あるある体にいいもの:新米マラソンマン ソランのブログ

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チョコレート、ココア



 がんや動脈硬化などさまざまな病気の原因といわれる活性酸素、その働きをおさえると今注目されているのがポリフェノールです。
 ポリフェノールは赤ワインにも多く含まれていますが、チョコレートにはそれよりもはるかに多量に含まれているのです。


1.動脈硬化を防ぐ
 カカオ・ポリフェノールは、動脈のせんいにこれストロールがたまったり、LDLコレステロールが酸化を受けて動脈硬化が進むのを防ぐことが、ネズミや人によって確かめられています。

2.がん予防に期待
 発がんは何段階もの過程を経ておこりますが、カカオ・ポリフェノールは、微生物を用いた試験・マウスの遺伝子を障害する段階・さらに突然変異した細胞が発がん物質により異常に増殖する段階のいずれでも、がんの発生、進行をおさえることが確かめられました。

3.ストレスにうちかつ
 身体的ストレス状態にあるラットにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、ストレスにうまく適応することが分かりました。
 また心理的ストレスにたいしても抵抗力が強まることが確かめられました。

4.アレルギーやリュウマチにも効果
 アトピーや花粉症などのアレルギーは現代病のひとつとして大きな問題になってますが、マウスにカカオ・ポリフェノールを与えたところ、アレルギーの原因となる活性酸素の過剰な働きが著しくおさえられました。
 さらにチョコレートを人に食べてもらったところおなじ効果がみられました。






■ココアがピロリ菌やO-157をおさえる
 ピロリ菌は胃かいようや胃がんとの関連で注目されていますが、ココアはこのピロリ菌
が胃の細胞につくのをおさえることが確かめられました。
 また、ココアは病原性大腸菌O-157がふえるのもおさえました。





■チョコレートでは太らない
 チョコレートは太る!こんなよくある誤解に挑んだ実験があります。標準飼料育ちラットと、飼料20%をチョコレートでおきかえたラットを比べた場合、カロリーがおなじなら体重の差はなく、肥満もみられませんでした。
 「何が」太るのかの犯人探しより「どれだけ、どう」食べるかのほうが大切なことが確かめられたわけです。







■カカオ成分に虫歯を防ぐ効果
 ウーロン茶や緑茶には虫歯予防効果成分が含まれていることが知られていますが、カカオ成分にはこれら以上に虫歯菌をおさえる効果があり、しかも虫歯菌に感染したラットの虫歯の進行をおさえることもわかりました。





■チョコレートの香りが精神活動を高める
 チョコレートの香りが集中力や注意力、記憶力を上げることが人の脳波や学習実験から確かめられましたが、さらにチョコレートを食べたほうが陸上競技の「ヨーイ~ドン」からスタートの反応時間が短くなることが分かりました。







■チョコレートはミネラルが豊富
 チョコレートはカルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などのミネラル類を豊富に含むバランス栄養食品です。とくに注目したいのはカルシウムとマグネシウムのバランスがよいことです。一般にマグネシウム不足は心臓病の危険を増すことが知られています。





■食物せんいが豊富、血圧上昇をおさえる
 カカオには食物せんいが豊富に含まれていますが、この食物せんいを高血圧ラットに与えたところ、血圧とコレステロールの上昇がおさえられました。
 日本人は平均5~10グラムの食物せんいが不足しているといわれますが、ココアやチョコレートをうまく利用すれば不足分を手軽に補うことができます。



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