等身大の自分で
『等身大の自分で』
なんか
よく頑張ってきたよね。
ほんとにここまで
よく頑張ってきたよね。
ホントはやわやわで
傷つきやすくて
おどおどしてて
一人ぼっちが大嫌いな寂しがり屋なのに
強いフリをして
よくここまで
頑張ってきたよね。
ほんとに
よく頑張ってきたよ。
君はエライよ。
ほんとうにエライ。
そんなボクを見ながらもう一人のボクは思う。
ボクは今まで
照準を
誰に合わせようと
何に合わせようと
一生懸命
頑張ってきたんだろう？
ボクの基準はどこ？
ボクの基準はなに？
ボクの基準は誰？
ボクはいったい
誰の目腺で
世の中を見ていたんだろう。
そんなことに気付いた今
きっと今からでも遅くはないよね。
今からボクは
ボクの目腺で
ボクの基準で
ボクを
周りを
感じてみる。
誰のためでも
自分のためでもなく。
今この瞬間から
ボクは
全然ダメダメで
ちっともいけてない
弱っちぃ自分で居てもいいんだ。
弱っちぃ自分で在れることが
今のボクには
何よりも強く在れることのような気がする。
ただ
無防備に
ただ
笑って
無知で
無邪気で
傷つきやすい
弱っちぃ
等身大の自分で居よう。
ボクはボク。
誰でもない。
ボク以上でも
ボク以下でも
ない。
今この瞬間から
ボクは等身大のボクで
生き始める・・・・・
© Rakuten Group, Inc.
