ストップ !! 「第二迷信」

ストップ !! 「第二迷信」

2007年11月22日
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前の話題で、 浦安シルバー人材センター の料金表にあった、
「読経料」
「戒名料」


お葬式が、設備の使用、労働力の提供を必要とする「事業」であるなら、「対価」をともなうのは当然。

(お寺や教会でなく、自宅や施設を使うなら、「出張」してもらうお坊さんや牧師さんに「お車代」ぐらい包むのは当然。)

しかし「読経」は「労働提供」ではあるまい。

あくまで、宗教行為として、お勤めの「導師」をお願いするなら、「お布施」

あるお坊さんの話。
「百万円でも千円でも、お経に違いはありませんよ」
(ちなみに、「宗教法人」のお寺や教会の、お坊さんや牧師さんは、法人から「給与」を支給~税金は源泉徴収~されるので、お布施がお坊さんの懐に入るわけではない)


葬儀屋さんの「提携僧侶」というのがあり、
業者は「仲介手数料」を取るけれど、まさか「お布施」をピンはねはできないから、「読経料」という、ビジネスとしての料金を設定することになる。
(個人で法事のお願いしたとき、気をつけましょう)

いくつかの「玉串料訴訟」で、「憲法違犯にならない」と認定された判決は、
「ただのイベントで、宗教行為への支出にあたらない」という解釈。

「読経」も、「ただの演出」みたいな扱いだから、生活保護費で「葬祭扶助」の中に「読経料」が含まれていても問題にならない。

寺を持たず、マンションから出勤して提携業者の依頼を請ける「派遣坊主」というのは、(「事業収入」扱いで申告されるのかどうかは知らない)
ちゃんとした住職さんから見たら、下司な存在だけど、

実は、「そういう人」がいるから、自分のお寺の仕事に専念できている、という恩恵も受けているはず。
(いきなり、知らん人から「明日お通夜に来てくれ」、と言われても予定が詰まってることも多いだろうし、お経ばかり続けて喉を痛めても困る)

で、提案。


いっそ、「仏様系」の大学の「部活」でやったらどうだろう。ボランティアサークルでも。
(将来、住職になったときのための実習にもなるし、遺族と接するのも貴重な人生経験。大学では得られないよ)
「神様系」でも、学生が聖歌隊を出すとか。

(系列校の多い京都でないと無理かな…)

「ただの演出」なら、僧侶資格はいらんでしょ。


※戒名の話題は後日。





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最終更新日  2007年11月24日 09時53分40秒
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