2章 嫌われ者。


時計を見ると12時半だった。
希望「家に帰っても、うっさいババアとジジイが怒鳴ってくるんだろうな。。。」
と希望はそう思っていた。希望の家は有名な会社の娘。もちろん家は厳しい。
それに反発して、不良になった。

そう思いながら家に入った。
希望「ただいま。」
志保「希望。こっちへ来なさい。」
希望「なんだょ。ババア。お前に話されることなんて一つもないの。」
潤也「希望、お前何時だと思ってるんだ。こんな夜遅くまで何してたんだ!!」
希望「いいじゃんなんでも。ババアとジジイには知らない方が良い場所。」
志保「まぁ。そんな悪いトコいってたのね!!」
希望「あんた達にとっちゃ、悪いところかもしんないけど、うちらにとったら悪い場所じゃないの。行きたかったら行けばいい。けど、あんた達の裏情報マスコミにいうからね。」
歩夢「まぁ、希望今帰ってきたの??」
希望「あんたには関係ないじゃない。それよりどうしたの??またフラれたの??情けねぇ。そりゃ、あんたの裏の顔みたらすぐに別れるって。」
歩夢「うっさいなぁ。」
と歩夢がいうと、花瓶を投げた。希望に当たった。
歩夢「はは。あんたがおねえ様にこんな事いうから、こんな大怪我をすんのよ。アハハ」
と家族皆で笑いだした。それに希望はキレた。
希望は自分の部屋に戻ると、弓を持ち出した。
希望「笑えば??笑いたかったら、笑えば??その代わり、あんた達にも大怪我をつけるから。」と良い、一人ずつ弓を当てていった。
希望は小学校1年の時からずっと、弓道をやっているのだ。
今は、先生になってもいい位の強さだ。
歩夢「何すんのよ。希望!!女の子に傷つけたらいけないじゃないの!!」
希望「あーもううっさい。黙れってクソガキ、マザコン、ロリコン。」
と言って希望は上の自分の部屋へいった。

父は須藤 潤也。有名な会社の社長。母は元女優の須藤 志保。姉は4つ離れた須藤 歩夢(あゆむ)。この三人は有名である。
希望はちっさい時から、家族に嫌われほとんど食事も与えてくれなかった。
小学校の時は、毎日友達の家に逃げ込んでいた。

希望は部屋に戻ると、部屋に飾ってある写真を見た。
希望と達也ともう一人―――――。
希望は悲しそうな顔をしてつぶやいた。
希望「トキ。助けにいくから。」
とつぶやいた。それから電気を消した。

次の日の朝。希望は朝早くから出ていった。
置き手紙にはこう書かれていた。
「5日ぐらい帰ってこないから、100万ぐらいパクった。このお金つかわさせて貰うよ。 希望」と書かれてあった。


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