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前回までのお話 :日本移住のためにやって来たチェコ人の彼ジェローム(仮名)と一緒に暮らすべく、部屋を探す私。最初に内見したA不動産では、気に入った部屋は見つからず、彼氏(日本人設定)と同棲予定という中途半端な嘘までついてしまい、胃が痛むaitantanmenなのであった・・・。
今度は、最初っから「私一人で住むための部屋を探してます」という風にやればいいんだよな・・・。と自らのツメの甘さを反省する私。ちなみに、A不動産で言われたこと(結婚前のカップルは大家さんに嫌がられる等)をジェロームに話すと、「 え? 私たちが結婚してるとか、そういうのは大家さんには関係ないことでしょ? 」と心底驚いた様子。
ああ!汝、個人主義の西洋から来た青年よ!そうだろう、そうだろう・・・結婚しているかしていないかは、私たちの個人的な事情 なのであって、大家さんにはまったく関係がない・・・しかし、部屋を貸すからには関係ある・・・ それがニッポン!なのだよ・・・。
※ちなみにジェロームは親日家なのですが、ニッポンの不文律的な常識には若干うとい部分があります。
そういえば、私の既婚友人Aゆみんは、「彼氏と一緒に暮らすから」と家族に宣言したら、「結婚しないとダメ」とご両親から言われ、それが遠因になって結婚したようなもの。うちの親はなんで何も言わないのだろうか?変なところが放任主義だから困る。うちの親が「 同棲なんて絶対反対!一緒に暮らしたければ結婚しなさい!!
」と声高に反対してくれれば、私も嫁に行けたかも・・・? 今頃は週刊賃貸じゃなくてゼクシィ読んでたかもしれないのに・・・
と考える私・・・(しかし、ゼクシィの重さと分厚さは異常)。
逆にチェコにいるジェロームのお母さんはと言うと、「 結婚するなら同棲をして、うまく行くかを見極めないとダメよ
」とクールに言ったらしい。同棲に対する感覚が、日本とチェコで”間”逆なのがまた面白いんだな~。ちなみにジェロームの親友ピエールは実家で彼女と同棲をしているらしい・・・それって嫁入りとどこが違うの?って感じですが。
うちの親が反対してくれれば、とも思ったけど、今は結婚よりも同棲かな・・・なんか自由かつ独立した大人のカップルってイメージ があるし、フランスも同棲が多いんだし・・・サルトルとボーヴォワールとか、ゲンズブールとバーキンとか・・・(結局、イメージ・・・それに調べたら、ゲンズブールとバーキンは同棲じゃなくて、ちゃんと結婚していたんですね。意外!)。
数日後、インターネットで良さそうな物件を見つけて問い合わせ メールを送りました。今度はB不動産という会社です。メールのお返事が来て、残念ながらその物件は空くのが2ヶ月ほど先とのことでした。とりあえず他に紹 介できる物件があるから一度来てくださいとのことだったので、次の週末私一人でB不動産へと向かったのでした。(続く)
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