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2011年02月28日
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カテゴリ: ネット情報
.恐らく今後もリビア情勢は大きく変動するでしょうし、一刻も早く現地の情勢が安定することを切望してやみませんが、「独裁政権vs無辜の民衆」「民主化」「狂人カダフィ」という言葉に踊らされていると、表層的な捉え方しかできないということは確かです。
2011年2月24日 1:55:27 webから

.まず、反政府運動に対する武力を伴う鎮圧がきわめて苛烈なものであり、多数の死傷者が出たことに、国民がアレルギー反応を示したという点。政府の対応には当然ながらカダフィの判断が伴っており、ベンガジでの蜂起そのものとは異なる部分でカダフィ個人への批判が高まったと思われます。
2011年2月24日 1:55:10 webから

.また昨夜からの繰り返しになりますが、地域主義と部族主義にもとづいたベンガジでの局地的な反政府運動が、なぜ首都を含めたリビア全域に広がり、政府高官や外交官の辞職・離反などに結び付いたのか?これは時間をかけて分析する必要がありますが、現時点では以下のように捉えています。
2011年2月24日 1:54:45 webから

.繰り返しお断りしておきますが、他の多くのリビア関連のTweetと同様、独断と偏見、不確定な情報にもとづいていることがあります。また、恐らく多くの人にとって「親カダフィ」「親リビア政府」のように思える内容も多いと思います。
2011年2月24日 1:53:30 webから

.カダフィの演説から一夜が明けました。昨夜に引き続き、ささ

2011年2月24日 1:53:01 webから

.参考:中東・エネルギー・フォーラム「国内東部地方の反政府デモの抑制に全力を傾注していると思われるリビアのカダフィ政権」 http://bit.ly/fZnokD
2011年2月23日 3:46:30 webから

.参考:msn産経ニュース「カダフィ氏、テレビ演説「殉教者として国導く」」 http://bit.ly/fCksaN
2011年2月23日 3:37:07 webから

.また、リビア東部や旧王家の人々がリビア政府から完全に排除されていたわけではなく、予算配分など様々な形で懐柔政策が取られてきた面もあります。カダフィの側近であり、またカダフィの現夫人の妹婿であるアブドゥッラー・サヌーシーは、名字の通り旧王族のサヌーシー族の出身です。
2011年2月23日 3:08:56 webから

.今回のベンガジやトリポリでの反政府デモへの対応でも、かなり早い段階でヘリや戦闘機が出動していますが、それはリビア空軍とカダフィとの前述の関わりが関係していると思われます。とはいえ、マルタへ空軍機が亡命するなど、現時点ではその統制は大幅に乱れているようですが。
2011年2月23日 2:38:23 webから

.結果として、カッザーファ族の出身者が政府・軍部の主要なポストを多く占めることとなります。例えばリビア空軍の高官ポストは、カッザーファ族の出身者にほぼ独占されています。そしてこの配置は、幾度かの反体制運動やクーデターを鎮圧する上で非常に役立つこととなりました。
2011年2月23日 2:36:02 webから


2011年2月23日 2:34:45 webから

.カッザーファ族は首都トリポリから500キロほど東にある地中海沿岸の町、シルテを拠点とする小規模の部族です。家畜の遊牧を生業とする彼らは社会的、経済的地位も低く、またトリポリとベンガジの間に位置しているために、大部族による略奪の脅威に常にさらされていました。(半世紀前の出来事です)
2011年2月23日 2:29:59 webから

.ここで、カダフィの出身部族、カッザーファ族(Qadhafa, 「カダドファ族」など発音・呼称にいくつかのバリエーションは見られるが、同一の部族を指す)について触れておきたいと思います。
2011年2月23日 2:22:10 webから


2011年2月23日 2:13:42 webから

.1969年の革命直後、カダフィを中心とする新政権にとって何よりも重要だったのは、新たな部族連合を創設することで、サヌーシー旧王朝を支持して革命に抵抗していたリビア東部キレナイカ地域の巨大な部族から革命を保護することでした。
2011年2月23日 2:10:58 webから

.マガーリハ(Magariha)族も、南部を中心としてリビア全域に広がる、リビアの主要な部族です。革命当初から長年にわたり、カッザーフィーの右腕として政府の要職を務めたジャルード(Abd al-Salam Jalud)の出身部族です。
2011年2月23日 2:08:52 webから

.カダフィの高校の同級生であり、革命の同志であるムヘイシ(Umar al-Moheishi)も、ワルファッラ族の出身であり、革命政権の中枢にいましたが、政治的理念の違いからカッザーフィーと袂を分かち、1975年には反革命クーデターを企てたとして粛清されています。
2011年2月23日 2:02:18 webから

.次に、ワルファッラ族ですが、彼らは民族ではなく、「部族」です。つまりアラビヤ語を話すアラブ系の人々で、単純に言えば親族集団です。彼らはリビア東部を主たる拠点としており、リビアの主要な部族として伝統的に高い社会的・政治的地位を保持してきました。
2011年2月23日 1:56:45 webから

.そのため、他国で社会問題化しているトゥアレグ族による過激な反政府活動、権利要求のための蜂起というものは、リビアにおいてはほとんど顕在化することはありませんでした。(当然、現在見られるように、潜在的問題としては常にリビア政府にとって「火種」であり続けていたわけですが)
2011年2月23日 1:47:22 webから

.トゥアレグ族に関する概説を続けます。彼らはどの国においても経済的、社会的に疎外されており、それが前述の略奪や反政府活動につながっているわけですが、僕の確認する限り、リビアにおいては住居や車、定期的な生活保障などを与えられ、少なくとも経済的に困窮している状況にはありません。
2011年2月23日 1:41:39 webから

.現在の演説放送でカダフィが着ている服、これはリビアの伝統的な衣装ですが、このタイミングとシチュエーションで、この衣装を身に付けることには、当然ながら意味があると思われます。また、彼の演説も、意図的かどうかは不明ですが、リビア方言の強いアラビヤ語です。
2011年2月23日 1:35:59 webから

.ちなみに現在(2月23日、AM1:25)、Al-Jazeera Eng.でカダフィの演説がストリーム放送されています。http://english.aljazeera.net/watch_now/
2011年2月23日 1:29:18 webから

.参考:AFPBB「仏首相「アルカイダとは戦争状態」」 http://bit.ly/9J70qC
2011年2月23日 1:23:05 webから

.参考:AFPBB「反政府闘争を活発化させるサハラのトゥアレグ人」 http://bit.ly/eBAR8q
2011年2月23日 1:22:47 webから

.トゥアレグ族は時に略奪や反政府活動を行い、時には観光や仕事で砂漠地域におとずれる外国人を誘拐し、外国政府相手に身代金を要求するなどしているようです。また、近年目立った動きを見せている「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」にも大きく関与しているようです。
2011年2月23日 1:20:34 webから

.まず、トゥアレグ族(Tuareg)ですが、彼らは他の勢力とはやや性質を異にします。彼らはアラブ系ではなくベルベル系の遊牧民族であり、主にアルジェリア、マリ、ニジェールを中心に生活する200万~300万人ほどの少数民族です。http://bit.ly/h3D2wR
2011年2月23日 1:19:06 webから

.未確認情報ですが、UAEの放送局Al-Arabiya等によれば、トゥアレグ族とマガーリハ族がワルファッラ族同様に反体制側についたといわれています。この3つの勢力は現代リビア、そして今後のリビア情勢を見る上で極めて重要ですので、概説させて頂きたいと思います。
2011年2月23日 1:07:17 webから

.また、現在リビアで起きている状況を鑑みるに仕方のないことかもしれませんが、Twitter上で流れる「涙が止まらない…」「世界のため!」「人類のため!」「心が震えた」「良心が…」といった表現にも違和感を覚えます。
2011年2月23日 0:39:58 webから

.「昨日だと思いますが」「誰かの言葉」「RTされて」「控えてないけど」という不確定要素の羅列・・・しかもその内容は、「カダフィは狂っているので、民衆が武装蜂起して、攻撃しても驚くべきことではない」という極めて過激なメッセージ。
2011年2月23日 0:30:26 webから

.「リビアに関しては、昨日だと思いますが、「平和的抗議行動からの無血革命は絶対に無理。相手は狂人なので民衆の側は武装しなければならない」という誰かの言葉がRTされてきていました(控えてないけど)。民衆の側が攻撃を加えているという情報があってもびっくりしないでください」
2011年2月23日 0:27:50 webから

.・・・と留保しておいたところで、例えばTwitterでは、こんなツイートが流れて、拡散されているわけです。(注:原文のまま。ツイートした人の名前は伏せます)
2011年2月23日 0:27:24 webから

.繰り返しお断りしておきますが、他の多くのリビア関連のツイートと同様、独断と偏見、不確定な情報にもとづいていることがあります。また、恐らく多くの人にとって「親カダフィ」「親リビア政府」のように思える内容も多いと思います。
2011年2月23日 0:26:09 webから

.続) この視点に立てば、リビアを独裁的(arbitrary)で自由の欠如した、束縛と恐怖によって支配者への服従を強制する社会だと見ることは誤りなのである。 ――John Davis “Libyan Politics: Tribe and Revolution”(拙訳)
2011年2月23日 0:16:01 webから

.続) しかしリビア人(その多くが西側の評価を、最低でも一部に関しては真実だと認めている)は、決してリビアをそれだけの国だとは見なしていない。彼らは苦しんでいると同時に、政治的、精神的、文化的な自由のために奮闘している。
2011年2月23日 0:15:36 webから

.引用: リビアを単純にその政治形態から捉えると、リビアという国は、暴政が敷かれ、国民は自らの権利をはく奪され、支配者は敵対する者を追い求め、国境を越えて彼らに暴力的な死をもたらすような国であるかのように見える。
2011年2月23日 0:15:10 webから

.そしてリビアという国を「魔王の支配する地獄のような国」「無力な人々が抵抗もせず苦しみ続けてきた国」と捉えること自体、その社会や現地で生活している人々を間接的に貶めている、ということも忘れないで頂きたく思います。
2011年2月23日 0:11:29 webから

.くれぐれも、「狂った独裁者カダフィvs正義と平等と平和を求める民衆」という一面的な構図に陥らないで頂きたく思います。そんなに単純なものであるはずがない。実情は、もっとずっとドロドロしている。
2011年2月23日 0:07:17 webから

.個人的な感覚ですが、国営テレビが政府のプロパガンダに用いられているのと同様、既にTwitterとFacebookは情報戦のツールになっています。死傷者数をふくらませ、「正義を求める無辜の民の声」を紹介し、「狂った独裁者」の悪行を並べ立て、「カダフィが国外逃亡した」と煽る・・・
2011年2月23日 0:05:56 webから

.乱暴な表現になりますが、「魔王カダフィがリビア政府全てを牛耳っていた」というようなドラクエ的発想からは、何も見えてこないどころか、極めて歪んだリビア像しか引き出しません。
2011年2月22日 23:56:33 webから





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最終更新日  2011年02月28日 22時37分17秒
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