【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/12/20
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旧画像倉庫が終わってしまいました 。表示は依然OKですので、そのうちに、昔のTOP画像ギャラリーをご紹介します。何か寂しいです。

昨晩は職業上の必要に迫られて、居住地から数百キロ離れた場所で夜を過ごしております。そんな訳で、更新のタイミングがいつもと微妙に違っています。でも、もう東京の住処でごそごそやっています。ちょっと疲労気味です。

さて、前回までに、エル・エスコリアル修道院(別名:サン・ロレンゾ修道院)の回廊部分のハプスブルグ朝時代のスペイン国王の居住空間や執務室をご紹介してきました。

今回以降も同じエル・エスコリアル修道院のレポートを継続いたしますが、対象が宗教的なものに少しずつ変わってまいります。



国王執務室を出た後にこのような質素な階段を下っていきます。何の装飾も無いです。まるで病院の階段のようです。



更に下に進みます。最後には地下にまで行きます。



この黒地に金文字の扉が地下室の入口でございます。



表札部分を接写しました。黒地に金というデザインが、何となく霊柩車っぽいですよね。ここから先が、この修道院の神聖なるスペースの歴代国王の墓所なのです。







ドーン。これが棺です。



これが天井です。このようなドーム状のスペースに、歴代国王の棺が安置されているのです。微妙です。墓銘碑はないのでした。これはどういう文化なんでしょう…。



もちろんキリスト教の時代です。それが証拠に、このような十字架が墓所には設置されては居ます。



しかし…。墓銘碑も無く、このように無造作に同じサイズの棺が並べられています。「土に還る」という雰囲気では全然ありません。死語の復活を信じているのでこんな造りになっているのでしょうか…。



この墓所にはハプスブルグ朝以降の歴代国王の棺が全部あるみたいです。ハプスブルグ朝→ブルボン朝の王朝交代も墓所には影響を及ぼしていないようでした。



お墓だけあって、とにかく暗いのでした。もちろん、三脚は使えません。とにかく辛い環境でした。上の十字架像の撮影は、手持ちで2分の1秒の露出でした。手ぶれしない訳がありません。



以上で、歴代国王のお墓のレポートをお終いにします。規則的に国王の棺を置くデザインは、何となく琉球王朝の国王の墓所である、玉陵(これで「たまうどん」と呼びます)に似ているなあと感じました。

次回もお墓のレポートを続けます。国王以外の王族や貴族のお墓をレポートします。次回はデザインが多様なので楽しいです。



朝食(SUICA) 4マイル(JL)


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Last updated  2006/12/20 09:42:41 PM
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