「バクマツバンプー」

舞台「バクマツバンプー ~幕末蛮風~」鑑賞レポート

10月19日に「幕末蛮風」観てきました!!
今回は当日券で挑戦、1回目(18日)は惜しくも抽選ではずれました。
でも2回目(19日)はなんと抽選番号が1桁で見事チケット購入、そして舞台を観れました!!!
個人的な意見ですが、今まで観てきた舞台の中でも一番思い出深く、とても素晴らしい作品だと私は思います。
席はまたもやステージ真横でした(笑/「理由なき反抗」レポ参照)
2階でしたがこれまたとてもいい席で・・w
ステージ上にあるスポットライトが眩しかったですが(笑)
舞台のそで口も普通に見えたので面白かったです(後々この意味が分かりますよ^^)


この作品は一言で言うと、
「正義は必ず悪に勝つ!」 です。
裏の裏の裏まで話が展開していきますが、最後は必ず正義が勝つということを感じられました^^
「新撰組吸血鬼伝説」という奇想天外なストーリーということがまた良かったです!


グローブ座HPに
◆上映時間
 1幕;75分
 休憩;15分
 2幕;60分
と載っていて、最初これはキツイな・・と思っていました。
でもいざ観てみると長いようには全く感じられず、むしろ短すぎ!と思ってしまうほどでした。
こう感じられるほど、ストーリー展開がちゃんとしているので本当に素晴らしかったです。
舞台構成も素敵でしたw
美術面で言うと、幕の降ろすタイミングやスポットライトの照らし方、衣装、効果音、煙、曲などなど・・!!!
もっと細かいことを言うと、パンフのデザインがスゴクかっこよくて・・・・!!!
きださんの演出はこれまた細かい!!
「嵐」というものにこだわりがあるらしく、開演前まで館内で流れている曲はアルバム「One」でしたし、
演出にも色々と「嵐」ネタを入れていました。
これが嵐FANにとっては嬉しいことばかりでw(笑)
きださんの「嵐」への愛情がとても感じられました^^
あと、「幕末蛮風」はアドリブが多い!!
色んなところにアドリブを入れては、キャストの誰かが下を向いて笑いをこらえていたり・・(笑)
素のままの大野さんや他キャストさんを観れました。
でも殺陣のシーンでは皆さん表情が一瞬にしてキリッと変わり、とてもかっこよかったです!
殺陣もただの殺陣だけではなく、ダンスを取り入れた感じなものまで様々でした。
また新しい時代劇といった感じだと私は思います。


ここからはストーリー説明(完全ネタバレ)を。
愛葉が作ったものなのでパクリ禁止です。
(※セリフはそっくりそのままではありません。大体こんなことを言ったというものですので・・;;)
■登場人物
沖田総司 …大野 智 <武器:剣>
桂(けい) …森田彩華
土方歳三 …平野勲人 <武器:刃の扇子>
近藤 勇 …武田義晴 <武器:剣>
山南敬助 …工藤順矢
谷 三十郎 …田口 治 <武器:槍>
坂本龍馬 …京 晋佑 <武器:拳銃>
涼(りょう)…有森也実

「A・RA・SHI」の曲とともに舞台は始まる。
時は幕末。
幕府側の命令で京都市中の取り締まりを行う武装集団、新撰組。
2刀流剣士、そして隊長・沖田総司、局長・近藤勇、副長・土方歳三、そして山南敬助、谷三十郎ら面々。
「闇と契りしふたつの剣は、生き血をすする鬼の牙!!」
斬り込み隊長・沖田総司が今宵も勤皇の志士を次々と斬っていく。
志士が沖田の周りを囲んでも微動だにしない沖田、そして――。
「お待たせしました!プーシリーズ、第2弾だよ!!」

    ~~~~ タイトルコール(?) ~~~~

勤皇の志士暗殺後、5人は酒と謎の赤い液体を飲み交わしていた。
自棄酒をしていた沖田は仲間に言った。
「これからもどんどん斬っていきますから!みんなが"活きる"ために・・」

すると突然1人の少女・桂(けい)が沖田に殺された許婚の敵討ちに来た。
しかし、桂はそこで新撰組の"ある秘密"を知ってしまう・・。
その"秘密"とは、実は新撰組隊士らは吸血鬼であるということ。
吸血鬼は200年、300年と活きる。現に近藤らも300年以上は活きている。
沖田らは桂を口封じのためと暗殺を謀るが、そこに土佐の坂本龍馬が現れる。
龍馬は隊士達から桂を救い、自分の隠れ家に連れて行った。

新撰組は桂と龍馬の行方を探すが見つからない。
一方、桂は龍馬の隠れ家にかくまっていた。
その部屋には色んな外国の文化について書かれた書物や道具があった。
そして部屋の奥には不思議な刀が置いてある。
気になった桂がその刀を手に取り鞘を抜くと、桂の表情が変わっていった・・。
その頃沖田は再び龍馬に出会い、
「桂の居場所が知りたければ俺についてこい。ただし、桂は斬ってはならない」
という条件のもと、隠れ家に行くが、桂の姿が見当たらない。
2人は急いで桂を探しに走る。
すると2人は鬼の面をかぶった謎の女に近藤が斬られる所に遭遇。
沖田は近藤を救い、女の刀をたたき落とす。
と、鬼の面がはずれ、その女の正体が桂だということがわかってしまう。
桂が持っていた剣は、名を「村正(むらまさ)」といい、
鞘を抜くと、鬼を成敗する神の魔力にとりつかれ、我を失い前後不覚になるというとても不思議で危険な刀であった・・。

数日後、近藤の傷を治すため、涼(りょう)という美しい女医を龍馬が新撰組のもとに連れてきた。
涼は新撰組の"秘密"については理解があり、5人のために輸血用の血を提供するため持って来てくれた。
そのおかげで隊士達は人を無闇に暗殺せずにすむようになる。
一方、桂はまた龍馬の隠れ家にいた。
沖田は桂のもとにたまに訪ねるようになっていた。
桂は沖田に
「本当は許婚には捨てられた。親にも捨てられた。ひとりぼっちなんだよ・・」
と話す。
沖田は桂に同情を寄せていた、桂と同様に"ひとりぼっち"だったから・・。

その頃、山南は涼と恋愛関係を持ち出し始めようとしていた。

新撰組が人と仲良くし始めた頃、鬼の面をかぶった何者かが、次々と女性を惨殺していくという奇妙な事件が起き始める。
鬼の面をかぶった者の手にはあの不思議な剣、"村正"が握られていた。

    ~~~~ 1幕終了 ~~~~

近藤の傷も治った頃、新撰組内で新たな法度を土方が考案。
「隊を逃げること、人と関係を持つことは禁止(※他にも色々とありましたが忘れてしまいました;;)」
涼と関係を持つ山南、そして桂と関係を持つ沖田―。
この法度で沖田は桂と会うのをやめると決意する。
沖田はその事を桂に話した。
桂は
「あなたは私が守る」
と沖田に約束をする。
沖田は隠れ家を後にした。
沖田が去った後、桂の前にあの鬼の面をかぶった者が現れ、桂は鬼の血(確かそう/え)を飲まされてしまう。
その血は、飲むと不老不死になると言われている・・。

谷が外で倒れていた桂を沖田らの元へ運んできた。
桂は沖田の前で死んでしまう。

耐え切れなくなった山南は涼とともに隊から逃げ出そうと決意。
逃げようとしていた時に、谷が剣で突然山南に襲い掛かる。
間一髪逃れた山南は谷の手に"村正"が握られているのを見てしまう。
実はあの奇妙な事件の鬼の面をかぶった者の正体は谷であった。
と、山南が襲われている所に涼が出くわす。
涼は山南を谷から助けようとする・・と思いきや、
「よくやったよ、谷」
と涼が谷に言った。
実は本当の鬼の正体は涼であり、谷は涼の手下だった。
谷は涼に"村正"を渡し、涼はその剣で山南を殺してしまう。

涼は次に手下であった谷をも殺し、続きざまに近藤、土方も殺した、"村正"で・・。
近藤と土方が斬殺されているのを見てしまった沖田は、近藤の剣と土方の扇子を手にしっかり握り――
「闇と契りしふたつの剣は、生き血をすする鬼の牙!!!!!!」
血を吐き、涙を流しながらも仲間の敵を討つことに。
と、そこに龍馬が来て涼と乱闘。
実は龍馬は新撰組隊士ら同様、吸血鬼であった。
そのため、涼をかみ殺してしまう。(確かかみ殺しました/え)

時が経ち、明治。
生き残った沖田と龍馬は再び出会う。
沖田は龍馬に
「俺は・・本当は血が飲めない。近藤さんや土方さんのように飲めないんだ・・。
俺は・・・・・吸血鬼なんかじゃないんだ――」

と、告白する。
そう、沖田は吸血鬼ではなく、 人間 だった。
「俺は・・胸を突かれるだけで血を吐いて死んでしまうような軟弱な人間なんだよ!!」

するとその時、死んだはずの涼が怖ろしい姿で現れ、龍馬を"村正"で殺してしまう。
絶体絶命の沖田の前になんと死んだはずの桂が現れ、自分の身と引き換えに沖田を守る。
桂は怪我をしてしまう。
涼が桂の反撃で落とした"村正"を沖田が手にしする。
これまでに死んでいった仲間たち、
近藤、土方、山南、谷
そして とのパワーを"村正"に込め、沖田は涼を斬る!!

――涼は死んだ。
と、桂がその場に倒れた。
沖田 「桂!死ぬな!!死ぬなよ!!!」
「・・ね、言ったでしょ?・・私は、あなたを守る・・って・・」
桂は、沖田の腕の中で息を引きとった・・。
沖田 「いッ、いやだぁぁぁぁぁぁ!!!!!死ぬなぁッ!!!桂!!!桂!!死なないでよぉ!!!!・・お願いだからぁ・・・桂・・死なないで………死なないでくれよぉぉぉ!!!!!」

1人生き残った沖田・・。
涙を流しながら沖田は、"村正"を天にかざしてみせた。
天国にいる仲間達や桂に向かって・・・・・・。
(ここはたぶんそういう演出だと思います)

    ~~~~ END ~~~~



ここで劇中のアドリブ(私が多分アドリブだと思った所/え)をいくつかご紹介しましょう。
(覚えている限りのものなんで・・)
◆大ちゃんと武田さん(近藤勇役)2人の会話シーン◆
土方が何百年も前から不思議な生物を探し続けていたりしていたといった話のときに(確かそんな内容だった)、
武田さんが「ツチノコ」を例に出しました。
「ツチノコ」は実は蛇が卵を一気に飲み込んだ時に首(?)が膨れ上がっているものなんだよ!
と、一生懸命早口で説明し終えたところで大ちゃん・観客含む一同が シーーン ・・・
あまりにもみんなが無言になってしまって、思わず大ちゃんは下を向き、必死に笑いを堪えていました(笑)
◆大ちゃんと武田さんが客席通路を通るシーン◆
実はこの舞台ではなんと大ちゃんと武田さんが客席通路を通るといった場面があったんです!
ステージ上から客用出入り口のドアまで歩くとうシーン。
ここで武田さんが先頭に歩いていると、1人のお客さんの前に立ち止まり、
武田さん「あ~、こんなところにお地蔵さんが!(その場で拝む)」
大ちゃん「(苦笑/拝む)」
その後、ドアに着いた大ちゃんが
「あんな所に地蔵がなぁ・・(だっけかな?/おい)」
とつぶやき、会場を退場(笑)
◆恒例の武田さん生写真プレゼント会!!(笑)◆
一度舞台に行かれた方はご存知だと思いますが、
武田さんが客用出入り口ドアから出てきて通路を通ります。(武田さんのみです。)
出てきた時の第一声が「大野君じゃないよ、悪かったな」(笑)
武田さんは自分自身の生写真を持っており、(限定)3名様にプレゼントしていました。
毎回プレする時には必ず「グローブ座の花壇に捨てられていた」などとコメントをつけるそうですが、
今回は「昨日大久保駅の道端に雨に打たれながら落ちてあった」とのこと(笑)
「お願いだから捨てないでね」と言いながら近くの人たちに渡していました。
◆森田さん(桂役)の鼻歌◆
劇中、森田さんが龍馬の隠れ家で書物を探しながら鼻歌を歌うといったシーンがありました。
私が観たときは大ちゃんのソロ曲「Rain」のサビ部分を少し歌っていました。
ちなみに、他公演日では「A・RA・SHI」を歌っていたときもあったそうです。


きださんは本当に嵐を愛してくれてるとわかる演出もちょっと紹介。
◆BGM◆
普通の舞台では開演前に会場内で流れている音楽は大抵は舞台に合ったもの。
が、「幕末蛮風」ではBGMは嵐、嵐、嵐の嵐!(意味不明)
開演前にはアルバム「One」を「Overture」以外ですが全て順番どおりずーっと流れてました。
開演始まりの時間、「素晴らしき世界」が終了。
アルバムの曲順では次は「サクラ咲ケ」・・のはずがここでいきなり「A・RA・SHI」が(笑)
最初はビックリしましたが、これも演出のうちの1つ。
ここですでに感動してましたよ(笑)
◆あーー!らーー!しーー!◆
新撰組5人が酒を交わしているシーン。
酔った沖田・山南・谷(確かこの3人)が肩をくみながらまずステージ右側客席前に向かって「あーー!!」、
次にステージ左側客席前に「らーー!!」、
最後に真ん中で「しーー!!」とダ○ョウ倶楽部並のテンションで叫んでました(笑)
◆桂の許婚の名◆
桂の許婚の名前がなぜか「二宮翔潤」でした。
あれ?ちょっと待てよ・・相葉ちゃんは・・いずこ?(笑)
山南役の工藤さんが「相葉ちゃんは?相葉ちゃんは?」としつこく聞いてました。
ちなみにその後も何度か相葉ちゃんの名が出ました。
(例:新撰組が暗殺した者の1人に相葉ちゃんの名が!?ぉぃぉぃ)


ここからはカーテンコールの話を!
今回は計4回でした。
(※大ちゃん以外のキャストさんは役名で記載)
◆1回目◆
軽快な曲とともにまず大ちゃん、次に桂、近藤、土方、山南、谷、その他の人たち(スミマセン;)、坂本、そして涼という順にステージに登場。
最後にみんな横に並びお辞儀、「有難う御座いました!」と挨拶し終了。
◆2回目◆
まず大ちゃんがステージ上に手を振りながら出てきて、その後他キャスト全員が登場。
横に並んだところで大ちゃんが一歩前に出て、「有難う御座いました!」と言い、全員お辞儀。
2回目終了。
◆3回目◆
3回目が始まる前に、私の席からだと舞台のそで口が丸見えで壁がガラスみたいだったので、大ちゃんが待機している事がすぐに分かりました(笑)
だってあの派手な衣装(赤色ね)がちらちら見えてるんだよ!(笑)
思わず隣の人に「大ちゃん待機してますよね?」って言っちゃった(苦笑)
3回目は大ちゃん、他キャストが同時に登場。
まずお辞儀した後、大ちゃんのプチMC(1回目)が始まりました。
「えー皆さん、本日は有難う御座いました。えー、ね、もう千秋楽まであと残り………(しーん)……わずかですね(苦笑)」
この時大ちゃんは、あと何日で千秋楽か分からなかったらしい(笑)
最終的にはごまかしたけど、キャスト・お客さんは大爆笑。そして大ちゃん苦笑い(笑)
「帰り道はきをつけて下さいね。有難う御座いました!!」
お客さんの心配までもしてくれた大ちゃん、かっこよすぎですww
ステージを退場する時、一瞬でしたがこちらの席(2階席ですが)を向いて手振ってくれました^^
◆4回目◆
そして人生で一番最高だったカーテンコール4回目!!
今度は大ちゃんのみ登場。(私を含むお客さんたちはスタンディングオベーションを)
ステージ真ん中に立ち、お辞儀。
ここでプチMC(2回目)のはじまりはじまり(笑)
大野 「えー、本当に今日は有難う御座いました。雨の中、ね?(※この時、既に雨はやんでいました/苦笑)夜遅いし……(無言)」
会場がしーーんとなったところで突然大ちゃんは前の席に座っていたお客さんに向かって
大野 「今日はどこから(来ましたか)??」
と話しかけ、
お客さん「○○です(たぶん遠い所だと。聞こえませんでした;)」
とお客さんが答えると大ちゃんは
大野 「あ~!!○○から!?それはそれは……(その場でひざまずき)有難う御座います!!!」
それはそれは・・某ホテルマン(←わかるかな;)並のものでしたよ(笑)
また違うお客さんに同じことを聞き、
お客さん「川崎から」
と答えると
大野 「あ~!!わざわざ遠い所から有難う御座います!!!(ひざまずく)」
3回ほどそれをやった後、またステージ真ん中に立ちトーク再開。
大野 「今日はもう遅いですから、ね、皆さん帰れるんですか?」
一同大爆笑(笑)突然聞かれても…てかんじです、大野さん。
大野 「まあ、帰り道は気をつけて下さいね皆さん(苦笑)」
そしてそして・・・!!
最後の最後、雰囲気的にしめの部分・・のはずが大ちゃんは無言。お客さんもシーーン・・。
この時、この瞬間、私はなんと大ちゃんに向かって
愛葉 「リーダー!!」
と呼んでしまいました(笑)
するとすると大ちゃんは・・・
大野 「ん、あ、ああ、一応リーダーやってます(笑)」
・・・返事返してくれたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!(感動)
一瞬にして私は注目の的に(笑)
しかもスタンディングオベーション中+制服(ダミーだけど)+背が170近くでデカイ+声もデカイ=なおさら目立ちます(笑)
そのおかげもあってか、最後大ちゃんが退場する時にこっちを見て、笑いながら手振ってくれましたよwwwwww
ちょっと恥ずかしかったけど・・思い切ったことするとこんないい事が起きるんですね~^^
あぁぁ、サイコォ(笑)



【追加】
★11/6更新
舞台を観に来た芸能人さまたち
10月3日/初日→二宮さん家の和也君、松本さん家の潤君、櫻井さん家の翔君
10月7日→KAT-TUN中丸君、田口君
10月9日→生田斗真君
10月10日→MA町田君
10月15日→(1部)相葉さん家の雅紀君 (2部)TOKIO松岡君
10月19日→(2部)相葉さん家の雅紀君(2回目?)




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