山と川と花の記

山と川と花の記

2023.11.26
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9月の渓流釣りの頃は何とも無かったのですが身体に合わない運動をしてしまったせいか、脚の具合が悪くなってしまい回復を待っていたのです。
はじめは袋田の滝の上流の方から前山に登ります。


この辺りは袋田の滝を見に来たついでのハイキングや、「そこに山があるから」や「日本百低山」などテレビで何度か紹介されているとあって人は多いのです。
低山といっても危険はいっぱいで岩場や断崖、急な石段など危険な場所は高山と変わりません。
何度も立ち止まり息を整え、脚の具合を確かめながらゆっくりとした歩き方をしました。
滝川の対岸の山が見えてきました。

リュウノウギクでしょうか、葉を1枚摘んで揉んでみると心が落ち着くようないい香りがしました。


前山からの急な下りではツツジの返り咲きを見ました。


月居山(つきおれさん)の紅葉は今年も見事でした。
去年よりも5日遅く来たのですがモミジは十分に赤くなっていました。













山頂の賑わいを避けて少し下った岩のテラスで休憩しました。
時折り一人二人通るだけでとても静か、久慈川流域をのんびりと眺めます。
おそらく気温は10℃以下ですが、風を避け日差しを浴びれば丁度いい具合でした。

左に白木山が見えて、右のこんもりとした木々の奥に男体山の電波塔が見えました。

鍋足山方向ですがこの山にも小さなモミジ谷がいくつかあり、近いうちに行きたいと思っています。


急な下りはその先、岩に落ち葉が積もつているので滑りやすく、注意して月居山を鞍部まで下りました。
脚の状態は問題ないので鍋転山まで行ってみました。


ここからは久慈川の流域と筑波山が見えました。
鍋転山(なべころがしやま)の別名は第一展望台、断崖のへりですから足元には十分な注意が必要です。不安だった脚の不安もなく低山初日はまずまずでした。

車まで戻り靴を履き替えようとすると近くの枯草の中でガサッと音がしました。
よく見るとニョロのようですが見慣れない文様でおそらくマムシ、太い胴体がΩのようになっていて頭が何処にあるのか分かりません。
土曜日は急に寒くはなりましたがここまでかなり気温が高かったので冬眠が遅れているのかもしれません。最近は暖冬の年が多いのですが今年はどうなるのでしょう。

小さな峠道には凍結防止剤の自動散布機が設置されていましたから、山歩きに向かうにも冬タイヤに替える時期が来たかもしれません。






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最終更新日  2023.11.26 21:35:17


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