ギターの材質は?

■ エレキギターを買おう♪【4】/ギターに使用される木材は?

え~、今回はギターの材質についてです。
って言っても、私のわかる範囲になります(苦笑)。

また、ピックアップの形状、ピックガードの有無等、多少異なる部分はあります。一応、参考程度にってことで。

種類 使われる
主な箇所
主なギター 特徴他
アルダー
(Alder)
ボディ ストラト,
レスポール他
ストラト等で多く使用されています。
特にストラトにおいては、「枯れた音」を演出するのに
必要な材になりますね~。高音域が出過ぎない感じ。
(キンキンし過ぎないっていう感じです)
中低域まで比較的均等に、鳴るって感じですかね~。
比較的ストレートで、クセが余り無いと思います。
最近では、一部機種ですが、レスポール等にもバック材として
使用されています。木目は軽く出るって感じですかね~。
バスウッド
(Basswood)
ボディ ストラトタイプ他 これもメジャーな材です。アルダーより、割と抜けがいいかなぁ~って
感じでしょうか?単体での使用される場合と、バック材として使用される
場合があります。アッシュほどの抜けではないですが、高域から低域まで
全体的によく鳴り、クセも余り無いので扱いやすいと思います。
これも木目は余り出ない方です。
アッシュ
(Ash)
ボディ ストラトタイプ ストラト系に多いでしょうか。非常に高域から低域まで、音の抜けは
かなり良いです!中域が比較的、抑え目になってる気がします。
単体使用、バック材使用、両方に使用されます。
音の輪郭が非常に目立つ、他の楽器の中でも、音が埋もれない
っていう感じでしょうかね~。木目がかなりくっきり出ます。
通常は「ハードアッシュ」がよく使用されます。
[スワンプ・アッシュ]は、更に角が取れた感じ。
メイプル
(Maple)
ネック、指板
ボディ
ストラト,
レスポール他
ギターで一番使用されてる材の1つでしょう。
レスポール系のボディTOP材、ギターのネックとしても
よく使用されていますね~。これらは「ハードメイプル」に
なるようです。基本的には、アタック感が強く、音の輪郭が
はっきりする感じです。硬めの感じがします。

最近では、ストラトタイプでも
メイプルTOPを使用するのが多くなっています。
特に、「キルティッドメイプル」(玉目)、「フレイムメイプル」(トラ目)
「バーズアイメイプル」(鳥目)と呼ばれるように、その模様が
特徴です。また希少性もあるので、その模様が出てるほどかなり高価
になります。これは「ハード」「ソフト」とあるようです。

マホガニー
(Mahogany)
ボディ、ネック レスポール、SG系 これもよく使用されてます。レスポール系では、ボディバック材、
ネック材として使用されています。ウォームさがあります。
中・低域が非常に厚みがあります。アタック感はソフトなので
TOPにメイプルを使用することで、あのレスポール系のサウンドの
基本が出来上がるということです。
特に、「ホンジュラス」産は、高価です。
コア
(Koa)
ボディ ストラトタイプ ハワイ原産なことから、「ハワイアン・コア」と呼ばれます
稀少材の1つです。音は硬め、歯切れが良い。
ローズウッド
(Rosewood)
指板 ギター全般 ギターの指板によく使用されます。音に丸みがあるというか
ウォームさがあります。全体的にマイルド感があります。
中には、ボディ・ネックに使用してる場合もあります。
ハカランダ
(Jacaranda)
指板 ストラトタイプ、
その他のギター
「ブラジリアン・ローズウッド」の別名です。
「ワシントン条約」により、入手困難な材の1つです。
通常の「ローズ」より、締まった感じの音。つやもある感じ。
エボニー
(Ebony)
指板 ギター全般 高級ギターの指板に使用されます。サスティーン、アタックが
非常に優れています。高域はローズよりも出ます。
またメイプルより柔らかい音。
ウォルナット
(Walnut)
ボディ ギター、ベース ギターのボディ材でもありますが、ベースで使用される方が
多いかもしれません。独特の太さと粘りがあります。

基本的なものは、こんな感じです。

そのギターのキャラクターの基本が、この材質によって決まると言ってもいいでしょう。(※各種パーツに組み合わせによって、またサウンドに影響を与えたりもします)


次のページに



© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: