腰の怪我

腰の怪我

腰の外傷としては、アタックの踏切から体を起こしてジャンプする際に負担がかかりやすい為に起こります。特に、レフトアタッカーの平行トスなどの時、アタッカーにとって右側からボールがすばやくやってくるため、ドンピシャリのタイミングでボールを打てなければ、大体自分の頭を越えて、ひどいときでは左肩の上の位置でボールを打たなければならないときがあります。そうすると、体を左側に倒しながら打ってしまい特に腰の左側の筋肉や右肩を痛めてしまいます。そのタイミングに慣れてしまっている選手ならば、タイミングの改善や、セッターとの連携の見直し、等をしてみてはどうでしょうか。筋力トレーニング・ストレッチは十分にした方がよいです。筋肉の炎症だけではなく分離症や腰椎椎間板ヘルニアも発症してしまうことがあります。腰痛が急激に発症したり、長期間痛みが持続する際は専門の医師に診察してもらいましょう。最近おすすめの背筋筋力トレーニングは、ステージから上半身のみを出して、上半身を下に垂らし、背筋をする方法です。上体をそらす際には、床と水平になるところを越えないようにして下さい。それ以上反ると、分離症の可能性を増加させてしまいます、
 筆者も分離症になりましたが、13歳頃の急激に起こった腰痛は要注意です。昔は生まれつきある物と言われていた時期があったようですが、現在は疲労骨折説が一番多いようです。腰の関節の突起の部分が疲労骨折を起こしてしまいます。1チームに1人だけうまい選手がいて負担がかかる事が原因の一つにもなります。選抜チームならば負担はかからなのでしょうが普通は数人の選手に負担がかかるのはよくあることです。この様にならないためにも、チームの指導者・キャプテンは選手の腰痛の有無のチェック、また圧痛(押していたいこと)の有無をチェックするのが大事です。ジャンプの基本動作やトスのレベル向上も大事です。




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