【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2007/09/30
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<リンク>リチャード・コシミズ講演会 全編

もう一つは読書です。先日のブログでご紹介した作家を追って、更に数冊読んでました。乃南アサさんの作品群です。



直木賞受賞作の『凍える牙』の主人公であった女刑事・音道貴子を主人公にした短編集三連発です。『未練』『花散る頃の殺人』『嗤う闇』という題名です。元々刑事もので売り出した作家だったんですねえ。以前の日記でご紹介した警邏警察官ものが非常に良くて、ここから入ったのですが…。刑事ものの方が良いかも知れません。

で、唐突に本題に入ってまいります。前回はサイゴンから、メコン河を遡上し、ミトーという街の埠頭に到着するところまでをレポートしました。今回は出航以降の画像をご紹介します。



メコン河を進む船からミトーの街を望んだ風景です。メコン河の下流は大した広さなんです。水の色が青ければ海という感じです。ベトナム戦争中はここも戦場でした。合衆国海軍の河川舟艇が行き来したことでしょう。



戦争が終わって30年以上経過し、メコン河下流もすっかり復興しています。河川交通が盛んな区間らしく、船舶用の交通標識が出ております。左側は架線注意ではなく、電線注意ですね。メコン河は架橋され、電線も渡されていました。ベトナム戦争でも、朝鮮戦争でもアメリカと戦う相手を中国が積極的に支援していました。アメリカ側からすると、橋を落とせば敵側の補給を遮断できますので、とにかく橋を狙った爆撃をよく行ったようです。



メコン河の中洲に隣接して設置されている水上家屋群です。ここに定住している人は居ないそうです。漁民の漁具などの保管庫として使用されているそうです。



架線中央線付近です。遠くに建設中の橋が見えますよね。ミトー周辺ではやたらと多くの船舶が行き交っていましたが、このメコン河への架橋が完成した節には、船舶の交通量もぐっと減少しそうです。







上流からサイゴン方面に向って航走する砂利運搬船です。これはベトナムだけの習慣のようなのですが、河川でのみ使用され、外洋に出ない船には、目玉を描くそうです。メコン河にはろくろく橋は無かったようですし、この広さですから、外洋船も相当上流まで遡上できそうでした。まあ、内航船と外航船を外観で区別する意味もあるのでしょうね(特に取締を行う部局にとっては)。







砂利運搬船の全景です。物凄い喫水ですよね。なんだか過積載っぽいなあ…。サイゴンは相変わらず建設ラッシュです。コンクリート建築用の土砂(というか砂礫)はいくらあっても足りないのでしょうね。しかし、砂利の取りすぎは大丈夫ですかねえ。日本も砂利の取りすぎで河川を傷めてきましたから…。ちょっと心配になりました。



メコン河の渡し舟群です。中洲がいくつもあって、殆んどの中洲に人が住んでいることもあって、複雑な路線で運行しているみたいです。このようにワンショットで3隻も入りました。同じ形式っぽいカーフェリーがガンガン走っている訳です。前のシリーズでご紹介した十和田湖遊覧船団みたいです。



建設中の中州と中州を結ぶ橋です。メコン河くらいの国際河川になると架橋も楽じゃないでしょうね。水運の要になってしまっていますので、橋をかなり高く架けないと、船が通れなくなってしまいますから…。もうベイブリッジやレインボーブリッジみたいな感覚にせざるを得ないでしょうね。



再び、渡し舟です。私が乗ったボートに近づいてきたので撮影しておきました。



デッキは可動式っぽい造りですが、開き放しでの航行でした。何となく、江田島=呉航路のフェリーを思い出しました。



後姿です。キャビンが無いのです。これは余り日本では目にしない建造です。

この後に、今度は中州で小さな舟に乗り換えて、運河を進むことになります。次回もメコン河の画像です。宜しければ、お付き合いくださいませ。

【昨日のマイレージジャンキー的な成果】

E電乗車(SUICA) 3マイル(JL)
ローソン(JCB) 3×1.5倍≒約4マイル(NH)
本屋(JCB) 12×1.5倍≒約18マイル(NH)



過去の旅行先の一覧はこちらに!





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Last updated  2007/09/30 10:36:18 PM
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