【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2005/07/23
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この週末は、 バースディ割引 FZ20 が現役復帰です。ちゃんと撮れるか心配だったのですが、調子は上々でした。後日レポートします。

さて、前回の続きです。今回は 青函トンネルの見学ツアー (主催JR北海道、費用2200円)をレポートします。

日記

今回のターゲットの青函トンネル本坑です。

日記

竜飛海底駅 に着きました。駅から写した列車です。ここからは暗い場所での撮影が続きます。写真の質が苦しくなって参ります。

日記

本線トンネル(本坑)と作業坑を結ぶ狭い通路です。ここを通って作業坑に出ます。

日記

で、ここが作業坑です。結構広いのですね。青函トンネルは、普通のトンネルと違い、本坑の他に、作業坑と先進導坑と二つの平行トンネルがあります。建設当時、世界に例を見ない難しい工事でしたので、先進導坑を掘りながら地質を探り、作業坑を先に通してから本坑の掘削を行い、作業坑を通して土砂を運び出したらしいのです。詳しいことはJR北海道のウェブ等で見ていただければと思います…。



日記

さて、探検スタートです。荷物をロッカーに預けて、身軽になって出発です。今回私が参加したのは 竜飛1コース という区分のツアーですが、参加者は5名でした。混む時は定員オーバーで催行されるのですが、今回は梅雨末期で大雨ということもあり、空いていました。

日記

この人が案内人です。北海道の人です。でも観光するところは本州です。函館から特急列車に同乗してやってきます。

日記

駅名表です。一応駅なんですね。でも駅と言いがたいのが、改札口も出札口も無く、切符も売っておりません。法律的にはどのような位置付けになっているんでしょうねえ。

日記

竜飛海底駅の別名(いや正式名称かもしれません)。定点と言います。青函トンネルは53.9キロの長さがある世界最長のトンネルです。この青函トンネルの掘削を行っている時期に、 北陸線の列車火災 が発生しました。

それまでの国鉄の規則では列車火災が発生したときはとにかく止まることになっていました。しかし、運の悪いことに長大トンネルの中で列車火災が発生してしまいました。その結果、煙に巻かれ死者が出てしまったのです。

この教訓より、トンネル内で列車火災が生じた場合にはとにかくトンネルの外まで行ってから停まるよう、規定が改められました。しかし、青函トンネルは54キロもあります。火災が発生してからトンネルを出るまでには時間がかかり過ぎます。火災で車両が焼け落ちてしまうかもしれません。

そこで、青函トンネルの場合は、トンネル内に4つの「定点」が設けられました。列車火災が発生したときには最寄の定点まで走り、定点で乗客を非難させる、というルールになったのです。この海底駅は非常時の非難経路として建設されたのでした。それを観光に流用している訳です。

日記

再び定点のプラットフォームに来ました。本坑の向こう側に同じような設備が見えます。ここで列車火災の対応を行うために消化設備も備えられておりました。しかし、余りに暗く、撮影は出来ませんでした。

続きは次回にさせて頂きます。





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Last updated  2005/07/24 07:16:39 PM
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