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Sep 21, 2008
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カテゴリ: 読書感想


今朝、所用で明石に行かなければ行けなかったんですが、人身事故のため不通。
待てど暮らせど電車が来ない!
ホンット迷惑な話です。
結局待ち合わせに遅れて行って大顰蹙を買いました。
仕方ないじゃん!
だけど本当にこういうので大事な商談を逃したりする人もいるんでしょうね。
本当に気をつけてもらいたいものです。
何で最近こんなに人身事故が多いんでしょうね~(;´Д`)

1日1日、自分が自分でなくなっていったら…

しかし目が覚めてから1日1日自分に違和感を感じ、その原因を突き止めようとしますが…
少し話は違いますが、この間職場で認知症のお年寄りをお家で介護しているおじさんと、「医療の進歩って必ずしも人を幸せにするとは限らないですね」って話をしていたところでした。
どういう話だったかと言うと、やっぱり人として家族として、人が死に掛けているのを見たら何とか命だけでも助かって欲しいって願うものですが、果たして無理に延命してその人やその回りの人が本当に幸せなんだろうかって…
そのおじさんの家も介護でもうご家族が大変だそうで、数ヶ月前に一度危なくて覚悟を決められたそうですが、命を取り留められ、お元気になられたのは良かったのですが、認知症が進み、その上老年特有の精神的錯乱症状も出ているのに、病院は身体が元気になったからって退院させられたそうです。
放り出された状態のご家族はそれは大変なご苦労をされて、今もそれが続いているそうですが…
その中で、やっぱりね自分がその立場でも、そのおばあさんの立場でも、やっぱり辛いなぁって思うのです。
おばあさんだって自分でなりたくてそういう風になって子供に迷惑を掛けているわけではないし、おじさんもそれがわかっているからどうしようもなく、それでも毎日気が休まる日がなくて疲労だけが募っていく。
壮絶な介護の果てにあるのは、そのおばあさんが亡くなられた後、本来の優しくていいおばあさんであった姿よりも、その末期の既に自分が好きだった人ではなくなってしまった姿を記憶してしまうっていう悲劇。
それはご本人にとってもご家族にとっても悲しいことですね。
人が人として死ねるって、今はとても大切なことのように感じるし、人には死に際ってあると思う。
自殺とか他殺とかは論外だけど、ただ医療の進歩で心肺機能だけ回復させられるのはかえって残酷なことかもしれません。


目が覚めた瞬間から何か違和感を感じますが、それは事故のショックと大手術の後のショックだろうと片付けられます。
やがてジュンは社会復帰を果たしますが、その頃からだんだんと自分が自分でなくなっていく現象をハッキリと自分の中に感じます。
しかしその手術を行った大学病院の教授や助手たちは「気のせいだ。思い込みだ」っていう言葉で濁してごまかそうとしらを切りとおします。
ジュンに移植された脳とは?
そこには予測どおり非倫理的な真実が隠されていました。

本を読みながら、人を人と思わず、ただの研究材料、実験材料としか見ず、最後まで非を認めようともしなかった教授に腹が立ち、その教示にしたがっていた助手たちも頭にきました。
自分の研究欲を満たすだけの、また国のお偉方がこれから老いた時にそういう手術が受けられるようにという勝手な思いが相まって行われた人命を救うと言うより、完全に実験的な手術。
ジュンはその手術をされてとても苦しんでいるのに医者は言い放つ。
「命を助けてやったのに何が不服なんだ!」
自分を救ってくれたはずの医者が当てにならず、自分で自分の中で何が起こっているか突き止めようと日記を書いていると、それすらを打って付けの研究材料だと、ジュンを姑息な手で騙して中を探ろうとする研究者たち。
そこでとうとう起こってしまった事件。
これで完全に後戻りができなくなってしまいました。
そして終末。

この作品は、映画化されたようですね。



この作品はどうやらラブストーリーとして描かれているようですが、ラブストーリーではないでしょう(-_-;)
確かにそういう要素もあるけど、もっと深いテーマがあると思う。
まぁ映画はラブストーリーに仕立てないとヒットしないのかもしれませんけどね。
とにかく主人公と一緒に怒りを感じてしまった作品でした。
そして医療の進歩、人間の尊厳死って言うものについても改めて考えさせられました。
もし自分がそういう立場で意識がない時にそういう勝手な手術され、実験材料にされたら…
イヤだ!
アッサリ死なせて貰った方がマシだ~って思います。
人によって作りかえられてしまった自分…それはもう自分ではありませんよね。


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Last updated  Sep 22, 2008 04:57:11 AM
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