主人と義母の毎日の食事や生活

義父はすでに亡くなり、義母は一人で暮らしていましたが
持病悪化(糖尿病)のため2003年のお正月から同居しています。

主人は義母と体質や嗜好が似ており、普段の食事も注意しているのですが
検診結果などあまり芳しくなく、メタボリック気味です。

同居開始したばかりの頃は、完全同居だったので私が台所に立ち
病院の指導のもと必死で勉強して、かなり厳しい食事制限をしたので
義母の数値も大分改善したのですが、やはり長年の習慣を
変えるにはいたらず…。

朝昼夜の家での食事は改善できましたが、お友達との巣鴨参り等の
外出時にドカ食いしたり、自室の戸棚に買ってきたお菓子を隠して
一人でこっそり食べるようになりました。

しかも注意すると「食べたいものを食べさせてくれない！」と病院からの
指導だといっても義母は納得せず、嫁姑の仲も険悪になりました。

自分の病気なのに、本も読まない、テレビで糖尿病関係の特集をやっていても
絶対見ない。「糖尿」という言葉から逃げまくり、お医者様にいただいた薬は、
よくわからないけどとりあえず飲んでるのだから普通に食事して大丈夫だろう。
って断言する義母。
(でも2週間分いただいている薬も、たいてい3日分くらいは飲み忘れて
お薬が袋に残ってたまっている…）

食事制限も、苦労して作ってあげたほうの人が1番の悪者になってしまうのです。
「年寄りに好きなものを食べさせてくれない！ひどい」って恨まれます。

お嫁に行った主人の姉に「同居してから、いじめられている」と電話してしまい、
間に入った主人まで「もう好きに生きさせれば良いんじゃない。お袋ももう70過ぎ
なんだからさ。厳しすぎて気の毒、俺も好きなもの食べたいし」
なんて言い出す始末。

私だって仕事をしながら、夜中には糖尿関係の勉強して1日のメニューを考え
好き嫌いの多い義母や主人の好きそうなものを工夫していたつもりだったのですが…。
同居嫁に何も負担がかからないなら、もちろんほおっておきます。
文句を言われてまで食事作りなんぞしたくないです。

でも病気のお年寄り。好きに生きさせるのはかまわないけど、具合が悪くなったときに
誰が面倒見るのでしょうか？
母をいじめるなって言った義姉さんが食事作りに毎日通ってきてくれるのでしょうか？

「なにもわからない年寄りを好き勝手、自由にさせていたから病気が悪化したんだ」
義母の病気がひどくなったときに、誰に向かったそんな文句が外野から飛んで来るのでしょうか？

私もちょっと疲れてしまいました。
義母の顔を見ると心臓がどきどきして、嫌な嫌な気持ちがするようになり、
義母と同席していると食欲は完全に無くなってしまうので、自分で作った
食事を食べることもできません。

仕方なく、仕事から帰って主人と義母の食事を用意しおわったら2階の自室に
こもって寝ていましたが、階下から義母の声が聞こえたりすると頭痛がしたり、
またあの人の食事を作らなくてはと考えると、ひどいときは吐いたりする
ようになってしまいました。

…そして、現在。
2005年夏に一人息子の誕生があり、それを機にキッチン・お風呂を2階に増築し、
義母とは1階と2階で生活空間を分け、お互いに干渉しない約束をとりつけ
表向きは平静に、それぞれの生活を営んでいます。

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しかし世帯を分けて１年弱。
義母の数値は、あっという間に同居前に戻ってしまいました…。
そしてさらにどんどん悪化しています。

辛かったあの３年間はいったいなんだったんだろう…、と思うと悲しいのですが
「好きなように食べて、なんでも好きなようにしたい。ほおっておいてほしい」そう話す
義母には、もう私からは何も言わないと決めたのです。。

好きなようにして、もし倒れたら？！とは一応世帯を分けるときに言いました。
義母は「それは普通の人。自分だけは大丈夫だから」って自信持っています。
こういう人の自信（根拠無しの）を突き崩すのは本当に難しいです。

でも義母の病気が悪化したら…。本当にどうなるのでしょうね。。
主人は「お前はみなくていい、すぐ病院に入ってもらう」とか言ってますが
数値が良くなれば退院するだろうし、そのあとの自宅での食事療法は？？
そこでまた私が必死でやるのことになるのかしら？？

義母には言葉通り「自分だけは大丈夫」を貫いて頂きたいと思っています。
もうあきらめの心境です。

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