★☆♪あ~した、てんきに、な~ぁれ!♪☆★

2006.12.02
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カテゴリ: 病気とともに
個人情報にも関わる問題があるため

わたしの仕事は、医療・保健・福祉に関わる仕事です。
わたしの職種は、その専門職で、国家試験の免許も当然有しています。

この仕事は、人の日常生活だけではなく
非常に立ち入った、家族関係にまで立ち入り支援することとなります。

また、そういった家族関係などが困難となった状態に立ち入ることになるため
そういう場合、多くに、精神疾患が絡んでいます。
もちろん、精神疾患が入り口になっている場合も多いわけです。



人間の
すごく疎ましい部分や
嫌な部分などに
直面し

これが、人間なのだ・・と
思い知らされたりもします。

たくさんの人の思いが絡まり
マイナスへマイナスへ引っ張られている状態なので
介入してもしても・・
なかなか絡んだ糸はほぐれず
それぞれが望むことを

そうして、それが、延々と続きます。


私は、今現在、全盲の方を3名、精神の方を4名、生活保護の方を3名
聴覚障害の方を1名、高次脳機能障害の方を2名・・・他いろいろ
担当していて
それぞれの生活レベル(金銭的な意味ではなく)が

どう支援したらいいものか
いくつもの資料やら文献やら法令やらを日々調べ上げ
月曜日には、県か国に問い合わせをしようと思っています。

介護保険法が改正され
自立支援法が施行・改正され
法と共に、そして対立し
本人が自らの生活を維持できるよう支援するわけですが
自分が体験したこともない世界を知るには限界があり
かならず
「健常な人にはわかってもらえない」
という言葉をいただきます。


でも

ね。



・・・・・わたしは、躁鬱の・・・その感情の止まらない思いはわかる。

そして、その生活が、具体的にどうなるか・・


だんだん・・遠い記憶になりつつあるけれど

ここに記してあるから



私は目は見えるから全盲の不便さはわからない。
私は足はあるから義肢となった不便さはわからない。
私は耳が聞こえるから聴覚障害の不便さもわからない。

すべてを体験して、すべてがわかるなんてこと、ありえない。


でも、一度、自分が、病気や障害で苦しい思いをした、その経験はあるから
そこに、近寄りたいと思う気持ちはあるから

どうか、対象者の皆さん・・・


一緒に、考えましょう・・
すこしでも、あなたの人生のひとコマに役に立てる情報を提供し
方向性を示唆して

でも
どうか


決めるのは、あなた自身であることを忘れないで。
あなたが、どう生きたいのかを自分で決めるのだということを忘れないで。






月曜日から、2日間、研修です。
机上の勉強もやっぱり重要なので。



あ、そうだ。
2ヶ月ほど前に受けた試験。
もうすぐ発表。
合格率は、全国平均25%程度の試験。
・・はたして、結果はどうだろう?



こんな重い仕事をしていますが
私にとっては
やっぱり、天職です。




















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Last updated  2006.12.03 01:24:52


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