の正確度が上がるということ…… それと、資料の出来上がるスピードが、従来より 格段に早くなるということはご理解頂いてますね……?」社長「うん……、うちの連中が、何というの……そのぅ………、 インプットか……? それを正確に……、 且つタイムリーにやれば…………だな?」 伝野「さすが社長、もちろんです。 コンピュータは単独で仕事が出来るものではありません。 データ無ければ……只の箱です」社長「あのねぇ、伝野君……。 正確さや、速さは、経営にとって大きなメリットで、 そこのところもちゃんと、評価しなくちゃー、って 言ってるんだろう? だけどねぇ…………。 どうもねぇ…………。 ………………。 その次元の話じゃないんだよ……。 テレビみたいのに毛が生えたような物を入れて、 チョコチョコってボタン押して…………。 まぁ、何だ……。 2~3百万円位なら覚悟してたけど…………、 なんで、一桁違うのかねぇ…………。 日本で一番高級なテレビだって、いくらのもんかねぇ。 ははははっ…………、恥ずかしいが……………、 そのレベルの話なのよ…………(^_^;)」 伝野「社長、恥ずかしいなんてとんでもないです……。 すごく大切な話ですよ。私共、どこに行っても、 企業の上層部の方からは、そんな風に言われますよ」社長「……そんなもんかね……」伝野「はい……、TOPの方々に頭だけでなく、 心の底から納得して頂く事は、 私達にとって非常に大切な事です。 又、我々営業マンの重要な仕事の一つでもあります。 品物のように、納めさせて頂いて、 ハイ、終わりって事じゃなく、 その日から御社の現場の神経系統として定常的に動き出し 御社の経営に刻々影響を与えますから…………。 …………。 そこで社長…………、 ちょっと考えて頂きたいんです…………」社長「……フム」伝野「……じゃーですね、社長がさっき言われた、 テレビを例にお話しましょう。 感覚論としては分かりやすいでしょうから…………。 さっきのテレビの話ですが……。社長…………、 何か忘れておられませんか?」社長「うん…………?忘れてる……?」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/07
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 営業セクションが求める人材「営業という仕事で最も重要なのは、人間が好きという事だ。 ……彼の松下幸之助翁も『究極の営業は人情や』と言われた」「ふざけんな!! 人が好きなだけで営業できるか!」「うんそれは……売る物に対する専門知識も必要なことは、 当たり前なんだが…………」「ホレ見ろ……そうだろうが (゜_゜)」「しかし、営業の基礎は何と言っても人間関係だから、 人と接する事が苦手な人は……、 大変な苦労をすることになる……」「うん……分からんでもない。 そういう面は思うが、最も重要と言うから引っかかったんだ」「いや、システム営業なんかでは、君の言う事も重要さ……」「……そのはずだろう……」「システム営業は、車や、テレビを売るのとはかなり異なって、 お客様の仕事の中身に入り込まなければならないこともある。 機器の使い方は勿論のこと、導入後のお客様の運用の仕方にも ある程度突っ込んで話を進めていかなければならない。 そういう点からもSEとしての専門知識は不可欠だよ」「そうだろう、そうだろう……(^-^)」 「いや、それでも敢えて、 人間を好きということが最も大切だと言いたい……。 技術専門性も必要な要素だが、それで物を作ればよい…… というわけではなく最終的には他人に伝えなければならない からだ……」「そんなの営業なら当たり前だ!」「客には様々な人がいる。その伝達作業には感情が絡んでくる」「確かにな……なんぼ技術に詳しくても相手を怒らせたら没だ」「商品の説明をし、解説をし、疑問に答えるだけではなく、 最終的に相手に買わせ、 お金を支払ってもらわにゃーならん……」「フムフム……」「長い目で見たらこの売り込む能力が重要になる。 この売り込む能力と人間を好きだという事が かなり密接に絡んでくるんだ。 まぁ、必要な能力というよりは資質といった方がいいかもな」「なんだか……お前に、ごまかされている様な気がしてきた」「そうか……嬉しいな。俺は、お前のことが好きだからな……」「ゲッ!! 気持ち悪い!!!! (ー_ー)!!」「ははははははっ……(^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/01/30
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 電話の応対は営業の生命線<前編>“リーン、リーン、リーン………リーン、リーン、リーン……”営業A「もしもし」 客 「ナンソナル機器店ですか?」営業A「そうです」 客 「お宅、ペイスメーカー製のエアー・ドライバーを 売ってますか」営業A「そのままお待ち下さい……」……3~4分後……他の営業マンが置いてある受話器を見つけて営業B「もしもし、どちら様ですか……?」 客 「…………アドバンス製造株式会社です」営業B「誰に掛けておられるんですか?」 客 「…………営業の方と思いますが…………」営業B「どんなことでしょうか」 客 「おたくにペイスメーカー製のエアー・ドライバーが あるかどうか知りたいんですが……」営業B「いいえ、ありません。しかし、 もっと良いサイレントエアー製の物があります」 客 「それ、いくらですか?」営業B「…………75,000円ですが……」 客 「ペイスメーカー製のものより高いですね」営業B「少しばかり高いです。しかしその値打ちはありますよ」 客 「それはナンバー18のボルトを処理できますか?」営業B「はい、ナンバー20までのボルトを、 処理できると思います……」 客 「思います…………ですか? ええと……、私は ペイスメーカー製の物に慣れているんで、 そっちの方が良いのです。 じゃ、他の店に当たってみましょう…………」営業B「そうですか。しかしサイレントエアー製の物は、 もっと良い機械ですけどね…………」 客 「ありがとう。似たり寄ったりだ…………。 じゃー、どうもすみません……」営業B「そうですか。どうも………………」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆<後編> “リーン、リーン”飯 場「はいっ、ナンソナル機器店でございます」 客 「アドバンス製造株式会社の須村と申します。 お宅、ペイスメーカー製のエアー・ドライバーを 売っていませんか?」飯 場「ありがとうございます。営業の飯場と申します。 ええと…………須村さん、ペイスメーカー製の物は 部品が手に入りにくいので、こちらでは半年前に、 販売をやめてしまったんです。 しかし、ご希望なら取り寄せることはできます。 今は、サイレントエアー製の物を扱っていますが……」 客 「そうですね。部品がなかなか入らないのは、 私も聞いていました。 でも、ペイスメーカー製の物が、 いつも調子が良いので、 実際他の製品にはあまり関心はないんですが…………、 サイレントエアー製の物は、いくら位するんですか?」 飯 場「大体75,000円で、ペイスメーカー製の物より 2,000円位高くなります。 しかし、部品は手に入り易いし雑音を少なくする為、 新しく消音装置がしてあるのはこの製品だけなんです。 これは、非常に良い機械で、 お客さんの評判もすごく良いんですよ……」 客 「そうですか。興味ありますね……。それは、 ナンバー18のボルトまで処理できるのですか?」飯 場「はい、須村さん、確かにできます。 ナンバー20迄できると思いますが、 確認の為調べてみます。 ちょっとお待ち頂けますか? ………………どうも、須村さん。 お待たせしました。 ナンバー20のボルトまで処理できます。 間違いありません……」 客 「そうですか、良いなぁ。ただ問題がありましてね。 スケジュールの関係上すぐに8台必要なんですよ」飯 場「8台ですね…………。 須村さん、半日の余裕を頂けますか? 午後の配達便を御社の方に、第1に回す事ができますが ……いかがでしょう……?」 客 「充分です。助かります。…………では、今から 送り先の住所をFAXします。 それから、営業の方どなたかこちらに 来て頂けますか?」飯 場「有り難うございます。 こちらのFAX-NO.は………………。 それから、御社には、私、飯場が1時間以内に お伺い致します。 有り難うございます」 客 「それでは、よろしく………………」飯 場「どうも、有り難うございます…………」 ---------------------------------------------------------------------------- 係長「飯場君……、さっきから聞いてたけど、なかなか、 応対が良いね。電話を取るのも早いし、 代替品をお薦めする理由もきちんと言ってるしね。 うちの製品の説明も良し。 それから、念の押し方、言葉使い、 ぜーんぶOKだな。 うん…………、売れた売れた、満足満足 (^。^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 <高千穂峡ホテル 朝食>======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/12/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 顧客に試された営業マンの失敗と成功 [番外] 【翌日、〇〇産業の専務応接室に秘書がやって来て……】秘書「……専務、お疲れ様です。 あのう……、ひとつお伺いしてよろしいでしょうか?」専務「(^。^)うん? なんだね。改まって…………(^-^)」秘書「この度のシステムコンサルティングの会社の方々との お話しについてなんですが……」専務「うん、あれは浅本さんとこの会社ではなくて、 深井さんの会社と今後、進めていくことにしたよ」秘書「……はい、それはお聞きしておりますが……」 専務「うん? じゃー、何の話だね?(^。^)」秘書「営業の方との話の中で『殺人』に関することを お話になっていたんですが……両日とも……。 ちょっと、違和感があったものですから……スミマセン」専務「えっ!! あ~~聞こえちゃったか。ははははっ(^_^)」秘書「すみません……。 専務のお声……決して小さくないものですから(^_^;)」専務「はははっ……いいから、いいから……。 不思議に思うのも無理はないな。 実は、今回考えているシステム改革は、 わが社の情報システム、いや会社の将来全体に関わる 大事なものなんだ」秘書「はい、それは承知しております」 専務「費用も莫大にかかるし、未知の考え方への挑戦だから、 ウチのシステム担当の連中の総力を挙げて 取り組まなければならない。 いやそれだけでは足りないものがあるだろうと、 外部の専門家を入れて取り組もうとしているんだ。 わが社では、全く初めての試みだよ」秘書「……はい、それで候補の二社を呼ばれたんですよね。 ただ…………」専務「ははははっ……、『殺人』の話だな。ははははっ……。 さっきも言ったようにこの新システムには、 我が社の将来がかかっている。 ウチのIT担当の連中も優秀だがなにしろ未知の領域だ。 勢いコンサルタントに期待するところは大きいんだ」秘書「我が社のシステム精鋭部隊もかなり優秀ですし、 自信に溢れて業務に取り組んでいます。(^-^)」 専務「うん、確かに……。 しかし、未知のものは未知のもので、 コンサルタントの知識・情報を十二分に吸収して、 活用して貰わなければならないんだ」秘書「…………(゜_゜)」専務「……だが、担当部長以下、なかなかのつわもので、 いい意味での頑固さを持っている。それは自慢でもある。 専門コンサルタントと言えども、彼らには たじたじになるやもしれない……」秘書「……はい……確かに……」専務「今回は、それでは危険が多い。 社長もそう判断されて、初のコンサルタントの導入だ。 ……だから、弱腰の業者や、お客さんの顔色を窺って、 遠慮するような会社ではダメなんだよ」 秘書「なるほど、そうですね……」専務「お客以上にお客の立場に立った発言と、 確固とした論理思考を期待するわけだ。( ̄ー ̄) その会社の実力を知るには、営業マンを試せばよい。 『人を殺すことは罪悪』 『死刑とは人を殺すこと』 『よって死刑は罪悪』みたいな、 簡単な三段論法に引っかかったり、お客に遠慮して、 発言を控えるような会社では心もとない……」秘書「……!!」専務「『人を殺すことは罪悪』という、 軽く考えれば、同意してしまいそうなことでも、 『待てよ、全ての場合に当てはまるか』と チェックする思考が重要だ。 まっ、例題が適切だったかどうかは分からないが、 相手の力を試すには突拍子もない話の方が効果的でもある。 実際に、良く分かったよ」 秘書「分かりました。(^。^)思いもよらないことでした。 専務の本件に賭けられる決意と覚悟を伺った気がします」専務「まぁまぁまぁ……。(^-^)当然のことだから……。 深井君の会社なら、ウチのシステムの猛者たちと、 丁々発止とやってくれそうだよ。 浅本君の所の課長は、案外、すんなり引いてくれたよ。 不思議なくらいだ」秘書「営業担当者から報告を受けて、 そんな変なことを言う専務さんの会社なら危ない!! ということになったのかもしれませんね。 あっ、失礼しました(^_^;)」専務「ははははっ……( "⌒∇⌒" )いいから、いいから」 ^-^◆ 顧客に試された営業マンの失敗と成功 [上]参照 ^-^◆ 顧客に試された営業マンの失敗と成功 [下]参照 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/02/20
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 顧客に試された営業マンの失敗と成功 [下] 【翌々日 ○○ 産業の専務応接室で……】専務「まぁ、コーヒー、どうぞ………。ご遠慮なく。 寒い中営業も色々大変でしょう……」深井「いえいえ、御社のお役に立ちたい一心ですから(^-^)」専務「しかしねぇ、 深井さん、さっきからあなたの話を聞いていますとね、 あなたは、まるで人を殺しても良いと言っているように 聞こえますねぇ。 いや、これは例え話ですよ……。 あくまでも例え話ですがね……( ̄ー ̄)」深井「……!!……申し訳ありません。(^-^; そんな風に聞こえましたでしょうか。 どうも大変失礼しました。 決して、そういう風には考えておりませんので、 どうか、ご勘弁下さい…………。 ……ところで専務さん、 私の話のどの辺りでその様に、 感じられましたのでしょう?」 専務「まぁまぁ、深井さん。そこまでは良いでしょう。 じゃー、改めて聞きますが、人を殺すことは罪悪と 思いませんか?人殺しを肯定しますか。 罪悪に決まってるでしょう?。ねっ……」深井「……お言葉を返すようで心苦しいんですが、専務さん。 このぅ、一概に人を殺すと言いましても、 戦争のような例もありますし、身近なところでは、 正当防衛による殺人というのもありますから…………。 どうも専務さん、これはとてもややこしい問題ですよ。 すみません、答えになってなくて…………(^_^;)」専務「ははははっ……深井さん、いゃー、失敬、失敬。 全くあなたの指摘通りですわなぁ。 罪かどうかというのは、あくまで、法の下に定められる 事ですからなぁ。話を元に戻しましょうか。 例の『システムコンサルティング』の話ですがねぇ……、 我々も非常に関心を持ってるんですよ。 今度、もう一歩具体的な提案を 出して頂けませんか……? ぜひ、深井さんにプレゼンして頂きたい……」深井「ありがとうございます。……分かりました。 難しい問題でございますので、どこまでお役に立てるか 分かりませんが、真剣に取組ませて頂きます。 本当に、有り難うございました」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/02/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 顧客に試された営業マンの失敗と成功 [上] 【ある日 ○○産業の専務応接室で……】 専務「まぁ、コーヒー、どうぞ………。ご遠慮なく。 寒い中営業も色々大変でしょう……」浅本「いえいえ、仕事ですから…………」専務「しかしねぇ、 浅本さん、さっきからあなたの話を聞いますとね……、 あなたは、まるで人を殺しても良いと言っているように 聞こえますねぇ。 いや、これは例え話ですよ……。 あくまでも例え話ですがね……( ̄ー ̄)」浅本「えっ!(゜_゜) いいえ! 決してそんな……。私は、只……。 そのぅ……(^_^;)」専務「じゃー、何ですか、浅本さん。 人を殺すことは罪悪では無いんですか? 貴方は、まさか人殺しを肯定するんじゃないでしょうね。 ええっ! 罪悪に決まってるでしょうが!(`ヘ´)」浅本「ええ、それは、おっしゃる通り罪悪です。 罪悪だと……おっ、思います……(~ヘ~;)」専務「ねっ、そうでしょう。 そうですよね…………。( ̄^ ̄)ふふふふっ。 じゃーね。 じゃー、聞きますよ。浅本さん……。 死刑というのは人を殺す事でしょう?」 浅本「えっ!ええ、でも殺すと言ってもあれは法的に………」専務「何? 何ですって? もっと、シンプルに答えてくれませんかね。 じゃ、何ですか? あなたは絞首刑を執行することで、 人は死なないとでも言うんですか?」浅本「いえ、死にます。死にますが…………しかし」専務「死ぬでしょう!!誰が殺すんですか? 死刑というのは人を殺す事でしょう? 違いますか!!(゜_゜)」浅本「…………そう言われれば、……そうです…… (^_^;)」専務「……ですね。じゃ、死刑は罪悪という事になりますね」浅本「…………」専務「日本政府は罪悪を犯しているわけだ。 裁かれなくちゃね。 …………」浅本「………………」専務「浅本さん、いゃー、失敬、失敬。(^。^) 話を元に戻しましょう。 懸案の『システムコンサルティング』の件ね、 もう少し、我々も詰めて掛かりたいと思ってるんですよ。 ……でね、今回ペンディングにしてくれませんか。 お宅の課長さんには、私からも電話を入れておきます」浅本「…………そうですか。 いやー、はい……分かりました。 それじゃー今日はこれで失礼します。 どうも、ありがとうございました。(>。<)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/02/15
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 心の声……『答える』と『応える』 ( ^-^)「お客様の心の声」(^-^ ) ……とあるホテルのフロントで。「………『心の声』?『答える』と『応える』? ―― 漢字で書けばこう違うと、説明してくれたけど、 ……よくわかんないなぁ……?」「……しょうのない奴だな。いいか―― 例えばこんなことだ。 ――予約なしでやってこられたお客様の部屋が無い場合……、 どうする?」「―― そっ、それは当然……、部屋はありませんと言って 帰ってもらいます…………!」 「バカッ………。わがホテルのやり方はだな、 ―― 他のホテルに電話して部屋が無いかどうか当たる」「……………!?」「―― それが正解! それこそが、 お客様に『応える』ということなんだ………。 お客様は当ホテルに空室があるかどうかを 聞きに来たんじゃなく、 宿泊したいとおっしゃっている…………。 だから、単に部屋が無いと『答える』のではなく、 他のホテルであっても部屋を探してあげるんだ………! それが、お客様の期待に『応える』という事。 ―― わかったか?」「………おぼろげながらだけど………」 【石ノ森章太郎「HOTELL」第316話より…………】人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =================================================
2017/05/05
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[11完]阿武 「はい、後はですねぇ。 『ケ』は健康のケで、 『セ』はセックスのセ、 『シ』は仕事のシです。 ………あとは、衣食住 ですからね…………」片地 「よく、出会い頭に『お元気ですか?とか、お元気 そうで……』っていいますから、健康というのは、 ………良く分かります」阿武 「最近はね、けっこう年輩の方は皆さん、生活習慣病に 関心がありますし……、食事制限などで減量を試みて おられる方だって多いですよね……」片地 「ああ……それは、凄く感じます……」阿武 「……まぁ、この話材は、最近では年輩の方なら自然と 出てくるものと言ってもよいでしょうね……」片地 「テレビの番組だって、健康をテーマにしたものが多く なりましたよね。……コマーシャルも……」阿武 「そうそう、面白い川柳を教えましょうか……。 『成人病 病院よりも みのもん太』はははっ……」片地 「凄い、人気ですよね……。ははははっ……」阿武 「高齢化社会がもっと進展していくと、益々顕著に なるでしょうね。何でも『健康』って付けると、 売れるような傾向さえあります。特に食品……ね」 片地 「ああ、それそれ……聞いた話ですが海水浴シーズンに、 浜辺で売れ残ったサンダルに『健康サンダル』って 銘を打ったら、たちまち売り切れたそうです」阿武 「……ほう、それは凄い。……で、何で健康に良いん ですか……?」片地 「いえね……、表面が少し凸凹していましてね足の裏を 刺激するって訳ですよ。……そんなつもりで出来た サンダルじゃーないらしいんですがね……。 単なる滑り止め……が、『健康』に化けるんです」阿武 「ははははっ……、面白い話ですね。でも、ウソでは 無いんですよね。『環境』と云う字も似たような ところがあって、商品にくっつけると、流通し始める らしいですよ」片地 「……なるほど、分かります」阿武 「まっ、片地さん、……最近は、ダイエット名人の 重役さんなんかも増えてますから、『健康』は、 けっこう、出しやすい話材かな……?」 片地 「……ですね。阿武さん……それは良いとして、 次ですが………ビジネスの場でセックスの話題で すか……?」阿武 「あり得ますね。諸刃の剣ですがね………。俗に言う 『落ちる話』レベルの物から、近年では、 バイアグラ情報とかね………」片地 「……まっ昼間っから、それも会社でですよ……」阿武 「……と思うでしょう?それがどうして、どうして……、 お客さんによっては、この手の話が好きで好きで 堪らないという方もいますから、ご用心……。 ……必要に応じて……、又、自分の、話術の実力に 応じて使い分けるって事でしょうかね。これこそ、 生兵法は怪我の元です……」片地 「セクハラとの関係もありますよね。ウーン、なるほど。 ……まっ、私は、『君子危うきに近寄らず』で、 参ります……」阿武 「ははははっ、あなたのタイプはそれが良いかも……。 『虎穴に入らずんば虎子を得ず』というレベルの ものでもありませんからね…………。 最後の『仕事』は……、仕事そのものについての軽い 話題と言うことです。……相手のお仕事に興味を持って いれば、よく使える話材でもあります」 片地 「分かりました……」阿武 「………そして最後が……衣食住。衣食住に関わる色々な 話材を普段から準備しておくと良いでしょう」片地 「……特に『食』に興味があります。最近、グルメ感覚の 話題が多いですよね……」阿武 「……ナルホド……そうですね。『健康』との絡みも ありますし……ね。テレビでも、グルメ関連は、 多いですね。……只ね……この話材は注意が要ります」片地 「えっ?」阿武 「『味』は、思想・宗教等と同じです……」片地 「……ああ、なるほど……。極めて独自的というか、 個性的なんですね」阿武 「押しつけがましい……のは、タブーです。 『あんな美味しいもの嫌いなんて……』等と、バカな 表現を、ついついしがちですからね」片地 「うーん、奥が深いなぁ………。 いやー、色々と……。 ………良い話を有難うございました」阿武 「どう致しまして………、そのカード、名刺入れにでも、 忍ばせて、時々見ながら使って下さい……。 『木戸に立ち掛けせし衣食住』という風に、暗記 してると良いでしょう」片地 「ほんとに、オマジナイみたいだ…………」阿武 「では、片地さん。新天地での健闘を祈りますよ。 また、お会いしましょう…………では……」片地 「ホントに、良い物を頂きました。 ありがとうございます。(^。^) 『キドニタチカケセシ衣食住』」 <完> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/19
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[10]阿武 「ええ、もつれは解れる。 自信を持つ事こそが 大切です……。 信じる事が大切……。 ………人間をね」片地 「…………」阿武 「一般に……関係の修復ができないと言っている人達は、 多分に急ぎ過ぎている場合が多いと思いますねぇ……」片地 「………ですかねぇ……」阿武 「営業活動を悪意でやる事なんて無いでしょう……。 良かれと思って、懸命にやった事で結果が出ないわけ でしょう?…………当然ね……」片地 「……まあ、そうですね……」阿武 「知人の話材から起こってくるトラブルは、おおよそ、 ちょっとした感情的なものが主ですから……」片地 「……ナルホド」阿武 「考えられないほどの、大損失につながるような事は、 少ないと言って良いでしょうね……」片地 「…………ですかね」阿武 「たとえ、もつれても、あくまでも仕事ベースなんだし、 ……時間で洗い流すことは十分可能です……」片地 「………ウーン」阿武 「まあ、人間相手の仕事は何事も信じる力が大切です がね………。すくなくとも、10年は相手の方と 付き合うつもりで取組んだら、大抵の修復は 大丈夫ですよ……」片地 「待つわけですね……氷解を。……ウーン……10年」 阿武 「友人に、そういう奴がいます。……約10年近く、 誠意を尽くして許しを乞いました…………。相手の 方の心の氷解を待ちました……辛抱強く……」片地 「……で?………メデタシ、メデタシですか?」阿武 「……勿論です。今や、彼だけでなく、彼の部下も 含めた、営業マン二代にわたっての、貴重なお客様 になっています………」片地 「……凄いや……」阿武 「なにも、私は、『10年かけろ』といっているわけでは ないので間違えないで下さいよ。……誠意を持って、 時間をかければ、人間関係の修復は可能だから、 臆病にならないように…………ということです。 失敗を恐れないように……って事です」片地 「……でも、結果として、修復できなかったら……?」阿武 「片地さん……、それは、その時考えましょうよ……。 悔いが残らないほど誠意を尽くしていれば、きっと、 トラブルはトラブルでは無くなっているでしょう……」片地 「うーん、阿武さん、このテーマは奥深いですねぇ……。 慎重に、そして勇気を忘れないように取り組みます。 ………さて『カ』ですが」 阿武 「『カ』は家族のカです」片地 「………家族?」阿武 「そう………家族です」片地 「家族って……あのう……自分の家族ですよね?」阿武 「ええ、そうですよ。ふふふふっ……。 今、片地さんが、ちょっと、妙に感じられたように、 仕事の場で、家族の話題なんて……通常の感覚では、 ちょっと、ない事ですよね……」片地 「親しい友人や会社の同僚にだって、家族のことは、 そう簡単に話すものではありませんもんねぇ……」阿武 「ええ、だから、この話材は、相当近しい感覚を持った お客さんとの間で……ということになるでしょう……」片地 「………ですよね。で無きゃ、ちょっとあり得ない……」阿武 「しかしね、逆に、そんな相手だったら、人間関係も ほぐれているし親しい訳ですから、あまり、話題に 困るということも無いわけです……」片地 「そう言えばそうですねぇ」阿武 「……だからこの話題は、自分の喜怒哀楽の感情に 素直な時に、自然と出てくるものであった方が良いの でしょうね」 片地 「……と、言いますと?」阿武 「ええ……例えば『どうしたんだ何時に無く元気無いな』 等と声をかけて頂く事なんかあるじゃないですか……」片地 「ええ……まぁ……」阿武 「そんな時、余り隠さずに父母の病気が気になっている事 とか、子供の受験が気になってるとか……、 家族ではありませんが親友の家の不幸の話とか……、 ふと、もらしてしまうという感覚ですかね…………。 わざわざ売り込む事でもありませんから………」片地 「普通は隠したい事ですね。お客様に……見破られたら、 恥ずかしい位だ……心の動揺ですからね」阿武 「だから、話材として作戦的に使うというものでは無い と思います。口に出す場合も、相手の気持の負担に ならないように話すことが大切で、くどいのは 危険ですね」片地 「本当に、相手によりますねぇ」阿武 「まあ、お客様の家族と、自分の家族の共通点とか、 類似点とか、接触点とかの情報が入った時に、 さりげなく合わせてみるくらいが良いでしょう」片地 「結果良しに、こだわらない感覚が良いかな?」阿武 「……ですね。他の例で言えば……、お互いの子供の 学校が一緒とか……、父母の出身とお客さんの出身に 類似点があるとか……、家族の趣味や、特技や、 クラブ活動などに共通点があって、お客様が、 その事に強い関心を持っておられる場合とか………。 まあ、『カ』は、このくらいにしておきましよう……」片地 「私は、この話材は不得手な感じがします。 『カ』につきましては『カー(車)』の話材でやらして 頂きます」阿武 「おお……! ナイス、応用……です」片地 「阿武さん、……でっ? 次ですが……」 <続> ==========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/18
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[9]片地 「えっ?……別の会社で、 ……ですか??」阿武 「はい、そうです」片地 「それって、A社で、 B社の話をする……?」阿武 「はい」片地 「そんな……えーーー? ……突然ですか?知らない人を……?」阿武 「いやいや、まさか……それは無理です。 色々とお話をしている時に……たまたま話が出る事って あるでしょう?」片地 「ええ……まぁ………?」阿武 「……例えばK電力の部長さんと話している時にですよ、 相手の方のお話の中に……もしかしてS銀行の話題が 出たりする事なんかあるじゃないですか?」片地 「ああ……ええ、ええ、あります……そういう事ですね」阿武 「それに『今、どんな会社回ってるの』って……相手が 聞いて来られる場合だってあるでしょう……?」片地 「ハイ、ハイ……」阿武 「まあ、無防備に他社の事を話すわけにはいかない でしょうが……差支えない範囲で、気になっている 会社の事を、出してみたって良いじゃないですか?」 片地 「……ナルホド……」阿武 「そういう話題になった時にですよ……すかさず 『S銀行さんのM部長にお世話になっているんですよ。 ご存知ですか?』ってな具合に尋ねる事は できますよね。……さりげなく………ネ」片地 「……なるほど、……さらーっと……ですね」阿武 「そうするとね、少なくとも四種類の情報のひとつが 得られることになります……」片地 「四種類…?……フム」阿武 「たまたま相手の方が、良くご存知の場合でね、その上、 良い関係を結んでおられるケースと、……お付き合いは あるけれども、関係が余り良くないケース………」片地 「……それから、あまり関係が深くなくて、関係が 良くも悪くも無いケース……ですね? ……もうひとつは?」阿武 「ご存じないケース…ですよ……はははっ……」片地 「あっ、そうか、……その時は空振りですね」阿武 「いやいや、どうしてどうして、内野安打位には なるかもしれませんよ………」片地 「安打……?」阿武 「例えばね『―――M部長は、存じ上げないがY常務なら じっこんにして頂いてるよ……』 なんていう情報が貰えるかもしれない……」片地 「……あっ、なるほど……」阿武 「……ねっ、そして、まさかの事に、そのY常務が M部長さんの上司だったりして………はははっ」片地 「…………フーム………ナルホド~~」阿武 「………よくご存知の場合だと、プラス・マイナスに 関わらず、情報は得られる事になるね」片地 「ウーン……どうせなら、プラスの時が良いですね。 やっぱり………」 阿武 「いやいやどうして……、マイナスの時だって決して 捨てたもんじゃないよ。『あの部長相手じゃ……君も 色々大変だろう?』なんて同情して頂いたりして…ネ」片地 「ええっ………、まさか……」阿武 「……でもね、大切な事は、そんな時決して一緒になって 悪口を言わない事です。……それから、安易に肯か無い ことが大切だね………。 『仕事ですから…………』とか 『――随分、鍛えて頂いています……』 位にしてね…………」片地 「……『いえいえ結構良い部長ですよ』は……ダメ?」阿武 「ははははっ……、ダメ、ダメ、ダメ……避けましょう」片地 「……事実であっても……デスネ……」阿武 「……そう、要らぬ反論は不要です。それぞれの価値観 ですからね……」片地 「うわー……ヤバイなぁーーー。どっちにしても、 私、一緒に乗っちゃいそう……ですよ……」阿武 「それは、ダメ、ダメ……。……わかりますね。 誉めたりしてごらんなさい。相手が気分を壊される 可能性が大きいから……もう、ワタシャ知りませんよ」 片地 「………」阿武 「さりげなく対応して、できるだけ早く話題を 切りかえるのが賢明でしょう……ふふふふっ……」片地 「阿武さん、こういうアプローチは、営業に熟練して から使った方が良いみたいですね。俗に言う、 『生兵法は怪我の元』っていうか…、取り返しの つかないことになりそうです……」阿武 「うん、営業に熟練というより…『人生に自信』かな? まあ………『虎穴に入らずんば虎子を得ず』とも 言いますから………ある種、勇気も必要かな……」片地 「……うーん、……人間関係のヒダの様なものが理解 できているレベルでないと……危険ですね………」阿武 「はははっ……危険とまで言うのはオーバーかな……。 ねぇ片地さん……、人は何事につけても失敗を 繰り返しながら成長していくものだから、あんまり、 臆病になっても前に進めませんよ…………」片地 「………ええ、しかしねぇ……」阿武 「まあ、営業マンは会社の代表でもありますから、 何でもかんでも、自己流っていうかマイペースという わけにはいかないでしょうね。会社の利益も大切です からね………。その時の営業のステータスとか、 規模に応じて使い分けていったらどうですか? ……最初の内はね」片地 「うーん。…………ですね」阿武 「………ただ、基本的にはね、もつれた人間関係は、 自分に誠意さえあれば、必ず修復できるという自信 だけは失わないようにしたほうが良いですね………」片地 「…………でしょうか?」阿武 「うん、……中には『覆水盆に帰らず』っていうような ケースもあるでしょうが………それは、むしろ希で、 大抵は、時間さえかければ何とかなるものです」片地 「…………ですかね?」阿武 「……但し、自分に悪意さえ無ければ……ね」片地 「……ですか?」 <続> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/17
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[8]片地 「『木戸に立ち掛けせし 衣食住』……四番目の、 『タ』は旅の『タ』…… ですか、旅行ですね……。 ……旅行か……。 結構好きな方多いんでしょうね。海外旅行とか……」阿武 「そうですね。……この話題は好きな方に絞って 出した方が効果的かな……? 旅行に興味のない人は、殆んど乗ってきませんから…」片地 「うーん、……と言われましても、……ですね。 お客様が、旅に興味をお持ちかどうか? ……ちょっと、分かりませんよぅ………」阿武 「そうですねぇ……確かにねぇ……(-_-) ……と言ってしまえば、それ迄ですね。(;一_一) 片地さん、片地さんは営業のプロなんだから、 そこが工夫のしどころでしょう……」片地 「…………来たーーーー(>_
2007/09/15
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[7]片地 「『小さな親切有難う』 っていうタイプの方 だったら、たとえ、 先にご存知であったと しても 『我社の事、気にかけて くれて有難う』って感じになりますもんね……」阿武 「そういう事ですね。……まあ、営業に限った事ではなく 『部下の管理』をとってみましても……、 人と人とが接触する場合の、最も大切な事のひとつは、 相手を理解して対応する事ですよね」片地 「ええ……」阿武 「……まあ、当然といえば、当然のことですがね……。 営業の場合は、ひとつ間違うと取り返しのつかない事に なったりします……」片地 「確かに、これだっと思って、ニュース記事を持って 行ってですよ。『ああ、それ…、それなら、 別ルートから一週間前に情報入手してるよ』 ……なんて事になるとガックリですもんね。 ……スミマセンって引っ込める時の辛さ……。 あ~~あ…………哀れです」阿武 「ええっ?……またまた、それは、もったいない……」片地 「えっ?もったいない?……じゃーどうするんですか?」 阿武 「片地さん……、普通に考えましょうよ。普通に……、 ねっ……。そんな時、あなた素直にどう感じます? ………あなただってその先輩だって、一生懸命 探し出して、そして、けっこう早くて新しい情報と 思って持って行ったんじゃないんですか……?」片地 「それは当然ですよ。まさに、ホットニュースのつもり ですよ……」阿武 「でしょう?……で、……正直言って、相手の方を どう感じますか?」片地 「いやー、さすがだな……。情報が早い……、 さすがにプロだなーって思いましたよ。 やっぱ違うなぁって……」阿武 「……でしよう?……ですよね。 その感動の気持、そのあなたの新鮮な気持ちを、 そのまま相手の方に ぶっつけなくっちゃもったいないですよ…………。 これはゴマスリでもなければ、わざとでもない。 作り事ではないでしょう? ……真心から相手に尊敬の念を伝えられる、 素晴らしいチャンスじゃないですか……? ……ねっ、片地さん」片地 「うっ!……ナルホド……」阿武 「これは、凄いや、さすがにプロだなぁ~、と……、 素直に思うのであれば、どうも差し出がましい事を してしまってスミマセンって……、これまた素直に 謝る事も出来ますよね……」片地 「……素直に……デスネ」阿武 「そう……素直に、第一ねぇ、それで、その資料を すぐに引っ込めてしまうなんていうのは、 そりゃー無いですよ……。いかにも、中身を真剣に 読んでいない証拠みたいなもんじゃないですか………」片地 「…うっ………鋭い」 阿武 「……お節介を詫びたら、記事の中身について、 ひとつや二つは質問したいですねぇ…………。 『素人だもんでここのところが、良く理解できない んです。ぜひ教えて下さい』といった具合にね……」片地 「……そうかぁ、チャンスでもあるんだ……」阿武 「……誰しも、自分の仕事や、専門分野に興味を持って もらう事は嬉しいものです。きっと、喜んで教えて 頂けると思いますよ……。それでこちらだって勉強に なるし……言う事無しじゃないですか」片地 「………生半可な読み方をしていて、呆れられる様な質問 すると逆効果かな………………?」阿武 「まっ、門外漢ですから仕方無い面もありますがね……。 …………一番恐いのは、形式的にお付き合いして、 それを先方から見破られる事ですよね……」片地 「………お客さんの仕事の中身を少しでも理解できたら、 それは、そのまま、その方のご苦労も分かるって 事ですもんね………」阿武 「そうそう、全くその通りです……。 さっきも言ったように、実務に入る前の会話というのは 相撲の仕切りと一緒で、先ず気を合わせる事が 大切ですからね……………。 相手の方を理解するという事が、その原点になるのは 当然の事ですね………」片地 「………自分の上司との関係だって、似たような事が 言えるなぁ………あっ、下の者とも、一緒だ………」阿武 「ねっ、そうでしょう………対人関係の基本は、何事も 共通しているんですよ………」片地 「フム………。………深いですね………………。 ………………では次の『タ』は何でしょう?」阿武 「『タ』はですね。…………旅のタです」 <続> ==========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/14
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[6]阿武 「ふーん、たいしたママさん ですねぇ。元々、知的な方 なのかな…………?」片地 「穏やかで優しく控えめな、 完全に、おでん屋の 『ザ・ママさん』なんです けどね。……どうも、以前は或る大手企業に勤めてた らしいという話は聞きましたが………」阿武 「なるほど…………」片地 「つまり……とあるお客さんがですよ……『最近xxの 仕事で忙しくってねぇ……』なんて、言われる訳です よね。すると……そのママさん、xxが何の事なのか、 大体分かるってわけですよ。……プロだなあって 思いましたよ……」阿武 「……うーん、プロですねぇ。決して自分から話し掛ける 為に、勉強されている訳ではないという所が凄い じゃないですか……」片地 「…………ねっ、凄いでしょう。……プロです」阿武 「結構、はやってる店なんじゃないですか?」片地 「それはもう、いつも、常連さんで一杯ですよ。食べ物が 中心の店ですから、回転も速くて、なかなかの店です。 ……ママのそういう面を知っているのは、僕位のもん ですけどね……。固く口止めされました。 恥ずかしいからって…………」阿武 「味のある話ですねぇ。顧客対応とは、かくありたい ですね……」片地 「ホント………奥が深いですよね」 阿武 「……それから、よくやられる方法に、お客様に関連 ありそうな記事等を、コピーして届けるってのが ありますね………」片地 「……あります、あります」阿武 「最近は、電子メールが発達しましたが、これは やっぱり先方に持参して、フェイス TO フェイスの 機会を作る為に利用するのが良いでしょうね……」片地 「ええ、ええ、比較的簡易に出来る訪問方法なんで、 私の先輩もよくやってるんですが、…………失敗も 多い様です…………」阿武 「……ん?…と、いいますと…………?」片地 「はい、相手の方って、その道の専門家じゃないで すか………。それはもう良く勉強されているし、 情報を取られるタイミングも早い訳ですよ……」阿武 「……ああ、ああ、なるほど、……持って行ったのは 良いけど、相手は既にご存知だったって事ですね。 ……でも、大抵のばあいは 『当然ご存知だと思いますが……』と言って 渡しますがね…………」片地 「それは、当然そうなんですが、こう………何と言うか、 ……プライドの強いお客様なんかが 『当然知ってるワイ、大きなお世話だ』って感じに なったりするんですよ………」阿武 「……ああー、相手を間違えちゃった……のか。 これは、重要なチェックポイントですよね。 ……少なくとも『小さな親切有難う』っていうタイプ の方に絞らなければ……ね」 <続> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/13
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[5]片地 「次の『ニ』ってのは、 何ですか……?」阿武 「ああ『ニ』ですね……、 ニュースのニです」片地 「ああ、ニュースですか。 これは分かりやすいです。 様々な事件とか事故とか、又、政治面・経済面とかの ニュースなんかですね……」阿武 「まっ、そういうこと……」片地 「阿武さん、私、この話材が一番かと思ってましたよ」阿武 「えっ…?……ああ、なるほど、気候や道楽の話題に 比べて、話題の重要度が高いと思ったわけですね……」片地 「ええ、直感的に…………」阿武 「理知的に捉えると、確かに片地さんの言う様になるかも しれませんね……。このアイデアを考えた人は、 『気を合わせる』という事に重きをおいて、 多分に感覚的な面を意識したのでしょうね……」片地 「なるほど……わかります。時候の挨拶がトップなので、 老若男女を問わず自然に入っていけるな……とは、 思いました」阿武 「ニュースも、さっきあなたが言われた新聞掲載の 事件や、政治・経済情報などのジャンルの他に 文化・スポーツ面もありますね」片地 「はい、ミュージックCDの売上とか……、世界的な アーティストの来日とか……スポーツ行事各種……」 阿武 「相手の方の好みに合わせて、話題を出すと、 もっと効果的でしようね。……演歌好きの年輩の方には 『キヨシ』のヒット情報とか……はははっ……、 サブちゃんの方かな?」片地 「有名人の訃報とか、少年犯罪なんかも………」阿武 「まぁ、新聞をよく読んだりテレビのニュースを通じて、 情報を仕入れておくことです。暗いニュースは、 その時の営業の状況によっては避けた方がよい場合が ありますね……」片地 「以前、雪印の不祥事について、話を出したら、 相手の部長さんの親戚の人が、雪印の会社の上層部 の人とかで、ちょっと、ドキッとした事があります」阿武 「そうそう、そういう事もありますからね。相手が切り 出されてからにした方が良い事も多いですね……」片地 「新聞・雑誌の情報といえば、行きつけのおでん屋の ママさんに凄い人がいましてね…………」阿武 「ほう………?」片地 「開店前の時間に仕事の関連で飲んだ、ツケを払いに 行った事があるんですよ。そしたら、丁度、本屋さんが 配達に来てましてね」阿武 「本屋さん………?」片地 「ええ、ウチの事務所にも配達してくれる本屋さん なんです。カウンターに置いてある本を見て、ちょっと 違和感がありましてね」阿武 「ほう………、どうして?」片地 「それがですね『エコノミスト』とか『財界九州』 後は、設備技術関係の何とかいう、科学技術的な 月刊誌が2、3冊……、後は、経営関連の月刊誌 だったんです……」阿武 「ほう………?確かにおでん屋さんのカウンターでは、 珍しい物かもしれませんね……」 片地 「ええ、それで、帰り際に聞いてみたんですよ。 旦那さんは、技術関係の方ですかって………。 ご主人に頼まれているものと思ったんで………」阿武 「おっ……なるほど」片地 「そしたら、ウチには旦那は居ないけど、お店の旦那様の 大半が、近所の設備技術研究センターのお偉いさん だからって……いう答えなんですよ。 …………びっくりしました」阿武 「……ママさんは独身だったんですね。……で、その 研究センターのお客さんが店で読むわけだ。独りで 来られた時なんかに………ね」片地 「いえいえ、違うんです。ママが読むんですって………」阿武 「えっ?そんな専門書……分からないんじゃない?」片地 「ええ、そう思ったんですけど、失礼だから言いません でした。言えませんよね…………」阿武 「何なんでしょうねぇ……?」片地 「ママさんが言うにはですね……、……あくまでも ママさんの言葉ですよ……『自分はバカだけど、 大切なお客様の仕事位には、興味を持ってないと 失礼ですもんねぇ』……ですって……」阿武 「………ほうー」片地 「………それで、もう一つ…………、 『お客さんが話される言葉の百万分の一でも理解したい ですもんねえ……』って言われたんですよ……」 <続> ==========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/12
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[4]阿武 「乗って来ましたね。 片地さん、さて……では 次に行きましょう。 次の『ド』は、 道楽のドです。 今風にいえば趣味とでも言いましょうかね?」片地 「ナルホド……『キ……気候』の次は『ド……道楽』 趣味に関する話題……と言う訳ですね」阿武 「そうです。最近の趣味の話題のポイントは、 何といってもゴルフでしょうねぇ。 営業の場での趣味に関する話題の70%以上は ゴルフ関係とも言われています。 ……そして傑作なことに、その話の80%以上は 自慢話とも言われていますから、心しておく必要が ありますよ。ははははっ…………」片地 「自慢話……?そうなんですか?タイガーウッズとか、 はにかみ王子とか、宮里藍なんかの話ばっかりかと 思ってました」阿武 「……当然、それもありましょうが、やはり、皆さん、 自分自身がプレーヤーですから……ね」片地 「そうなんですか?……お客様が、陽に焼けておられて、 左手の甲が白い場合は要注意ですね…ははははっ……」阿武 「そう、レフティの方は、右手ですね……。ふふふっ…… 特にね……、ゴルフがうまい事が有名な方って いますよね……つまり、自他共にうまいと認められて いる様な方については要注意です。ゴルフの話題を 出さないと失礼になる位の、重たい意味があります」 片地 「へぇぇぇぇ~~~、そうなんですか……? 自分も、 ある程度やってないといけませんね。耳学問だけでは、 なかなか話を合わせられないでしょう?」阿武 「うーん、やっているにこした事はありませんが……、 やってない場合は仕方ありませんから……勉強するしか ありませんね……」片地 「大事なお客様に、ゴルフ狂の方がおられたりすると、 結構大変だな。……僕はゴルフやりませんから………」阿武 「まあ、頑張って下さい。旺盛な好奇心と興味さえ持って いれば大丈夫です。………他には、釣りや、ドライブ、 カラオケ、テニス、盆栽等々いっぱい趣味の領域は あります……。最近はパソコンやインターネットも、 趣味的な言い方をするようになってきましたね……」片地 「……プロ野球なんかはどうでしょう?」阿武 「………うーん、相手を選んだ方が良いでしようね。 人によっては、その方が、どの球団のファンかを 知っておかないと大変な事になる場合もありますよ」片地 「熱狂的ファンもあるし、巨人ファンとか、 アンチ巨人とか、色々と、ややこしい側面もあります からね…………」阿武 「そうそう、結構ややこしいんですよ。……だから、 それなりの情報が必要ですね」 片地 「………情報……?」阿武 「ええ、……お客様の会社で親しくなった方に、周辺の 上司の方々の状況を聞いておくと良いでしょう……。 特に、勝ち負けにこだわるタイプの方は要注意ですね」片地 「あーあ、煩わしいなぁ………………………ふぅ」阿武 「えっ?煩わしい?……営業を志願していて……? それを言うなら、色々と工夫の余地があって 面白いなぁ、……でしょう?」片地 「あっやー……一本取られました。いけない、いけない。 そうでしたね………(;一_一)」阿武 「昔からですね、営業活動時に、宗教と政治の話は するなと言われています。信教の自由、思想の自由は 基本的人権ですし、結構、信念に近いものですからね。 私は、最近、相手によっては。プロ野球や、サッカー の話題なんかも、これに近い場合があると思ってます。 色々な状況が分かるまでは、避けた方が良い話材 でしょうねぇ…………」片地 「そうですね。気をつけましょう。逆にいえば、うまく はまった場合は効果抜群なんでしょうけどね………」阿武 「……!まさに、その通り……片地さん分かって ますねぇ…………」 <続> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/10
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[3]片地 「真夏であればさしずめ、 毎日熱いですねぇー、 ……ですか。そういえば、 公式の会合などの 挨拶にも冒頭によく 使われますねぇ。 本日は晴天に恵まれまして云々とか、 お足もとのお悪い中…………とか」阿武 「そうそう、本格的な話や、会話を始める際のいわば 前置詞的な例としては極めて一般的ですね。 落語とか、講談なんかでも『まくら』ってのが、 ありますね」片地 「……あっ、ナルホド……」阿武 「あとは、時と場所に応じて、色々と工夫をして、 ……台風の被害はありませんでしたか?……だとか、 ……この暑さで東京では何人か倒れたそうですねとか、 ……どうも、これだけ雨が降らないと水不足の心配が 出てきているみたいですね、だとか…………、 その日その時の状況に応じて脹らませて下さい……」片地 「なるほど、毎日の新聞とかも、そういう視点で 読んでおくということですね?……そうすると、 言葉が豊富になる……」阿武 「片地さん、あなたとても良いセンスしてますねぇーー」片地 「……えっ?」阿武 「私が、やる事のイメージを話したら、あなたは、もう、 準備のイメージに入ってる……。それはとても大切な 事です」片地 「…!!」阿武 「……もう少し話を進めますとね……、 これは、この後説明するすべてのキーワードについて 言える事ですが……、お客様と対峙した時、 こちらから無理して、話のイニシァティブを取ろうと 頑張らないことも大切なんです。 ……話がうまく噛み合わなかった場合なんかに、 かえって引っかかってしまって、 話材が枯渇してしまいかねませんからね……」片地 「はぁ~……そうは言われてもですね、一対一で座って いる場合なんか、こっちがリードしないと座が 白けませんかね……?」阿武 「ええ……確かにそういう場合もあります……ね。 まっ……相手の方にもよりますがね……。 ……できるだけお客様に喋って頂く工夫をすると 良いでしょうね。言い換えれば聞き上手に なるということかな………」片地 「聞き上手…………デスカ?……難しいですね」 阿武 「片地さん、勘違いしないで下さいよ。こっちが営業を 仕掛けに行っている訳ですから、当然、本題に入ったら 積極的に話す必要がありますよ。当たり前ですね……。 ……ただ、本題に入る前の会話というのは、 例えていえば『相撲の仕切り』の様なものですからね。 『気を合わせる……』のが、最も大切になりますね」片地 「……仕切り……ですか。あれは気を合わせて いるんですね」阿武 「昔……、相撲もラジオで実況放送してましたけど、 『気、合わずして仕切り直し……』ってのは、 アナウンサーの定番セリフでしたよ。なんせ、 制限時間なんてありませんでしたからね」片地 「ええっ!!仕切りの制限時間ってなかったんですか?」阿武 「そうそう、お互いの闘う気持ちが一致してから、 立つってのが、相撲の基本でしたからね。 審判が……相撲の場合は行事さんですが……ゲームの スタートを宣言しない武道やスポーツって、 他には無いのじゃないかなーーー」片地 「そう言われれば……そうですね。『ハイ!始め!』 とか言いませんね。そうすると、中々気の合わない 場合なんか、延々と続いたんですね」阿武 「ははははっ……もちろんです。お客様との関係と 似てるでしょう……? ははははっ……」片地 「……お客様があまり、喋られない場合とか……」阿武 「そうですね……。反応も薄い……とかね……。 そんな場合は誰でも苦労しますよね。 まぁ、出来るだけ、こっちの話を質問形式に していくという事でしょうかね……。相撲でも、 相手があんまり立たない場合なんか、眼や動作で、 けしかけていましたよ……」片地 「……質問形式…?………尋ねるわけですか?」阿武 「ええ『今朝は通勤時の雨、凄かったですねぇ。お陰で、 びしょ濡れになってしまいまして……』なんて先に 言うんじゃなくて『今朝は通勤時大雨でしたが、 課長さん大丈夫でしたか?』等と、問いかけると 良いんじゃないでしょうか…………」片地 「あっ、なるほど」阿武 「……すると、場合によっては、今朝の通勤時の大奮戦 の話が聞けるかもしれないし……、 また、課長さんのお住まいや、通勤手段などを知る事も できるかもしれませんよね……副産物として……」片地 「ふーん、そういうことですね。……なるほど……。 それで『ハイ』とか『イイエ』とかしか、返されない ような、そんな場合には、こっちから少し話を出すか、 早急に本題に入るように進めるかでしょうね………」 <続> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/08
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[2]阿武 「ああ、丁度良かった 片地さん、取りあえず これは、私からの、 はなむけです」片地 「えっ?阿武さんからぁ、 感激…ありがとうございます。ん……?……カード?」阿武 「ええ、そこに印刷されている事、読んでみて下さい」片地 「…… キ ド ニ タ チ カ ケ セ シ 衣 食 住……??」阿武 「そう……そうです名刺入れにでも忍ばせて使って 頂けると嬉しいですが……。 内容は今から説明しますけど…… 『木戸に立ち掛けせし衣食住』という風に 覚えて頂けると良いです」片地 「……なんかまるで、オマジナイみたいですね?」阿武 「これは昔、或る営業のベテランが考え出したお客様との 話題、話材のキーワードなんです……」片地 「……話題の……?」阿武 「営業担当の人って、どうしても様々なお客様と、 話をするチャンスが多いですよね。 話す事が仕事の半分以上かもしれない……」片地 「ええ、特に私のような販売営業の場合は、お客様の 巾も広くて、多種多彩な方々とお話しを しなければならないようです……」阿武 「客先に訪問して、話に入るわけでしょうが……、 よっぽど急いでいる時以外は、いきなり仕事の話には 入らないじゃないですか……」片地 「……それはそうですね。むしろ、こっちに時間の無い 時なんか『早速ですが……』って、わざわざ前置きして 仕事の話に入る位ですから……ね」阿武 「そうそう、そうですね。我が国の商習慣では特に その辺りに、なかなか無視できない重みがあります。 ビジネスの話に入る前…………、言ってみれば、 ウォーミングアップ的な会話の時なんかに、 このカードに書いてある事をキーワードのヒントとして 活用して下さい。……けっこうイケますよ」 片地 「確かに……営業の効率からみますと、無駄な会話の 様にも感じられるんですが……。信用とか信頼、 親しみの醸成といった視点からは、けっこう大切な時間 なんですよね……」阿武 「取り扱う商品にもよりますがね……。 機能や性能を理解頂くのにかなりの時間を取られる様な つまり、難しい商品、又、非常に高価格の物、 そして、アフターフォローが重要な鍵になるような物 なんかは特にそうですね。 商品というよりその前に会社や人物を観られるんです」片地 「……ホント、これ有り難いです。 けっこう、相手によって話を切らさないように しなければとか、何から話し始めようかなんて 戸惑うもんなんです……」阿武 「……ですよね。そんな時少しは助けになると思います。 会話として、比較的よく話される順番に 整理してあります」片地 「えーと、阿武さん、でも、これ、意味が………?」阿武 「失礼、失礼。説明しましょう。 ……まず、トップの『キ』は、気候のキです。 時候の挨拶という言葉があるように、もっとも ナチュラルな話材です。 つまり『良いお天気ですねぇ……』……とか、 『よく雨が続きますねぇ……』……とかね……」 <続> ==========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/07
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^-^◆<営業>話の 切り出し法……[1]片地 「阿武さん聞いて下さい。 この度いよいよ念願の 営業担当になりました!」阿武 「やぁ、こんにちわ。 ……らしいですねぇー。 片地さん! 希望が叶って良かったですね。頑張って下さい。片地 「はい! ありがとうございます」阿武 「……しかし片地さん……あなたのその言い方……、 いつもながら清々しくて、なーんか良いですねぇ……」片地 「えっ……?……何が?…何でしょう?」阿武 「いやー、私も、ちょくちょく御社に出入りさせて 貰ってますけど、大抵こんな場合はね……、 営業に替えられたとか……飛ばされたとかって表現を、 使うじゃないですか?……人事異動の事を……ね」片地 「あっ、なるほど……そういうことですか……。 でも……、私の場合は希望が叶ったんですから……、 そのまんまですよ」阿武 「それは、確かにそうでしょうが…………、 ……やっぱりあなたの考え方っていうか、 姿勢の良さもあると思うなあ……前向きだもん」片地 「うーん……そんなもんですかねぇ……。 僕には当たり前の事ですけど…ね」 阿武 「御社の中を、あっちこっち動いてますとね、色々な方の 異動の話に接する事が多いんですよ。でも、 そんな場合に、片地さんみたいに、 『何々担当になりました!』っていう言い方をする人は 少ないですよ……。ほとんどいないと言っていい……」片地 「だって、なりましたから……ね。 『そのまんま東』です。ははははっ……」阿武 「ははははっ……、しつこいようですが、厳密に言うと、 企業内の話ですから営業部門への異動を、 命ぜられたんでしょう?」片地 「理屈っぽく言えば……それはそうですけど……、 ……しかし、自分の仕事ですからねぇ、いちいち、 命令されたって言うのも、……なんかこう、 逆にピンときませんよ……ねぇー」阿武 「……ウン、片地さんはそこが清々しいんだな。 私は好きですねぇ……。生き方に主体性を感じるじゃ ないですか。……飛ばされたなんていう言い方は、 操り人形みたいだし、嫌々異動した感じが アリアリですもんね……」片地 「ははははっ……いつもの阿武さん流の 『嫌ならば辞め給え』ですか?……ははははっ……」阿武 「いや、そこ迄言うつもりはありませんが………」片地 「みんな、言い方が習慣になってるって所も あるんですけどね。まぁ……中には、 嫌々ながらって人もいます。…………実際はね。 異動にも色々な形がありますから………」阿武 「企業ですからね………。みんなが満足ってのは、 難しいでしょうね。しかし、一度受諾したからには、 片地さんのように清々しくあった方が、本人の 精神衛生の為にも、また友人や家族にとっても 良いと思いますがね……」片地 「……確かに……でも、人それぞれ事情もあるし 性格だって違いますから……ね」阿武 「確かにそうですね……。会社の中で気持ち良く生きる、 ……或いはより良く生きて行くって……、結局、 自分の性格との戦いかもしれませんね。 ……そういった事が、片地さんは、無理なくできて いて、素晴らしいと思いますよ……」片地 「……ありがとうございます。営業……志願兵ですから、 気合を入れてやります。わくわくします。」 <続> ==========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活--ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い。◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2007/09/06
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