【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/08/01
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続きです。ネタ在庫過剰につき、ペースが速いです。今回も太平洋炭礦炭鉱展示館模擬坑道の展示物をご紹介します。今回は坑道を前に進むように掘り進める(坑道開削と云います)器材をご紹介します。ちなみに次回に面的に掘削を進める器材をご紹介します。

日記

この器材が先頭にたちます。コンティニュアスマイナーと云います。これは屋外展示の器材で小さいです。坑道内に展示されているものははるかに大きなものなのでした。

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この器材の先頭にはこのようなドラムカッターが付いております。このドラムカッターを回転させて上下に振ることで、先ず石炭層を砕いて行きます。

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こんな感じのピンが挿してあります。このピンは消耗品です。一日の作業が終わると、こういう消耗品の交換などのメンテナンスの時間が設けられたそうです。

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カッターを横から撮影してみました。物凄く暗いです。こういう写真はなかなか撮るのが難しい環境なのです。獰猛な印象のドラムカッターです。

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運転台です。複雑怪奇です。どのように操作したのか想像もできません。

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二両目の器材です。シャトルカーというそうです。コンティニュアスマイナーには動力がありません。このシャトルカーが鉄道で言えば機関車みたいな役割を果たしていたそうです。コンティニュアスマイナーを前に押していたようです。

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前方から編成を撮影してみました。禍禍しい印象の絵になってしまいました。ちなみに左上に見える管は送風管です。炭鉱の天敵のメタンガスとか一酸化炭素ガスが出ると、作業を中止し、送風管を通して空気を送り込んでガス濃度を下げるそうです。

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三両目がベルトホッパーです。坑道の床に散った石炭を引き揚げ、ベルトコンベアに載せる役割を果たしているようです。

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石炭はこのようなベルトコンベアに乗って地上に運ばれていくそうです。

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最後の画像はコンティニュアスマイナー・シャトルカー・ベルトホッパーを後方から撮影したものです。

今回ご紹介した器材で、炭層を囲むように坑道を掘進して行きます(このような作業を採炭切羽を作るというそうです)。坑道開削が終わると、坑道で囲まれた炭層を面的に掘って行きます。次回は、面的に炭層を掘っていく設備をご紹介します。

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Last updated  2006/08/01 10:12:54 PM
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迫力満点 !!  
maman.m  さん
坑道内のドラムカッター、あの迫力が甦るような写真です!

私の場合は使える画像はホンのわずかでした^^;
そして、3月末の模擬坑道は、寒かった~!
寒さが余計に怖さを募らせてくれて、見たい思いと早く上に戻りたい思いと・・・。
送風菅、やはり新鮮な空気を送り込むものだったのですね。
もう一組いらしたので、この坑道での説明は受けられなかったのですが、昔、叔父が「命綱のようなもの」と言っていたのはコレなのかなぁと思って見ていました。

ドラムカッターは、岩盤の硬さによって部分部分で負荷が違うので(動力が分かれている?)、操作が難しいと叔父から聞いた記憶があります。
操作レバーに、岩盤の固さが実感として伝わるとのこと。
シャトルカーの運転台の複雑さと関係があるような気がしますが・・・どうなのか・・・。
(2006/08/02 03:17:17 AM)

maman.mさんへ2  
notoshun  さん
コメントありがとうございます。

こういう機械を使っても岩盤掘削はもう大変なはずです。
硬い岩盤柔らかい岩盤も大変でしょうけど、
恐ろしいのはガスです。釧路は色々な要素で、
物凄く事故率の低い山でしたが、1960年代以降に
九州では1000人以上死んでいます。

やはり炭鉱は危険な仕事なのですよね。
凄い仕事です。

(2006/08/02 10:18:38 PM)

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