★☆♪あ~した、てんきに、な~ぁれ!♪☆★

2007.01.15
XML
カテゴリ: 病気とともに
入院中は、それなりにいろいろなプログラムをやった。


初めての入院の時は、もう何も出来ない・・というくらい
ぐったり・・眠り続け・・
でも仕事が気になって気になってしかたがなく・・
なんとかして、連絡を取ろうとしたが
そうすることが、自分をより悪化させてしまうこともどこかでわかっていて
その一方で仕事から逃げたいキモチもあって
本当に、やり場がないアリ地獄というか沼というか
ずんずん落ちていく感じばかりがした・・


いわゆる、高次脳機能障害ってこんなもんかもしれない・・なんて
思いながら・・



そんな中で、自分が回復へと向かうのに有意義だった思うことは

同じ仲間と生活を共にすること

という実に単純なことだった



共同生活は、いろんなものが垣間見えた


それはそれで、つらいことも多く
衝突も多かった

それでも、今となって思えばアレはそれなりに役に立ったな・・と思う


ふっと浮かぶのは

夜のお茶会

散歩

そんなところだろうか


夜のお茶会は、実におもしろかった

みんな、その独特の雰囲気の中で
ふっとキモチがこぼれてしまったりした


それぞれのベッドへもぐりこむ


眠れないなんていうのが当たり前の精神科病棟


自分が軽いほうに思えたり
あるいは、重くなっていたり


本当に不思議な時間が流れた



あの頃は、早く退院して
自分の時間をゆっくり過ごしたいと思うこともしばしばだったが


今頃になって、あれは、結構おもしろかったな
やっぱり、ものすごいバカンスだったんだよな

と思ったりする




そんな入院生活の中で、一番気がついたのは

「ひとつ、ひとつを、終わらせていく」


という作業

目の前に、まず、可能な目標をみつけて
それをクリアしていくという
実に実に当たり前のこと


それさえも忘れていた




この病気の怖さ









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.15 20:22:01


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: