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pgion14さんFreepage List
先日立ち寄ったカフェが感じのいいお店だったから、過去に行った『そのお店』を思い出した。( ※先日立ち寄ったカフェについては、また別の機会に・・・。)
いや、「思い出した」は正しくない表現かもしれない。
なぜなら、ワタシの中では、常に「また行きたい!」と思っている場所なのだから。
だったら、行けばいいのに!と思うが、そうは行かないのだ。
なぜなら、『そのお店』は、遠くにあるのだから。
1度しか行ったことないのだが、とても印象深く心に残っている。
前にいろいろ検索していて見つけたお店で、有名な旅館がやっている茶房ということも惹かれた理由のひとつだが、店内の写真から伝わるビジュアル的なものに加え、グレゴリオ聖歌が流れているということから「静かに時が流れる空間」を想像し、頭に思い描けたからだ。
その旅で由布院には、ほんの2時間くらい立ち寄って、散策したりお土産を見たりという予定だった。
由布院に着くと、とりあえずそのお店、 その方向へと歩いた。
湖があり、絶好の散策の場となっている。
その湖の程近くに、そのお店はあった。
今となっては、写真を1枚も撮っていないことが悔やまれる。
ブログをやりだす前は、入ったお店で写真を撮るなんてしないし、ましてや食べたものを接写するなんて全くしなかった。
そのお店では、お店オリジナルのケーキなどが人気らしかった。
特に、近くの山の名前を付けたケーキが有名らしい。
しかし、このときのワタシは、違うものを頼んだ。
モエ・エ・シャンドンと枝付き干し葡萄。それにレーズンバター。
それが、セットになったものだった。
そう。
例えて言うなら、ホテルの上階のラウンジなどで提供されるような?
はたまた、その後、東京ミッドタウンのお店で頼んだこんな雰囲気のセット(このときはセットじゃなかったけど・・・)のような?

とてもお洒落な雰囲気で出されたのだった。
確かに、グレゴリオ聖歌が流れ、その中でモエ・エ・シャンドンを味わった雰囲気は、未だに忘れることができない。
そして、ほろ酔い気分で幻想的な湖の周りを散策。
とても非日常的な状況が、ワタシに、「また 機会があったら是非訪れたい」と思わせたのかも知れない。
このお店を出た後、敷地内の『旅館』に寄ってみた。
パンフレットを手に取るとき、自然と「これいただいていきますね」と旅館の人に声を掛けた。
「お茶を(ホントはお酒だけど)飲んだ後、ここに立ち寄った」とワタシが言うと、
その人は「今度は、是非お泊りください」というようなことを微笑みながら言った。
あっ!
と思った。
どこかで似たような雰囲気のやり取りが・・・。あった・・・!?
そうだ!
それは、ウブドのアマンダリで「お昼を食べた」後に、
また、ジョグジャのアマンジヲで、これまた「お昼を食べた」後に、
スーベニアショップで買い物をして「お昼ご飯食べに来ただけです」的なことを伝えたら「お~、次回は是非お泊りください」というようなことを言われた。
そのときの感覚に似ている!
それは、決して、通り一遍な感じではなく、おざなりな言い方でもなく、「微笑み」とともに放たれたその言葉は、ワタシの心に入り込んで留まったのだ。
きっとワタシの懐がもう少し豊かだったら、すぐさまその場で宿泊の予約をしたに違いない。
(うそです。例え微笑まれても泊まれやしないんですがね・・・)
通りすがりに寄り道して立ち寄っただけの旅人にも、優しい笑顔で応対する。
お客をもてなすという心は、国を選ばず、場所を選ばず。
存在しているのだなあと感じた。
「お客さんだものアタリマエ」と言ってしまえば身も蓋もない。
ああ、いつかまた、『由布院』に行ったときには、(旅館に泊まらなくても)その『天上桟敷』で時間を忘れてのんびりと過ごしてみたい。
そう思うのだった。
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