【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/10/09
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テーマ: 鉄道雑談(1611)



さて、今回も九州鉄道記念館の屋外展示車輌のご紹介です。この記念館は屋外実車をご紹介し終わると、余りレポートするものがなくなりますので、後数回で次の場面に進みそうです。

今回のご紹介形式は、

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これです。キハ07という形式なのです。当然戦前の車輌です。戦前はディーゼルカーではなくガソリンカーでした。

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昭和10年代に流行した流線型の車輌です。この形式では最高速度は60キロか70キロ位ですので、別に切妻型でも入母屋型でも流線型でも空気抵抗には差はないでしょうけど。

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反対側から撮影したものですね。そろそろこの辺で紹介文を引いて見ます。



昭和11年登場の形式で、軽便気動車として職員と乗客の双方から人気があったそうです。まあ、煙が出ないので当然でしょう。しかし、太平洋戦争の勃発で、ガソリンは軍事利用が優先となり、鉄道の気動車は一斉に休車状態になります。

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諸表示の類でございますな。ちと話は変わりますが、このキハ07は方々の私鉄に払い下げられて行きました。国鉄から離れたキハ07も寄る年波には勝てず、現在でも現役走行中なのは鹿島鉄道の601と602だけのようです。この車輌には乗車してレポートを作っております。もし宜しければご覧下さい。

【鉄】ときわ路パス(1) 鹿島鉄道
【鉄】ときわ路パス(2) 鹿島鉄道鉾田駅
【鉄】ときわ路パス(3) 鉾田駅の602
【鉄】ときわ路パス(4) 鹿島鉄道石岡機関区

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キハ07は大変貴重な車輌です。結構な両数があったのですが、みんな解体してしまい、原形をとどめているのはこの一両だけになってしまいました。更に素晴らしいのは、このキハ07は車内にお客を上がらせるのです。

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内装は戦前丸出しです。木製ニス仕上げです。桜木町事故以降には恐くて絶対使えない素材がふんだんに使われております。

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運転台は開放半室タイプでした。足元のご注目くださいペダルは三つです。クラッチペダルもあるのです。完全手動の機械式気動車なのです。当然併結運転は難しかったでしょうな。

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反対側の運転台です。手ブレーキの位置が面白いですね。普通の鉄道車両だと、運転台の反対側の前面に配置するケースが多いのですけど。

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乗客用の椅子です。小さい椅子でした。ちょっとこれでは長旅は苦しいですね。

屋外展示車輌のご紹介も大体終わりました。次回は九州鉄道記念館の本館に入ります。


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Last updated  2006/10/09 10:52:48 AM
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