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タイトルを見て、「えっ!ラジオスターの悲劇」じゃないの?と思われた方には、きっと楽しんでいただけるものと確信します。(笑)そうトレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズによるバグルズのヒット曲、「ラジオスターの悲劇」(Video Killed The Radio Star)のパロディです。「The Broad Band(ザ・ブロード・バンド)」が演奏する「Internet killed the video star」 と、その日本語版「ビデオスターの悲劇」です。(指示に従ってクリックして行くと、アニメが始まります。開くまで、少々時間がかかることもあります。)日本語版はこちらでも見れます。81年8月1日、MTVがバグルスによる初のミュージックビデオ「ラジオスターの悲劇」を流した。それ以来、80年代はプロモーションビデオ全盛期となり、ラジオは過去の遺物と化した。そして2000年6月6日、eStudio.comが送り出したMTVビデオのパロディが、この「ビデオスターの悲劇」(Internet Killed the Video Star)です。ビル・ゲイツをはじめとするインターネットの帝王達を皮肉っているのが笑えます。ネタとしては古いのですが、記憶ではなく記録に留めておこうと思って、紹介しました。
2004.05.31
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エマーソン・レイク&パーマーのキース・エマーソンが7月に来日公演を行います。今のところ東京は未定ですが、名古屋と大阪はチケット発売中です。☆名古屋ブルーノート テーブルシート8,500円、カジュアルシート5,100円 7月14日(水) 1st 18:30 / 2nd 21:15 start7月15日(木) 1st 18:30 / 2nd 21:15 start☆大阪ブルーノート ¥9000(税込)【Our Live会員価格 \7000(税込)】7月16日(金) 1st 18:45 / 2nd 21:307月17日(土) 1st 18:00 / 2nd 20:45すでに予約受付は始まっています。希望者は各会場へお問い合わせください。なお、今回の来日にはジョン・ウェットン・バンドの一員として、97年と99年に来日したギタリスト、David Kilminsterが同行するとの情報もあります。彼は再結成ナイスのギタリストとしてツアーを行っていますが、今回の来日がナイスになるのか、Keith Emerson Bandになるのかなど詳細は不明です。東京公演も決まってほしいです。
2004.05.30
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昨日の審議に対する感想がいろいろなWeblogで書かれています。私の雑文に楽天外からもトラックバックをしていただきまして、ありがとうございます。さて次回の審議は6月1日(火)衆議院・本会議(13:00~15:20)で、参考人質疑が予定されています。この参考人質疑というのは、法案採決前の一つの手続きのようなもので、与野党が推薦した専門家が国会に招致されます。ふつうは法案賛成者と反対者を呼んで意見を聞くことにより、どちらの主張に正当性があるかを国会が判断する材料になります。その意味で次回の参考人質疑に参考人として呼ばれている方々の意見は重要です。その方々とは・依田巽(エイベックス代表取締役社長・日本レコード協会会長) ・弘兼憲史(漫画家・貸与権連絡協議会幹事代理)・高橋健太郎(音楽評論家・プロデューサー) ・ポール・デゼルスキー(HMVジャパン代表取締役社長・GERA Japan世話人) の4氏。業界側、つまりこの法案の推進者が依田会長。高橋さんは、もちろん反対派の急先鋒。どんな論議がなされるのか楽しみです。NHKが国会中継で生中継してくれると良いのですが。昨日の審議で、野党側の質疑がダイジェスト版で見れます。城井崇(民主党 ・ 無所属クラブ)松本大輔(民主党 ・ 無所属クラブ)川内博史(民主党 ・ 無所属クラブ)文化庁側の答弁を聞いていると、けっこうストレスたまりますね。野党の議員さん達も我慢強いというか、私なら怒りで椅子を放り投げているかも…。(笑)
2004.05.29
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国会中継って本当につまらないと、いつも思うのですが、今日の衆議院・文部科学委員会における「著作権法改正案」に対する審議は、法案起草の問題点を指摘する野党議員の厳しい追及に政府側がたじたじとなる場面もあり、この法案に関心のある者として、とても興味深い討議になりました。今日の審議は衆議院TVのサイトから、ビデオライブラリーに入り、5月28日をクリックして、文部科学委員会を選択していただけると、本日の審議の全容が観れます。自民党の最強硬推進派といわれる岸田文雄(自民党:堀内派/広島1区)議員の、いかにも「消費者の味方です」と言わんばかりのわざとらしい質問に、「法の運用は慎重にします」と答える河村建夫(自民党:亀井派/山口3区)文科相や政府側の答弁。自作自演の出来レースはやめてくれよって感じですね。さて与党側のお決まりの質疑が一段落した後、登場するは民主党の大ちゃんこと松本大輔議員。文化庁側が提出した還流盤の予想枚数算出の根拠を追求。彼の奮闘ぶりはこちらで見れます。続くは反対派の真打ち、川内博史(民主党/比例・九州[鹿児島1区])議員。「大好きな河村先生」などと心にもないほめ言葉(笑)で大臣を持ち上げた後、お役人の言いなりになっている大臣に、法案の問題点を気づかせようという作戦。川内議員は法案作成の根拠となった文化庁著作権分科会の報告書には、「欧米諸国等の音楽レコードに対する影響や他の著作物等への対象の拡大を懸念するなど、慎重な意見も出されており、これらの慎重意見を踏まえた検討が必要である」と書かれていることを指摘。法案提出の根拠が業界サイドの意見を丸呑みして拙速に作られたものであると追求。河村大臣も無理があったことをしぶしぶ認めてしまうシーンは必見です。(爆笑)大臣としては当然、文化庁の役人さんたちを守らねばならないから、野党側の追求に抗弁するのは当たり前ですが、役所側の意見を丸呑みせず自分の目で報告書を読んで判断してほしいものです。川内議員も言っていましたが、「文化庁の役人に利用されてる誠実なお人柄の河村文部科学大臣がたじろぐ姿が気の毒」。それにしても川内議員、堂々としていて自信に満ちた質疑ぶりにはあっぱれと言ってやりたいです。こんな人が将来、総理大臣になってくれたらな…などと思ってしまいました。次回の質疑は6月1日です。<参考>今日の審議の議事録関連記事:ITmedia ライフスタイル:輸入CD規制問題、衆院での審議が始まる――かみ合わない質疑民主党エンタメ議連のHP衆議院・文部科学委員会委員のリスト
2004.05.28
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今日(27日)付、東京新聞最終面のTOKYO発コーナーに、著作権法改正案の特集記事が大々的に掲載されました。記事はここでも読めます。日本生活協同組合連合会の小熊竹彦さん(政策企画部長)のコメント。「日本の消費者は、世界に例のない音楽CDの再販制度で、高いCDを買わされている。海賊版でもないのに輸入規制してレコード業界を二重に保護するのは、消費者に著しい不利益を与え、結局、レコード業界の首をしめることになる」と話している。私はこの意見に全く賛成です。なお、新聞紙面では「CD還流防止措置と洋楽オリジナル盤の行方」と題して、法案の問題点が図表でわかりやすく解説されています。-------------HMVも輸入権問題で見解を表明法案が成立後、洋楽輸入盤にどれくらい影響があるのか現時点では判断できないとのこと。ということは、規制容認?レコード会社から「洋楽輸入盤には行使しない」という確約を得ていると言ってもね…。もっともHMVやタワーが水面下で文化庁や民主党議員に質問したり、交渉していたという事実も明らかになっています。高橋健太郎さんのBlogで詳しく解説されています。参考にしてください。もっともタワーもHMVも法案自体には反対せず、法の慎重な運用を期待するといった程度のようです。
2004.05.27
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本日(26日)の読売新聞・解説欄(朝刊13頁)に「洋楽輸入盤は?」というタイトルで、著作権法改正案への懸念の声が広がっていることが特筆されています。(記事より)著作権法は海外の権利者やレコード会社にも等しく適用されるため、還流盤だけではなく、欧米からの輸入盤も対象となる。洋楽国内盤は年に7000万枚以上出荷され、輸入盤は2100万枚と推定される。全米レコード協会と国際レコード産業連盟が文化庁に、「輸入を制限する権利は無差別に適用されるべきだ」との意見書を提出。文化庁著作権課は「改正の目的はあくまでアジアからの還流防止。洋楽の輸入盤には事実上及ばないように、『権利者の利益が不当に害される場合』などとの要件を設けている」と説明する。しかし音楽評論家の高橋健太郎さんは、「欧米のレコード会社が権利を行使したら、輸入は止められる。そうならないという保証はない。音楽ファンに不利益をもたらすだけではなく、日本の音楽文化にとってもマイナス」と反論する。日本の音楽産業の国際展開、音楽文化の海外普及を積極的に図るための環境整備は必要に違いない。それには、今回の法規制が国内盤の価格の引き下げなど、消費者への利益還元につながると、音楽ファンに十分納得してもらう努力が欠かせない。記事自体は中立ですが、太字の部分に賛成です。法案提出前、文部省の文化審議会著作権分科会でも賛否が二分されたそうです。だとしたら、廃案が一番良いのですが…。あと、読売関係では店頭で販売中のヨミウリ・ウィークリー6月6日号にも、「レコード業界 音楽鎖国の暴挙」と題して関連記事が載りました。(記事より)輸入盤のほうが充実しているクラシックやジャズファンは、さらに深刻だ。日本のレコード会社が、輸入盤しかないタイトルを日本盤として販売する保証すらない。-------続いて東京新聞(26日付・朝刊)は社説でこの問題を取り上げました。「輸入盤CDが買えない」というタイトルで、こちらでも読めます。法案はいったん廃案すべきと説く、すばらしい内容で賞賛に値します。(記事より)値打ちな洋楽の輸入盤CDが、店頭から消えるかもしれない。国会で審議中の著作権法改正法案には、衝撃的な内容が含まれている。音楽ファンを軽視した姿勢を改め、法案を根本的に見直せ。安い輸入盤が、国内盤製作にかかわる者の著作権、著作隣接権を侵害するとの理由も、一般国民にはわかりづらい。むしろ、高い国内盤しか買うなという業界擁護策に見える。業界は欧米のCDの輸入禁止を否定する。しかし問題は、その気になれば発動できる条文が法律に加わることにある。参議院先議ですでに可決された改正法案は、近く衆議院で審議が始まる。付帯決議などでお茶を濁すことなく、法案はいったん廃案にすべきである。国内盤と輸入盤の競合に問題があるなら、あらためて海外の類似制度の正確な情報を開示し、再販制度との関係を含め、日本の文化活性化の視点から慎重に議論したい。とてもすっきりする社説です。ぜひ、先のリンクで全文を読んでください。
2004.05.26
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ジェネシスのマイク・ラザフォードの別プロジェクト、マイク&ザ・メカニックスが待望の新譜をリリースします。(CDジャーナルより)85年のデビュー以来、全米ナンバーワンヒット曲を放つなど人気を博したメカニクですが、2000年にヴォーカルのポール・ヤングが急死してしまい、活動停止になってしまいましたが、悲しみを乗り越えて、約5年ぶりとなるニュー・アルバム「REWIRED」を完成させた模様。 このアルバムから、もう一人のヴォーカリストであるポール・キャラックをリード・ヴォーカルにフィーチャーした体制にしたため、バンド名を「マイク&ザ・メカニックス&ポール・キャラック」と改名したそうです。これまでのAOR路線を踏襲した内容だそうで、国内盤(VJCP-68672 \2,548(税込):CCCD仕様)は7月28日にリリースされる予定。国内盤に先駆けて6月7日には、DVDがボーナス・ディスクとして付属されるUK限定版がリリースされる予定。このDVDにはCD収録曲全曲に映像を加えたミュージック・ビデオが収録されるそうです。PAL方式ですが、これに対応したDVDプレイヤーを持っているなら、購入を検討しましょう! CD収録曲1.One Left Standing 2.If I Were You 3.Perfect Child 4.Rewired 5.I Don't Want It All 6.Hou Can I 7.Falling 8.Somewhere Along The Line 9.Underscore DVD ・One Left Standing ・If I Were You ・Perfect Child ・Rewired ・I Don't Want It All ・How Can I ・Falling ・Somewhere Along The Line ・Underscore以下のサイトでDVDのダイジェスト版が、見れます。ご使用の回線速度および再生ソフトから選択してください。<Real Media Player>HighMediumLow<Windows Media Player>HighMediumLow予約はこちらでできます。 いわゆる「輸入盤規制法」が成立してしまうと、このような特典付きCDも買えなくなるかもしれません。
2004.05.25
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音楽文化振興議員懇談会会長で、自民党の著作権に関するワーキングチームにも参加している、島村宜伸元農水相(衆議院議員)と、日本レコード協会常務理事の生野秀年氏が、5月20日の「J-WAVE JAM THE WORLD」のコーナー(15分)に出演した時の発言録です。番組では「波紋を広げる著作権法改正と輸入CD規制」というテーマで討論が進められ、いわゆる推進派といわれる両人の意見を聞く機会が設けられました。島村議員いわく、・今回の話を真っ先に持ってきたのは、著名な作詞家とか作曲家、非常に著名な歌手の人達や演奏家で、レコード会社とか流通業者ではなかった・昨年の夏、政府に知的財産推進本部ができて、知的財産推進計画が作られた・知的財産を法で守ろうということになった・文化審議委員会の著作権分科会で、専門家の検討がなされた・付帯決議で「消費者保護、及び適正な流通市場の維持の観点を重視した運用がなされるよう十分留意する」「洋楽の商業用レコードについては、還流防止措置が行使されることなどにより、著しく消費者の利益が侵害される事態が発生した場合には、本法の見直しを含め再検討する」と謳われている・付帯決議には法的拘束力はない・しかし立法に関与した議員達が、自分達の意図したものと違う方向へ行くようなことがあったら、正しい方向へ持っていくための規正措置なので、付帯決議は意味があることだと思う。と、要約すれば、こんな内容でした。やはり付帯決議には法的拘束力がないのです。法案が通ってしまえば、5大メジャーレーベルが輸入盤規制圧力をかけてくる可能性はあります。現実に80年代初頭に「貸しレコード問題」が生じたときにも、洋楽は貸与権の適用対象から外れたにも関わらず、アメリカからの圧力で、新譜レンタル1年間禁止を強要されてしまったではないですか。日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合が、91年に洋楽レンタル1年間禁止に至った経緯はこちらのファイルで確認してください。90年代以降、洋楽市場が低迷したことは、このレンタル1年間禁止も原因の一つでしょう。輸入権で洋楽輸入盤が入ってこなくなれば、業界の没落は明白です。
2004.05.24
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ジョン・ウェットンの最新ライブ盤「アマータ(AMATA)」(MMP CD 0940)がリリースされました。昨年4月のポーランド公演から、アコースティック・セットの貴重な音源。ウェットンのアコースティック・ライブ盤といえば、「AKUSTIKA - Live In America」「SUB ROSA - Live In Millan」「HAZY MONET - Live In New York」の3枚が過去に出されているが、今回の作品は「AKUSTIKA」「SUB ROSA」に次ぐ佳作。「Rock Of Faith」や、ポーランドでのライブ盤「AMORATA」をサポートしたカール・グルームがプロデュースを担当。バックはファンにはおなじみのジョン・ミッチェル(g)とマーティン・オーフォード(key)。手堅いプレイで定評のある二人が、ときには暴走しがちなウェットンをしっかりと支える。収録曲の多くはポーランド公演からであるが、一部、数年前の南米ツアーからの音源も含む。1.The Circle of St.Giles「アークエンジェル」(97年)のインストナンバー。ライブが始まる前のSEとして多用された。2.Mondrago2003年の新作「ロック・オブ・フェイス」の1曲目で、やはりインスト曲。ここではアコギで奏でるオリジナル・ヴァージョンを披露。じつは99年のアコギライブ(英国)でも、すでにこの曲を演奏していた。3.Heat Of The Moment94年のソロ初来日公演で初めて披露したアコギ・バージョン。今回は、ファースト・ヴァースの後にコーラスを入れていて、曲の展開が、よりオリジナル・ヴァージョンに近くなった印象。間奏部でのオーディエンスへの掛け声が、とてもウェットンらしくて良い。4.Book Of Saturday(土曜日の本)クリムゾンの「太陽と戦慄」収録曲。90年のエイジア来日公演から披露しているアコギ・バージョンで先生の18番。ウェットンとミッチェルが、一糸の乱れもなくユニゾン演奏する姿は圧巻。5.The Smile Has Left Your Eyes(嘘りの微笑み)オリジナルはとてもキーが高く歌いづらいが、ここではキーをかなり下げている。シンセの大仰なイントロが省かれ、アコギでスタートするパターンは珍しい。6.Hold Me Nowウェットン流「母に捧げるバラード」。切ない歌詞にお涙頂戴的メロディ、まさにプログレ演歌歌手の真髄発揮!(笑)母親に思いっきり抱きしめてほしいと訴える心の叫びが、涙を誘う。7.Emma一転して娘を思う父親の気持ちを歌った優しいバラード。ウェットンには娘がいないが、ジェフ・ダウンズの娘・クリスティーナの名付け親でもある。エイジア時代にChristinaという曲も作っていて「AKUSTIKA」に収録されている。間奏部で聞けるミッチェルによるハーモニクスを多用したギターソロが流石。8.Battle Lines(戦線)ウェットン流・反戦歌の一つ。歴史映画「Chasing The Deer」のテーマソングにもなった曲で、先生のお気に入り曲。ヴァース、コーラス、ブリッジの展開がとてもよくできているバラードの名曲。間奏部で歌の入りを間違えているのは、ご愛嬌。(笑)9.The Night Watch(夜警)クリムゾンの「暗黒の世界」から。97年の来日公演で初めて披露したアコギ・バージョン。アコースティック・ギタリストでもあるウェットンのアレンジは流石。10.You're Not The Only One(一人じゃないよ)ソロ2作目の「Battle Lines(日本ではボイス・メイル)」のラストに入っていた曲。98年ごろまではアコースティックセットで、よく演奏していた。これまた挫折して孤独に陥った人へ生きる力を与えようとするメッセージ・ソング。ジョン・レノンの「イマジン」を想起させる歌詞は秀逸。11.I Believe In Youアンコールで演奏された「ロック・オブ・フェイス」収録曲。絶望の淵にあっても「信じる力は永遠なり」と説くメッセージソング。中間部の展開がアンプラッグド用にアレンジされている。全体として声には往年の張りが感じられないものの、演奏や歌唱自体は満足できるレベル。「AKUSTIKA」は越えられなかったけれど、「Hazy Monet」と比べれば、おつりがくるほどの良いできです。(当たり前ですが…)ジャケは宗教臭くて気に入りませんが、ファンならば、買って損はないCDであると思います。購入先はこちら。
2004.05.23
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プログレ・ファンおよび、カンタベリー・ファンの皆様!10月は大変なことになりそうです。まず、キャラヴァンが来日し、大阪と東京で「Canterbury Festival」と題したライブを行います。Oct 09 - OSAKA (Japan), Quatro (Canterbury Festival) Oct 10 - TOKYO (Japan), Quatro (Canterbury Festival)CARAVAN arePye Hastings (guitar & vocals)Richard Coughlan (drums)Geoff Richardson (viola & flute)Jan Schelhaas (keyboards)Jim Leverton (bass & vocals)Doug Boyle (lead guitar)さらに待望のダブル・シンクレアーが1週間後に来日。東京2公演、大阪でも1公演やります。Oct 15 - TOKYO (Japan), O-West Oct 16 - TOKYO (Japan), O-West Oct 17 - OSAKA (Japan), Quatro Richard Sinclair(bass & vocals)David Sinclair(keyboards)キャラバンの名曲「In The Land Of Grey & Pink」のコンプリート版を、日本のプログレ系ミュージシャンと共に演奏します。さあ、貯金貯金!(笑)http://perso.club-internet.fr/calyx/index/concerts.html
2004.05.22
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輸入盤廉価販売のAMAZONが、とうとう輸入盤規制法反対の立場を明確にしました。輸入音楽CDに関するAmazon.co.jpからの重要なお知らせというタイトルで、著作権法改正案への懸念を表明しました。<要旨>「Amazon.co.jpでは洋楽の輸入音楽CDをお手頃な世界標準価格で提供してきました。今後もこのサービスを継続的にご提供していく方針に変更はございません。また、洋楽の輸入音楽CDの規制や値上げにつながるような法律改正には反対していきます。」「著作権法改正案の意図は、外国において製造された日本の音楽のCDが国内へ還流することを防止することにあるとはいえ、改正後の法律が洋楽の音楽CDの輸入規制を可能にし、結果的にお客様へ提供されるセレクションの減少と価格上昇へつながるおそれがあります。」というわけで、AMAZONでは、この問題に関する意見を求めているそうです。Eメールアドレス:importCD@amazon.co.jp へお寄せくださいとのこと。原文はこちらから該当の見出しをクリックすると読むことができます。とりあえず、AMAZONの参戦に敬意を表したいです。あと、今日の文部科学委員会では、輸入盤規制法の審議がおこなわれませんでした。http://www.shugiintv.go.jp/top.cfm
2004.05.21
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今日(5月20日付)の朝日新聞夕刊・文化面に「輸入盤規制に広がる不安」という見出しで記事が載りました。これといって新しい内容は見当たりませんが、この問題に初めて触れる読者向けに、まとまった記事になっています。文化庁は「アジアなどからの安い邦楽輸入盤の還流を防ぐのが目的」とするが、「洋楽CD規制の可能性を残す法案には反対」とする音楽ファンらの運動の輪は広がり続けているとの前文で記事はスタート。文化庁は法案に「アジア」など、輸入を阻止するCDの対象地域を限定することは、「国際条約上できない」ということで、「レコード会社の利益が不当に害される場合」などの要件を設けたと説明。しかし海外の主要レコード会社が加盟する全米レコード協会と、国際レコード産業連盟が、邦楽、洋楽を問わず、小売業者などによる輸入の規制を求める意見書を文化庁に提出。この外圧を懸念する声がインターネット上で急速に広まった。業界関係者など約600名と、一般の音楽ファンらの署名も約1万人分集まった。今月下旬の衆議院での審議入りを前に、反対運動はさらに広がりそうだと記事はしめくくられています。
2004.05.20
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先日、NHK「アーカイブス」でKISSのライブが放映された時に紹介されたリストは、全ての放映記録ではなく「おもな」記録でした。が、このたび全ての記録を掲載しているサイトが見つかりました。参考にしてください。ボチボチいこか~さん、ありがとうございました。さてリストを見てみるとNHK制作ではないものも、けっこうあります。それは来日公演ではないライブだと思われるので、NHKの手元には残っていないかも。ストーンズのハイドパーク、フロイドのポンペイなどはすでに作品化されていますし…。どれも観たいですけれど、特に、カンボジア難民救済ロック・コンサートは作品化されていないので、どこかでリリースしてほしいです。○ートでは、リリースされているのかもしれないけれど、オフィシャル・テープで観たいです~♪この伝説のライブについては、こちらへ。
2004.05.19
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忘れないうちにプログレ関係のリリース情報を一つ。ピーター・ガブリエル時代や80年代以降のブレイク期とは異なる「TRICK OF THE TAIL」から「DUKE」発表期(76~80年)のジェネシスの貴重なライヴ映像がDVDでリリースされるそうです。この時期のジェネシスのライブ映像は、ビデオでもリリースされていましたが、DVD正規盤でのリリースは初めてではないでしょうか。「GENESIS 1975 - 1980 : THE DIFINITIVE CRITICAL REVIEW」というタイトルで、おなじみの「CLASSIC ROCK PRODUCTION」から、6月下旬にリリースされます。<ウニオンのサイトから一部引用>幻の「TRICK OF THE TAIL」「DUKES」ツアー映像収録DVDが遂に発売!!数々の伝説を残したバンドの一大転機の時期だけに、プログレッシヴ・ロック然としたライヴ構成が見られる最後の姿は正にファン垂涎のもの。ヴァリ・ライトを駆使した音と光が交錯する美しい映像を存分にお楽しみ下さい。ボーナスとしてSTEVE HACKETTの「In The Quiet Earth」「Please Don't Touch」を収録予定。収録曲:Dance On A Volcano/Deep In the Motherlode/Follow You Follow Me/Dukes End/I Know What I Like/Tun It On Again/Los Endos他 2,929円(税込) この時期の映像ではビル・ブルフォードとフィル・コリンズがドラムバトルを展開する76年のライブ映像が有名ですね。<訂正 6月1日>ディスクユニオンからの訂正情報で、「Trick Of The Tail~Duke」までの映像を、ときおり挟みながら、MOSTLY AUTUMNのメンバーなどによるGENESISの曲や演奏の解説が収録されたDVDだそうです。解説が中心ですが、貴重な時代の映像が織り込まれている模様。(輸入品につき字幕は表示されません)。 <訂正 6月9日>7月16日に「ジェネシス / インサイド・ジェネシス 1975-1980」というタイトルで発売予定だったこのDVDの国内仕様盤(ARDV1026)は、発売中止になりました。こちらを参照してください。
2004.05.18
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音楽ファンが、どこの国で製作されたCDであれ、お気に入りのミュージシャンの作品を自由に購入できる権利が、侵害されてはいけないというのが私の基本的な立場です。輸入盤規制法といわれる「著作権法改正案」に反対しているのも、こんな考え方からで、国内のレコード業界をバッシングするために反対しているのではありません。むしろ紙ジャケのような企業努力の感じられる商品(一部を除く)を、愛好する者として、国内盤の一層の充実と発展を望むものです。日本盤は海外のコレクターからも一目置かれているくらい価値がありますから。さてこちらのサイトにレコード協会広報部の新屋泰造さんのコメントが載っています。問題点が浮き彫りになっていると思われるので、ぜひ参考にしてください。何度も言いますけれど、アジア産の還流盤をそこまで恐れる必要があるのかということ。ふだん邦楽を聞かないのでよくわかりませんが、ファンならば、まず国内盤を先に買うのが普通ではないでしょうか?そのうえでジャケ違いや収録曲違いなどに興味のあるディープなファンが、海外盤にも手を出すということになるのではないでしょうか?それでも還流盤が増え続けるのであれば、ボーナストラックや特典はもちろんのこと、企業努力で価格を下げる必要もあるでしょう。邦楽CDは、洋楽に比べてとても高価です。あれでは金欠ファンが還流盤で満足してしまう気持ちもわからんでもない。新屋さんも指摘していますが、DVD-AUDIOやSACD(Super Audio CD)への移行も一つの代案となるかもしれません。ただしあくまでも低価格化が条件です…。^^;で、洋楽輸入盤の並行輸入に関する部分では、いまだ疑念が晴れません。5月7日付けの5大メジャーの日本関連会社を含む表明でも、「私たちは欧米諸国で製作され日本に輸入された音楽レコードを楽しんでいただいている日本の音楽愛好家の方達に何ら不利益、不自由を与えることなく、今後ともこのような状況を維持し、さらに多くの洋楽レコードを提供してまいります」と述べているだけ。やはり並行輸入を認めるかどうか明確に触れられていないので、不安です。じっさい全米レコード協会(RIAA)と国際レコード産業連盟(IFPI)は、パブリックコメントで「並行輸入は音楽産業の製造・配給体系を弱体化させる」「並行輸入は製品のマーケティングやプロモーションへの便乗を可能にする」などと並行輸入そのものに否定的な見解を示しているからです。RIAAのコメントを見る限り、日本でも輸入権が確立されれば、並行輸入も厳しく規制される可能性が高いでしょう。しかし、その国の物価に見合った価格でソフトを販売したいという発想ではかえって自分の首を絞めることになるのは明白です。先にも書いたように、輸入盤にも投資しているコアなファンからの売り上げ収入が期待できなくなります。それでも法案を通したいのなら洋楽ミュージシャンCDの並行輸入は認めるという文言を法案に明文化してほしい。それでも、何を洋楽CDとするのかをめぐって論議になりそうだし、結局、廃案にしたほうがいいと思うのですけれど…。
2004.05.17
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今日の飲み会でもちらっと出た話題ですが、CDも年月が経つとデータ保持層が徐々に劣化して、ただのプラスティックになってしまうという恐いお話。私も経験があるのですが、それまでは普通に聞けていたCDが、ある日、突然、再生できなくなってしまったことがあります。それは日本でもヒットを飛ばした某国出身の某女性歌手のCDなのですが、(その国に対する先入観を持たれてはいけないので、具体名は伏します。すみません)ある日、CDトレイに挿入しても認識されなくなったことがあります。念のため、他のプレイヤーでも使ってみましたが、やはり無反応状態で、しかたなく廃棄しました。とても気に入っていた歌手のCDなので、がっかりしたことがあります。外国製なうえ、廃盤でしょうから、買い換えもあきらめました。たしか購入後、5,6年くらいしか経過していなかったと思われます。外見上は何も問題なかったのですが、はじめはバリバリと割れるような音が混ざるようになり、それでも再生はできていたのでミニコンポの故障かと思ったのですが、翌日には上記のように認識不能状態になってしまったわけです。CDの隙間から空気が入り、再生面に花咲き模様のカビが生えてしまって、再生不可になってしまったことがあるという話も聞いたことがあります。再生装置からのレーザー光線を反射するアルミニウム層には、薄く樹脂が塗布され、その上にCDラベルが貼られていて、この樹脂層の塗り方が適切でないと、そこから空気が侵入してアルミニウム層を酸化させ、鉄が錆びるのと同じようにアルミニウムが腐食してしまうとか。特にディスクを乱暴に扱ったり、積み重ねたり、互いに擦れるような状態に置いたりしておくと、ディスクを保護している薄い樹脂層に傷がつき、アルミニウム層が空気に触れてしまい腐食を起こすこともあるそうです。恐いのはデータ層をプラスチック層で挟む構造になっているDVDで、初期に製造されたものでは、接着剤がはがれて、読み取れない部分が出てきてしまうこともあるとか。またDVDを固い留め具から無理にはずそうとしたときにも、ディスクが曲げられて接着剤がはがれてしまうこともあるそうです。さらに書き換え可能なCDやDVD(-RWのことですね)は、一度しか書き込めないディスクとは違い、金属ではなく熱に敏感な素材を使っているために劣化がはるかに速いので、長期保存には向かないそうです。結局、メディアを長期間にわたり保管させるコツは☆ディスクは垂直に立てて保存し、手に取るときは縁だけを持つ。☆ラベルは貼ってはいけない。CD-Rに字を書くときは、水性やアルコールインクの柔らかいペンを使う。☆涼しくて乾燥した場所に保存する。ということ。特に湿度が上昇する梅雨の時期はなおさら気をつけないといけないでしょう。と、ゆーことはCDはコレクションしても、あまり意味がないのでしょうかね。
2004.05.16
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13日に行われた音楽業界関係者の会見内容はこちらのサイトでもくわしく紹介されているので参照してください。声明公開後、600名を超す業界関係者の賛同があるそうで、このような規模で行動を起こすことは極めて異例だとのこと。賛同者の中には25誌以上の雑誌編集長の名前もあるそうで、業界関係者や消費者の危機感が高まっていることの反映かもしれないとのこと。あと、この法案の立案に深く関わっている文化庁・長官官房著作権課の森下平氏(法規係長)のインタビューで、今回の著作権法改正が輸入CD全般に及ぶ可能性を、文化庁が事前に承知していたことを認めています。(アキレタ)反対派が主張している「CDの総流通量に比べれば些少な68万枚の還流CDを防ぐのに、著作権法の改正で対処するのは過剰措置ではないか」という意見に対し、森下氏は「なぜ著作権法で対処するのかと言えば、諸外国の例にならってということ。著作物の還流対策として関税措置などを行っている例もありませんし、ほかの法律で規制するとしても、ピッタリくる法律はないのが現状。」「われわれのやろうとしていることは、レコード業界の保護ではなくて、著作権者である作詞家・作曲家・実演者の保護です。日本の音楽産業が海外へ出て行けるように著作権者を保護する趣旨ですから、(関税法など)経済法による対処はなじまないのです」とのお答え。うーん、どうでしょうか?日本国としての主体性が感じられない答弁だと思いますが…。それに著作権者たる音楽家の間でも反対の声がある現状をどう考えているのか。で、コレクターにとっては関心事のジャケ違いやバージョン違いも輸入規制の対象になるのではないのかという疑念に対しては、「ジャケットが違うだけの場合には同一と見なされるでしょう。あくまでも収録されている楽曲で判断が行われます。最終的には司法判断になりますが、2曲3曲と追加収録されていたりすれば競争力を持つ別商品になると思いますので、(税関で)止まることはないと思います」とのお答え。残念ながら、不安的中です。同じ楽曲が収録されているとジャケ違いでも輸入は禁止。CDもCCCDも同一のものと判断され輸入は止まる。ボートラが2,3曲あれば、禁止にはならないとのことですが、それじゃボートラが1曲ならどうなるのかということなど、法制定後に基準作りが始まるなんてことも承服できません。まして最終判断が司法判断に任せるなんてことになると、輸入業者が法的な処罰を恐れて輸入しなくなってしまうでしょうし。個人輸入については「海外レーベルがCDに『日本販売禁止』と明記しなければ、問題ない」「販売目的ではないことを証明しなくてはなりません。CD1枚を買う程度ならば、ほぼ問題ないでしょう」とのお答え。しかし大量輸入の場合は規制対象になるそうで、その基準が法律に具体的に示されるわけではないので、消費者としては法違反の危険性を覚悟で輸入しなければならないでしょう。なんと言っても輸入業者が、海外盤の輸入に慎重になってしまうことが懸念されますね。このサイト、今後もレコード輸入業者と日本レコード協会に、それぞれの立場から見解を聞いてみるそうなので注目していきたいと思います。
2004.05.15
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今日は小泉首相の再訪朝とか、小沢代行の民主党代表受諾とか、韓国大統領の罷免棄却とか大きなニュースがたくさんありましたが、私にとっては、日経新聞の社会面トップで報道された昨日の輸入盤規制反対の会見がビッグニュースでした。さすがに経済紙だけあって、法案の問題点がよくまとめられていると思います。<記事内容> 全文掲載すると著作権違反になるので要約のみ載せます。国会審議中の著作権法改正案は「権利者の利益を不当に害する場合」に限り、レコード会社などが日本以外での販売を目的としたCDの輸入を禁止できるとの内容。しかし改正案は輸入禁止の対象範囲が明確でなく、欧米からの並行輸入盤も禁止対象になりうるのではと洋楽ファンらは懸念している。公正取引委員会も競争政策上の問題点が払拭できていないと懸念を示す。現在はレコード会社が輸入を止めれば独占禁止法違反になるが、法改正後は同法に基づく権利の行使となり、違反にならない。レコード業界が将来、当初の見解を翻して洋楽CDの輸入を禁止しても、公取委は行政処分などに踏み込めなくなる。洋楽ファンや音楽家、評論家の懸念に対し文化庁は「誤解が多い」と困惑。「アジア向けと違い、欧米のCDはライセンス料が日本盤より著しく安くない。現行水準なら不当な利益侵害には当たらないので規制対象にならない」との見解。日本レコード協会や米国の大手5社も並行輸入盤を禁止する考えはないと説明するなど、事態の沈静化に躍起になっている。原文を読みたい方は、ぜひ本日の朝刊43頁をご覧になってください。また朝日新聞・朝刊の第3社会面(東京)にも、「洋楽CD輸入規制 600人が反対声明」との見出しで記事が載りました。ちょっと記事にはつっこみが足らないような気もしますが、紙面の都合上、しかたないですね。第2弾を望みます。誤解しているのは文化庁のほうだと思いますが、どうでしょう。
2004.05.14
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あ、私ではなく、今日、音楽業界関係者が文科省で行った会見のことです。^^;東京では6チャンネル、TBSの「ニュースの森」です。最後のほうで報道されました。(動画も見れますよ。)<逆輸入CD制限に関係者が反対声明>アジアなどで安く売られている邦楽CDの日本への逆輸入を規制する法案が国会で審議されていますが、「洋楽など全てのCDの輸入が制限される恐れがある」として、音楽メディアの関係者が法案に反対する声明を出しました。現在、法案に反対する音楽関係者や、ミュージシャンなどおよそ500人の署名が集まっているということで、業界では極めて異例のことです。(13日 17:32)リンクが切れていましたら、こちらのURLから記事を探してください。http://www.tbs.co.jp/mori/あと大手新聞社では朝日新聞のサイトにも会見の記事が掲載されました。----------------------------でも一言、言わせていただくなら、法案の見直しなどではなく、廃案を文化庁や日本レコード協会に申し入れてほしいのですけれどね。現在、衆議院文部科学委員会では文化財保護法改正案の審議をしていますが、「輸入盤規制法案」の審議もはじまりますので注目したいです。インターネットで中継もされます。今日聞いた音楽Fires At Midnight / Blackmore's NightHometown 2001 Live / Francis DunneryTusk / Fleetwood MacHole In The World / EaglesGuitar Wars / Same
2004.05.13
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いわゆる音楽業界関係者の方々も、輸入盤規制法案反対の戦線に連なってくださっているのは、消費者として心強いかぎりです。彼らの声明はこちらです。私たち音楽関係者は、著作権法改定による輸入CD規制に反対します5月12日の22時現在で、賛同者は566名に上りました。 ここでいう音楽業界関係者とは、メディア関係者ミュージシャン/アーティストレーベル関係者、レコード店、マネージメント等の方々だそうです。リストを拝見しましたが、かなりの有名人も参加しています。ただ一言、苦言を言わせていただくとすれば、あまりにも遅すぎます。リスナーが署名を集めはじめて、それもかなりの量になって、ようやく思い腰を上げ始めたのかって感じ。法案はもう成立寸前なのに…。少なくとも業界の人間ならば、もっと早く問題点に気づくべきでした。それに声明の最初の段落を読むと、アジア生産の安価な邦楽CDの逆輸入は規制してもよいかのような、書きっぷりも気になります。アジア産の邦楽CDなんて、たかが1億7000万枚分の68万枚でしょ。もっと大国らしくどっしりと構えて欲しい。還流盤なんて気にせず、良質の作品を作っていればよいのに。こんな視点だから日本人はアジアを蔑視していると批判されるのではないかな。シンポジウムでも意見が出ていましたけれど、邦楽ファンが、わざわざアジア産の廉価版を買うのでしょうか。中国語や韓国語ができるというのならともかく、ふつうは日本語で書かれた解説や歌詞を読むために国内盤を買うでしょう。還流盤は音質的にも国内盤より劣る場合が多いのも事実。(国内CCCDは、百害あって一利なしですが…)むしろ還流盤の購買層は、特定のアーチストの各国盤にまで手を出す熱心なコレクターがほとんどのはず。この法律は、各国盤の微妙な違いを見つけることに喜びを感じる、コレクターの楽しみを奪おうとしているわけで、悪法以外のなにものでもありません。もっとも業界上層部の一部が政府と結託して、こそこそと法案を作り上げてしまった姑息さをも感じます。なので、法案に反対している業界関係者の方々を責めてはいけませんね。健闘を心よりお祈りいたします。
2004.05.12
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輸入盤規制法案反対の書き込みが、ここ楽天にも増えてきたようで、うれしいかぎりです。せっかくですから、Midge大佐さんが立てられたトピック(テーマ)に、書き込んでいただくと、いっそう盛り上がるのではないかと思われます。管代表が辞任した民主党では後任選びでもめているそうです。岡田幹事長では、はっきり言って参院選で小泉・自民党に負けそうだし、小沢代行では、もう一つ自民党を作るようなものだし、鳩山前代表は人柄はいいけれど、政治的には終わりかけてるし…。というわけで、いっそのこと、坂本龍一教授に代表やってもらったらどうでしょう。どうせ任期は9月の代表選挙までなので、「その場しのぎ」でもいいじゃないですか~。(笑)もし教授が党首になれば、輸入盤規制法案は通りません。ピケはってでも採決を阻止してくれるかも。いや、冗談ではなくて、ほんとにやってくれないかなあ。川内博史先生(民主党)などが推進してくれるとありがたいのですが。-----------------------で、ここからは皆様にお願いです。法案を審議する衆議院・文部科学委員会委員所属の39人の議員のうち、採決に影響力のある与野党の筆頭理事に意見を送りましょう。方法はメール・FAX・郵便など何でも構わないそうです。いません。特に与党側の議員へのアピールが重要だとのことです。くわしくはこちらのサイトに詳しく掲載されています。よろしくお願いします。今日聞いた音楽Rock Bottom / Robert WyattLong Live Rock 'n' Roll / RainbowPeter Gabriel 3 / PGASTRA / ASIARock Of Faith / JW それにしても法案に反対している音楽評論家が、サンプルCDをもらえないとか、業界から圧力を受けているそうです。ひどい話です。この国の言論の自由はどうなってしまうのか…。それにしても暑い(熱い?)…。
2004.05.11
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ふだん私はHR/HMを聞かない人という印象を持たれている。なので友人達もこの手の話題を私には振ってこない。みんな、「どうせ聞いてないんでしょう」ってな表情だ。(笑)ま、それを否定するつもりはありません。実際、そうだしね。でも、若い頃はレインボーやパープルに嵌っていた時代はありました。ティーン・エイジャー時代に買ったレインボーの「バビロンの城門」。何度も繰り返し聞いた。「Long Live Rock 'N' Roll」からスタートし、「L.A. Connection」,「Kill The King」の名曲群が連なり、「Rainbow Eyes」で完結する物語。いちばん印象的だったのは、やはりラストの「Rainbow Eyes」。リッチー・ブラックモアって、ギターをかき鳴らすだけの人ではないんだと。そのリッチーが「シャドウ・オヴ・ザ・ムーン」(97年)を出した時は、とても納得できた。これが彼の一番やりたい音楽なんだなと思った。当時の新聞の切抜き(インタビュー)には「子供の頃に聴いたルネッサンスの音楽も記憶に残っているけど、僕自身がリインカーネーション(輪廻)されたと信じている。14~15世紀にも僕は音楽家で、ルネッサンス音楽を演奏していたんだと思う」(毎日 97.8.9)と語っています。さらにこう語っています。「キリスト教はさまざまな先住民文化や信仰を変えて、自らの教義に反するものを排除していったツケが回ってきた。この10年間で人々の意識は宗教ではなく、自然の水や木が持っているスピリットへと回帰している。コンピューターや宗教に頼るのではなく、人間同士、祖先や自然との対話とか、もっと昔の人が持っていた能力に目覚めるべきだと思う。」まったく同感です。というより昨今の問題(イラク戦争や輸入盤規制のこと)を考えると、そんな気がします。こうなってくると彼の音楽はHMの範疇ばかりではなく、プログレとしても捉えなければならないでしょう。そのブラックモアズ・ナイトが秋に来日しますが、人気上々で追加公演が決まりました、というお話。土曜日(10月23日)だし、行ってみようかnaan chatte…。今日聞いた音楽Shadow Of The Moon / Blackmore's NightFragile / YESPeter Gabriel 3 / PGEye in The Sky / The Alan Parsons ProjectI Don't Believe In Miracles / The Best Of Colin Blunstone
2004.05.10
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さすが教授の一言は重みがありますね。あの坂本龍一教授が自身の先見日記で、輸入盤規制法の問題点をわかりやすく解説しています。教授曰く産業の利益を守るためとはいえ、音楽産業自らの手で音楽ファンを葬るようなことをするとは、自分の手で自分の首を絞めているようなものである。業界は規制で閉め出すことばかり考える前に、高いなら高いなりに付加価値をつけることに努力するなり、アジア盤に対抗して値段を安くするなりして、競争力をつけるべきである。やはりこのクラスの大物が、反対表明してくれるのは心強いですね。不利益をこうむるのが、われわれリスナーばかりではなく、ミュージシャンも同様であるとのご指摘に納得です。法案が衆議院を通過しそうだという状況には変化がありませんが、少しずつ変化の兆しも感じられますね。教授の指摘通り、2004年を機に国内盤の全てがCCCDになってしまったらと思うとぞっとします。が、コンビニや本屋に行けば、コピーガードがはずせるソフトが紹介された雑誌が手に入る時代。結局、いたちごっこにしかならないのではないかと思います。<今日聞いた音楽>Peter Gabriel 3 / PGEye in The Sky / The Alan Parsons Project
2004.05.09
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「冬ソナ」も今日で、もう第6話。展開がいよいよ佳境に入ってきました。死んだ人は忘れてあげるのが、その人のためじゃないのかと言うミニョンに、ユジンが言い返した台詞。「何ひとつ変わってないのにその人だけいないかんじがわかりますか」なんだか、じーんときちゃって…決してそういう体験があるわけではありませんが、天使のようなユジンの潤んだ瞳にやられました~。そこで思い浮かんだのがエイジアのオープン・ユア・アイズの歌詞。What on earth are you doing here,in the western world?Another situation yeah you're a different girlYou have lived your life dreaming you were someone elseSucceeding's believing in yourselfOpen your eyesAnd see the world that stands before you nowOpen your eyesAnd see the world that stands in front of you「girl」を「boy」に置き換える。つまりユジンがミニョン(ジュンサン)に語っていると考えると、このドラマにしっくりきます…(笑)。原曲は、ファッション雑誌に出てくるモデルのようになりたいと思っている彼女に、そのままの君がいいんだよ~、目を覚ましたまえ~と語りかけるたわいのない歌(?)です。というか、「冬ソナ」見ながらエイジアのことを考えてる人間なんて、世界広しといえど自分くらいなものでしょうね。まさに目を覚ませって…(爆)
2004.05.08
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福田さんが辞任したんだから、菅さんもいかんでしょ…?CDコレクターにとっては、どうでもいいことなのかもしれませんね。こっちのほうがもっと深刻だから。輸入盤規制法反対のシンポジウムや、署名の集まりなどに危機感を覚えたのかレコード協会や5大レーベルの連名で以下のような声明が出されました。-----------------------------------現在、国会で「商業用レコードの還流防止措置」を導入する著作権法一部改正法案が審議されており、この法案に対し、一部の方々から「欧米諸国からの洋楽直輸入レコードが買えなくなるのではないか」との不安の声が寄せられております。しかし、私たちは、欧米諸国で製作され、日本に輸入された音楽レコードを楽しんでいただいている日本の音楽愛好家の方達に何ら不利益、不自由を与えることなく、今後ともこのような状況を維持し、さらに多くの洋楽レコードを提供してまいりますので、ご安心いただきますようお願い申し上げます。社団法人日本レコード協会ユニバーサル ミュージック株式会社東芝EMI株式会社株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント株式会社ワーナーミュージック・ジャパン株式会社BMGファンハウス日本レコード商業組合-----------------------------------一見、消費者に安心を与えるかのような内容ですが、問題点をよく理解していらっしゃる方は、このような声明はほとんど無意味であることがわかるかと思われます。もう何度も言われていることですが、日本のレーベル(全てではないが…)には輸入を保証できるような権限がありません。アメリカの親会社が日本には輸出しないと言えば、「はい、そうですか。」と従うしかないのでしょうかね。6日のJ-WAVEの番組「JAM THE WORLD」に音楽評論家の高橋健太郎さんが出演した時の内容が、このサイトに紹介されています。特にこの発言は重要でしょう。(↓)『あの、「規制はしません」、というような話もあるんですよ。5大メジャーって言う、世界的に、ソニー・BMG・ユニヴァーサル・ワーナー・EMIグループのレコード会社は、この法律ができても日本に対して輸入盤規制を、禁止の通達はしないっていうようなことも言っているんですけれども。その一方で、全米レコード協会が、実はこの法律を、草案を作っている段階で、文化庁に対して文書を送っていて、その文書にはアジア盤の還流だけに限らず、広く並行輸入を規制する法律を作りなさいというような、ある種の外圧みたいなものをかけてきていたんじゃないか、という話が今浮上しているんですよね。』また、シンポジウムで使われた法案の内容説明のパワーポイントファイルが、作成者の藤川毅さんによって公開されています。問題点がとてもわかりやすく整理されています。
2004.05.07
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一昨日に開催された輸入盤禁止法案に関するシンポジウムの動画が配布されています。関心のある方はダウンロードしてください。☆音声yunyuken-symposium.mp3(MP3形式、64Kbps、73MB)※リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。 yunyuken-symposium.rm(RealAudio形式、16Kbps、19MB)※リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。 ☆動画yunyuken-movie.wmv(WMV形式、300Kbps、414MB)※リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。yunyuken-movie-s.wmv(WMV形式、200Kbps、229MB)※リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。yunyuken-movie-56k.wmv(WMV形式、56Kbps、59MB)※リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選んでください。http://radio.gs/動画は軽めのものを選択されたほうがよいでしょう。画質的にはあまり差がありませんので。ファイルをアップされている方が、仕事場の回線を使ってらっしゃるそうなので、アクセスが集中して仕事に支障が出るような場合は、予告なくファイルを削除するそうです。お早めにダウンロードして再配布にご協力くださいとのことです。それからシンポジウムの要点は、松永英明 さんのこちらのレポートがくわしいです。この問題がテレビ(CS放送)でも取り上げられるそうです。CS放送音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」の「BBL WORLD」という番組でこの問題が扱われます。 放送日時:5月7日(金)18時30分からの生放送 スペースシャワーTVhttp://www.spaceshowertv.com/BBL WORLDhttp://www.spaceshowertv.com/bblw/地上波放送のTV局では、取り上げてくれないのでしょうか?
2004.05.06
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昨日、開催されたシンポジウム"選択肢を保護しよう!! 著作権法改正でCDの輸入が規制される? 実態を知るためのシンポジウム"の音声ファイル(MP3形式、64Kbps、73MB)は、こちらにあります。(リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」をクリックで、PCに取り込めます。)回線があまり太くないそうです。ダウンロードされた方はいろいろなところでミラーリング、再配布して頂けると助かるとのことです。動画のストリーミング、ダウンロードファイルも予定されています。なおシンポジウムのメモは
2004.05.05
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"選択肢を保護しよう!! 著作権法改正でCDの輸入が規制される? 実態を知るためのシンポジウム" 期日:5月4日(火曜日 祝日) 場所:新宿ロフトプラスワン 時間:午後1~3時 入場無料/ドリンク代500円のみ負担 司会進行:ピーター・バラカン パネラー:川内博史 議員(民主党) 音楽評論家・HEADZ代表 佐々木敦氏 輸入盤ディストリビューター「リバーブ」 石川真一氏ほか 発起人:ピーター・バラカン、高橋健太郎 協力:藤川毅本日、「輸入盤規制法案の実態を知るためのシンポジウム」が開かれ、国会議員として唯一参席した川内博史・衆議院議員が、民主党は「輸入盤規制法案」に反対することになりそうだと発言しました。国会議員たちは、先日の参議院補選の候補者応援に動員されたために、法案の問題点を浮き彫りにさせる十分な時間が取れなかったそうです。衆議院では所属議員への周知を徹底させ、法案反対の立場を取るのみならず、他党への働きかけを強めていく旨、強調していました。国会では、アジア地域から不法に輸入されるCDへの規制と勘違いしている議員が多く、法案の中味まで精通している議員はとても少ないそうです。シンポジウムは終了時間を大幅に越えるほど熱気のあふれる討論となりました。定員180人のところ、330人も入ったそうです。ネットラジオのリスナー数もネットラジオのリレーを含めて最大450人まで行ったそうです。さまざまなマスコミ媒体も取材に来ていたそうなので、世論が喚起されれば反対の輪も広がることと思われます。私もインターネットラジオで討論を聞いていましたが、この法律は輸入盤をいくらでも規制できるという点において、やはり問題があるということを確信しました。消費者の権利を剥奪するような悪法は廃案しかないでしょう。ただ民主党だけが反対票を投じても法案は可決してしまうわけで、なお一層の世論の喚起と、自民党や他党への働きかけが法案阻止に不可欠です。シンポジウムの内容は、こちらで、ストリーミングまたはダウンロードで見られるようしたいとのことです。今日聞いた音楽The Last Dance / Ken HensleyGreatest / Kissunu / Pangaea
2004.05.04
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NHKヤング・ミュージック・ショーで放映されたライブ 放映日....ミュージシャン71/10/24...C.C.R72/ 3/20....ローリング・ストーンズ72/ 5/ 7.....クリーム73/ 3/17....ピンク・フロイド73/10/28...エルトン・ジョン73/12/22...ディープ・パープル75/ 8/30....ジミ・ヘンドリックス75/ 2/22....シカゴ75/ 6/20....イエス77/ 1/ 8.....ベイシティ・ローラーズ77/ 5/ 7.....キッス77/ 9/10....ブライアン・フェリー77/12/24...サンタナ78/ 5/ 5.....ロッド・スチュワート78/ 8/ 5.....レインボー78/ 9/ 2.....ドゥービー・ブラザース79/ 3/26....デビッド・ボウイ79/ 4/ 1.....ビリー・ジョエル79/ 5/ 5.....アース・ウィンド&ファイアー79/10/13...ポール・マッカートニー&ウイングス80/ 3/22....ビージーズ80/ 9/13....キンクス81/ 4/ 5.....ポリス81/ 8/19....クイーン(2日の放送より)当時、放送用2インチテープは高価なものだったので、1回ごとに消去して、再利用していたそうです。キッスは奇跡的に3/4インチテープが見つかったので、今回、リマスターされて再放送されました。でも、ほかのミュージシャンのテープもどこかに眠っているでしょう。NHKさん、おねが~い(笑)。今日聞いた音楽奥華子ライブ @SUNSTREET in Kameidounu / PANGAEAYES SPEAK / YESSwaddling Songs / Mellow CandleThe Last Dance / Ken Hensleyマックでは正しく表示されないとのご指摘がありましたので、タグなしヴァージョンも追記しておきます。NHKヤング・ミュージック・ショーで放映されたライブ放映日......ミュージシャン71/10/24...C.C.R72/ 3/20....ローリング・ストーンズ72/ 5/ 7.....クリーム73/ 3/17....ピンク・フロイド73/10/28...エルトン・ジョン73/12/22...ディープ・パープル75/ 8/30....ジミ・ヘンドリックス75/ 2/22....シカゴ75/ 6/20....イエス77/ 1/ 8.....ベイシティ・ローラーズ77/ 5/ 7.....キッス77/ 9/10....ブライアン・フェリー77/12/24...サンタナ78/ 5/ 5.....ロッド・スチュワート78/ 8/ 5.....レインボー78/ 9/ 2.....ドゥービー・ブラザース79/ 3/26....デビッド・ボウイ79/ 4/ 1.....ビリー・ジョエル79/ 5/ 5.....アース・ウィンド&ファイアー79/10/13...ポール・マッカートニー&ウイングス80/ 3/22....ビージーズ80/ 9/13....キンクス81/ 4/ 5.....ポリス81/ 8/19....クイーン(2日の放送より)当時、放送用2インチテープは高価なものだったので、1回ごとに消去して、再利用していたそうです。キッスは奇跡的に3/4インチテープが見つかったので、今回、リマスターされて再放送されました。でも、ほかのミュージシャンのテープもどこかに眠っているでしょう。NHKさん、おねが~い(笑)。
2004.05.03
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「PANGAEA」(パンゲア)という日本のプログレバンドがデビューしました。北岡絵里歌(Voice)、大杉尚史(Bass,Guitar)の二人によるプロジェクトで、サウンド的には初期のキング・クリムゾンを思わせる叙情的なロック。この「unu」(SRCL 5730)というデビュー・アルバムにはキング・クリムゾンのイアン・マクドナルがフルートでゲスト参加。「宮殿」風サウンドをいっそう際立たせています。さらに、MOON DANCERの厚見玲衣(ex.VOWWOW)がメロトロン&ハモンドで全面参加し、アルバムプロデュースまで担当しています。バイオリン奏者の金子飛鳥など超一流のミュージシャンも参加。イアン・マクドナルドはニューヨークのスタジオで、フルートパートをダビングしたそうです。彼らしい、天を自由に舞うようなフルートサウンドがとても楽曲にマッチしています。7曲目の組曲が「閉じられた本」というタイトルで、なんとなくクリムゾン(?)を連想してしまいます。このデュオ、まだ10代だそうです。最近の若いもんはおっそろしいですね~。(笑)なおこのCDはソニーからリリースされているので、レーベルゲートCD2仕様になっているので、コピー不可です。ただし、MAGIQLIP2という付属の再生ソフトをインストールすればPCに保存できます。こちらのサイトで彼らの音楽を試聴できます。妖艶な(?)ビデオクリップもあります。PANGAEAオフィシャルサイト:http://www.pangaea-music.net/厚見玲衣倶楽部:http://www2u.biglobe.ne.jp/~VOWWOW/今日聞いた音楽The Last Dance / Ken HensleySwaddling Songs / Mellow CandlePANGAEA / unuヤング・ミュージック・ショー / KISS (NHKアーカイヴ)
2004.05.02
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イエスの結成35周年記念ドキュメンタリー「イエス・スピーク」というDVDを鑑賞しました。内容は表題が物語っている通り、各メンバーの語り(インタビュー)が中心です。イエスに参加した経緯や、イエスというバンドへの思い、自分の家族の紹介などを、それぞれの視点で語っていて、ファンにとってはとても興味深い内容です。クリスの家族は大家族で、さすがに元奥さんは出てきませんが、生みの母親に似てセクシーな娘さんが登場します。(笑)ご両親もまだ健在で、クリスは父親似かも。クリスの弟さんは固い職業だそうで…、クリスとは似ていない。ジョン・アンダーソンはアコギを弾きながら、作曲はこうやっているんだよと実演までしてくれます。企業秘密のはずなのですがね…。(^^ゞスティーヴ・ハウはかなり老け込んでしまって、アブナイ感じ。それでもギターの技はいっこうに衰えを見せないのはさすがです。プロでも1週間、楽器に触らないと、さすがにボケるそうです。リック・ウェイクマンは何度も出入りを繰り返している人ですが、イエスがやはり自分のホームだみたいなことを語っていました。アランは、シアトルの自宅周辺でのクルージング風景が印象的です。水のあるところにいないと、気分が落ち着かないそうです。スキューバダイビングもとても好きだとか…2枚組で2枚目のDVDには昨年の「フルサークルツアー」のライブ音源が収録されています。高音質なので、これだけでも買う価値ありです。総じて、イエス中級者以上向けの内容ですが、昨年の来日公演を見た人、見に行けなった人にもオススメです。今日は部屋の配置換えなどという、とんでもない一日。疲れました。パソコンの移動って思ったより大変ですよね。ケーブル抜いて、差し替えたり。周辺機器が多いので、コードがごちゃごちゃするし…。
2004.05.01
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