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テーマ: 小噺(27)
カテゴリ: 小噺
Copyright (C) 2006 「本命バッグ」

「ダウンタウンの松ちゃんよりおもしろい」 と言われ調子に乗っていたJohnny_Styleです。

いつも「本命バッグ」の小噺をご愛読いただきましてありがとうございます。

それでは、さっそく。


ぎんぞうくんは小学生。

小学生にしてはなかなか処世術にたけていて、あなどれない子です。

でも算数はちょっと苦手。

今、学校で大きな数を習っているのですが、1億ってどのぐらいなのかよくわかりません。

たくさんということだけはわかるけど、計算できません。

宿題をしなくちゃならないのにそれがわからないので、途中で投げ出して河原に寝そべって雲を眺めていました。

雲は少しずつ形を変えていきます。

犬のように見えたかと思うと、どんどん大きくなって、人間ような形になり、更に大きくなって、本で見たことのある神様そっくりな形になりました。

「ぎんぞうくん、何をしてるんじゃね」

雲の神様がしゃべりました!

「か、神様?!」

「そうじゃよ。宿題はどうしたんじゃ」

「神様、ぼくね。1億ってどれぐらいなんだかわからないんです。だから宿題するのいやになっちゃった」

「1億ねえ。なんと説明したらよいかな」

「じゃあ例えば、1億年ってどれぐらい?」

「1億年か。君にとっての1億年は、私にとっては1分と同じじゃよ」

「そうなの?じゃあ1億円ってどれぐらい?」

「1億円か。君にとっての1億円は、私にとっては1円と同じじゃよ」

あなどれない小学生ぎんぞうくん、即座に言います。

「神様、お願いがあります!ぼく、おこづかいがほしいんです。1円だけでいいんです。神様の1円をください。ぼく、宿題も一生懸命やります。ママの言うこともちゃんと聞きます」

「いいとも。1円ぐらいおやすいごようだ」

「ほんと!?」

「ああ。ちょっと取ってくるから、そのまま1分ほど待ってなさい」


《 爆笑 》


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Last updated  2006/08/03 08:40:48 PM
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