全31件 (31件中 1-31件目)
1
元ジェネシスのギタリスト、スティーヴ・ハケットのレーベルCamino recordsが、ジェネシスのプロモクリップ集「The Video Show」と、The Platinum Collection (3CD Box Set)の先行予約を開始しました。いずれも先着順でハケットのサインが入るそうです。The Video Show (PAL/All Region) (DVD)ただし、このDVDのフォーマットは、「PAL/All Region」ですので、PAL対応機のみで再生できます。Track ListNo Son of MineI Can't Dance Hold On My Heart Jesus He Knows Me Tell Me Why Invisible Touch Throwing It All AwayLand Of Confusion Tonight Tonight Tonight Anything She Does In Too Deep That's All Mama Illegal Alien Home by the Sea/Second Home by the Sea PaperlateAbacab Keep It Dark No Reply at All Man on the Corner Turn It on AgainDuchess Misunderstanding Follow You Follow MeMany Too Many A Trick of the Tail Ripples Robbery, Assault and Battery Congo ShipwreckedNot About Us The Carpet Crawlers 1999The Platinum Collection (3CD Box Set)Track List** = newly remixed by Nick DavisCD1(From 'We Can't Dance') No Son Of MineI Can't DanceJesus He Knows MeHold On My Heart(From 'Invisible Touch') Invisible TouchThrowing It All AwayTonight Tonight Tonight (Edit)Land Of ConfusionIn Too Deep(From 'Genesis')MamaThat's All Home By The Sea Second Home By The SeaIllegal Alien **(From the '3 x 3 E.P.') Paperlate **(From 'Calling All Stations…')Calling All StationsCD2:(From 'Abacab') Abacab **Keep It Dark **(From 'Duke') Turn It On Again **Behind The LinesDuchess **Misunderstanding **(From '…And Then There Were Three…')Many Too Many **Follow You Follow Me **Undertow **(From 'Wind And Wuthering')In That Quiet Earth **Afterglow **Your Own Special Way(From 'A Trick Of The Tail')A Trick Of The Tail **Ripples **Los Endos **CD3:(From 'The Lamb Lies Down On Broadway')The Lamb Lies Down On Broadway **Counting Out Time **Carpet Crawlers **(From 'Selling England By The Pound')Firth Of Fifth **Cinema Show **I Know What I Like (In Your Wardrobe) **(From 'Foxtrot')Supper's Ready(From 'Nursery Cryme')The Musical Box **(From 'Trespass')The Knife **
2004.10.31
コメント(6)

10月に買ったCDの中で、唯一、新譜といえるものはこれだけ?(笑)正確には新譜ではなくリメイクと言ったほうが正確なのかもしれません。<収録曲>1.アワ・プレイヤー2.英雄と悪漢3.ロール・プリマス・ロック4.バーンヤード5.オールド・マスター・ペインター/ユー・アー・マイ・サンシャイン6.キャビン・エッセンス7.ワンダフル8.ソング・フォー・チルドレン9.チャイルド・イズ・ファザー・オブ・ザ・マン10.サーフズ・アップ11.アイム・イン・グレイト・シェイプ /アイ・ウォナ・ビー・アラウンド/ワークショップ 12.ベガ-テーブルズ13.オン・ア・ホリデイ14.ウィンド・チャイムズ15.ミセス・オレアリーズ・カウ16.イン・ブルー・ハワイ17.グッド・バイブレーション 18.英雄と悪漢(インストゥルメンタル) 19.キャビン・エッセンス(インストゥルメンタル)本来ならば1967年の2月にリリースされるはずだった作品が、37年という長~い歳月を経て、ようやく陽の目を見ました。ビートルズの「ラバー・ソウル」が、ブライアン・ウィルソンをして、ビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」を創り出させたとするなら、「ペット」はビートルズの「サージェント・ペパーズ」に影響を与え、さらに「ペパーズ」の成功が「スマイル」の原動力となったのでしょうか。このアルバムの白眉というか、よく知られた傑作は「グッド・ヴァイブレーション」でしょう。足かけ7ヶ月、90時間以上もかけ、しかも4ヶ所のスタジオを使い断片的に録音されたとか。パート別に録音して後でそれらを編集して一曲に仕上げるという今日では普通の手法がブライアンの手によって開発されたわけ。じつは、このアルバム、かめばかむほどプログレ的な味がじ出てくる不思議な作品でもあります。地球を構成する4つの要素、火と水、地(土)、そして空気という4つの「Elements(要素)」がテーマになった曲も収録されています。これってまさにクリムゾンの「ポセイドンのめざめ」を想起させます。来年1月には、待望の「スマイル・ツアー」が日本でも見れそうだとのこと。公演詳細・お申込みは下記のURLからどうぞhttp://click.eplus.co.jp/?5_70613_3654_1
2004.10.30
コメント(1)
いまやカナダの国民的ロックバンドになってしまった感のあるラッシュ。最近は、デビュー30周年記念のカバー曲集「フィードバック」をリリースするなど、健在ぶりを示していますが、現在、ドラマーのニール・パートが自ら使用したドラム・スティックをチャリティ・オークションに掛けています。これは「フィードバック」リリースと同時期に海外で開催された30周年記念ツアーで、ニールが実際に使用したものだそうです。このスティックを販売しているPro-Mark社が、子供擁護団体への寄付目的で、限定30セットのみ、受け付けています。オークション勝者には、ニールのサインが入ったシリアル・ナンバー付のドラム・スティックに加え、個人名が署名されたニール・パートの写真付証明書、特製刺繍入りケース、ニールのドラム教則DVD「A Work in Progress」が購入出来る権利が付与されます。日本人でも18歳以上なら参加可能です。期間は年内までの予定で、2005年1月1日に高い値段をつけた順に上位30人に連絡が来るそうです。オークション特設サイトは、こちらです。
2004.10.29
コメント(7)
有望だと感じた数多くのミュージシャンを番組で紹介してくれた、イギリスはBBCの名物DJジョン・ピール(JOHN PEEL)氏が、25日、休暇先のペルーで心臓発作のため死去しました。享年65歳。関連ニュースピール氏は、BBC Radio1で約40年にもわたり、知名度やジャンルにこだわらずに良質の音楽を紹介し続けた、ブリティッシュ・ロック・ポップス史にその名を刻む功労者です。突然の訃報に、ブラーのデイモン・アルバーン、オアシスのノエル・ギャラガー、レディオヘッドのトム・ヨーク、マニック・ストリート・プリーチャーズのジェームス・ディーン・ブラッドフィールドら、彼からインスピレーションを受けたという、数多くのアーティストがコメントを寄せたそうです。 ブルティッシュ・ロック好きには有名ですが、一般的に国内での知名度はそれほど高くはないですね。彼の名をタイトルにしたスタジオ・セッション・ライヴ「JOHN PEEL SESSION」の音源が国内でもCD化されているので、私もいろいろお世話になりました。心よりご冥福をお祈りします。
2004.10.28
コメント(4)

ジョン・ウェットンのマネージャー、Martin Darvill氏によれば、ジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズは、二人で書き下ろした新曲を収めたアルバムをリリースする予定だそうです。(たぶん来年)参考エイジアのオフィシャルサイト管理人、David Gallant氏が書き下ろした、エイジアのバイオ本「The Heat Goes On」のセカンドエディションが、このたび出版されました。表紙はこんな感じです。(↓)2001年に出されたファースト・エディションはペイパーバックでしたが、内容も新たに編集されたセカンドエディションはA4大判と、装丁もグレードアップされました。前作以降に展開されたエイジアの歴史が追記されているのが、今回の売りでしょう。特にウェットン系エイジアファンには記憶に新しい1999年の「オリジナル・エイジア再編騒動」の顛末は読み応え十分。やっぱり潰したのは「あいつ」だということが、よくわかります。筆者としては、今のエイジアに配慮しなければならない(巻頭言もペインが書いている)ので、かなり現行エイジアサイドからの視点で書かれてはいます。それだけに真実が伝わってしまうので、ウェットン・ファンとしてはおもしろい。今のエイジアのドラマー、クリス・スレイドの紹介欄では、な~んとオリヴィア・ニュートンジョンが彼に肩車している貴重な写真がっ!(笑)なので、オリヴィア・ファンも必携アイテムでしょう。目新しいところとしては、ウェットン・ダウンズの二人が、ファースト・アルバム「ASIA」収録曲を解説している部分。このアルバムのテーマって、「時へのロマン」だとばかり思われてきたけれど、じつは「misogynistic」(女嫌い)だとのこと。(ウェットン談)「Heat Of The Moment」「Only Time Will Tell」「Time Again」「Wituout You」などに顕著だそうな。(笑)こんな貴重な写真も!(↑)(左から)ウェットン、ダウンズ、ハウ、パーマー playing 'Midnight Sun'「Without You」と「Here Comes The Feeling」は、ウィッシュボーン・アッシュ時代に作られた曲だそうですが、彼ら(アッシュ)には拒否されたとか。でも、そのほうが結果的には良かったと思います。購入はこちらで可能です。(料金は本代 $25 + 郵送代 $10です。Paypal決済可。)あらすじ(英語です)
2004.10.27
コメント(6)

ジェネシス・ファンにとっては出費の多い11月になりそうです。「THE PLATINUM COLLECTION」というタイトルで、コリンズ期の曲を中心に編集された3枚組みのベスト盤が、ビデオクリップ集「THE VIDEO SHOW」と同じ11月29日にリリースされます。収録曲は70年代の「TRESPASS」から91年作の「WE CANT DANCE」、そしてレイ・ウィルソンが唯一参加した「Calling All Stations」まで、30年にもわたる作品群の名から選曲されています。収録曲<太字は、アルバム名>CD1We Can't DanceNo Son Of Mine / I Can't Dance / Jesus He Knows Me / Hold On My HeartInvisible TouchInvisible Touch / Throwing It All Away / Tonight Tonight Tonight (Edit)Land Of Confusion / In Too DeepGenesisMama / That's All / Home By The Sea / Second Home By The Sea / Illegal Alien*3 x 3 E.P. Paperlate*Calling All Stations…Calling All StationsCD2Abacab Abacab* / Keep It Dark*DukeTurn It On Again* / Behind The Lines / Duchess* / Misunderstanding*…And Then There Were Three…Many Too Many* / Follow You Follow Me* / Undertow*Wind And WutheringIn That quiet Earth* / Afterglow* / Your Own Special WayA Trick Of The Tail A Trick Of The Tail* / Ripples* / Los Endos*CD3The Lamb Lies Down On Broadway The Lamb Lies Down On Broadway* / Counting Out Time* / Carpet Crawlers*Selling England By The PoundFirth Of Fifth* / Cinema Show* / I Know What I Like (In Your Wardrobe)*FoxtrotSupper's ReadyNursery CrymeThe Musical Box*TrespassThe Knife**は、Nick Davisによって、今年、新しくリミックスされた音源。さきのDVDも、このCDセットも国内盤がリリースされる予定はいまのところありませんが、いずれリリースされそうな気がします。
2004.10.26
コメント(2)
トレヴァー・ホーンといえば、タトゥーじゃなくて、^^;「ラジオスターの悲劇」で有名なバグルスの元「歌えるベーシスト」。盟友ジェフ・ダウンズによれば、彼はベーシストとしての印象が強いらしい。近年はプロデューサーとしてあまりにも有名トレヴァー・ホーンですが、11月11日に芸歴25周年記念コンサートをロンドンで開催するのに合わせ、今までプロデュースしてきた楽曲の数々を収録したアルバムが、「Produced By Trevor Horn」というタイトルで11月22日にリリースされます。(ただしUK盤です。国内盤の予定はいまのところ不明です。)これには、バグルス、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、ABC、シール、シンプル・マインズ、ペット・ショップ・ボーイズ、アート・オブ・ノイズ、イエスなどの往年の楽曲に加え、t.A.T.u.やベル・アンド・セバスチャンなど近年に彼が手掛けた楽曲、そして、シェーン・マガウアン(ポーグス)やマルコム・マクラーレンなども収録される予定です。収録予定曲のなかには未発表ヴァージョンもあるそうで、コレクター泣かせな作品になりそう。収録曲ディスク1: (1) Buggles - Video Killed The Radio Star (2) ABC - Poison Arrow (3) Frankie Goes to Hollywood - Relax (4) LeAnn Rimes - Can’t Fight The Moonlight (5) Pet Shop Boys - Left To My Own Devices (6) Dollar - Give Me Back My Heart (7) Seal - Crazy (8) Lisa Stansfield - Say It To Me Now (9) Shane MacGowan - You’re The One (10) Godley and Creme - Cry (11) Art Of Noise - Il Pluere [At The Turn Of The Century] (12) Buggles - Living In The Plastic Age (13) Dollar - Mirror Mirror (14) Spandau Ballet - Instinction (15) Belle & Sebastion - I’m A Cuckoo (16) The Frames - Angel At My Table (17) Simple Minds - Mandela Day (18) taTu - All The Things She Said ディスク2: (1) Yes - Owner Of A Lonely Heart (2) Art Of Noise - Beat Box [Diversion] (3) Frankie Goes To Hollywood - Two Tribes [Hibakusha Mix] (4) ABC - Look Of Love [Parts One & Two] (5) Pet Shop Boys - It’s Alright [10” Version] (6) Grace Jones - Slave To The Rhythm (7) Art Of Noise - Moments In Love (8) Frankie Goes To Hollywood - The Power Of Love (9) Simple Minds - Belfast Child (10) Seal - Loneliest Star (11) Propaganda - Das Testament des Dr Mabuse [13th Life Mix] (12) Malcolm McLaren - Buffalo Gals [Scratch Mix] (13) ABC - All Of My Heart トレヴァー・ホーンの公式HPそして、な~んと、バグルスとしても新作を録音中だそうです。ストレンジ・デイズ12月号に掲載されたジェフ・ダウンズのインタビューによると、いまや映画音楽の巨匠となってしまったトレヴァー・ラビンも参加しているとか。なんかこちらのほうに、もっと期待してしまいます。
2004.10.25
コメント(10)

ブリティッシュ・プログレバンド、ジェネシスの歴史を振り返ることができるビデオ・クリップ集「Genesis / Video Show」(WD44245)が、11月29日、ヴァージンからDVDでリリースされます。収録曲:1. No Son Of Mine2. I Can't Dance3. Hold On My Heart4. Jesus He Knows Me5. Tell Me Why?6. Invisible Touch7. Throwing It All Away8. Land Of Confusion9. Tonight Tonight Tonight10. Anything She Does11. In Too Deep12. That’s All13. Mama14. Illegal Allien15. Home By The Sea/Second Home By The Sea16. Paperlate(BBC Top Of The Pops - 27/5/82)17. Abacab18. Keep It Dark19. No Reply20. Man On The Corner21. Turn It On Again22. Duchess23. Misunderstanding24. Follow You Follow Me25. Many Too Many26. Trick Of The Tail27. Ripples28. Robbery Assault And Battery29. Congo30. Shipwrecked31. Not About Us32. Carpet Crawlers 1999DVD9 / Dolby AC3 Stereo DTS 5.1 surround and Dolby 5.1 surroundApprox total running time = 2 hrs 36 mins リージョン・コードは「All」なので、国内機でも再生できます。国内盤は未定ですが、価格(2,939円、HMV)を考えると「買い」ですね。(笑)
2004.10.24
コメント(13)
江戸川区のS崎公園で、家族ぐるみで付き合っている友人夫婦とバーベキュー。昼間っからワインを1本空ける。赤ら顔で3時30分に現地出発。都営新宿線と東京メトロ半蔵門線を乗り継いで渋谷へ。渋谷で時計を見たら17時5分前。開演まで5分しかないじゃん…ダッシュしました。(笑)汗びっしょりになって会場到着。1階4列8番です。チケットを予約してくれた友人はすでに到着していました。が、ライブが始まったのは17時20分頃。名古屋公演と、前日の東京公演を観てきた友人によれば、リッチーが時間通りに始めたためしはないそうで…^^;だったらゆっくり歩いてくればよかった…などと思っているうちに、会場が暗転してステージ上方のろうそく電灯に明かりがともされ、いかにも中世ヨーロッパ(ルネッサンス期)を想像させる雰囲気に会場が包まれる。楽聖と歌姫の登場の前に、女性コーラスのアカペラソング。その後、エレキを持った楽聖が登場しロングトーンで開始を合図するや、中世風衣装に身を纏った歌姫が現れライブのスタートです。バンドの編成は、楽聖に歌姫、ベース、ドラムス、キーボード、女性コーラス2名、そしてヴァイオリンとショーロとホイッスルとリコーダーを担当の女性の8人編成。が、私の席は左端なのでステージの左半分が見えません。ナマ歌姫が見れたので満足ですが、後方の美女軍団が見れなかったのは残念!(笑)2時間30分にもわたるライブの途中で会場が2度ほど揺れる。地震じゃないの?舞台に吊り下げられた照明も前後に揺れるほど。両手を広げて驚く楽聖。ウドーの関係者がステージ横に現れ、PA担当がステージにかけあがる。しばらくバンドは、次の曲に進められなくなる。こんな大会場でここまで揺れるということは、家は大丈夫かなとふと思う。その後も余震が続き、照明が揺れていました。さてライブはというと、ツアー最終日ということもあり楽聖はサービス満点。ブラックモアズ・ナイトはもちろん、パープルやレインボーの曲を挟みながら、時にはオーディエンスに愛嬌をふりまきながら楽しそうに演奏する楽聖。リッチーってあんなに明るい性格だったっけ?…、と思ったのは私だけではないはず。しかし心の琴線に触れるようなギターのフレーズといい音色といい、とても心地よかったです。(って、眠っていたというわけではありません)いちおうセットリストらしきもの。(訂正・修正、受け付けます…^^;)1.Solo(Sister Of The Moon)2.Gitar Solo ~ Cartouche3.Queen For A Day,Part 14.Queen For A Day,Part 25.Under A Violet Moon6.Minstrel Hall7.Past Time With Good Company8.Soldier Of Fortune9.Praetorius(Courante)10.Diamonds And Rust11.Durch den Wald Zum Bach Haus ~ Violin Solo12.Home Again ~ Woman From Tokyo13.Fires At Midnight14.Nur Eine Minute15.Hanging Tree16.Renaissnce Faire17.The Clock Ticks On18.I Still Remember(encore 1)19.All For One20.Rainbow Blues21.Difficult To Cure ~ Self Portrait~ Blues ~ Temple Of The King~ Purple haze ~ Since You Been Gone(encore 2)22.Sixteenth Century Greensleeves23.Keyboard solo ~ Writing on the Wall(with Burn)24.Times They Are A-Changin'~ Mid Winters's Night ~ Dandelion Wine(ThanQ Midge大佐)-----------------------------------------参考までに22日は以下の通り。CartoucheQueen For A DayMistrel HallUnder A Violet MoonHome AgainDiamonds And RustStill Remember YouSoldier Of FortuneMr.Peagram's Morris And SwordPast Times With Good CompanyRenaissance FaireDurch Den Wald Zum Bach HausGhost Of A RoseThe Clock Ticks OnFires At MidnightMondtanz~Child In Time(encore1)All For OneDifficult To CureWriting On The WallBlack Night(encore2)Nur Eine MinuteThe Times The Are A Changin'Dandelion Wine-------------------------------------------------帰宅して、死亡者が出るほどの大地震だったことを知り、驚きました~。
2004.10.23
コメント(10)

1.フェイスリフト2.スライトリー・オール・ザ・タイム3.6月の朝4.アウト-ブラッディー-レイジャス最近、ヘビーローテーションで聞いているのが、ソフト・マシーンの最高傑作といわれるこのアルバム。彼らの3作目なのでタイトルも「3(THIRD)」と、とても覚えやすい。再発された紙ジャケ盤も、とても納得の行くつくり。新しくデジタル・リマスターされたサウンド(DSD Mastering)も、ダイナッミクかつ繊細にこのバンドの音を再現してくれている。ソフト・マシーン(以下、ソフツ)のルーツは、イギリスはカンタベリーのサイモン・ラングストン・スクールにビートニク文学やジャズに興味を持った早熟な仲間たちが集まったことからはじまる。マイク・ラトリッジ、ブライアン・ホッパー、ロバート・ワイアット、そしてブライアンの弟のヒュー・ホッパーらが下宿屋のワイアットの家に集まり、バンドらしきことをしたり文学や美術について語り合っていた。そこにふらりと現れたのが、オーストラリア生まれのビートニック、デイヴィッド・アレン・彼が持ち込んだチャールズ・ミンガス、ジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、オーネット・コールマン、ソニー・ロリンズなどジャズミュージシャンのレコードは、彼らの大きな刺激を与えた。アレンはワイアットやヒューを連れてデイヴィッド・アレン・トリオを結成し、63年2月にロンドンでライブを行った。その後、ワイアットやホッパー兄弟、マレーシア育ちのケヴィン・エアーズ、リチャード・シンクレアらがワイルド・フラワーズを結成。このグループにはさまざまなミュージシャンが出入りしたが、67年にソフツへと発展的解消をとげる。当初のメンバーは、エアーズ(vo,b)、ラトリッジ(key)、ワイアット(ds,vo)、アレン(g,vo)の4人。67年2月にポリドールと契約して、シングル「Love Makes Sweet Music / Feelin' Reelin' Squeelin」をリリース。そして4月からはファーストアルバムのレコーディング。しかしこれはレコード会社に気に入ってもらえずお蔵入り。アレンがビザの問題で、ライブを行ったパリから帰れなくなりグループを脱退。トリオになったグループは68年2月、ジミヘンのサポートで2ヶ月間の全米公演。その年の4月にデビューアルバム「The Soft Machine」を録音。(リリースは68年12月まで遅延。)ここで音楽的対立からエアーズが脱退。解散状態になるも、契約の関係で、セカンドアルバムを作らねばならなくなり、ロードマネージャーのヒューを加入させる。セカンド「Volume Two」は、サイケや不可思議なポップ、さらにはジャズの臭いも醸し出す傑作と評価される。69年10月のツアーでキース・ティペット・グループのエルトン・ディーン(サックス)、ニック・エヴァンス(トロンボーン)、マーク・チャリグ(コルネット)、リン・ドブソン(サックス)という4人の管楽器奏者が加わり、7人編成となってレコーディングされたのが本作。ツアーの合間を縫って、70年1月から5月までレコーディングする間に、ホーンプレイヤーは一人去り二人去り、エルトンだけが残り、ソフツはカルテットに。レコーディングにはこのほか、ジミー・へイスティング(現行キャラヴァンのリーダー、パイ・ヘイスティングスの兄)らも参加。さてこのアルバム、アナログ盤では2枚組みで、各面1曲ずつ収録された4曲構成。1曲目の「フェイスリフト」はベーシスト、ホッパーの作品。次第に高揚感が増していく独特のグルーブが印象的。最初はとっつきにくいけれど、一度ハマってしまうとなかなか抜け出せません。2曲目はラトリッジのペンによるジャズロック。単純なようで複雑なリフの繰り返しに、ソロ楽器がのる組み立ては、4作目(「Fourth」)以降に確立されるソフツのスタイルの萌芽となるもの。ワイアット作の3曲目「6月の朝」が問題作。彼独特のスキャットで始まるこの曲は、エッチで下世話な歌詞と合わせて(笑)、ワイアットの自由闊達な心境が反映されたサイケ・ヴァージョン。4曲目もラトリッジの曲だが、逆回転テープを使用したり、ジャズ・ロックになったりと実験的精神にあふれたアヴァンギャルドな曲。次作ではよりジャズの方向へと走ってしまうホッパーやラトリッジに、ワイアットが付いていけなくなり脱退してしまう(マッチング・モール結成)ので、この「サード」こそがサイケとジャズの化学反応を味わえる作品になっている。ともかく、秋の夜長に、これを聞きながらベッドにもぐるとよく眠れますよ…^^;
2004.10.22
コメント(7)
そんなことなら、最初から安い価格で売れよ~というお話。(笑)2002年から再結成ツアーを続けている「キース・エマーソン&ザ・ナイス」が、昨年、グラスゴーで行ったライヴ音源を収録した「VIVACITAS~LIVE AT GLASGOW 2002」(ヴィヴァシタス)という3枚組CDが、激安価格で再発されるそうです。ジョン・ウェットンやケン・ヘンズレーバンドで凄腕ぶりを発揮したデヴィッド・キルミンスターがギタリストとして加入して、ELPやエマーソンの楽曲をばりばり弾きまくっています。ディスク1には、キースが、リー・ジャクソン(B,Vo)やブライアン・デヴィソン(Ds)というオリジナルメンバーと久しぶりに共演したライブの音源。リーがオリジナルキーで歌えなくなっていることが辛いですが、おなじみ「アメリカ / ロンド」でスタート。どこかで聞いたことがあるいろいろなメロディを織り交ぜながらソロをとるキースのプレイが圧巻の一言。ディスク2は、同公演でのエマーソンバンドの音源。「タルカス」や「ホウダウン」など、キーボード主体のELPの名曲がエレクトリックギター入りで演奏されるさまは、すごいの一言。ディスク3には、メンバーへのインタビューが収録されています。昨年リリースされた国内盤は\4,095(税込)という値段でしたが、11月9日にリリースされる再発盤(US)は\2,000円代だそうです。高すぎてよっぽど売れなかったのか、国内盤も3000円代で売られているようです。(笑)http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1951985●ディスク1: (1) アメリカ~ロンド (2) リトル・アラベラ (3) シー・ビロングス・トゥ・ミー (4) ユージンの叫び (5) 夢を追って (6) カントリー・パイ (7) 間奏曲「カレリア組曲」より ●ディスク2: (1) ブレイド・オブ・グラス (2) ケイジャン・アレイ (3) タルカス(インストゥルメンタル) (4) ホウダウン (5) 庶民のファンファーレ (6) ホンキー・トンク・トレイン・ブルース ●ディスク3: インタビュー・ウィズ・クリス・ウェルチ なーんだ、国内盤ではないのかと思ってしまった方、ごめんなさい。実は筆者も途中まで書いていて気づいた次第…(大汗)
2004.10.21
コメント(4)
ラブ・アフェアー、ノバソリス(プログレ!)、モット・ザ・フープル、クイーン(ライブサポート)、ミニチュアーズの編集など多彩な経歴を持ち、85年から日本に在住しているイギリス人、キーボード奏者、Morgan Fisherのフリーライブに、Richard Sinclairがゲスト参加するそうです。なんと、明日(21日)です。(笑)以下、Poseidonからのメールです。●「モーガンのオルガン #10」10/21(木) 開場:7:00PM 開演:7:30PM & 9:30PM(入替なし) 無料+ドリンクat 六本木Super Deluxe 03-5412-0515 港区西麻布3-1-25 B1F日比谷線:六本木駅より六本木通り沿いを西麻布方面へ5分バス停:六本木6丁目 (都01 渋谷行)より30秒バス停 :六本木6丁目 (都01 新橋行)より1分会場は8月にデヴィッド・クロスがライブを行った所です。今回は、アメリカ人パーカッショニスト、Samm Bennett(エレクトロニクス、ウェイブドラム、パーカッション)がメインゲストで、サムのソロやモーガンとのデュオ演奏が予定されているとか。もう一人のゲストRichard Siclairは、いったい何をするのかは不明です。リチャードったら、まだ日本にいたんですね~(笑)Morgan Fisher Samm Bennett
2004.10.20
コメント(2)
70年代からハードロック界の帝王として君臨してきたオジー・オズボーンが、来年2月9日にアメリカでリリースするCD4枚組のボックス・セットに、キング・クリムゾン「21st Century Schizoid Man」のカバーを収録するそうです。現在、制作されている「Bible of Ozz」というタイトルのボックス・セットは、ブラック・サバス脱退以降に作られたデモやシングルB面曲、アウトテイクなどのレア音源や、他のアーティストとの共演曲、ロック・クラシックを新たにカヴァーした音源など、約50曲も収録されるそうです。収録予定曲(CDジャーナルより)は、「Ultimate Sin」「Thank God for the Bomb」「Facing Hell」「Mama, I'm Coming Home」「Won't Be Coming Home」などのデモ音源に加え、モーターヘッドとの共演曲「I Ain't No Nice Guy」、セラピー? との共演曲「Iron Man」、フランク・ザッパの息子ドゥイージル・ザッパとの共演曲「Stayin' Alive」など。さらに新たにレコーディングしたというロック・クラシックのカヴァーは、ザ・ビートルズ「In My Life」、バッファロー・スプリングフィールド「For What It's Worth」、ザ・ローリング・ストーンズ「Sympathy for the Devil」、キング・クリムゾン「21st Century Schizoid Man」、アーサー・ブラウン「Fire」、モット・ザ・フープル「All The Young Dudes」、マウンテン「Mississippi Queen」などが収録されるかもしれないとのこと。70年代にはブラック・サバスの一員として一世を風靡したオジーが、どんな風に「21世紀の精神○常者」をカバーしているのか楽しみ…(?)。
2004.10.19
コメント(6)
すごく手前味噌になりますが、ウェットン・ファンの仲間たちと12月18日にジャムセッション忘年会を行います。ネットデビューした5年位前から、国内外のウェットン・ファンと知り合いになり、3年前に発足したファンサイト上で出会った仲間たちと、エイジアのカバーバンドを結成したのが昨年のこと。昨年末に、不純な動機(?)で始めたこの日記ですが、不思議なことにプログレ好きな人たちと知り合いになり、さらにはライブレビューなどを検索して、ここまでたどり着いてくれて仲間になってしまったり。長いようで短い人生、何があるかわかりませんな…(笑)などと感慨に耽っている暇などなく、12月18日に「ウェットンファンの集い」を行います。題して「an evening of John Wetton Music Plus α ,2004」。いちおうAで始まりAで終わる掟を守っていますということで…^^;早くも20名ほど、多方面で活躍しているそうそうたるメンバーが集まっています。クリムゾン、UK,エイジア、ウェットンのソロ曲を演奏して盛り上がるもよし、ウェットンをネタに語り合って、日ごろの憂さ晴らし(?)をしても良し…、ということで参加者募集中でございます♪詳しくはこちらを参考に!老若男女、ウェットンファン歴など、キャリアは一切、問いません。(笑)ウェットンの楽曲を愛する熱いハートさえあれば、何も入りません!(大仰な挨拶になってしまいました…^^;)
2004.10.18
コメント(5)

ジョン・ウェットンが、キング・クリムゾンに1972年に加入する前まで在籍していたブリティッシュ・ロックバンド「ファミリー」の5作品が、エアメール・レコーディングスから紙ジャケ・リマスター盤で再発されますというとてもおめでたい(?)ニュース。1968年にデビューしたファミリー(Family)は、ブルースベースのロックが特徴。渋いボーカリストのロジャー・チャップマンとギタリストのチャーリー・ホイットーニーを中心に、74年の解散まで8枚のアルバムを発表。日本やアメリカではほとんど無名ですが、イギリスやヨーロッパ諸国では絶大な人気を獲得していました。二人の中心メンバー以外にも、リック・グレッチ(デレク・アンド・ドミノス、ブラインドフェイス)、ジョン・ウェイダー(スペンサー・デイヴィス・グループ)、ジョン・ウェットン(モーグル・スラッシュ、キング・クリムゾン、エイジア)、トニー・アシュトン(アシュトン・ガードナー・ダイク)など、実力者たちが歴代メンバーとして名を連ねています。今回、チャップマンが権利を持つアルバム5タイトルが、オリジナルUK盤LPに準じた紙ジャケ仕様で限定復刻されるというもの。特にウェットンも参加している「フィアレス」「バンドスタンド」は変形ジャケなので、ウェットン・ファンならずとも英国ロックファンには必携のアイテムとなりましょう。(「バンスタ」は、話題を呼んだテレビ型切り抜きジャケ)完全限定盤で12月15日発売です。定価は税込みで各2,730円と高めです。ソング・フォー・ミー』AC-1086>ロジャー・チャップマン(Vo)、チャーリー・ホイットニー(G)、ロブ・タウンゼント(Dr)、ジョン・ウェイダー(B & G)、ジョン・パーマー(Key)の布陣でリリースされた1970年の3rdアルバム。ゲートフォールド・カヴァー。ボーナス・トラック6曲収録。オリジナル・インサート封入。1. Drowned In Wine 2. Some Poor Soul 3. Love Is A Sleeper 4. Stop For The Traffic (with Through The Heart Of Me) 5. Wheels 6. Song For Sinking Lovers 7. Hey Let It Rock 8. Cat And The Rat, The 9. 93's OK J 10. A Song For Me 11. No Mule's Fool *BONUS TRACK 12. Good Friend Of Mine *BONUS TRACK 13. Drowned In Wine -live- *BONUS TRACK 14. Cat And The Rat -live- *BONUS TRACK 15. Wheels -live- *BONUS TRACK 16. Song For Me -live- *BONUS TRACK 『エニイウェイ』<AIRAC-1087>ライヴ・レコーディングされたA面(Track-1~4)とスタジオ・レコーディングのB面(Track-5~8)という構成でリリースされた4枚目。ヴィニール・ジャケット仕様。カードボード・スリーヴ封入。ボーナス・トラック3曲収録。1. Good News Bad News -live- 2. Willow Tree -live-3. Holding The Compass -live- 4. Strange Band -live-5. Part Of The Load6. Anyway7. Normans 8. Lives And Ladies 9. Strange Band -live- *BONUS TRACK 10. Part Of The Road -live- *BONUS TRACK 11. Lives And Ladies -live - *BONUS TRACK 『フィアレス』<AIRAC-1088>モーグル・スラッシュにいたジョン・ウェットンを新メンバーに迎え1971年にリリースした6枚目。デザインの違うページから構成された特殊ブック型ジャケット。オリジナル・インサート封入。ボーナス・トラック4曲収録。1. Between Blue And Me 2. Sat'd'y Barfly 3. Larf And Sing 4. Spanish Tide 5. Save Some For Thee 6. Take Your Partners 7. Children 8. Crinkly Grin 9. Blind 10. Burning Bridges 11. In My Own Time *BONUS TRACK 12. Seasons *BONUS TRACK 13. Between Blue And Me -live- *BONUS TRACK 14. Sing 'em The Way I Feel -live- *BONUS TRACK 『バンドスタンド』<AIRAC-1089>グループ最大のヒットとなったシングル「バーレスク」を収録した7枚目。リンダ・ルイスがバッキング・ボーカルとしてゲスト参加。透明セルが張られたテレビ型切り抜きジャケット仕様。オリジナル・インサート封入。ボーナス・トラック4曲収録。1. Burlesque2. Bolero Babe3. Coronation4. Dark Eyes5. Broken Nose6. My Friend The Sun7. Glove8. Ready To Go9. Top Of The Hill10. Rockin' R's *BONUS TRACK 11. No Mules Fool -live- *BONUS TRACK 12. Good News Bad News -live- *BONUS TRACK 13. Weavers Answer -live- *BONUS TRACK『エクランの虚像』<AIRAC-1090>元レモ・フォー~アシュトン・ガーディナー・ダイクのトニー・アシュトン、元ブロッサム・トゥズのジム・クリューガンを新メンバーに迎えてのラスト・アルバム。オリジナル内袋封入。オリジナル発売当時、初回盤のみに付いていたバンガー(紙鉄砲)封入。ボーナス・トラック5曲収録。1. It's Only A Movie 2. Leroy 3. Buffet Tea For Two 4. Boom Bang 5. Boots `N' Roots 6. Banger 7. Sweet Desiree 8. Suspicion 9. Check Out 10. Stop This Car *BONUS TRACK 11. Drink To You *BONUS TRACK 12. Weavers Answer -live- *BONUS TRACK 13. Dim -live- *BONUS TRACK 14. Procession/No Mules Fool -live- *BONUS TRACK なお、このレーベルから通信販売で5作品すべてを予約すると、先着100名にオリジナル収納ボックスがプレゼントされます。破産覚悟で、さっそく予約してしまいました…。^^;
2004.10.17
コメント(2)
天高く、馬肥ゆる秋どこまでも広がる雄大な田園地帯に、のどかなメロディを奏でる鍵盤の音色と、包容力のある優しさにあふれたダンディな歌声。Richard & Dave Sinclair "Grey & Pink"memberRichard Sinclair(b.vo) / Dave Sinclair(key)<w/Opabinia>清水一登(key) / 鬼怒無月(g) / 芳垣安洋(d)at 渋谷 O-West元キャラヴァン、キャメル、ハットフィールズ・アンド・ザ・ノースのリチャード&デイヴ・シンクレア(従兄弟)の3時間近くに及ぶライブを見てきました。開演時間の午後7時が迫ると会場内は300人位のオーディエンスで、熱気がむんむん。同行の友人とだべっていたら、某プログレバンドFC幹部のHさんがいたので合流。第1部はダブル・シンクレアによるアコースティックな演奏。舞台に登場したリチャード。あれ、プーさん帽子がありません。うーん、これではヒュー・ホッパーと間違えられるかも…(笑)などと妄想しているうちに演奏が始まりました。1曲目はお決まりのDisassociation。デイヴの美しいキーボードの音色に、リチャードのバリトンヴォイスが絡み、場内を早くも感動の渦に巻き込みます。この第1部ではキャラヴァンやハットの名曲群をメドレーで演奏されたり、デイヴの新曲「That Day」「Always There」などが披露されました。しばしの休憩をはさみ、第2部は、日本のプログレシーンで活躍中の3人のミュージシャンを迎えての、バンド演奏。カンタベリーの名盤中の名盤「グレイとピンクの地」に収録の、「ゴルフガール」「グレイとピンクの地」「ウィンター・ワイン」、そして「ナイン・フィート・アンダーグラウンド」が完全版で演奏されました。オリジナルではパイ・ヘイスティングが歌っているヴァース部も、リチャードが難なくこなしていたのには感動しました。あまりにも貴重です。リチャードの地をうねるようなベースライン、デイブのシンセソロもバッチリ決まりました。正直、今のキャラヴァンよりもこちらのほうが本家という感じです。第1部:二人によるデュオ1.Disassociation2.Keep on caring3.That day4.Caravan medley The Dabsong conshirtoe Love in your eye Videos of Hollywood Where but for Caravan would I Place of my own Hello hello If I could do it all over agin, I'd do it all over you5.Wanderlust6.Going for a song7.Always there8.Oh Caroline第2部 (w/Opabinia)1.What in the world2.Winter wine3.What's rattlin'4.In the land of grey and pink5.Out of the shadows6.A.A.Man7.9 feet underground8.When I run9.Didn't matter anywayencore10.Love to love you11.Golf girl
2004.10.16
コメント(8)
たまには愚痴でもということで…。平素、世界的にも有名なS社製のMD録再機を使用しているのですが、今年5月に録音やPCからのダウンロードができなくなり、修理に出した所、ピックアップレンズを交換した(修理代14000円)のですが、それ以降、不具合が続発、昨日4回目の修理に出してきたところです。使用暦は約3年。出勤および退勤時の移動中や遊びに行く時に持って行きます。なのでけっこう使用頻度は高いのですが、こんなに立て続けに故障されると、怒りを通り越して呆れてしまいます。5月の時は修理後、1週間も経たないうちに同じ箇所の不具合が発生。つまり録音ができないわけですよ。その時は電池ケースが歪んでいたということで、無料で修理してくれました。さらに8月12日、再生中に突然、電源が落ちるようになってきて、再び修理に出しました。やはり電池ケースを組み立てなおして修理が完了したはずなのですが…。(もちろん3ヶ月以内の故障再発なので無料修理)今回、ジョン・ロートンが出演した「URIAH HEEP祭」の時に録音したMDが認識されません。結局、録音機能が再故障です。幸い3ヶ月以内なので、今回も無料ですが…。そこでサービス・ステーション(at 秋葉原)の受付嬢に、「MDって3年くらい使うと、寿命が来るんですかね?」と聞いてみたところ、「そうですね。私もよく使っているのですが、やはりだめになってきますよね」との答え。しかし彼女の次の答えに目が点になってしまった。(笑)「それはS社製ではなく、他社製なんですけど…」これはどう解釈したらよいものか、答えに詰まってしまいました。つまり、「どの会社もそんなもんなのよ」ということなのか、あるいは「S社製は使わない方がいいよ」という忠告なのか、よくわかりません。世界に冠たるS社の社員、それも修理センターで仕事している人なら、自社の製品を悪く言うはずはないのですが、白昼堂々と自社製品を使っていないなどと、お客さんに言いますかね。ひょっとしたら彼女、寿退社を控えているか、あるいはリストラ寸前なのかな…などと、帰り道、真剣に悩んでしまいました。(爆)というわけで、先ほど、連絡があって修理が完了したとのことです。たった1日で…^^;こんどは大丈夫なのか…?
2004.10.15
コメント(6)
ビートルズに続いて「アバ」(ABBA)も紙ジャケ・ボックスセットが出ます。もう解散して久しいですが、デビュー30周年を記念して、日本独自企画で「アバ・オリジナル・アルバム・BOX(仮)」(UICY-9501 \21,000(税込))というボックス・セットが、12月22日にリリースされるそうです。 内容は、オリジナル・アルバム8枚に加え、アルバム未収録曲や激レアな未発表音源などを収録したボーナス・ディスクをセットにした9枚組。各アルバムはオリジナル・ジャケを再現した紙ジャケット仕様となる予定。封入特典として、当時のシングル・ジャケのレプリカ・セットも封入されます。初回限定生産盤でのリリースなので、早めに買いましょうってとこでしょうか?^^; アバといえば、スウェーデン出身の4人組として全米ヒットを連発。<収録予定内容> ディスク1:『リング・リング~木枯しの少女+3』 ディスク2:『恋のウォータールー+3』 ディスク3:『アバ+2』 ディスク4:『アライヴァル+2』(写真) ディスク5:『ジ・アルバム+1』 ディスク6:『ヴーレ・ヴー+3』 ディスク7:『スーパー・トゥルーパー+2』 ディスク8:『ザ・ヴィジターズ+4』 *ディスク1~8のボーナス・トラックと音源は2001年再発作品と同じです。 ディスク9:『ボーナス・ディスク(タイトル未定)』 *上記8作品に未収録の楽曲やレアな未発表音源などが収録される予定。アバ(ABBA)は、Aで始まりAで終わるネーミングのさきがけでした。また、多重コーラスを基本にしたシンフォニック・サウンドは、ジェフリー・ダウンズやジョン・ウェットンがエイジアを結成するにあたり、少なからぬ影響を与えたグループですね。
2004.10.14
コメント(6)

ビートルズの4枚組ボックスセット「ザ・ビートルズ '64 BOX」が、11月17日にリリースされることになりました。 これはビートルズのアメリカ上陸40周年記念企画で、1964年にアメリカのキャピトル・レーベルからリリースされた「ミート・ザ・ビートルズ」「ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム」「サムシング・ニュー」「ビートルズ'65」という4枚の編集盤が、このたびCDで初リリースされます。なんとステレオ・モノ、両方のヴァージョン1枚のCDに収録しているとか。これまでビートルズのCDはイギリスのオリジナル盤しかでていなかったので、アメリカ編集盤のCDリリースは貴重です。惜しむらくは、国内盤(TOCP-67601~4 \10,000(税込))が、CCCD(コピーコントロール)仕様だということでしょうか。アメリカ編集盤と現在発売されているCDとの違い(CDジャーナルより)ビートルズのイギリスでのオリジナル・アルバムは、63年の「プリーズ・プリーズ・ミー」から70年の「レット・イット・ビー」まで、ベスト盤「オールディーズ」を含めると計13枚ある。しかし、「リボルバー」(66年)以前は、各国独自の編集盤が数多く発売されていた。アメリカでは当時1枚のアルバムの収録曲数は11~12曲が慣例だったので、「リボルバー」はイギリスでの7枚めのオリジナル・アルバムでしたが、アメリカではアルバム未収録曲も追加されるなど独自に編集され、今回初CD化となる4作品を含め、合計10枚もの編集盤が作られている。 またミキシングもアメリカのキャピトル・レーベルのチームが独自に手がけたものや、イギリスのマスターテープとは異なるテイク(演奏)が収録された曲もあったため、ヴォーカルや演奏が異なる曲や、エコーが深くかけられていたりフレーズが微妙に異なっていたりエンディングがわずかに長かったり、といったミックス違いのある曲がいくつも生まれている。 <今回発売される4作品> ・全45曲中12曲がイギリス・オリジナル・アルバム未収録曲(曲目のあとに※がついているもの) ・全45曲中31曲が初のステレオ・ミックスでの収録(曲目のあと★がついているもの)。 「MEET THE BEATLES ミート・ザ・ビートルズ」 1 I Want To Hold Your Hand 抱きしめたい※ 2 I Saw Her Standing There アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア★ 3 This Boy ジス・ボーイ※ 4 It Won't Be Long イット・ウォント・ビー・ロング★ 5 All I've Got To Do オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ★ 6 All My Loving オール・マイ・ラヴィング 7 Don't Bother Me ドント・バザー・ミー★ 8 Little Child リトル・チャイルド★ 9 Till There Was You ティル・ゼア・ウォズ・ユー★ 10 Hold Me Tight ホールド・ミー・タイト★ 11 I Wanna Be Your Man アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン★ 12 Not A Second Time ノット・ア・セカンド・タイム★ アメリカ初上陸目前の1964年1月20日に発売された、キャピトルからのファースト・アルバム。発売2週間後に75万枚、2ヵ月で350万枚を売り上げ、11週連続1位を記録し、年間アルバム・チャート1位に輝いた。イギリスでのセカンド・アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」からの9曲に、キャピトルからのデビュー・シングル「抱きしめたい」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」などを加えた全12曲。アルバム・ジャケットも「ウィズ・ザ・ビートルズ」のジャケットが転用された。 「THE BEATLES' SECOND ALBUM ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム」 1 Roll Over Beethoven ロール・オーバー・ベートーヴェン★ 2 Thank You Girl サンキュー・ガール※★ 3 You Really Got A Hold On Me ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー★ 4 Devil In Her Heart デヴィル・イン・ハー・ハート★ 5 Money(That's What I Want) マネー★ 6 You Can't Do That ユー・キャント・ドゥ・ザット★ 7 Long Tall Sally ロング・トール・サリー※ 8 I Call Your Name アイ・コール・ユア・ネーム※ 9 Please Mister Postman プリーズ・ミスター・ポストマン★ 10 I'll Get You アイル・ゲット・ユー※ 11 She Loves You シー・ラヴズ・ユー※ 1964年4月10日発売。発売直後に100万枚を突破し、5週連続1位を記録。2枚目の全米ナンバー・ワン・ヒット・シングル「シー・ラヴズ・ユー」や、イギリスではEP収録の「ロング・トール・サリー」「アイ・コール・ユア・ネーム」など11曲。3月14日から4週続けてシングル・チャートの上位を独占(「抱きしめたい」「シー・ラヴズ・ユー」「プリーズ・プリーズ・ミー」「ツイスト・アンド・シャウト」「キャント・バイ・ミー・ラヴ」)など、100位以内に14曲を送り込むという離れ業を成し遂げたアルバム。 「SOMETHING NEW サムシング・ニュー」 1 I'll Cry Instead 僕が泣く★ 2 Things We Said Today 今日の誓い★ 3 Any Time At All エニイ・タイム・アット・オール★ 4 When I Get Home 家に帰れば★ 5 Slow Down スロウ・ダウン※ 6 Matchbox マッチボックス※ 7 Tell Me Why テル・ミー・ホワイ★ 8 And I Love Her アンド・アイ・ラヴ・ハー 9 I'm Happy just To Dance With You すてきなダンス★ 10 If I Fell 恋におちたら★ 11 Komm, Gib Mir Deine Hand 抱きしめたい(ドイツ語版)※ 1964年7月20日発売。予約だけで75万枚に達し9週連続2位を記録(その間1位を続けていたのは、「ア・ハード・デイズ・ナイト」のサントラ盤。14週連続1位)。イギリス盤「ア・ハード・デイズ・ナイト」を中心に構成され、当時イギリスでは未発売だった「抱きしめたい」のドイツ語版も収録。 「BEATLES '65 ビートルズ '65」 1 No Reply ノー・リプライ★ 2 I'm A Loser アイム・ア・ルーザー★ 3 Baby's In Black ベイビーズ・イン・ブラック★ 4 Rock And Roll Music ロック・アンド・ロール・ミュージック★ 5 I'll Follow The Sun アイル・フォロー・ザ・サン★ 6 Mr. Moonlight ミスター・ムーンライト★ 7 Honey Don't ハニー・ドント★ 8 I'll Be Back アイル・ビー・バック★ 9 She's A Woman シーズ・ア・ウーマン※ 10 I Feel Fine アイ・フィール・ファイン※ 11 Everybody's Trying To Be My Baby みんないい娘★ 64年12月15日発売。発売1週間後に100万枚を売り上げ、9週連続1位を記録。イギリス盤「ビートルズ・フォー・セール」を中心に、その時期のシングル「アイ・フィール・ファイン」「シーズ・ア・ウーマン」などを加えた全11曲。 <追加情報> 各アルバム紙ジャケット仕様(分売なし)ボックス収納全曲ステレオ&モノ両バージョンを併録した超お徳用盤 全45曲中33曲が初ステレオCD化 オリジナル・ステレオ&モノ・マスター使用 24ビット・デジタル・マスター化 52ページ英文ブックレット付 日本語ブックレット付(英文ブックレット翻訳/歌詞・対訳/解説) 4枚組¥10,000(税込) TOCP-67601-04 (CCCD) さあ、ハッスル、ハッスル…じゃなくて、貯金、貯金!(笑)
2004.10.13
コメント(4)

現在、日本はヒープ祭とカンタベリー・ウィークの真っ只中ですが、(笑)なーんと、リチャード&デイヴ・シンクレアのライブ前夜祭が、今日、新宿のライブハウス新宿Freakで行われました。今朝、招聘元のポセイドンからこんな内容のメールが送られてきたのです。----------------------------------------------Richard Sinclairのソロライブが急遽決まった。12日(火) open 18:30 start 19:00at 新宿Freak 03-3351-7542 新宿三丁目駅上 Pit Inn 向い2300円 各ドリンク別プログラム1. Richard Sinclair ソロライブ2. H.B.N.(guest:R. Sinclair)・KBBのキーボード奏者率いるカンタベリーバンド3. R. & D. Sinclair公開インタビュー-------------------------------------------------発信時間は今朝の2時40分。(笑)そう、当日の朝(というか真夜中)に急遽、ライブが決まったわけですね。こりゃ、行くっきゃない(爆)ということで、残業はほったらかしにして…^^;行って参りました~。新宿三丁目駅の近くのライブハウス「Live Freak」は初めてですが、同じ階に有名な「Pit Inn」がありました。突然のライブということで、来場者は30名強といったところ。それでも手狭なライブハウスは満員です。(だから当日に発表したのか?)予定時間を10分ほどオーバーして、いとこ同士の二人のシンクレアが登場。リチャードは黒いズボンに黒いTシャツ。肩にピンク色のタオルをかけて、くまのプーさんの黄色の毛糸の帽子をかぶっている。デイヴもカッターシャツに作業ズボンと、どこからみてもロック・ミュージシャンには見えぬ姿。パソコンの修理にやってくるオジサン風かな…(爆)。で、リチャードがベースアンプにシールドを差し込んで音を出そうとしても、肝心の音が出ないハプニングが発生。テクニシャンがアンプの接続などを直している間に、デイヴの伴奏で「That Day」を披露。リチャードは歌詞カードを見ながら歌う。参考までにドラムは、30分前に居酒屋での会話の流れで共演することになってしまった、H.B.N.の今村功司氏。ベースアンプが直ったところで、「9フィート・アンダーグラウンド」・リチャードがヴォーカルを取る一番美味しい所のみの演奏。お次がリチャードのベースソロが心地よいハット・フィールドの「何とか…」っていう曲。(笑)こんなにスムーズに指が動くベーシストって初めて見たような気がします。それも2メートル先でリチャードがフェンダー・ジャズベースを弾いているのです。弦がびんびんいってる割には、音がなめらかです。最後はキャラヴァンの「if I could do it all over again, I'd do it all over you」。ドラマーは曲を知らないこともあり、パーカス程度。ほとんど二人で演奏していました。30分ほどの演奏で、1部が終了。ここでサイン会になり、入場時に購入した「What In The World」というCDにサインをもらい、あこがれの「歌えるベーシスト」リチャシンさんと固い握手。サインには「Love + Music Always Richard Sinclair♪」と書かれていました。そこで短い会話。ken_w「2年前に東京であなたのライブを観ました」リチャ「ありがとう。」(ここで肩を抱かれそうになる)リチャ「金曜日のライブにも来てくれるんだよね?」ken_w「オフコース!」(が、じつは土曜日なのだ…(苦笑))このあと日本のプログレバンド「H.B.N」のライブ。ELPスタイルの編成で、曲はオリジナルなのですが、あきらかにELPを意識した楽曲と演奏で、バカテクに圧倒されました。キーボードは高橋利光さんという方で、KBBというバンドの方のようです。キーボードやシンセの音作りや演奏スタイルがキース・エマーソン的です。ベースは大沢逸人さん。ぶりぶりベースで、ジャズのスケールも軽くこなすテクニシャン。ドラムはさきほど登場した今村さん。第1部ではおとなしかったけれど、こちらではガンガン叩いてらっしゃいました。1曲だけリチャードが登場して、ギタリストX氏の曲で、「ぱっぱらぱー、ぶるるるる~、ベロベロベロ~」と、お得意のリチャシン・スキャットを披露。このへんの表現はカンタベリーファンじゃないと理解不能でしょう。(笑)そして第3部はTokyo FM・Japan FM Networkの「ルーツ」という番組の公開インタビュー。この番組ではロックのルーツを探るというテーマで特集番組を作るそうです。今回のお題は「カンタベリー・ミュージック」ここではインタビュアーの質疑応答に答えることになっているのですが、そこは雄弁なリチャード、自信の音楽的ルーツ(なんとビートルズ…etc)に始まって、カンタベリーの人脈や歴史を滔々と語ってくれました。まあ、自らがカンタベリーシーンの生き字引みたいなものですからね。自分に関係していないソフト・マシーンやマッチング・モール(これはデイヴも参加していましたね)にも詳しく、引退後は音楽評論家で食っていけますよ、リチャードさん。(爆)さてこの会見では、リチャードの口から「重大な発表」があったのですが、オンエアーまではオフレコらしいので、書くのは控えておきます。さてさて40分ほどで会見が終わると、リチャードがアコギ、デイヴがピアニカをもってきて「ゴルフ・ガール」を演奏してくれました。デイヴってタイトな顔してますが、なかなか人を喜ばせるつぼを心得ています。音楽の目的は、「地球(this planet earth)上の人々と交わりながら、人を喜ばせることにある」という二人の言葉に感動しました。週末の本番(ライブ)がますます楽しみになりました。今後のライブ予定---------------------------------------------10/13(水) Soh Band, Morsof 新宿Freak10/14(木) Minoke?, Interpose+, Flat122 新宿Freak10/15(金) Richard & Dave Sinclair "Grey and Pink" 東京・Shibuya O-West10/16(土) Richard & Dave Sinclair "Grey and Pink" 東京・Shibuya O-West10/17(日) Richard & Dave Sinclair "Grey and Pink" 大阪・心斎橋CLUB QUATTRO----------------------------------------------Canterbury Week Japan WebCaravan, R. Sinclair, D.Sinclair日本語公式Web ツアー企画/総合問合 POSEIDON 050-3086-5635 http://www.poseidon.jp
2004.10.12
コメント(0)

来日中のジョン・ロートン氏、今日はジョン・レノン・ミュージアムを訪問したそうです。そのレノンの誕生日は10月9日でしたが、生きていれば64歳だったわけですね。で、英セントアンドルース大学の科学者グループが、コンピューターソフトを利用して、レノンが生きていると仮定して、どういう顔をしているのか再現したそうです。参考情報肌の質感、髪の生え際、髪の色に配慮したということですが、大体、予想通りでしょうかね。そういえば私も学生時代はけっこう長髪でしたので、レノンに似ていると言われたことがありました。(どうせ、お世辞だったのでしょうが…)どうせ言われるなら、ウェットンに似ていると言われたほうがうれしかったよなあ…。(笑)
2004.10.11
コメント(8)
東京・高田馬場のClubPhaseで行われた「URIAH HEEP祭」に行ってきました。ジョン・ロートン、2年前よりも痩せた感じでした。しかし歌声は健在で、各々スタイルの異なる4つのバンドの演奏に合わせて、ヒープやルシファーズ・フレンドの名曲群を熱唱しました。出演バンド: 17:00- Rainbow Deamon1. Intro~RAINBOW DEMON2. I WANNA BE FREE3. POET’S JUSTICE4. PRIMA DONNA5. EASY LIVIN’- with John Lawton6. CHOICES - with John Lawton7. SYMPATHY- with John Lawton8. GYPSY – with John Lawtonウェットン期ヒープの名曲「プリマドンナ」を披露。女性Voの迫力にロートンも圧倒された?17:50- SteerforthSE~Lady in Black(Original 03)(from 「Ken Hensley / Last Dance」Bonus Tracks)1. WONDERWORLD2. SUICIDAL MAN3. A YEAR OR A DAY4. HEARTBREAKER -with John Lawton(from 「Lucifer’s Friend Two / Sumogrip」)5. WISE MAN -with John Lawton6. JULY MORNING -with John Lawton7. RIDE IN THE SKY-with John Lawton(from 「Lucifer’sFriend/ Lucifer’s Friend」)これまたウェットン期ヒープの超名曲「A Year Or A Day」を演奏。感動!ロートンを交えたルシファーズ・フレンドの名曲「ハートブレイカー」も披露。この日、ライブ会場が「産業ロック」に支配された唯一の瞬間でした。(爆)圧巻はやはり「七月の朝」。10月の夜に、この曲を聞くのもいいですね。 - サイン会 -19:30- 高麗屋スープ(from 名古屋)1.ONE WAY OR ANOTHER2.RETURN TO FANTASY3.LOVE MACHINE4.SEVEN STARS5.THE MAGICIAN'S BIRTHDAY - with John Lawton6.LOOK AT YOURSELF - with John Lawton & 岡垣正志(exTERRA ROZA)7.FREE'N'EASY - with John Lawtonのっけから「One Way Or Another」、「Return To Fantasy」でスタート。隣に居合わせた友人オのK君と、抱腹絶倒!この2曲聴けただけで、ウェットン系ヒープ・ファンとしては来た価値が…(爆)。このバンドのヴォーカルはプロらしいです。コーラスやロートンとの掛け合いもお見事。名古屋には、すばらしいカバーバンドが多いそうです。20:20- Dra-Conquest 1. PARADISE2. THE WIZARD3. SWEET FREEDOM4. TOO SCARED TO RUN5. THE HANGING TREE - with John Lawton6. I’M ALIVE- with John Lawton7. BEEN AWAY TOO LONG - with John Lawton8. STEALIN’- with John Lawtonおなじみドラコン。「Sweet Freedom」はちょっと危うかったけれど…。「スティーリン」を弾かせたらこのバンドのグルーヴにかなうバンドはいまい。各バンド、ロートンと1回、音を合わせただけで本番に臨んだそうですが、ほぼ完璧な演奏といってよかったです。アマチュアバンドの演奏にあそこまで付き合ってくれるロートンの姿に脱帽です。とにかくホットな夜でした。東京公演が無事終了してホッとしました。^^;(Thanks to KIKU for the setlist info)
2004.10.10
コメント(9)

明日から始まる「ユーライア・ヒープ祭」を前に、新宿のロックバーCrawdaddy Clubで、ジョン・ロートン夫妻を招き、ヒープ・ファンが主催する懇親会が開かれました。前回、2002年の来日は7月ということもあり、猛暑の中の来日でしたが、今回は、台風通過中の再来日ということで無事に到着できるのか心配しましたが、都内の某ホテルに無事、到着しました。さてロートン夫妻、長旅の疲れも見せず、ヒープファンと共にジャムったり、サインに応じたり、ツーショット写真を撮ってくれたりと、サービス満点でした。これはジャムの一シーンです。 ファンと共に歌ってくれた曲は、1.I'm Alive2.Been Awey Too Long3.Stealin4.Sympathy5.Tonight6.The Hanging Tree 7.Gypsyencore8.Lady In Black~Give Peace A Chance~Lady In Black9.The Wizardジョンの歌声は2年前と全く同じ。音圧がすごいです。というか、さらにパワーアップしていました。明日のユーライア・ヒープ祭りでの爆発ぶりが楽しみです。個人的にはジョンがアコースティック・ギターを弾きながら歌った「Tonight」が一番、胸にジーンときました。いろいろ考えてしまった…。ちなみに2,6,7,8では楽天仲間で麗しき女性ベーシスト、plam伽羅さんがベースを弾きました。ドラムは遠路はるばるplamさんと共にやってきたオフミさん。(カルミンスター???)たしかに、シンバルの叩きっぷりはイアン・ペイスだったかも…。(笑)いつかウェットン関係曲でお手合わせをしてみたいです。ジョンから「もっとベースの音を大きくしてくれ」と頼まれるほどの、すばらしいテクニックで、会場のファンから盛大な拍手を浴びていました。なにやらジョンに口説かれてしまいました…?
2004.10.09
コメント(8)
エンヤが新曲を日本語で歌っている!それはえんやない?(サム…笑)今日、JR総武線の中で見た小雪さん。じつはパナソニックのプラズマテレビ「Viera」の宣伝広告です。 で、この10月1日から放送が始まった「Vierra」の新CMで歌っているのが、アイルランドの歌姫エンヤです。このCMのために書き下ろした曲は、松尾芭蕉の「野ざらし紀行」をモチーフに制作したそうで、エンヤが日本語で歌っています。「菫草~SUMIREGUSA~」というタイトルで、TVCMに出演している小雪さんにちなんで「春の花と冬の小雪…」というように彼女の名前も歌詞に登場します。 今のところ、この曲がCD化される予定はないそうですが、パナソニック「Viera」のホームページで曲を聴いたり、歌詞を見たりできます。ぜひCD化してほしいですね。
2004.10.08
コメント(4)
週末は関東地方に台風が直撃…!?ジョン・ロートンの来日が、1日遅れる可能性も…(>_
2004.10.07
コメント(4)
週末は雨が降り続くそうで、いやですね~。2年前、東京の猛暑にうんざりしたジョン・ロートンが、こんどは雨嫌いになってしまわなければよいのですが…。さてジョン・ウェットンも関係した曲を含む、こんなカバーアルバムがリリースされるそうです。VIVID SOUNDより10月20日にリリースされる「アンファン~21世紀の子供達に捧げるスタンダード集」(VSCD-3260 \2,625(税込))です。じつは1989年に制作されたポップスの名曲をカバーしたインストゥルメンタル・カヴァー・アルバムの再発なのですが、今ではもう実現しないと思わせるほどの豪華な取り合わせ。選曲もブリティッシュ・ロックやプログレが好きな洋楽ファンにも興味深い内容です。<収録曲>(~はオリジナル・アーティスト)1.祈り(オリジナル・ラヴ)~ザ・スタイリスティックス 2.ディファレント・フォー・ガールズ(ナーヴ・カッツェ)~ジョー・ジャクソン3.ホエン・アイム・シックスティー・フォー(ケニー井上)~ザ・ビートルズ 4.トゥーリスタ(平沢進)~ジ・アトランティックス 5.リキの電話番号(政風会)~スティーリー・ダン 6.リ・メイク/リ・モデル(沖山優司)~ロキシー・ミュージック 7.小さな花(J'ズB・フロム・じゃがたら)~シドニー・ベシェ 8.ライトフライト(今堀恒雄)~ペンタングル 9.オーケイ!(デイト・オブ・バース)~デイヴ・ディー・グループ 10.クリムゾン・キングの宮殿(吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ)~キング・クリムゾン 11.シュガー・シュガー(鈴木さえ子)~ジ・アーチーズ 12.アリソン(井上富雄)~エルヴィス・コステロ 13.ダイアモンド・ヘッド(下山淳)~フィル・マンザネラ 14.ラヴ(橋本一子)~ジョン・レノン 15.シェリーに口づけ(矢口博康)~ミッシェル・ポルナレフ 元ジューシィ・フルーツでベーシストの沖山優司が、初期ロキシー・ミュージックの名曲「リ・メイク/リ・モデル」をカヴァー。伝説のバンド、ルースターズ脱退後だった井上富雄が、エルヴィス・コステロの名曲「アリソン」を、ムーンライダース鈴木博文、カーネーション直枝政広による政風会は、スティーリー・ダンの「リキの電話番号」を、それぞれカバー。なんと言っても最大の聴き所は、吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズによる「クリムゾン・キングの宮殿」。(笑)オリジナルでは、ジョン・ウェットンが伸びのあるベースを弾いている「ダイアモンド・ヘッド」は、朋友・フィル・マンザネラの作品。けっこうマニアックな選曲だと思いませんか?(^^♪
2004.10.06
コメント(0)
本題に入る前に、キング・クリムゾンのアンソロジーBOX「真・紅伝説~21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.1 1969-1974」ですが、新規発掘ライブ音源は収録されていないそうです。ただしアナログ/デジタル変換処理の向上等で音質はベストなものになっているとか。(フリップ翁の日記より)-------------------------------------------------------さて、東芝EMIが11月17日に「BEST OF THE BEST」シリーズという廉価盤CDをリリースします。このレーベルが所有する洋楽アーティストのベスト盤が、1,890円(税込)で購入できます。いままで2,500円(税込)以上で流通されていたアーティスト公認のベスト盤です。本シリーズは11月17日から2004年12月17日までの期間限定生産なので、必要なCDは早めに購入してください!ウェットン絡みの音源は一つもないだろうと思っていたら、さすがは「ベースを抱いた渡り鳥」、1タイトルありました。(笑)ロクセット 『ザ・バラード・ヒッツ』(TOCP-53400) 『ザ・ポップ・ヒッツ』(TOCP-53400:CCCD仕様) ギャング・スター 『フル・クリップ』(TOCP-53402~3 \3,000(税込) エディット・ピアフ 『エターナル』(TOCP-53404~5 \3,000(税込)) デヴィッド・ボウイ 『ベスト』(TOCP-53406) ポール・マッカートニー 『オール・ザ・ベスト』(TOCP-53407) VA 『ニュー・ベスト・オブ 007』(TOCP-53408) ブラー 『ザ・ベスト・オブ』(TOCP-53409・写真) モリッシー 『ザ・ベスト・オブ・モリッシー』(TOCP-53410) N・W・A 『グレイテスト・ヒッツ』(TOCP-53411) シニード・オコナー 『ソー・ファー~ザ・ベスト・オブ・シニード・オコナー』(TOCP-53412) スパンダー・バレエ 『ゴールド~ザ・ベスト・オブ・スパンダー・バレエ』(TOCP-53413) レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 『ホワット・ヒッツ!?』(TOCP-53415) クイーンズライチ 『グレイテスト・ヒッツ』(TOCP-53417) スコーピオンズ 『蠍の血統・ベスト』(TOCP-53418) ブロンディ 『グレイテスト・ヒッツ』(TOCP-53419) クラウデッド・ハウス 『リカリング・ドリーム~ザ・ベリィ・ベスト・オブ・クラウデッド・ハウス』(TOCP-53420) ハート 『グレイテスト・ヒッツ』(TOCP-53421) ジェスロ・タル 『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジェスロ・タル』(TOCP-53422) リチャード・マークス 『グレイテスト・ヒッツ』(TOCP-53423) ジョン・レノン 『レノン・レジェンド~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ジョン・レノン~』(TOCP-53424) デュラン・デュラン 『グレイテスト・ヒッツ』(TOCP-53424) ピーター・ガブリエル 『HIT』(VJCP-17552~3 \3,000(税込)) ケミカル・ブラザーズ 『シングルス』(VJCP-17554:CCCD仕様) アトミック・キトゥン 『グレイテスト・ヒッツ』(VJCP-17555:CCCD仕様) エニグマ 『LSD-LOVE SENSUALITY DEVOTION~ベスト・オブ・エニグマ』(VJCP-17556) アイス・キューブ 『アイス・キューブ・グレイテスト・ヒッツ』(VJCP-17557) アディエマス 『アディエマス・ベスト』(VJCP-17558) ブライアン・フェリー,ロキシー・ミュージック 『TOKYO JOE-ザ・ベスト・オブ・ブライアン・フェリー/ロキシー・ミュージック』(VJCP-17559) レニー・クラヴィッツ 『レニー・クラヴィッツ・グレイテスト・ヒッツ』(VJCP-17560) セックス・ピストルズ 『ベスト』(VJCP-17561) ゲイリー・ムーア 『ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア~バラッズ・アンド・ブルーズ~』(VJCP-17562) 『アウト・イン・ザ・フィールズ~ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア』(VJCP-17563~4 \3,000(税込))プログレ関係ではピーガブのベスト盤あたりが狙い目か?
2004.10.05
コメント(2)
2001年韓国で放送され、最高視聴率31%(平均視聴率25.9%)を獲得したラブストーリー「美しき日々」が2日からNHKで放送が始まりました。なんと初回の視聴率は関東地区で10・0%、関西地区で10・2%を記録した。(ビデオリサーチ調べ)深夜の時間帯で4月から8月まで放送され、大ブームとなった「冬のソナタ」の初回視聴率が関東9・2%、関西9・4%だったので、「美しき日々」が上回ったわけです。時を合わせて来日したドラマの主演俳優、イ・ビョンホンさんも来日中。DVD、写真集の発売イベントも4日夜、東京・六本木で行われ、30~50代の女性ファン3000人以上(主催者発表)が集まったそうです。同じ六本木では映画「ブラザーフッド」主演のチャン・ドンゴンも4日午後、ホテルで日本独自発売の写真集&DVDの製作発表会見をしました。さて「美しき日々」ですが、レコード会社の御曹司と、彼の異母弟で医学生、そして施設で姉妹同様に育った4人の男女が、互いに愛し合い、時に傷つけあいながら、明るい未来を求めて生きていく物語。ストーリーが音楽業界が舞台になっているので、出演者自身の歌声が聞けることも見どころの一つとか。イ・ビョンホン(映画「JSA」)、チェ・ジウ(「冬のソナタ」)ほか豪華キャストも話題。タワー・レコードが「ヴィクトリー・レコード」という名前で出てきます。これなら音楽ファンにも興味が持たれそうです。
2004.10.04
コメント(6)

イギリスの70年代プログレッシヴ・ロックの雄、カーヴド・エア(CURVED AIR)の隠れ名作と長い間言われ続けてきた彼らの4作目「エア・カット」(Air Cut)が、とうとうオフィシャルCD化されました。しかもLPをCDサイズに縮小した紙ジャケでのリリースで、紙ジャケ好きのコアなコレクターにはうれしい限りです。韓国のM2Uというレーベルが制作したものを、日本のベル・アンティークが解説と帯をつけて国内盤(MAR 04951)としてリリースしたもの。エンボス仕様でジャケが細部に至るまでしっかり作られています。音質もデジタル・リマスターされていて最高に良い音で甦りました。M2U幹部のキム・ギテさんはライナーノーツで、「LAスタジオにあると推測されていたマスター・テープの確保が、アルバムリリースにおける難題の一つであった」と述懐しています。というのも発売当時、このアルバムの販売を担当していたワーナーミュージックが、カーヴド・エア解散後、自動的にバンドとの接点がなくなってしまったからです。なので彼らの作品中、このアルバムだけが宙に浮いてしまったわけです。もう一つの難題は、エディ・ジョブソンがこのアルバムの再発に反対していて、マスターテープが燃やされてしまったという噂でした。しかし、エディがリリースを妨害することは全くないと、彼の側近が釈明してくれたそうです。この作品は、けっして彼らの最高傑作とは言えないかもしれませんが、後にロキシー・ミュージックやUKで天才的なヴァイオリンとキーボードプレイを披露するエディ・ジョブソンのプロデビュー作品としても、よく知られています。<収録曲>1.ザ・パープル・スピード・クイーン2.エルフィン・ボーイ3.メタモルフォシス4.ワールド5.アーミン6.U.H.F.7.トゥ・スリー・トゥ8.イージーカーヴド・エアーは1968年、フローリアン・ピルキントン・ミクサ(ドラムス)、ロプ・マーティン(ベース)、フランシス・モンクマン(キーボード、ギター)のトリオに、フランシスが楽器店で出会ったというグリル・ウェイ(ヴァイオリン)と、その友人ニック・サイモン(ピアノ)を加えて、SISYPHUSというグループ名で始動。やがてニックが脱退し、69年、ミニマル・ミュージックの代表格テリー・ライリーが発表したアルバム「A Rainbow in Curved Air」に感銘を受けたフランシスの発案で、「CURVED AIR」と改名。そこにロック・ミュージカル「Hair」に出演していたフォーク・シンガー、ソーニャ・クリスティーナを迎え、70年11月にデビュー。デビューアルバム「Air Conditioning」は、予約だけで2万枚を売り、全英チャート8位を記録。クラシックとフォーク、ロックという要素が混じり合ったサウンドで一躍、有名になります。2作目の「Second Album」から、ベースがイアン・エアに交代。さらに3作目「Phantasmagoria」から歌えるベーシスト、マイク・ウェッジウッドが加入して、楽曲の幅が広がります。しかし72年10月にダリル、フランシス、フローリアンの創設者3人が脱退。バンドは解散の危機に直面しますが、ソーニャとマイクは17歳の美青年、エディ・ジョブソンを引き入れ、マイケル・カービー(ギター)、ジム・ラッセルを迎えてバンドを立て直します。そういう激動期の73年4月に発表されたのが、この「エア・カット」です。この後、このメンバーは「Love Child」というアウトテイク集のようなものを残して解散。この後、ソーニャは74年にダリルらとカーヴド・エアを再結成します。ですので、過渡期に作られた「エア・カット」は彼らの6枚のアルバムの中でも特異な輝きを放っているといえます。ヘビーでタイトなリズム・セクションをベースに、クラシックに裏打ちされたエディのセンスとカービーのストレートなロックギターが絡まり、ソーニャの透明な歌声が神秘さを増しています。<曲解説>1.ザ・バーブル・スビ一ド・クイーン The Purple Speed Queen (Kirby/Kristina)イントロのベースが重いヘビーロック。ギターとシンセ・ソロ、そしてセクシーなソーニャのクリスタルヴォイスが力強い。Speadとはドラッグを意味すると言われたりした。2.エルフィン・ボーイ Elfin Boy (Kristina)妖精への思いを詠った幻想的なソーニャ作のバラード。ソーニャのトラッド・フォーク趣味が現れた美しい曲。3.メタモルフォシス Metamorphosis (Jobson)エディ作曲による約11分の大曲。クラシカルなピアノソロと構築美あふれる展開はUKを彷彿とさせる。これぞプログレ。4.ワールド World (Wedgwood)エディのフィドル風ヴァイオリンプレイが際立つ、ミュージカル風の小作品。5.アーミン Armin (Jobson / Wedgwood / Kirby / Russell)前作までのサウンド・イメージを受け継ぎ、ヴァイオリンとギターによるスリリングなインストが印象的。6.U.H.F (Kirby)ギタリストのカービー作。このアルバムで、唯一、ロックン・ロールっぽい曲。7.トゥ・スリー-トゥ Two-Three-Two (Wedgwood)マイクの曲で、ヴォーカルも彼が担当。牧歌的な曲想が、この後、彼が加入するキャラヴァンのサウンドに似ている。8.イージー Easy (Kristina)ソーニャ作のメランコリーなバラード。マイクとのツイン・ヴォーカル、カービーによる泣きのギター、エディのシンセ・ソロも曲を盛り上げる。
2004.10.03
コメント(6)
キング・クリムゾンのアンソロジーBOXが、「真・紅伝説~21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.1 1969-1974」と題して、11月21日にユニバーサルから国内盤(UICE-1105)がリリースされます。これは1991年にリリースされたBOXセット「紅伝説」から、1969~1974年のスタジオ音源に、当時の編成でのライヴ音源を加え、4枚組みとして再編集したものです。Disc3,4はウェットン在籍時代の音源。未公開音源は含まれないそうですが、音質面ではアナログ/デジタル変換処理の向上等でベストなものになっているとか。収録曲:DISC [1] 「In The Studio: 1969-1971」1.21世紀のスキッツォイド・マン2.風に語りて 3.エピタフ(墓碑銘)4.ムーン・チャイルド5.クリムゾン・キングの宮殿6.平和/テーマ 7.キャット・フード8.グルーン 9.ケイデンスとカスケイド 10.ポセイドンの目覚め (instrumental edit)11.レディース・オブ・ザ・ロード 12.船乗りの話 (abridged) 13.アイランド (instrumental Edit) 14.チューニング・アップ 15.ボレロ DISC [2]「Live: 1969-1972」 1.クリムゾン・キングの宮殿 2.ア・マン・ア・シティ 3.21世紀のスキッツォイド・マン 4.ゲット・ザイ・ベアリングス 5.マーズ 6.冷たい街の風景 7.レターズ 8.船乗りの歌 9.グルーン 10.21世紀のスキッツォイド・マン (instrumental edit) DISC [3] 「In The Studio: 1972-1974」 1.太陽と戦慄パート1 (abridged)2.土曜日の本 3.イージー・マネー 4.太陽と戦慄パート2 5.夜を支配する人 6.偉大なる詐欺師 7.突破口 8.スターレス (adridged) 9.レッド 10.堕落天使 11.再び赤い悪魔 DISC [4] 「Live: 1973-1974」 1.アズベリー・パーク 2.トーキング・ドラム 3.太陽と戦慄パート2 4.人々の嘆き 5.隠し事 6.インプロヴァイゼーション:アウグスバーグ 7.放浪者 (adridged) 8.イージー・マネー 9.神の導き 10.暗黒の世界 11.21世紀のスキッツォイド・マン 12.トリオ さらに、コレクターズ・クラブ会員のみに販売されていたライヴCDボックスセット第8弾「ザ・コレクターズ・キング・クリムゾンVol.8」(UICE-1101)も、同日にユニバーサルからリリースされます。内容は、72年の『LIVE IN ORLAND, FL』(2枚組)、1972年ウェットン期の『LIVE IN GUILDFORD』、そしてプロジェクト・ワン『JAZZ CAF SUITE』(1997年)のライヴCD4枚をボックスに収めたもの。価格は7,665円(税込)です。さらに80年代のラインナップ、エイドリアン、トニー、ロバート&ビルによるライブ2本を凝縮したDVD「ニール・アンド・ジャック・アンド・ミー」(UIBE-1024)も同時発売されます。価格は4,500円(税込)です。クリムゾン系ウェットン・ファンにとっては、今年最後の大出費となりそう。(笑)ちなみに300件目の日記でした~♪
2004.10.02
コメント(4)
恒例の星座別ミュージシャン紹介企画、第2弾です。てんびん座は、9月23日から10月23日まで生まれた方です。人類に絶望した神々が去り、地上に一人残った正義の女神アストレア。人間が戦争を始めると、耐え切れず天界へと去ってしまったアストレアが、天界から人間の正邪を測る天秤が、てんびん座なのだそうです。てんびん座の気質:・落ち着いた判断力と厚い正義感を持つ。・無駄のない考え方をして、その場の感情に振り回されることなく行動できる。・人当りも非常に穏やかで身のこなしもしなやか。・多少理屈っぽい面はあるが、初対面でも友好的であり好印象を与える。・自分の判断に自信を持ち実は頑固者だが、それを周りには感じさせない立ち振舞いができる。・威張った態度の人には猛烈な反抗心を剥き出す。・美的感覚に優れ流行にとても敏感。・美しいものや派手なものを好み、汚いものや辛いことから無意識的に逃げる。・サバサバした印象を与えるものの、本当の感情を出すことが下手。・時にはその場の感情とは裏腹なアマノジャクな発言をしてしまう。頑固者だが、何となく表と裏がありそうなタイプのようですね。(笑)てんびん座生まれのミュージシャンを調べてみたら、以下のようになりました。9.23 Lita Ford (1959,London,England) Runaways9.23 Bruce Springsteen (1949,Freehold,NJ) 9.23 Ray Charles (1930,Albany,GA)9.23 Ani Difranco (1970,Baffalo,NY) 9.23 Robbie McIntosh (1974,Hollywood) Average White Band9.25 Richard Harvey (1953,Enfield,Middlesex,England) Gryphon9.25 John Fiddler (1947,Darlaston,Staffordshire,England) Medhicine Head9.25 Mike Gibbs (1937,Harare,Zimbabwe) 9.25 John Bonham (1980) Led Zeppelin9.26 Bryan Ferry (1945,Washington,Tyne&Wear,England) Roxy Music9.26 Dick Heckstall-Smith(1934,Ludlow,Shropshire,England)9.26 Carlene Carter (1955,NashvilleTN)9.26 Stuart Tosh (1951,Abadeen,Scotland) 10cc9.27 Randy Bachman (1943,Winnipeg,Manitoba,Canada) Guess Who,The Bachman-Turner Overdrive9.28 Peter Hope-Evans (1947,Brecon,Powys,Wales)9.28 Andy Ward (1952,Epsom,Surrey,England) Camel 9.29 Mike Pinera (1948,Tompa,FL) Blues Image9.29 Mark Farner (1948,Flint,MI) Grand Funk 9.29 Linda Lewis (1950,London,England)Ferris Wheel Hammingbird9.30 Marc Bolan (1947,Hackney,London,England) T.REX10.1 Martin Turner(1947,Torquay,Devon,England) Wishbone Ash10.1 Ellen McIlwaine(1945,Nashville,TN)10.1 Brian Greenway(1951) April Wine10.1 Rob Davis(1947) Mud Dramatics10.2 Sting(1951,Wallsend,England Police10.2 Mike Rutherford(1950,Guildford,England) Genesis Mike &The Mechanics10.3 Stevie Ray Vaughn(1954,Dallas TX) 10.3 Chubby Checker(1941,Philadelphia,PA)10.3 Eddie Cochran(1938)10.3 Lenny Waronker(1941)10.3 Tommy Lee(1962,Athens,Greece) Motley Crue10.3 Lindsey Backingham(1947,Palo Alto,CA) Backingham Nicks,Fleetwood Mac10.5 Steve Miller(1943,Milwaukee,WI) Steve Miller Band10.5 Bob Geldof(1954, Dun Laoghaire, Ireland) Boomtown Rats10.5 Russell Mael(1953,California) Sparks10.7 Kevin Godley(1945,Manchester,England) 10cc,Godley &Crime,Hotlegs10.8 Johnny Ramone(1948,Long Island,NY) The Ramones10.8 Hamish Stuart(1949,Glasgow,Scotland) Average White Band10.9 Jackson Browne(1948,Heidelberg,Germany) The Nitty Gritty Dirt Band10.9 John Entwistle(1944,Chiswick,London,England)The Who10.9 John Lennon(1940,Liverpool,England) The Beatles10.10 David Lee Roth(1955,Bloomington,IN) Van Halen10.10 Alan Cartwright(1945) Procol Harum10.10 Keith Reid(1946) Procol Harum10.10 Eric Martin(1960,Long Island,NY) Mr.Big10.11 Daryl Hall(1949,Pottstown,PA) Hall & Oates10.12 Rick Perfitt(1948,Surrey,Woking) Status Quo10.13 Paul Simon(1941,Newark,NJ) Simon & Garfankel10.13 Sammy Hager(1947,Monterey,CA) Montrose,Van Halen10.13 Chris Farlowe(1940,Islington,London,England)Atomic Rooster10.14 Justin Hayward(1946,Swindon,Wiltshire,England) Moody Blues10.14 Colin Hodgekinson(1945,Peterborough,England) Back Door10.15 Chris de Burgh(1948,Buenos Aires,Algentina)10.15 Lavee Dickerson(1958,Detroit) Commander Cody10.15 Frank Dimino(1951,) Angel10.15 Don Stevenson(1942,) Moby Grape10.16 Nico(1938,Cologne,Germany) Velvet Underground 10.16 Tony Carey(1953,Fresno,CA) Rainbow10.16 Ian MacMillan(1947,Paisley,Strathclyde,Scotland) Blue 10.16 Trevor Morais(1943)10.16 C.F.Turner(1943) Buchman-Turner Overdrive10.16 Bob Weir(1947,San Francisco,CA) Grateful Dead10.17 Jim Tucker(1946,) The Turtles10.18 Laura Nyro(1947,Bronx,NY)10.18 Chuck Berry(1926,San Jose,CA)10.18 Cynthia Weil(1937)10.18 Keith Knudsen(1952) Doobie Brothers,Southern Pacific10.19 Dan Woodgate(1960,London,England) Madness10.20 Alan Greenwood(1951,NY)10.20 Mark King(1958) Level4210.21 Elvin Bishop(1942,Talsa,OK) Paul Butterfield Blues Band10.21 Steve Cropper(1941,Willow Spring,Missouri)Booker.T&The MGs Blues Brothers10.21 Manfred Man(1940,Johannesburg,South Africa)Manfred Mann10.21 Tetsu Yamauchi(1947) Free,Kossoff,Kirke,Tetsu&Rabbit10.21 Steve Lukather(1957,LA,CA) Toto,Stealin Horses10.22 Leslie West(1945,Queens,NY) Mountain West,Bruce&Laing10.23 Greg Ridley(1943,Carlislie,Cumberland、England) Spooky Tooth,Humble Pie10.23 Ellie Greenwich(1940,New York)10.23 Freddie Marsden(1940,Liverpool,England) Gerry&The Pacemakersどうでしょう?スプリングスティーン、スティング、ボブ・ゲルドフ、ジョン・レノン、ポール・サイモン、ジョン・エントウィッスル、スティーヴ・ルカサーなどなど、大物がいっぱい。
2004.10.01
コメント(8)
全31件 (31件中 1-31件目)
1
![]()
![]()
![]()