山と川と花の記

山と川と花の記

2020.11.15
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この秋の低山の始まりは常陸太田市の鍋足山にしました。
9時半頃、里美支所の駐車場はほぼ満車、土曜日で支所は休みのはずですから、かなりの人が山に登っている様子でした。

林道を登っていると傍らにリンドウが咲いていました。


赤い実は、地を這うようなテリハノイバラのようです。


山道に入りしばらく登ると、子供や親たちの十数人のグループが下ってきました。
駐車場が混んでいたのがこれで分かりました。

檜の植林を過ぎると、その先は明るく開けました。
リュウノウギクでしょうか、葉をちぎって揉んでみると気持ちの落ち着くような香りがしました。


岩が現れて程なくして鍋足山(529m)の山頂に着きました。

遠く日光連山から高原山、那須連山まで見えました。
近くに目を移せば紅葉が見頃の山また山でした。
右に見えるピークが三角点峰、この山域で一番高いのですが、それでも551.5mです。


足元には左から鍋足山のⅡ峰、Ⅲ峰で、Ⅲ峰は立ち入りが禁止されています。
木々に覆われていますが岩峰です。


Ⅱ峰を回り込んでⅢ峰との間を急下降します。谷のモミジの色づきはまだ先のようでした。
そこから登り返して猪鼻峠方面へ進みます。遠くで人声はしますが、誰とも出会いませんでした。

イブキジャコウソウが咲いていました。

夏の花なのですが、健気に咲いていました。
葉はすっかり色づいているのに、この付近だけで6~7個の花が見られました。



ダンコウバイ、

カエデ、
登山道から外れた所で休みました。


今回から再びサーモスの出番です。
休んでいる間に通った人は二人だけのいつもの静かな山でした。


左が鍋足山、Ⅱ峰、Ⅲ峰、Ⅳ峰、ここから見ると鍋足という山名がうなずけます。
風の無い秋晴れの日の、山の中の陽だまりを満喫しました。







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最終更新日  2020.12.01 17:29:38


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