受けて・送りて 2

かわいい春の香り(^^)

■グループの中で起きている事  コミュニケーション  5 受けて・送りて2


昨日の続きになります:)

昨日の事例をどのように皆さんは、読み取ることができたか:)
これは、善し悪しではなくて、その読み取り方を、自分で、検討することは、
日頃の自分の関係性のあり方の、一つの側面をみる事が出来る
と言うことなのでした:)

言葉を換えると、自分の見方を第三者的にかいま見る事が出来るとともに、
その事から、自分の日常の中で起きている、関係性を再検討もしくは、
促進させるための、ヒントが多分に含まれていることが多いという事に
なるのでした:)

それぞれが、自分の中に培ってきている、価値観という、心のフィルターを
持っているで、その自分の価値観という心のフィルターに気付く事は、
互いの関係性を引き出し合うためには、知らないよりは、知っていた方が
課題達成へ向けて、追い風になるとアラキは考えるのでした:)

価値観については、アラキのコンテンツにある、

陸上競技から学んだこと:)  」
中心性:)
価値観とプラス思考(^^)

の、3つを参考にして頂けると、嬉しいのでした:)


さて、昨日の日常的な出来事のほんの一例ですが、いろんな角度から、
アラキの視点で、見ていきますね:)
あくまでも、アラキのフィルターを通した見方であり、これは、解答ではないので、
そこの所、しっかり踏まえて頂きたいと思うアラキなのでした:)

多くの事例検討などのワークでは、それら、自分の見方、他のメンバーの見方を、
それぞれに出し合い、互いに気付き合い、視野を広げる事を目的としていることが、
おおいようです:)

今回は、その事が出来無いので、アラキの見方を一つの見方として、
自分達の見方、そして、友達に聴いてきたり、どこかで、話題にしてみると、
学びがあると思うので、よろしくだよ:)

では、では、アラキ的視点で、すこし、追ってみます:)


≧‥≦


代表的な例を挙げてみるね:)

登場人物は、Aさんと、Bさんだよ:)

状況としては、これから、会議が行われる会議室で、
Aさん、Bさんは、準備をしていたという中で、起きた事例だよ:)

※この段階で、わかることは、この2人が所属しているグループには、ある
プロジェクトがあり、その事についての会議が行われるのだろうということ:)
そして、その下準備を役割分担として、任された二人という、
状況が予想されます。

※どちらかといえば、この役割は、ひょっとしたら、押しつけられたかも
しれないのでした。

※もしかすると、この二人は、目に見えないルールで、暗黙の内に、
準備をする事が当たり前のようにやっているかもしれないのでした。




まず二人は、力を合わせて、机を並べたり、軽く掃除をしたり、
受付の準備をしたり、協力して動いていたのでした。

※力を会わせているように見えるだけで、実はただ、流れの中で、
準備をしているのかもしれない。

※協力的に見えるのは、会場設営をするという、共通の目的と
空間の中で、動いているだで、そう見えているだけのかもしれない。

※他にだれもいないのは、この二人が、グループの暗黙の内に
やっているのか、役割分担の中で、責任を持ってたっているのか
これだけでは、わからない。




そして、給湯室で、こられる方達へのお茶の準備を始めるんだよ。

※お茶の準備をすると言うことは、会議ではいつもお茶を出して
居るのかもしれない。




お湯が沸いた所で、湯飲み茶碗の準備と、急須の準備は万端。
ここで、Aさん、Bさんとのやりとりだよ。

※お茶の準備がほぼ出来た状態が、二人の中での準備の最終
段階なのかもしれない。




Aさん「 Bさん、あとは、これお願いね。資料のコピーに行ってくるから」

※これ、お願い・・・何をさしているかわからないが、第三者のアラキには、
「これ」は、何をさしているのか、曖昧で、良くわからない。

※支持の仕方から、Aさんの方が先輩かもしれない。




Bさん「はい、わかりました、やっておきます」

※どうやら、理解しているらしい。はたから、みると、曖昧なやり取りではあるが、
いつものやり取りなのかもしれない。つまり、いつも二人で準備しているのだろうと、
考える事ができる。

※そして、Bさんは、Aさんに「これ」の内容を、確かめていないけど、
「はい、やっておきます」と言い切るということは、確信があるのだと思う。




と、いうやり取りで、二人は、それぞれのやることへ、わかれたのでした。

※別れて作業している間、互いに自分のやるべき事に集中しているだろう。




そして、会議が始まる直前だよね、Aさんは、資料のコピーを終えて、
再び、資料を携えて会議室に来て、大あわてして、Bさんへ、言います。




Aさん、「ちゃんと、やっておいてっていったじゃない!!!」

※どうやら、Aさんの言っていた、「これ」が、行われていない、状況が
起きているらしいことが、予想される。

※「ちゃんとやっておくようにいったじゃない」と、Aさんは、言っているが、
何をちゃんと言ったのか、第三者には、わからない。
「Bさん、あとは、これお願いね。」と、Bさんに「これ」を依頼して居ることは、
わかるし、そのあと、自分の行動を伝えた事はわかる。
しかし、ちゃんと、内容を伝えてとは、思えない。



Bさん、「やっておきましたけど・・・」

※どうやら、Bさん的には、「これ」と、依頼された事を、やっていたらしい。
しかし、Aさんのいう、「これ」とは、どうやら、内容が違ったらしいことに、
第三者は気がつくことができる。

※Aさんは、自分の支持的な依頼を、Bさんが、やっていなかった事に対して、
いらだちと、怒りの感情が、わいていくる。
その背景には、Bさんが、「わかりました、やっておきます」と、言い切って居ること、
そして、自分は、その間、「自分は、コピーをしてきたんだから」という、
心の声が響いているかな。




Aさん、「出来て無いじゃない!!!」

※この一言で、Aさんの言った「これ」の内容を、Bさんの受け取った「これ」の
内容が違って居たことが、Aさんにとって、明らかになったようだ。

※Aさんの心の声として、何も理解できてないじゃないという、声が
聞こえてきそうだ。




Bさん、「お茶の準備はできていますが・・・」

※Bさんは、Aさんの「これ」という支持的な依頼に対して、
全力で、自分の役割を果たしたつもりで居る訳で、Aさんにそんな事を、
言われるのは、ふに落ちないと思う。

※Aさんが、資料つくりをしている間、一人で、会場設営していたんだから、
そんな、言われ方をされる、筋合いはない、みたない、声が聞こえそうだ。




Aさん、「ちゃんと、いつものように、並べておくように、いったでしょ!!!」

※この段階で、Aさんは、自分のやっておいてもらい事を、
具体的な言葉で、何も説明して居ないことに何も気がついていないようだ。

※Bさんが、自分の意図をくんで、準備が出来て居ないことを、
攻める形で、避難しているが、第三者的には、疑問が残る。

※いつものようにという、表現から、慣れが、そこにあることが伺える。
何に対してのいつものようになのか、第三者には、わからない。




Bさん、「準備をしておくようには、いわれましたけど・・・」

※Bさんも、自分の受け取り方は、Aさんの意図を組んだつもりでいる。
だから、自分からは、何も具体的な事を言われて居ないことに、
気がついていないのかもしれない。

※もしかすると、Aさんに具体的な疑問を持たずに、安易に、
「は、わかりました」と、言ってしまった自分に後悔しているかもしれない。




≧‥≦



これだけの情報しか、無い中でも、いろんな視点で見る事が出来ると
思うアラキなのでした:)アラキの個人的な主観が勿論沢山、入っているし、
いろんな可能性を、考慮して、書いてみてもいるのでした:)

コミュニケーションの中で、行われている多くは、情報の交換というのかな、
受け渡しがメインだだとおもうんだけど、その受け渡しのやり取りに、
双方の心のフィルターがあり、そのフィルターは、自動的に、
自分の情報をとして、分析して、理解する事を助けているんだよ:)

双方にその働きが同時に起きているなら、互いの中に、
ギャップが、つまり、誤解が生じる事は、多々起きて当たり前なのでした:)

そう、当たり前なのですよ:)

その事を踏まえて、そうの誤差を少しでも小さくする努力もできるのでした:)

もしも、Aさんが、具体的な支持をしていたら、もしも、Bさんが、具体的に、
やることを、反復して、Aさんに確認をしていれば、今回の、事例については、
気持ち良く、会議に入れたよな気がするアラキなのでした:)

どちらにも、考えるべき点はあり、日常の中での些細なやり取りで、
あればあるほど、こうした事を、メンバー個々が、意識化していれば、
勿論、我々も生活の中で、意識化していれば、悲しい現実を生む事は、
無いのかなと思うアラキなのでした:)


明日は、整理してみるね:)






■バックナンバーだよ:)

その01  目標
その02  感情
その03  時間
その04  組織化
その05  雰囲気・風土
その06  規範(ルール)
その07  意志決定
その08  リーダーシップ
その09  メンバーシップ
その10  コミュニケーション
その11  一般化
その12  コミュニケーション 1
その13  コミュニケーション 2 空間
その14  コミュニケーション 3 体の言葉
その15  コミュニケーション 4 方向性
その16  コミュニケーション 5 受けて・与えて 1
その17  コミュニケーション 5 受けて・送りて 2


■参照関連事項

陸上競技から学んだこと:)  」
中心性:)
価値観とプラス思考(^^)



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みどりのお花(^^)


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