天使のあしあと

天使のあしあと

天使が降りてくるまで

天使が降りてくるまで

少しの間、治療を休息してました。

その後、また治療をしようと思って病院を変えた。

そこは、有名な不妊科。きっと、今まで曖昧だったあたしの不妊の原因がその病院で明らかになった。

【排卵障害 多嚢胞性卵巣】


ブドウの房みたいになってる自分の卵巣を見て正直ショックでした。

でも医師の「きっと出来るから。大丈夫。」と言う言葉にあたしは任せようと思った。
血液検査。異常なし。ホルモンの値。異常なし。

ようは排卵さえあれば出来ると言う事。

子宮はとっても綺麗だといわれ。また頑張ろうと思ったの。

我が家の引越しが決まり、またまた病院を変えることに。

それから、またしばらく休息に入った。

今の自分に出来ること。それは規則正しい生活をすることと思い。

昼まで寝ていた生活を朝起きて、規則正しい生活に戻す。

結婚してから、かなりのグータラだったから、それで心機一転頑張ろうと思った。
新しい土地で、どこの病院がいいのかわからず…。

タウンページをひっくり返して探した。

産科婦人科不妊科のある病院を見つけそこに通った。

まずは、今までの経緯を話しをしようと思ったが…。

「必要ない。」と言われたのを今でも覚えてる…。

大丈夫なのか?と不安になったが、生理開始時に病院に来てくれと。それだけ。
不安もあったが、医師はあたしにこういった。

「運がいいね。不妊という不妊ではないよ。すぐに出来る。」

と言われたんだ…。言ってるだけかも…とも思ったが。

わが子が欲しい。子供が欲しい。その思いが強いあたしには

嬉しい言葉だった。人生で2度も信用できる医師に会えたから。

生理開始時からあたしの通院が始まった。

まずは、クロミッド。そして今までの病院ではしてもらっていないhMG注射をしてもらった。
肩に注射で痛かったけど、わが子が欲しいという気持ちで、耐えた。

次の日にもhMG。そして排卵日付近にもhMG

計3回のhMGでした。

卵巣を見てもらい、2.3日後に排卵があるといわれ。

排卵検査薬を貰い、自宅で様子を見ることに。

基礎体温が高温期と同時に排卵検査薬も陽性。

24時間以内に排卵と書いてあり、タイミングを取った。

それからは、出来てるかどうか…。気にしながらも、でもそこまで気にしてなかったかも…。
それが年末の話です。

元旦が生理予定日であったので、生理予定日から使える検査薬を使いましたが…
陰性でした。

病院が開き次第、次の治療と思っていた。

だが全く生理が来ない。なんだ?また排卵が無かったのか。

と、ちょっと落ち込んでいましたが、残りの妊娠検査薬を使ってみると…。

陽性反応

はっきり、クッキリ見えてビックリしました。

科学的流産があった時…薄っすらしか確認出来なかった線。

旦那は…喜んでました。

あたしは、ビックリして声が出なかった。でも、あたしのお腹には新しい命があるんだ。
と思うと涙があふれた。

これが、天使ちゃんが我が家に降りてきた時の事です。

不安~確認~




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