癒やしのキネシオロジー

癒やしのキネシオロジー

登場人物は自分だらけ?




私はまるで、ジュゴンのような水中生物だった。海底の洞窟に住むある知的生物の世界にいた。
私は子供を身ごもっていた。体より少し大きめの洞窟の穴に入り、出産の準備をした。
夫のようなもう一匹の私と同じ体をもった生き物が洞窟の入り口に立ち、敵が来ないか見張っているようだった。
なかなか生まれない。難産だった。そして私はなぜだかその子を産みたくないようだった。
子供が生まれた。でも、私は産後の肥立ちが悪く、体調をくずした。
私達のあがめるシャーマンであり医者でもある”おばば”に会いに行った。
おばばは私に言った。
・・・・・・・・・・
おまえ達の種族は本当は子供を産んだら母親は死ぬものなのだ。
お前は自分だけは生き延びたいという欲を持って出産をしたから難産だったのだ。
お前は自分の子供に嫉妬していた。自分の子供のこれから始まる新しい人生に。
・・・・・・・・・・
そしておばばはハイアーセルフになり、私にこう言った。
今の物語はあなたの今の状況を投影しています。
登場人物は全てあなた自身です。
それぞれの人物はあなたの思いのひとつひとつなのです。

あなたは何か新しい事を学ぶ時、古い価値観を持った自分が新しい考え方を得る事を拒否していますね。

母親は古い価値観を持った自分 - 出産(生まれ変わる事)を拒否。
出産しようとした子供 - 新しい価値観を持った自分。
入り口で敵を見張っていた夫 - 新しい考え・知識が入ってくるのを拒んでいる自分。

新しい知識が入ってくる時、いつも古い自分は死んでいくのです。
新しい知識を受け取るには古い考えに執着してはいけません。
生まれ変わった新しい自分はいつもそれだけ魂的に成長しているのです。
今の自分の枠にはまっていてはいけません。
恐れないで、執着を持たないで、変化してください。
変化があってこそ、成長があるのです。


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