好き!好き!ディズニーリゾート(1)


手配は全て私だったので、猫ダンナは実際この旅行にどれだけつぎ込まれているか知りません。
知らないのをいいことに、私にもあるちゃんにもやさしい、しかし財布には非常にきびしい旅行を企画したわけです。
ちなみに、チケットその他を依頼したのはJR宮古駅みどりの窓口。
イナカゆえなかなかこんな旅行を依頼されないらしく、手際が悪いやら時間がかかるやら・・・普通の旅行代理店があったら頼まないぞと言いたくなるような仕事ぶりながら、オフィシャルホテルについては最後の1室をしっかり確保してくれました、ありがとう。

と、金払いはいいが口うるさい客は12日早朝、いそいそと出発しました。
新幹線は新花巻を8:00発、順調ならば車で約2時間半、猫ダンナよ急げ急げ~。
新花巻には少し早めに到着してトイレタイム、そして出発。
本当は駅弁を買う予定だったのに、駅弁コーナーの開店時間は9:00、商売っ気ないのはイナカならではか。
仕方ないので、味噌焼きおにぎりを2パック買って乗り込みました。
ところがこれ、栄養は偏っていると思われるのにあるちゃんには好評、もぐもぐとよく食べてくれました。
しかし私、こんなに食べられるとは思わなかったので、おにぎり1個じゃ足りなすぎる~。
仕方ないので、車内販売にてサンドイッチを買ってもらったわ。

さて、新幹線の中での騒動はさておき、さっそく両国の某グッドネイバーホテルに到着したみゃあ一家、荷物を預けてホテル内に入っていた「東天紅」にて中華のランチをいただき、チェックインも無事に済ませてそれぞれが別行動です。
とはいえ、あるちゃんが自力で行動できるわけではないので、私とペアとなります。猫ダンナに預けたら、どんな姿になって帰ってくるかわかんないもの。
猫ダンナは秋葉原、私も行きたかったのだけど前回で懲りてやめました。
というのも、秋葉原はある程度の年齢でないととても不便。
これだけ電脳化が進んだのに、この街はバリアフリーが進んでいないので、子連れだの障害者にはちょっと利用しにくいのです。
秋葉原にあるホテルに宿泊したのですが、チェックアウトして街を歩いているうちにあるちゃんがうんちしてしまったので、また戻っておむつ交換台がないかフロントで話したのだけど「ない」と一言、客室を貸してくれとは言わないけど、せめて従業員の更衣室でも長いすでも貸してくれりゃ助かったのに。
結局は警察に行って、待合室の長いすで交換させてもらいました。
そんな思い出があるので、私は秋葉原は当分お預けです。
ではどこへ行ったのか、両国だから近くを散策して国技館だの相撲部屋を見るのもいいかなと思ったのだけど、せっかく大江戸線が通ったことだし、麻布十番を散策することに。ここならいざとなっても、直通ですぐホテルに戻れるでしょ。

ところがところが、肝心のあるちゃん、麻布十番に到着したとたんに寝てしまったんです(涙)。
自分で自分の身体を支えてくれているうちは、たとえ重くても片手で持てるサイズなのだけど、これが寝てしまうと両手で持ってもずっしりきてしまいます。
麻布十番といえば、よくテレビに出てくるあのたい焼き屋さん。しかしできるのを待つ人が店の内外に溢れていて、それを待って、不自由な体勢で支払いをして、地下鉄に乗って戻るのには不安があって、結局は散策だけしてスタバで抹茶フラペチーノを飲んで一休みして帰ってきました。
いや、それはそれでいいのだわ。無理してあるちゃんを落っことしたり、スタバに置き忘れてたい焼きだけ持って帰ったんじゃ情けないもんね。

そして翌日からは、いよいよ待望のディズニーリゾート三昧の日々です。

さてさて、続きです。
とうとうディズニーリゾート、今回は3デーマジックパスポートという豪華なものに手を出してしまいました。
初日はシー、2日目はランド、3日目は自由というのでシーに行こうということにしました。
初日はゆっくりと出発したので、到着したのはもうお昼近くで、とりあえず前回は乗れなかったゴンドラに乗り、あちこち散策して昼ご飯はアラビアンコーストにあるカスバ・フードコートでとりました。
前回はカレーだったので、今回はカバブ&ピタと、あるちゃんの好きそうなココナッツプリンを頼んでみました。
ココナッツプリン、すっごい好評で、黙ってれば1個まるまる食べちゃいそうな勢いでした。
食べ終わると、ちょうどポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバルの時間。
しかし日差しが強く長時間の場所取りはあるちゃんには無理なので、後ろの方で立ってみることにしました。
これは前回は見られなかったので、私もあるちゃんもワクワク・・・しかし前の人たちが大きくて、私は見えるのだけどあるちゃんにはさっぱり「?」だったようで、途中で飽きたようです。
まだ終わらないうちにチェックイン時刻になったので、とりあえず某オフィシャルホテルに向かうことにしました。
あるちゃんがいなければこんな豪華なホテルに泊まることはなかったであろう、リゾートホテルにて快適なひと時、天国天国(笑)。
そしてまた、夕方から行動開始です。
今度はマーメイドラグーンでマーメイドラグーン・シアターを鑑賞、あるちゃんは前回に続き大喜びで、途中では拍手、またエンディングでは踊りだしました。こんなに喜んでくれて、おかーしゃん嬉しいよ(笑)。
しかしまたすぐ睡眠時間がきて、仕方ないので私と猫ダンナはロストリバーデルタにあるユカタン・ベースキャンプ・グリルで、バーベキューのセットをいただきました。
天気はよかったのに風が強くて、楽しみにしていたディズニーシー・シンフォニーは中止になりました。
夕方にはゴンドラも中止になっていたので、その前に乗ってラッキーでした。

翌日はホテルで買い置きしたパンとお茶を猫ダンナに持たせて、ドナルドのスーパースプラッシュ整理券めざして座り込みをさせ、私たちは開園時刻の少し前に出発です。
待ち合わせ場所は和風れすとらん北斎の前、あちこち覗きながら行くと猫ダンナはもう来ていました。
スーパースプラッシュは整理券(青!比較的最初の方らしい)をGET、さらに夕食にと北斎にも予約を入れたとのこと、たまにはいいことするねぇ。
時間まで少しあるので、とりあえずファンタジーランドへ。
イッツ・ア・スモールワールドと空飛ぶダンボを堪能している間、あるちゃんは午前のお昼寝タイム、いいのよ今のうちに寝た方が。
空飛ぶダンボ、いつも(私が行く時は)長蛇の列でこれが初体験、遊園地なんかでよくあるやつと言えばそれまでだけど、やっぱダンボに乗って飛ぶっていうだけでいい気分なんだわ。
それでもまだ寝ているあるちゃんを起こさないように、今度はアリスのティーパーティーを楽しみ、そろそろ時間ということで、ベビー休憩室経由(あるちゃんミルクタイム)でドナルドのスーパースプラッシュ会場へ向かいました。
エナエナ姉さんの書いていた「スーパーずぶ濡れエリア」にたどり着けるのか、果たしてどのポジションを取れるのか、この時点ではまだわかりません。
やがて会場への案内が始まり、そこで初めて青の整理券が比較的最初の方だったことを知ります。
「スーパーずぶ濡れエリアを希望される方はこちらでぇす!」、おお、これがエナエナ姉さんの書いていたあの「シンデレラ城前スペシャル観覧席」への道か。
シンデレラ城前のそのエリア、ステージすぐそばは既に満杯で、私たちは階段組の最前列でした。
その頃にはあるちゃんもすっかり目を覚まし、いつでもOKよ~と言わんばかりに元気になっています。
しかしそこで私の失敗が発覚、あるちゃんも私も慌てて出てきたので、日焼け止めを塗っていませんでした。
そして2人はジワジワとロースト状態になりつつ、ショーの始まるのを待つのでした。




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