御勝手屋

御勝手屋

僕だけに・・・


君の過去の痛みを 分け合うことは出来ないが

これからの微笑を 近くで見ていたいんだ

君は長い坂道で 重い荷物背負ってる

息を切らしたその時は 少し遠くを眺めなよ

君のそばにいるだけじゃ 何の意味もないこと

分かってるつもりだけど

君が悲しい顔してるとき できるだけその痛みを

一緒に味わいたい

君の小さな歩幅で 必死に目指したものは

しっかり君を待ってる ちゃんと近づいてる

今雲で覆われる 見えない綺麗な星たちも

いつかその笑顔を 僕たちに見せるんだ

君が求める救いの手は 僕じゃないこと

分かってるつもりだけど

すごく速い時間が 僕のいる場所を

曇らせる

一人になったとき何かにすがろうとして怪我をしても

 二人でいるとき誰かに頼ろうとして傷つけても

明日を考えてみるときに

 やっぱり君が笑ってる

今の僕にはただそれだけで

 十分に笑えるから

その小さな身体が ボロボロになる前に

 ちょっとだけ話してみて

僕だけが感じれる君の痛みは

 きっとあるはずだから・・・




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