天使のあしあと

天使のあしあと

科学的流産

科学的流産

旦那と出会ってすぐ。

子供が欲しいと思った。

生理がきちんと来ない自分にきっと子供を作るのは、難しいと思ってた。

だから、結婚してすぐ、不妊科に足を向けた。

ホルモンの検査。子宮の状態。異常なし。

子宮ガン検査では、3ヶ月に1回。毎回3aとの検査結果でした。

子供を産めるか…。問題は無いと言われたけど。

正直怖かった。怖くて怖くて…。

癌細胞ではないけれど、疑いはある。

様子を見るだけしかできず、3ヶ月に1回の検査をしていました。

クロミッドを処方されて、タイミングを取っていて3ヶ月が経ち。

自分の身体に今までに無い以上が現れた。

今でも覚えてる…。

出血があり、生理と思ってたけど、1日も経たない間に出血は収まった。

その2日後、生理開始。いつもの生理と思い、生理から5日目。

病院に行き、クロミッドを処方された。

クロミッド服用5日が過ぎても生理は終わらない。

10日経っても…。病院に行き問診で、ホルモンのバランスが崩れたので
は?

とホルモンの薬(名前忘れた)を処方された。

1週間飲んでも収まらないのなら、また来てくれとの事。

でも出血は相変わらず…。

外来に行き、尿検査をして…陽性反応が出てました。

妊娠してたんだ…。薬の副作用かと思ったが、違うといわれて…。

科学的流産でした。

悲しいと言うより、嬉しかった。

受精は出来るんだ。そう思い嬉しかった。

今まで子供が出来ないと思ってたから…。

受精が出来るとなると、第一歩に進めたと嬉しかった。

科学的流産。わが子を亡くしたのはこれが初めて。

この流産がなければ、この子は、平成18年1月には生まれてたんだ。

と、少し悲しくなりますが…。

でも、これがあったから、前向きになれたのかもしれません。

天使が降りてくるまでへ


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: