この広い世界で

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青森旅行<3日目>

<3日目>


朝起きて一人温泉へ。
フゥ~気持ちいい。

温泉宿のいいところって、朝起きてボーっとした頭を簡単にスッキリさせられるところよね。
熱めのお湯なので、パチっと目が覚めたわ。

部屋に戻ると、ダーリンが不調な顔。
「どした?」
「布団蹴飛ばしたらしくて寒くてさ~風邪ひいたみたいよ・・・。」
アホか。ガキじゃあるまいし。
仕方がないので、薬でも飲め!

朝、天気予報を見ていたら関東地方に台風が接近中・・・。
ヒョエ~~今日の夜、飛行機大丈夫か???心配。
あたしはもう1日くらい休んでもヘッチャラだけど、ダーはそういうわけにいかないらしい。
飛ばなそうだったら、新幹線のチケットを取るか。
いずれにせよ、まだまだ先のことなので、気を取り直して出発だわ。

今日はまた白神山地へ。
宿泊していた鰺ヶ沢から1時間半。
白神山地の端っこ、昨日の暗門とはまったく逆の位置、海側にある十二湖周辺へ。

海岸線を走るので、かなり気持ちいいドライブになりましたわ。


駐車場に車を止めて、ここからまたもやハイキング。
周遊コースは2時間くらいらしいので、見所だけまわることにしました。

十二湖については以下のとおり
以下、ハローネット青森より抜粋↓
十二湖は広大なブナの森に点在する33の湖沼が、大崩から見ると12個見えることから名付けられました。
その中でも十二湖の代名詞とも言える「青池」は、青インクを流し込んだような美しさで、水中には枯れたブナが横たわる静寂の池です。
そのほか、青森県の名水にも選ばれた「沸壷の池」、幻の魚イトウ釣り大会で有名な「鶏頭場の池」、そして崩壊浸食による断崖が緑に美しく映える「日本キャニオン」などたくさんの見所が訪れる人の目を楽しませてくれます。


だそうで。
実際、青池と滝壷の池以外ははっきり言ってなんてことない池ですわ。
青池は、ホントに神秘的な青色で、水の中を泳ぐ魚も見えるし、ブナの木がそのまま水の中で朽ちている姿はちょっと感動的。

この青色は、現代科学でも解明されていないとか。
不思議なのよね~~他の池は普通の色なのに、ここだけ真っ青で。



青池からはブナの原生林の中を森林浴しながらのハイキング。
ブナばかりかと思いきや、かえで?もみじ?の木があったり、桂の木があったり。

この桂の木というのが、すごくわかりやすいのよね。
今ごろの季節になると、甘い樹液を出すらしくこの樹液がとーってもいい香りなの。
綿飴のようなちょっとざらめを焦がしたような甘い甘い香りがするの。
なんかおなか減るのだよ・・・(笑)

でもおかげでひとつ木の名前を覚えました。

さて、お昼の時間も近づいてきたので、そろそろ空港に向かって出発です。

十二湖から海岸線をずーっと北上。
とにかく延々1本道を行く・・・。
海岸線が綺麗で最初の頃は楽しかったんだけど、だんだん飽きてきて、しかもおなかがすいてきた~~~!!

しかし食べられそうなお店もなく、そのままどんどん進む・・・。

1時間以上走り、やっと深浦町の千畳敷へ。
千畳敷は、昔の殿様が千畳の畳を敷いて酒宴を催したとの伝えから、名前が付けられたそうで。
・・・そんなことより、腹が減った!!

というわけで、千畳敷海岸沿いにある海の家でお食事タイム!!

私はウニいくら丼。
ダーはなぜかここでカレー(笑)

ウニいくら丼は、おなか空いていたからか???かなりおいしかったですー。

そこからまたまた永遠に続くかと思われる海岸線を走りつづけ、青森市内に出た時は夕方近く。
リンゴ農家に寄り、リンゴいっぱいとリンゴのソフトクリームを買い、大急ぎで青森空港に向かったわ。

台風が心配だったので、途中で航空会社のHPで運行状況を確認したり、天気予報を見たりと大忙し。
もし、飛ばないようだったら最終の新幹線で帰ることを考えなきゃ・・・。

結局ほぼ定時に離陸してくれたので、ホっと一息でした。

帰ってきてダーが一言
「やっぱ飛行機で行くところはイヤだ・・・。」



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