頭肉丼は美味しかったですねぇ(^^)
とろける感がものすごいんですよ~。やはりこれは本場で♪

奇古堂さんは、ちょっと個性が強いですが、一度体験してみて下さい!ホントに、ごくごく少量でお茶が飲め、しかもこれが美味しいのです。
今までとは、別次元のお茶の世界が味わえますよ(^^)
(2007.11.12 00:45:51)

中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

PR

Freepage List

旅行記索引


台湾旅行記(2005.12)


龍井茶と安渓鉄観音のお茶旅行記(2006.05)


知床旅行記(2006.07)


台湾お茶旅行記(2006.09)


立山黒部アルペンルート旅行記(2006.09)


ちょこっとシルクロード(2005.08)


台湾・茶器と茶荘めぐり(2007.01)


龍井茶を探しに(2007.04)


台湾秋茶づくり旅行(2007.09)


台湾かけあし旅行(2008.05)


北海道旅行記(2008.08)


沖縄旅行記(2008.09)


台湾旅行記(2008.10)


お茶を学びに杭州へ(2009.03)


山陰街あるき(2009.05)


芒種の台湾(2009.06)


吾妻渓谷と榛名山の旅(2009.08)


上海万博の旅(2010.05)


台湾旅行記2011初夏(2011.06)


台湾旅行記2012初夏(2012.06)


バニラで行く年末台湾2013(2013.12)


台湾旅行記2014初夏(2014.06)


梨山製茶ツアー参加記(2015.07)


台北近郊プチ茶旅(2016.01)


お茶索引


中国茶・緑茶


中国茶・白茶


中国茶・黄茶


中国茶・青茶-福建省北部


中国茶・青茶-福建省南部


中国茶・青茶-単叢・その他


中国茶・紅茶


中国茶・黒茶


中国茶・花茶


台湾茶・緑茶


台湾茶・青茶-高山烏龍茶


台湾茶・青茶-凍頂式烏龍


台湾茶・青茶-その他


台湾茶・紅茶


台湾茶・花茶


茶外茶


ペットボトル茶


その他の国のお茶


日本茶


中国茶ブックマーク


国内のお店


台湾情報


中国茶の勉強


茶人な皆様


連続記事まとめ


花粉症に効くお茶を考える


中国茶の学び方


台湾でお茶を買うノウハウ


中国茶の資格について考える


中国茶は難しいか


中国茶と台湾茶


日本での中国茶の歴史を振り返る


日本全国茶館・茶荘・教室めぐり


お茶の本・雑誌


Favorite Blog

ちび子の旨いものパ… ちび子113さん
大好き teatime ティーコジーさん
碧眼猫的茶巡游 碧眼猫さん
華屋敷 ハナやシキさん
kinokoの手作… **kinoko**さん
グリザベラの館 グリザベラ4163さん
そらいろ茶(sorairo… ニココ3628さん
Primary T… yukina28さん

Calendar

Comments

yuka@ Re:日本全国茶荘巡り-リリーの薔薇園(東京都台東区蔵前)(04/19) うちの息子 小6でそのときに花粉症に …
蟹江蟹蔵@ Re:電茶壺、輸入します!(05/11) はじめまして今2017年2月なのですが …
あるきち101 @ 香香茶さんへ お返事がすっかり遅くなり、申し訳ござい…
香香茶@ Re:秋~冬のイベントあれこれ(08/28) 10月くらいから12月くらいにかけてお茶関…
あるきち101 @ 俳茶居 呑亀さんへ 先日はありがとうございました! あまり会…

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.11.05
XML
カテゴリ: お茶
静岡から帰ってきた、あるきちです。

既報のように、今回は世界お茶まつりが目的で静岡入りしたわけですが、

これだけで帰るのは、あまりに勿体ない!

ということで、1泊することにしました。


ただ、静岡市内では、 大道芸ワールドカップ が行われており、そのためか静岡駅周辺での宿泊が困難に。


そこで静岡駅から電車で10分ほどの清水に宿を取ったのですが、清水といえば、漁師町。
漁師町といえば、やはり美味しい魚です。

・・・というわけで、食い倒れて来ました(^^;)



まずは1日目の夜。
お茶まつり会場で歩き疲れたので、駅の近辺で探してみました。

ネットの情報なども参考に見つけたのがこちら。

いわし料理・善

いわし料理・善(よし)

こちらはその名の通り、いわし料理が専門。
いわしは鮮度が命!の魚なので、清水なら期待できるかも。。。ということで突撃!

こちらのお店には、 いわしのフルコース なるメニューがあるので、それを頼んでみました。

フルコースと言うだけあり、いわしを使った料理が次々と出てきます。

いわしの刺身

いわしの刺身

さすがに鮮度がよいのか、青魚特有の臭みがありません。美味しい!



ホウボウの刺身

ホウボウの刺身

これまた新鮮で美味しいのです。
秋はやはり脂ものってきています。

さらに、いわしのマリネ、いわしの煮付けと出てきます。
#残念ながら、写真が良くないので省略(今回、コンパクトカメラを忘れたので、食べ物は携帯で撮った写真ばかりです。。。)

いわしの天ぷら

いわしの天ぷら

そして、いわしの塩焼き。

いわしの塩焼き

これに、いわしのつみれ汁、ご飯とお新香。


#あ、ホウボウの刺身は別料金です。

駅から、かなり暗がりの方に歩いていきますし(^^;)、ホントに普通の食堂風の店構えですが、なかなかコストパフォーマンスの高いお店だと思います♪


いわし料理・善 (よし)
住所:静岡市清水区辻1-1-35
TEL:0543-67-9601
営業:昼11:30~14:00 夜17:30~21:00(LO)
定休:毎週日曜日 ※食材のよいものが入らない場合もお休み(←このへんがさすが!)





さて、明けて翌日。晴天に恵まれた静岡地方。
雪をかぶった富士山の姿も見えます。

富士山

やはり、清水に来たからには、ここへ行かねば!ということで、やってきたのがこちら。

河岸の市

清水魚市場おさかなセンター 河岸の市

早い時間ではありましたが、日曜日ということもあり、お客さんでいっぱいです。

河岸の市内部

ちょっと早めのランチを、ということでいくつか海鮮丼の店を物色。
評判がよいのか?おがわさんに行ってみたら行列だったので、あきらめて、のっけ家さんに入って注文。

頭肉丼

本鮪大トロ頭肉丼

頭肉というのがポイントです。

数量限定品なのですが、マグロの頭のところを使っているものです。
かなりレアな部位でなかなか食べられないのですが、これが美味いのです♪

ダシの入った特製しょうゆをかけていただきます。



パクリ


マグロが口の中でとろける~ 大笑い


三崎でもそう思うのですが、何でこんなに現地で食べるマグロは美味しいのでしょう?
#輸送の問題なんでしょうかねぇ。冷凍車を使っても、どうしても温度がキープできませんし。


のっけ家

TEL:0543-55-5077
営業:10:00~18:00
定休:水曜(祝日の場合は営業、振替休あり)



次回の世界お茶まつりに参加する場合にも、やはり清水に立ち寄ってお魚を楽しみたいものです(^o^)




さて、早めのランチをとった後、東静岡へ移動して、再び世界お茶まつりの会場へ。

ほぼ中国茶関連のブース・イベントは昨日周りつくしているので、今日の狙い目は、奇古堂の沈さんのところと、茶藝のステージイベント。


ただ、茶藝のイベントは開始30分前には早々に満員御礼の札が。

・・・中国茶の人気は本物か?

ということで、これへの参加は残念ながら見送り。


奇古堂さんのブースに行ったら、ちょうど次の回の受付をしていたので、申し込みます。
毎回違うお茶を出しているのですが、今回のお茶は凍頂烏龍・杉林渓・陳年凍頂という王道?な組合わせ。

まだ奇古堂さんのお茶は飲んだことがないので、傾向をつかむには良い組み合わせだったかも。


10名様ほどの人数が集まって、お茶席スタート。

20名定員のところ、ちょっと少なかったので、運営のお手伝いに来られていた横浜の紅茶専門店の方も同席。奇古堂のお茶を置いているので、お手伝いだそうです (ティーコジーさん、あのお店の方ですかね?)


使ったのは、本当に小さな茶壺!
沈さん曰く、容量は45ccだとか。

これに1人あたり、0.2gなのだそうで、2gの茶葉を入れます。

2gで10人分て((((((^^;

急須は温めません。そのまま茶葉を入れ、お湯を注ぎます。
ピッチャーも温めませんし、茶杯も聞香杯も温めません。
聞香杯を温めないと香りが出ないのは、それは湯気の勢いでごまかしてるだけだと、沈さんは言い切ります。


うーん、茶藝の先生が見たら卒倒しそうです

さて、茶壺が小さいので、当然、これだけの人数に分けようとすると、何回かお湯を注ぎます。
しかも、自分でおっしゃってましたが、お話を良くされます。
その話術もユーモアたっぷりで軽妙。ポンポン話を参加者に振って、場を作ります。

そんなことを延々としているので、当然、お茶は冷めます。

しかし、

熱いうちに飲むとボロが出ない。良いお茶は冷めても美味しい

が口癖の沈さん。

当然、茶水からの香りは弱い感じ。
それでも聞香杯からは、ふわっと良い香りがするのです。不思議~。


味に関しては、正直、最初は「あんまりパッとしないお茶ですなぁ」と思ったんです (←私、とても失礼な奴です)


・・・ところが、同じ調子で何煎も飲んでいると、アラ不思議。
美味さが口の中に蓄積してきたのか、口の中がとても美味しくなってきます。
甘さがあるんですね。


それにしても、よくまあ、これだけ少ない茶葉でこれだけ楽しめるものだ、と感心してしまいます。わずか2gで、これだけの人数に何煎もお茶を出し続ける。


やはり、沈さん、只者ではありません。


次に、杉林渓が淹れられます。

冷めてますが、茶水からは、ほのかな、しかしはっきりとした杉林渓特有の森の香り。
この香り。。。言われなくても杉林渓と分かります。良いものに違いありません。

そして、茶水を口に含めば、先ほどの凍頂より、圧倒的に滋味が多い。
どんどん口の中に旨み成分が増していきます。先程より、口の中がずっと美味しい。


そこで、

白湯を飲んでみなさい

と沈さん。

へ、白湯?


コクリ...


あれ。。。


白湯なのに美味しい(T_T)

うまみの成分が舌の味蕾に残っているので、白湯でも美味しく感じるのだとのこと。
もう、沈さんワールド全開です。


そして、最後の締めくくりは20年ものの陳年凍頂烏龍。

これがさらにスゴイ

洗茶もしてないのに、陳年にありがちな埃っぽさは一切無し。
そして、蜂蜜のような香りがし、とにかく甘い。


奇古堂さんの茶葉は、どの茶葉もものすごく良い茶葉なんだと思うのです。
しかし、それを少量、大事に大事に煎を重ねて飲む。
そうすれば、懐にもやさしい。

それが沈さんの教えです。


で、ふと後ろにかかっている掛け軸を見たら、竜安寺のつくばいに書かれていることで有名な、図式化されたこの言葉が。


吾唯足知(われ、ただ、足るを知るのみ)


・・・ああ、そういうことか。。。

参りましたm(_ _)m


もう、これは完全に1つの世界として完結しています。
こういうお茶の楽しみ方もありだよね、という気がします。

好き嫌いはあるのでしょうが、「これは参った!」としか言いようがありません。


沈さんのものすごさを知った50分ほどの茶席でした。





ということで、少し早めに見終わってしまいましたので、せっかくですから大道芸ワールドカップを見ることと、中国茶の専門店に突撃するために、静岡市内へ戻ります。

ちょっと予想以上に長くなったので、もう1回書きます。


人気ブログランキングへ
沈さんは噂以上に凄かった!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.11.06 00:19:39
コメント(12) | コメントを書く
[お茶] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:清水で食い倒れ&沈さんワールド(11/05)  
ミキ52  さん
いわしのフルコース美味しそう!!
私、魚は青魚が好きなんですよ~。
食~べ~た~い~!(笑)

奇古堂さんの「エコ茶」は本で読んだことがありますが
本当に少量の茶葉で何煎も楽しめるんですね~。
前にみた本よりあるきちさんの日記の方が分かりやすかったです♪
ありがとうございます(^ー^)
(2007.11.06 04:02:19)

Re:清水で食い倒れ&沈さんワールド(11/05)  
Sissi@管理人  さん
夜中に美味しそうな禁忌画像を見てしまいました~(^^; とてもいいお店ですね、いわし料理のお店も、どんぶりのお店も。
そういえば奇古堂の茶器は台湾価格でも高いのでも有名ですね。少量の茶葉で沢山飲めるから、長い目で見ると高くはないということですが。価値観は人それぞれでしょうか。 (2007.11.06 04:49:04)

新鮮ですよね  
北京猫  さん
いわしは新鮮なうちに食べると美味しいと思います。流石に清水ならではの味を楽しめますね。 (2007.11.06 22:40:06)

Re:清水で食い倒れ&沈さんワールド(11/05)  
やっぱり沈さんって凄いお方だったのですね~噂以上というのが
ぴったりな表現方法なのでしょう。
魅力ある茶人ということなのですね!
私も以前静岡に行くとき、清水でお魚三昧したかったんですが
新幹線を降り損ない、U-ターンするための名古屋駅でカツサンドを
かじっていた苦い記憶が蘇ってしまいました~とほほ~。
また行く機会があれば今度こそ!あるきちさんの足跡を辿りたい。
(2007.11.07 19:49:28)

Re:清水で食い倒れ&沈さんワールド(11/05)  
ふよう さん
いや~、おいしいレポートですね。
たまりません!!

かれこれ今から10年前の一人旅で、海産物が食べたくて途中下車し、沼津のお魚センターへ行ったのを想いだしました。(確か沼津だった思う・・・)
暗くなりかけの時刻に、港に近い小さな食堂にひとりで・・・演歌の世界に浸ってました(笑)。
今年静岡へ行ったときは名物の「しぞ~かおでん」をご馳走になりました。
海産物の具材が多くて、かなり美味しかったです。

奇古堂、台湾で何度か行きましたが・・・高い!。
いい品物なので高いんですよね?
次はご本人に会ってみたいです。 (2007.11.07 23:45:44)

ミキ52さんへ  
青魚好きのかたは、きっとこのお店は大満足ですよ(^^)
やはり鮮度がよいのを食べると、いわしって美味しい!と思います~

奇古堂さんは、好き嫌いが真っ二つに分かれると思います。ある意味、上園茶荘の林さんに近いところがある方です(苦笑)。
でも、一つの完成した世界を持ってらっしゃいますね。
お茶は2日間ぐらいは飲み続けられるのだそうですで、もし台湾に行かれるようでしたら、寄ってみても面白いかもしれません。
#ただ、茶器もお茶も高いんですよね(^^;)
(2007.11.08 00:23:29)

Sissi@管理人さんへ  
深夜に更新することが多いのですが、たまにトラップがありますのでご注意を(笑)

奇古堂さんは好き嫌いが分かれると思います。
やはり、あそこのエリート的な茶葉でずっと満足する方なら良いのですが、私のようにあちこちで茶葉を買ってくるようなタイプは、あまり合わないかもしれません(^^;)

お値段が高いのは、沈さんワールドのお裾分け代だと思うしかないですねぇ。。。
(2007.11.08 00:26:35)

北京猫さんへ  
そうなんですよねぇ、新鮮なのを食べると、「下魚と言ったのは誰だ?」と思うぐらいに美味しい魚ですね。
やはりこれがご当地グルメの醍醐味です(^^)
(2007.11.08 00:27:37)

ぽっくんママさんへ  
話には聞いていたのですが、お話をきちんと聞いてお茶を頂くと、一つの世界を持っていることが分かったので、面白かったです(^^)

おや、そんなことが(^^;)
清水の魚市場は駅からもすぐなので、是非寄り道してみて下さい!
(2007.11.08 00:31:07)

ふようさんへ  
ありがとうございます。
でも、ほんとに美味しかったです(笑)

その気持ち分かりますね~。
私も、(美味しいもののためなら)ズカズカと乗り込んでいくタイプなので(^^;)

おでんは、やはり美味しいのですね!!
実は食べ損ねたので、駅のホームのキヨスクでおでん缶を買ってきました(まだ開けてません)。

奇古堂さんは、茶葉は良い意味でも悪い意味でもエリートなんですよねぇ。クセのない良い茶葉なのですが、人間と一緒ですね。
茶器は、沈さんの提唱するお茶のノウハウ料(ブランド料?)込みなので、どうしても割高だと思います。品物は確かなのですが、原価を考えちゃうと、ちょっと・・・というところがあります。
提案しているお茶の楽しみ方を受け入れるかどうか、なのでしょうね。行くなら、完全にハマった方が楽しそうな感じです(^^;)
(2007.11.08 00:44:30)

Re:清水で食い倒れ&沈さんワールド(11/05)  
きゃー!美味しそうなものがたくさん♪
マグロが口の中でとろける?!あああ・・・涎が。

奇古堂さん、お茶の葉は一人0.2g?!
エコ茶とか本などで目を通したことはあるのですが、あるきちさんのブログを読んで、どんなことかよ~く分りました。
ありがとうございます~。
しかし、0.2gって、すごいですよね。(^m^)


(2007.11.10 23:54:36)

金魚きんととさんへ  

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: