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プロフィール

あんず26

あんず26

March 9, 2006
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カテゴリ: あたしのココロ。

”切り替え”って宣言したばかりなのに。


昨日お爺ちゃんから
「婆ちゃんが危篤だ。」と、連絡が入った。
(※爺=祖父 婆=祖母)

全然予期してなかったので、ただただ唖然とした。

あたしの婆ちゃんはあたしと爺ちゃんにはとても辛口で
普段のはけ口になってた。
けどそこにいっぱい愛を感じるから、全然イヤじゃなかったんだ。
むしろ、”元気のバロメーター”って感じだった。


一昨日の夜も爺ちゃんから電話があって

爺  「今日婆ちゃんが、”あんたは本当に親切な人だぁ。結婚して良かった。ありがとうなぁ”
  って言ったんじゃぁ。気持ち悪かろ?」


あ  「ホントに気持ち悪いねぇ。いつも辛口じゃダメって気付いたんじゃない?
  それとも”引き”を覚えたとか。何か買って欲しいもんがあるとかw」


爺  「おぉ。初めて褒められたわ。気持ち悪かろ?お前に教えちゃろー思て。わはは」

とっても嬉しそうな爺ちゃんと、そんな会話をしたばかりだった。

そして昨日の”危篤”の電話。
爺ちゃんの声はものすごく元気がなかった。

爺  「自分で分かっとった(から褒めた)んじゃろか。」
あ  「かも知れんね。」


あたし達の関係はとても複雑で。
あたしにとっては普通の爺&婆の関係じゃなくて。

爺ちゃん、婆ちゃん共に40代半ばであたしが生まれた。
若い若い爺&婆だった。

そして 『あたしの養育を放棄』 した親に代わって、あたしを育てた。
1番可愛い盛りではあるけど、1番手の掛かる時期にあたしに愛情を沢山くれた。

だけど子供心に、「迷惑かけちゃダメ」って甘えも全てどこかセーブしてる部分があって
子供ならではの我が侭も言わないで、良い子でいた。
そうじゃないと、爺婆が父母から何か言われるって思ってたから。

だからかな。
今までで爺&婆以外に初めて心をさらけ出せた彼に対して
頭をポンポンとして欲しかったり、手を繋いで欲しかったり。
あたしを気にして欲しかったり、抱き締めて欲しかったり。
そんな事を人以上に彼に求めてしまうのかも知れないね。


あたしが持ってる子供の頃の写真は
実の親と一緒に写ってる写真は全然なくて
全部、爺ちゃんが撮ってくれたあたしと婆ちゃんの2ショットばかり。

だからあたしにとっての親は、この爺&婆なんだ。

車で30分チョットの実家には全然行かないのに。
車で2時間以上かかる爺&婆の家にはしょっちゅう行く。


今回の電話で
爺  「卒園式まで(実際に通う日)後3日しか無いんやし、帰って来んでえぇ。わかった?」
あ  「婆ちゃんに会いたいんやし、子供らも会わせたいし行く!!」

そんなやり取りが続いた後

爺  「婆ちゃんは可愛いお前に会わんと逝く訳なかろーよ。安心して週末にゆっくり来い。
  その時は色々手間掛けるで。まずは子供の事を優先しなさい。それは婆ちゃんも思っとるはず。」


この2~3日が山と言われてるそうで。
家の電話が鳴るのが怖い。

だけど山を乗り越えて、意識が戻って目が覚めると
命が助かる確率は高いそう。

まだ生きててもらわんと困る。
心配かけたままだから、困る。


今日は何も手につかなかった。
週末、帰ってきます。






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最終更新日  March 9, 2006 06:39:12 PM
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