頂いたアンネのバラ
を鉢に植えた。今回の土は「乾燥牛糞・もと土・パーキュライト・ピートモス・炭素」とした。配合は考えてはいたのだが、実際は混ぜた感じで随分アレンジしてしまった。お料理にもにた楽しさがあった。でも味見できなから、こわいな~、どうぞ、元気に育ってね。 アンネのバラを送ってくださった園長先生にお礼のお電話をした。ダイヤルを回すと、お変わりない張りのあるお声!これが最後のバラの苗でしかも、一番いい苗だったとのこと。ありがとうございます。ひとしきり、アンネのことをお話した。ドイツから帰国して下の子がこの幼稚園にお世話になった。ドイツの幼稚園ととてもよく似た自由な雰囲気があったからここがいいと思った。園舎はいわゆる普通の木の家。木のぬくもり、自然な素材にこだわる園長先生の強い意志で、とても個性的な外観と仕組みをもっていた。教室は人形の部屋、絵のお部屋とピアノの部屋と呼ばれ、目的ごとに移動する。自由に遊ぶ時間が多く、好きなお部屋で遊べる。この他、二階には絵本の部屋、和室があり、和室では年長さんになるとお点前がいただける。おもちゃも馴染みの北欧のもの、お人形など手づくりのもので満ちている。お部屋を色どるパッチワークキルトも毎年毎年増えていき、味がでて、まるで美術館のようだった。暖かいホーム、そのものだった。キリスト教に基づき、子供達はしっかりと愛をも学んだ。
この園長先生とも不思議なご縁があった。先生のご主人は大学で教鞭をとられていて、その大学というのは私の出身校。若かりし頃わたしも先生の授業でておりました、お懐かしい!冷や汗・・・世間は狭い。地球は丸い。今日もときどきあなたのこと、主人と話しているんですよと仰られ、大汗。恩師とはまことにありがたく、いつまでも恥かしいものである。

今年は暖かく、ゼラニウムが年中無休で咲いています。