亜州茶亭へようこそ

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ニーハオ北京!お宅訪問



胡同は、フートンと読み、いわば王朝時代からの住宅地である。北京の伝統的住居は、「四合院」といい、中庭を囲むように、敷地の四辺に建物をめぐらせた建築。上は皇族の邸宅から、下は庶民の家まで、基本的にこの形式を踏まえている。もっとも、現在は、大きな四合院を、数家族で分け合って住むケースも多いとか。
こうした四合院が並ぶ路地が胡同。胡宮の北側、鼓楼(時を知らせる太鼓が置かれている)と鐘楼(こちらは、大きな鐘が吊り下げられている)の周辺にはまだまだ胡同が残っている。高い鐘楼から見下ろすと、灰色の瓦屋根がびっしりと波のよう。

この胡同めぐり。若いおにいちゃんが漕ぐ輪タク(自転車の後ろに幌つきの客席がついてるやつね)に乗っていく。街を流してる輪タクは、きちんと交渉しないとぼったくられる心配もあるが、このおにいちゃんたちは、そろいのベストを着て、旅行会社の専属らしい。

ただ回るだけのプランもあるが、普通のお宅ご訪問、ということもできる。
写真のお宅では、奥さんと娘さんが簡単なおもてなしをしてくれた。(顔をぼかしていないお二人が、奥さんと娘さん)
ほんとに、普段生活している部屋に通してくれて、しかも、ご覧のように普段着で応対してくれるので、ちょっとお隣のウチにお邪魔しました感覚。
娘さんと学校の話をしたり、しばし歓談。

これは、滅多にできない体験なので、チャンスがあればお勧めです。

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