【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2005/07/11
XML
一昨日函館空港で昇天したP社のFZ20をヨドカメに持ち込んで修理依頼を行ってまいりました。壊れたときは「おのれ~」と怒りの火が燃え上がったのですが、家に帰って調べると、シャッターを3万1千回切ってました。これは当然の磨耗故障かなあ…。プロなら一万回でオーバーホールですもんね

まあ、保証期間中だったので無料で修理できるし良しとしましょう!。代品として函館市街(正確には五稜郭駅前)で購入した P社のLS1型 も、税込み2万4千8百円の割には、意外に良い絵が撮れたし…。このカメラは電池で動き、お値段お手ごろ、かつ手ぶれ補正がついていますので、一時凌ぎ用代品カメラとしては中々秀逸です。税込み3万1千円で売られていた、 P社のLZ2型 とどちらにしようか散々迷ったのですが、まあ良いかな…。

さて、続きです。「阿嘉のひげ水」という謎の看板を頼りに急な階段を下って参ります。標高100メートル弱はありそうなところからですので、このまま海面まで降りてしまったら、帰りは大変だなあ、などと考えながら下っていくと、こんな感じでした。

日記

おお、展望台が!。せいぜい30メートルくらい(それでもビルにして4階分くらいかな)下ると行き止まりで展望台が見えてきました。いい感じ、いい感じ。

日記

日記

でも、結構汚れているんですね。余り手入れされていない感じです。先ほどの比屋定バンタに比べると大違いです。しかし、景色は絶対こっちの方が良い!。断言します。車で乗り入れることができないので、注目されていないのですね。徒歩旅行の面目躍如です。歩いてよかった。

日記

日記

日記

日記

日記

これがひげ水の正体でした。断崖絶壁から流れ落ちる滝みたいなものです。この白い飛沫が白いあごひげみたいに見えるので、ひげ水というようです。ふーん。

ちなみに、ズーム倍率をがんがん変えています。35ミリ換算で38-432ミリでがんがん変えています。光学12倍ズーム手ぶれ補正付きの威力抜群ですね。このカメラが一週間も経たずに空港で昇天するなんて…。



日記

日記

日記

ひげ水以外の景色もばっちりです。池状のものは、車えびの養殖池です。

日記

これが先ほどまで休んでいた、比屋定バンタ展望台です。あの展望台からこっちの展望台が見えていたのか…。全然気づかなかった…。

とこんな感じでした。イヤー満足満足。で、再び久米島周回道路(バス通り)に戻り東を目指します。

日記

いよいよ下り坂です。まあ、この画像は振り返って見上げて撮ったものですが…。あっという間に標高が下がっていきます。標高が下がるにしたがって、人家が増えていきます。港が近い!、って感じです。

日記

視界に新たな建物を発見!。ゆいまーる館です。久米島紬の技能を保存するための建物です。

日記

別のアングルです。左側の建屋というか、骨組みは、染色を行うためのもののようです。館内で久米島紬の作り方をビデオで勉強しましたが、まあ手間のかかること…。ちなみに、大島紬の先祖は久米島紬だそうで、中国が祖先だそうです。知らなかった…。沖縄県は明治維新以降も琉球王朝時代の税制が続いたそうなんですが、久米島ですがこの久米島紬で納税していたそうで、涙々の歴史があったそうです。詳しくは「ゆいまーる館」か「久米島紬」で検索してみてください。

日記

展示館の内容物です。展示物よりもビデオのほうが良かった(失礼!)。

日記

織り工程の実演場です。残念ながら、日曜日の午後ということもあり、お休み中でした。ものすごい手間ですぞ。感動すること請け合い。

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

日記

砧打ちという工程ですね。餅つきではございませんぞ。織りあがった生地を、このように砧で叩き、柔らかくすると言う工程です。今回の旅行中に実際の作業を見られたのはこれだけなんですけど、実際の工程は、

 蚕を飼う
 糸を紡ぐ

 染料を作る
 横糸を意匠に沿って染める
 干す
 洗う
 また染める

 別の色を染める
 泥染めする
 (繰り返し)
 縦糸を意匠に沿って染める
 (省略)
 織る
 砧打ちする

という工程を全部一つの工場でやるわけです。すげー。

日記

日記

これが染色場ですね。この作業もえらく気を使う(縦糸はむら無く生乾きの状態でさらに染める)工程なんですが、この日は作業は行っておりませんでした。

ちょっと感動しました。ちなみにここまで約15キロ歩いております。5時間経過してました。空港を出て初めて冷房付きの場所に入りました。すっかり元気になりました。続きは次回にさせていただきます。

【本日の成果】
朝食(SUICA) 4マイル(JL)
ampm(EDY) 3マイル(NH)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/07/11 11:28:12 PM
コメント(6) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:てくてく歩きの久米島(8) 阿嘉のひげ水 と ゆいまーる館(07/11)  
garnet-r  さん
私はH"使ってるもんで、重たい重たい・・・
せめて、この長いのを2つ3つに分割してもらえると見やすくなってありがたいのですが。 (2005/07/12 12:46:57 AM)

次から分割します。  
notoshun  さん
失礼しました。次回から分割して参ります。 (2005/07/12 01:02:49 AM)

お久しぶりです。  
カズ姫1  さん
久米島観光、楽しませていただきました。思わぬ、チャンスにめぐり合え、ラッキー!!でした。お写真も沢山、綺麗におとりになりましたね。有難う御座いました。 (2005/07/12 07:03:12 AM)

Re:てくてく歩きの久米島(8) 阿嘉のひげ水 と ゆいまーる館(07/11)  
お久しぶりです。
久米島紬 大変な工程がかかるものなんですね。
砧打ちという工程には、びっくり、織りあがった生地ををあんなふうに砧で叩くなんてね!
景色もすばらしいです。
写真きれいに撮れてますね。

地元に行かないと分からないこともたくさんあるんですね。 (2005/07/12 10:50:24 AM)

Re:てくてく歩きの久米島(8) 阿嘉のひげ水 と ゆいまーる館(07/11)  
15キロも歩いたんですか?すごいですねー
景色もいいし、空気も美味しそうだから、きっと思いのほか歩けてしまうのでしょうか…ホント健脚でいらっしゃるんですね。
私もいつかnotoshunさんのように、リアルな景色を見に行きたいです。 (2005/07/12 11:53:42 AM)

"ヒゲ水"  
maman.m  さん
今日のレポートを拝見して"ヒゲ水"説明を読み、密かに小さくガッツポーズで『ヤターッ!』(笑)
notoshunさんは、もう一度久米島へ行きたくなるかもです、冬に・・。

今ではその冬でも、滝の水量が減ったために滅多に見られなくなっているらしく、
昨冬にTVニュースでやった時にも、わずか30秒の現象だったとか。

結局、ある程度の寒さの時、北風が一定の条件で吹く時に起こる現象が
"ヒゲ"を連想させる水の様子を作るということらしいです。
北風が滝の水を吹き上げてその吹き上げられた飛沫が水煙のような状態になっている写真が
何箇所かで載せられていました。
どうも、「晴れた阿寒湖」と同じツキが必要みたいです、長い階段を降りても---
http://yaplog.jp/kumejima/archive/94

「砧を打つ女」という古い本を思い出してしまいました。
動作が重くない回線利用の私としては、
砧を打つ場面ではマウスのセンターホィールを巧みに操り(爆)
notoshunさんの思惑通り(?)のパラパラで見たら良かったです。
(2005/07/12 01:48:09 PM)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: