この政権になてからは、
騙されるほうが悪い、
ということになっている。
あからさまな騙しが、
メディア好きな国民には簡単に効いてしまう。
暗転し始めている国運が、
この選挙はこの男の思惑通りになるともう、
不可逆的な進路に堕ちてゆく。
そういう国政選挙なのであって、
雑音に満ちた演説や宣伝文句に騙され続けてはならない。
なのに、
流れはそんな
相変わらずな症状だ。
投票所で書く直前にでも
思い返してほしい。
とにかく
歯止めになってほしいのだ。
誰のためか??
自分のためだ。
戦争になるとか
徴兵制になるとか
荒唐無稽なことを言うと
馬鹿にしたように言うのは
それで騙せるとまだ思っているからだ。
イギリスのブレア政権の時に、
僕も覚えているが、
驚くほどすぐにあっさりと
イラク戦争のアメリカに呼応した。
まるで勇敢で正義感ある演説にさえ聞えた。
その時小泉政権も結構あっさり参加した。
今の歴史の狂いは
あのあたりに震源があったと
今は分かっている。
日本は後方支援だと小泉さんは言い訳した。
後方支援こそ
戦争を制する鍵だから、
参戦であり参戦以上のものでもあるのに、
どこまでが後方支援かみたいな矮小化論議でごまかしてしまった。
戦死したイギリス兵の家族が
ブレア氏を裁判にかけてほしいと言っていた。
でも時すでに遅しだ。
小泉さんのような人でも、
アメリカにノーと言えなかった。
ブレアさんでも
小泉さんでも、
そりゃノーとは言えないよねと
今はそう言うしかないのが現実だ。
戦争と言う人類の難病の症状と言うのは
そういうものなのだ。
日本人がなぜテロの標的になるのか、
分かってるのに分からぬふりをするな。
暗転の道に踏み出したのは、
もう去年からなのだ。
国民のほんとうの敵に気づけ!!