第２４話

クラウド「・・・・・」

キルスは勢いよく飛び出していった

キィン！！ガィン！！

凄まじい攻防だがその中でもやはり双剣になったキルスはあきらかに隙が無くなっていた

キルス　「ぐぐ・・・！！」

ギリギリギリ・・・！！！ガィン！！

キルス　「まだまだぁ！！」

キルスは容赦なく斬りかかっていく

クラウド「・・・・・」

しかしクラウドは攻撃の手をやめ、立ち止まったまま動かない

キルス　「死んでも後悔するなよ！！」

無防備なクラウドにキルスは斬りかかっていった

クラウド「クク・・・」

キルス　「！？」

クラウド「キョウギリ」

キルス　「何！？」

クラウドの剣が凶の文字を描いた

キルス　「あっぶね・・・！！」

双剣で衝撃を吸収し間一髪避けきれた

クラウド「・・・・・」

バレッド「こっちだ！！」

セレス　「あ～！やっぱりクラウド変じゃん！！」

バレッドがセレスを引き連れて帰ってきた

バレッド「早く治してやってくれ！！」

セレス　「わかった！！」

ポウ・・・

セレスの杖が光った

セレス　「ケアルラ！！」

ドレアムの傷がみるみる内に治っていく

ドレアム「・・・・・うぅ」

バレッド「気が付いたか！！」

セレス　「良かった～！！」

ドレアム「どうなってんだ・・・？」

ドレアム「オレは三途の川を豪華クルーザーをチャーターして逆流してたはず・・・」

バレッド「セレスが治してくれたんだぜ。礼をいいな！！」

ドレアム「そうか・・・。すまねぇ」

セレス　「いいってことよ！治ってよかったじゃん！！」

ドレアム「ところで・・・クラウドは・・・？？」

バレッド「ああ。まだキルスと闘ってる」

ドレアム「なんだと！！キルスと！？」

ドレアムは飛び起きた

セレス　「あ！ダメだって！まだ無茶しちゃ・・・」

ドレアム「それどころじゃねえ！！」

ドレアム「グングニルまで使いやがって！！マジで殺す気か！！」

バレッド「それに対してクラウドはヴァノスにもらったあんな細い剣だ」

バレッド「よく耐えられるもんだぜ・・・」

セレス　「そーいえば・・・」

セレス　「クラウドってヴァノスに剣習ってなかったっけ？？」

バレッド「そういえばそうだな・・・」

セレス　「なーんかイヤな予感するんだけどなー・・・」

キル心中「あんな細い剣でよく耐えられるぜ・・・」

キルス　「そろそろ終わりにするぞ・・・」

クラウド「クク・・・」

キルス　「覇道錬武条技その２６・・・」」

キルス　「燕の宴！！！」

ドレアム「やつめ！！燕の宴まで・・・！！」

セレス　「ツバメのうたげ？？」

ドレアム「高速で相手の周りを回ることによって相手に分身しているかの
　　　　　ように錯乱させる」

ドレアム「そして四方八方から豪昇烈覇をくりだすんだ」

ドレアム「だが・・・」

ドレアム「覚醒したときのあの技は・・・キルスが眼前で消える」

バレッド「何で？」

ドレアム「あれは豪昇烈覇と同じようだが斬るまでは普通に走り斬る前に
　　　　　しゃがむ様に姿勢を低くするんだ」

バレッド「ようするにいきなり視界から消えるって訳か・・・」

バレッド「分かったかね読者の諸君！！！！」

セレス　「バカじゃん・・・」

解説どおりキルスは四方八方から斬りかかった

キルス　「終わりだ！！」

クラウド「クク・・・カゼノコエヲキケ」

キルス　「！？」

クラウド「アキサザメ」

クラウドはまるで槍のごとく剣を突き出し始めた

キルス　「突き・・・！？」

クラウドはヴァノスにおしえてもらった技である秋紗雨をくりだした

バレッド「なんだ！？あの技は！！あんなのオレは知らねぇぞ！！」

ヴァノス「あの技は細くて軽い性質を利用し突きように改良したマサムネの
　　　　　特性を利用し光速の突きが出せるんだ」

ヴァノス「そしてそれが光速で風を切ったときに風を切る音が聞こえる」

ヴァノス「それが風の声に聞こえるんだ」

ドレアム「いつからいやがった？」

ヴァノス「セフィロスが逃げた時から・・・」

ドレアム「んじゃ応援ぐらいしろやああああ！！・・・ってぐおおおお」

セレス　「ダメだって！！まだ全然治ってないんだからね！！」

ドレアム「・・・（泣」

ヴァノス「かつてあの剣はジャパンの数々の実績をあげた将軍が使用していたものだ」

（注　　クラウドたちはアメリカ人でここはアメリカですよ！！

セレス　「んでその人の名前がマサムネ？？」

ヴァノス「そうだ」

セレス　「まんまじゃん」

ヴァノス「だがにわかじこみの技が通じるほど甘くは無い・・・か」

キルス　「甘い・・・！！」

第２５話に続く

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