実は一番の問題は、網羅的な一歩進んだ入門本を掛けるだけの文章力のある人が、本を出せるだけの知名度のある方には居ないというのが実態ではないでしょうか。

昨年、『世界・お茶の基本』の中国茶の部分を執筆させてもらったときに、思いのほか、本を書くのが難しいことを実感しました。

できれば、その辺の分野の本を出版したいとおもいつつも、今の私にはそんな時間も余裕も無いというところでしょうか。

棚橋さんの本がその意味では中級クラス向けかとおもいますが、もう少し読みやすくてもいいかなと思ったり・・・(^^ゞ (2008.04.30 19:18:31)

中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.04.28
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カテゴリ: お茶
AllAbout で紹介されていた、『もっと知りたい中国茶の世界』を早速取り寄せて読んでみました。


bk1 に在庫があったのです。

ざっと通読しましたが、中国茶の少し専門的な知識について、コンパクトに整理されている良い本だと思います。特に、お茶の文献はきちんと整理されているので良いですね(^^)

この本、一通り勉強した人には、 「そうそう、そうだった」 と思い出す機会にもなりますし、 「あ、ここ勉強してないや」 と気づきを得るきっかけになる本です。
茶の種類やその生育・製茶に関しての情報は少な目ですが、茶文化については一通り網羅されていると思います。
初心者の方やマニアックな知識を細かく知りたい方には別の本をオススメします。

著者の方 は、茶藝師と評茶員の資格を保有されているそうで、この2つの資格について具体的に紹介しているのは、とても良いことだなあと思います。茶藝師や評茶員の受験を目指す方のガイドとしても、この本は役立ちそうです。


そして、私が思わず同意してしまったのは、まえがきの部分。

それはそれで良いのですが、初心者とプロの間を結ぶ中級者向けの層が薄いんですね。


日本で中国茶を勉強しようと思うと、入門書や入門講座・教室の類はたくさんあります。
ただ、一通りの知識を身につけて「もう少し詳しく知りたいな・・・」とステップアップしようとすると、とたんに選択肢が狭まります。
適切な書物もないですし、教えられる人も限られています。

そうなると、茶藝師・評茶員の資格を目指すか、どこかの先生についてインストラクター資格を目指すか、ということになってしまいます。
「いや、別にプロになりたいわけじゃないんだけど・・・」という場合でも、その道ぐらいしか体系的に知識を得ていく術がないんですね。

あとは、ちょっと細かく教えてくれるお茶屋さんで話を聞いて知識を蓄えるか、ネット上に散らばっている情報を自分なりに集めるか。
でも、これだと断片的ですし、人によって言っていることが違ったりして、かえって混乱します。

奥深いだけに、少しかじると知識欲が沸きやすいのが中国茶なのですが、その受け皿が少ないわけです。
#お茶の業界人ではない私がインストラクターコースに入ったのも、結局これが理由です。

ところが、台湾に行くと茶文化の裾野が広いですから、大きな書店に行けば、ちょっと詳しく書かれた気の利いた本があります。
私も、そんな本を買い込んで自学自習していましたが、中身はもちろん中国語です。

#ホントに誰か翻訳して出版してくれませんかね?


少し詳しく知ろうとすると資格を取らざるを得ない、日本の中国茶業界。
確かに資格を目指すと具体的な目標にはなるので張り合いもありますし、苦労を共にしたお茶友つながりもできるので良いことは良いのです。

でも、ちょっとヘンだと思うのは、私だけでしょうか。


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Last updated  2008.04.28 21:33:31
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Re:もっと知りたい中国茶の世界(04/28)  
55yukko  さん
言われてみれば、私の持っている本も、茶芸館の紹介なんかが多いような気がします。中国茶って本当に奥が深いですからね。中国茶・日本の茶道、日本は資格が一番なんでしょうね。
ちょっと話がずれますが、台湾で友人が教師の資格が無いのに大学で講師をしています。台湾はあまり資格を気にしないようです。(すみません、余談でしたね。資格ということで思い出したので^^)
(2008.04.29 01:35:10)

55yukkoさんへ  
そうなんですよね~、実は中級者ぐらいが一番どうしようかと迷ってしまうと思うのです(^^;)
初心者の方のステップアップを目指すときのお手伝いをしたいなぁと思ったりしています(私では荷が重すぎますが)。

台湾で大学の講師をされている友人のがいらっしゃるとはスゴイですね~。やはり実力勝負ですね♪
(2008.04.29 23:20:05)

本を書ける人が居ないのです  
tearecipe さん

よさそうですね  
ちび子113  さん
これはなかなかよさげですね。我が家には例の写真家の方の
一冊しかありませんから、そろそろ違うものでお勉強しないと...
つい、本よりも近くのあるきちさんに聞いちゃうクセが(爆) (2008.04.30 21:45:30)

tearecipeさんへ  
コメントありがとうございます。
いつも勉強させていただいております(^^)
確かに、本にまとめる力と中国茶の知識の両方・・・となると大変ですよね(^^;)
中級者向けの本ももちろんですが、『茶の原産地紀行』のように、テーマごとに掘り下げた本も、そろそろ読者層も増えて面白そうだと感じています。
#私の周りだけかもしれませんが。

棚橋先生の本も実は持っているのですが、1つ1つ解説が欲しくなってしまうぐらい深いテーマのお話を書かれているので、確かに一人で読むのは少し大変ですね(^^;) (2008.04.30 22:37:56)

ちび子113さんへ  
ははは・・・我が家には、中国語のものも含めると、中国茶関連で40冊ぐらいあります(爆)
でも、中身が身についているかどうかは、かなり怪しいですね(^^;)
(2008.04.30 22:39:45)

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