【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2005/11/19
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一泊二日の出張も終わり、都内に戻って参りました。ちょっと疲れております。

留守中にたくさんのコメントありがとうございました。ボジョレーに関するコメントをたくさん頂きました。こんなことなら写真を撮って置けばよかった…。勤務先の社内販売でボジョレーは多種類が出て参ります。今回は飲み比べをしたのでありますが、メーカー毎の味付けのばらつきが大きいのに驚きましたですね。

さて、本題です。前回は泥田のところまでレポートしました。引き続き工房をレポートします。

日記

意匠を記した紙と糸でございますね。ちょっと分かりにくいので次に拡大図を掲げます。

日記

意匠設計図ぜございます。XY座標に分解されているのが分かりますね。細かいなあ…。

日記

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糸でございます。左側が模様を出すために縞々に染色された「絣糸」です。右の二つは普通の糸でございます。流石の大島紬も全ての糸を染めてから織るわけではなく、糸のうちの何本かに一本が絣になっているそうです。絣糸の比率が高いと値段が上がっていくそうです。などほどねえ。と思ってしまいました。

日記

今ご紹介したものの他にも色々な意匠図が展示されておりました。実際の染色工程を見せてもらいました。

日記

意匠図が、分解されて染色用の型紙になっています。上の図は意匠と型紙の関係を表したものです。

日記

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型紙のインデックスでございます。型紙の順番を間違えたら完全にアウトでございましょう。こういうインデックスで確認をしていくのでございますね。

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実際の染め工程でございますが、久米島紬では絹糸にマスキングをして染色しておりましたが、大島紬では更に細かい作業をしなければなりません。そこで…。

日記

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先ず、縦糸を絹糸・横糸を木綿糸で緩く織ってしまいます。布の状態にして染色を始めるのです。

日記

この布を地色染色します。

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更に、模様の縞々を染色します。この後に布を解くと、縞々の糸が取れるのです。

日記

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縞々染色を行う作業台と染料でございます。

日記

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布を解くガイドさんです。

ちなみに、染色は裏と表から行われ、糸に裏表は無いそうです。これを織るために、大島紬には裏表が無いそうです。裏返して着ることが出来るので、寿命百年と言われるほど持つそうです。

中国の技術が久米島に伝わり北上するうちにどんどん洗練されてきた訳ですね…。ちょっと、感銘を受けました。

次回は織り工程をご紹介します。

【本日の成果】
E電乗車(SUICA) 9マイル(JL)






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Last updated  2005/11/19 10:08:27 PM
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