語り
ある日お風呂に入っている時 あることを思いました
もしこんな話があったら この時代の人々はどう思うでしょうか？
ある日僕は死にました 今では宙に浮いている生活にも慣れました
時々僕のことを見えるという人がいるけど そんな時僕はこうやってのりきります
その人に乗り移って 記憶を消してしますのです
僕の死んだ肉体の細胞は 来るべきクローン時代に向かって冷凍保存されてます
いつか技術が完成した時 その時僕は甦るのだと
しかし技術が完成したとしても たとえ僕の肉体が甦っても
本当の僕の意識はもうここにあるのだから 甦ったのは本当の僕じゃないんです
何かわけの解らないとこを言ってるけど この話はここだけで終わる問題じゃなくて
もしかしたらここにいる人達みんなが 体験し関わることなのかもしれないんです
内気で自分を外に出せない人 我慢強すぎて自分を外に出さない人
世渡りが上手くなるために自分を染めてる人
他人とよく付き合うために自分を変えてる人
あなた達に一番伝えたい いつか本当の自分を見失ってしまうよと
ずっと自分を偽って生きてれば やがて本当の自分を見失ってしまいます
あなた自身が殺されてしまうかもしれないんです
僕みたいに宙に浮いてしまうかもしれないんです
勇気を出して自分を出して もっと自分を周りに示してみよう
きっとあなたの人生が変わるはず それがどんな方向に変わるか解らないけど
本当じゃない自分で生きるより 結果を気にせずに本当の自分で生きればいい
００．１１．１９
タイトルを考えてない作品です
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