植物にいやされて*園芸日誌*

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脳脊髄液減少症


脳脊髄液減少症

あるある大事典で怖い頭痛

<新しい頭痛のシグナル・ 「脳脊髄液減少症」 >ーーーーーーーーーーーーーーーーー

痛みに特徴がないので 普通の頭痛と思って放っているケースが多い。
髄液が何らかの原因で漏れだし 髄液の減少とともに脳・脊髄の位置がずれる。
その結果 脳周辺の神経が刺激され痛みが発生する。

人によって起こる症状は様々
耳鳴り、吐き気、記憶力の低下、倦怠感・・・
決め手となる症状がないため 一般的な頭痛と勘違いされやすい。

脳脊髄液減少症の診断で重要なのは 
どんな時に痛みがやわらぐかということ!

・横になると痛みが軽くなる。髄液の状態が元に戻り痛みが軽減する。
・水分摂取で痛みが軽くなる。水分摂取で髄液量が増加し脳の位置が元に戻る。
・尻もちなどの経験がある。

発症原因は?
身体への強い衝撃で 髄膜が破れ髄液が漏れ出すことがある。
頭から遠い場所でも 髄液が徐々に減少し 脳の位置がずれる。

軽い尻もちでも過去にあれば要注意。
通常は髄膜を損傷しても 破れた部分は自然にふさがるが
1度破れた箇所は軽い刺激によって再び開く危険も。

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昨日の「とくダネ」インサイドウォッチで「脳脊髄液減少症」をやっていた。
あるあるとは違う視点から病気を取材しているようだ。
とくダネでは 交通事故のむち打ち症(頚椎捻挫)からなる場合をやっていた。

39歳男性、軽い追突事故で むち打ちで全治2週間の診断。
首や肩の痛みは一向にひかず
1ヶ月ほど経ってからは 激しい頭痛にも悩まされた。
一時は仕事で必要なヘルメットも被れなくなっていた。
頭が潰されそうで立っていられない。
車の中で1日中横になって何も出来なかった。
事故から8ヶ月「脳脊髄液減少症」という病名を告げられた。

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「脳脊髄液減少症」
脳は本来 髄液の中で浮いたような状態になっている。
だが 何らかの原因で髄液が漏れると
その減少とともに脳の位置が低下
激しい頭痛や吐き気なのど症状が出る。


ー症状ー
頭痛、首の痛み、腰痛、倦怠感、めまい、目のかすみ、
記憶力低下、集中力低下、睡眠障害など・・・

ー原因ー
尻もちをついたとき、出産、
最近 交通事故のむち打ち症が主原因として注目されている。
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人気漫画家「まつもと泉さん」(47歳)もこの病気と戦う一人、闘病6年!
「オレンジロード」という漫画で一世を風靡した後 姿を消した。

ー当時の日記ー
歩くのが辛い
立っているとめまいと吐き気
頭が痛い 今夜 眠れる自信がない
心?精神?脳?あご?心臓?一体どこと戦えばいいんだ?
父よ!母よ!信じてほしい。

原因がわからないまま40以上の医療機関を回った。
自律神経失調症、歯のかみ合わせ、うつ病・・・
行く先々で違う病名をつけられた。
この病気の一番の苦しみは 家族にさえ理解してもらえないこと!

じっとしていることが出来なくなり 雪の中を徘徊したこともあった。
一睡も眠れない状態が続き 妄想みたいなものが始まった。
引きこもりがちになり たどり着いた先は精神科。
精神科の通うようになって 症状がどんどん悪化して
最後は自分で投げたという感じだそうだ。

異変を感じてから5年経った去年5月 転機が訪れる。
2004/5/4日付け 読売新聞「脳脊髄液減少症の特集記事」を見つける。
むち打ち症の後で。。。医学界でも認知度低く。。。
自分の症状と一致するので 専門医「山王病院、脳神経外科」を尋ねた。
ようやく病名がわかり ようやくスタートラインに立てたと思った。
まつもとさんの場合 4歳の時の交通事故が原因とみられる。

5年前に むち打ち症と脳脊髄液減少症のことを発表したのは
国際医療福祉大学付属熱海病院 脳神経外科 篠永正道教授。
当初 周囲の反応は冷たかった。
交通事故やむち打ち症くらいで 髄液が漏れるなんてことは
まずありえないと考えていたので否定意見が大多数だった。

篠永教授の治療法は「ブラッドパッチ治療」
自分の血液を脊髄の硬膜の外側に注入 髄液の漏れをふさぐ。
今まで750人の患者に行った結果 7割近くに症状が改善がみられた。
だが 今のところ保険適用外であり 治療を受けられる病院も限られている。
肉体的にも 経済的にも 精神的にも 患者さんの負担は大きい。
これからのことが この病気のこれからの課題となりそうだ。

まつもとさんは 今まで2度のブラッドパッチを受け
症状がとても改善したそうだ。
闘病記を書く準備を始めたそうだ。

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