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ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズらによるアイコン(ICON)のライブアルバム「ネヴァー・イン・ア・ミリオン・イヤーズ~アイコン・ライヴ!」が9月21日にAVARONからりリリースされました。昨年、このユニットでのデビューアルバム「ICON」に伴うツアーの模様を収録したライヴ・アルバムで、エイジアの名曲が多数収録されています。昨年11月2日、ドイツはフランクフルトでの「United Forces Of Rock 2005」から、イギリスはウェールズの教会で行われた今年6月までのライブ音源を元に、スタジオで丁寧に編集された企画風ライブアルバム。一頃、乱造されていたウェットンのブート風ライブアルバムとは異なり、ライブ音源を再編集(一部スタジオ録音もあり)したものなので、ウェットン信者以外の一般のロックファンにもお勧めできる作品です。^^;<演奏メンバー>ジョン・ウェットン(VO, B, G) ジェフリー・ダウンズ(KEY) ジョン・ミッチェル(G) スティーヴ・クリスティ(DS) <収録曲>1. ペイン・ブルーノ(Pane Bruno) ウェットンのハーモニカ演奏に鍵盤のバッキング。Pane Brunoとはイタリア料理の前菜として出される黒パンのことで、普通は「パーネブルーノ」と呼ばれるので邦題の「ペインブルーノ」は間違い。ライブ開始前の前菜のような位置づけか…。(ウェットンの粋な配慮?)2. ザ・ヒート・ゴーズ・オン(The Heat Goes On)エイジアのセカンド「アルファ」からのロックナンバー。ノリが良いので過去に何度もライブ演奏された曲。微妙な違いはキーボードソロにおけるギターとベースのバッキング。特にベースの動きは近来にないテクニカルな指回し。エイジアのカバーバンドをされている方は要注意です。(笑)さらに歌詞カードにはオリジナルの歌詞ではなく、ウェットンが長年歌いなれた歌詞が掲載されているので、私(ken_wetton)も今後はこの通りに歌うことにしました。3. 時へのロマン(Only Time Will Tell)声が良く出ていますが、前の曲と同様にキーが半音下がっています。エンディングがこれまでのライブヴァージョンとは異なります。観客に歌わせず「君は僕を利用していただけだけど、もう君に利用される男は誰もいない」の捨て台詞(?)で終わる新パターン。 4. ヴォイス・オブ・アメリカ(Voice Of America)エイジアのサード「アストラ」収録。筆者はウェットン・ダウンズの楽曲の中でこの曲が一番好きです。ウェットンが敬愛するビーチボーイズのブライアン・ウィルソンに捧げた曲。その思いは筆者のウェットンへの想いに通ずるものがあるからです。ギターソロはオリジナル盤のマンディ・メイヤーのメロディラインとは異なり、ベースのバッキングもアレンジされています。5. アイ・レイ・ダウン(I Lay Down)ウェットンの2003年のソロ作「ロック・オブ・フェイス」で、ダウンズと久しぶりに共作したバラード。90年のアメリカ映画「ゴースト ニューヨークの幻」(GHOST)を思わせる歌詞。 6. デイズ・ライク・ディーズ(Days Like These)エイジアファンには懐かしいロックナンバーで、90年の再結成時にリリースされたベストアルバム「ゼン&ナウ」収録。LAのプロデューサー、スティーヴ・ジョーンズによる作詞作曲。スターダムに登りつめたロックミュージシャンのことを歌った曲で、力強い歌詞の内容が再起した今のウェットンに合っているのかも。 7. ボレロ(Bolero)エイジアのファースト「流れのままに」(Cutting It Fine)後半部からジェフのソロへと続くおなじみのキーボードソロ。ライブでは「ラジオスターの悲劇」なども演奏されましたが、収録の都合でカットは妥当な判断でしょう。 8. ミート・ミー・アット・ミッドナイト(Meet Me At Midnight)「アイコン」収録のとろけるような甘いラブバラード。プログレファンにはあっさり無視されそうですが、ロマンチスト・ウェットンの本領発揮。(笑) 9. ネヴァー・イン・ア・ミリオン・イヤーズ(Never In A Million Yeasrs)「アルファ」収録のロックナンバーですが、ここではアコースティック演奏。ダウンズのキーボードアレンジがエイジアらしい味を出しています。一連のライブでは演奏されていないので、おそらくスタジオ録音でしょう。前曲に続き、これも粘り気あふれるラブソング。改めて良い曲だなあと実感しました。 10. ウィー・ムーヴ・アズ・ワン(We Move As One)アバの女神、アグネタ・フォルツコッグの85年ソロ作「Eyes Of A Woman」収録曲。ライブ録音ではなくスタジオで再録音(ヴォーカル、ベースなど)したもの。。 11. パラドックス(Paradox) 12. レット・ミー・ゴー(Let Me Go)ここから再びロックに戻ります。「アイコン」のテーマソングともいえるメドレー。ですが、少々リハ不足を露呈しているような部分も。(特にリズム) 13. ドント・クライ(Don't Cry) おなじみエイジア「アルファ」からのシングルヒット曲で、手馴れた演奏。そんな中でジョン・ミッチェルのギターソロが良い味を出しています。14. オープン・ユア・アイズ(Open Your Eyes)これも「アルファ」のラストを飾る名曲。90年のリユニオン時でも演奏されていましたがライブで映える曲。聞き所はやはりミッチェルのギターソロとエンディングに尽きます。 15. 偽りの微笑み(The Smile Has Left Your Eyes)今年ドイツで行われたローランドのイベントで録音されたもの。ただしヒュー・マクドウェルのチェロ演奏がオーバーダブされています。 16. ヘイ・ジョセフィーヌ(ボーナス・トラック)これも実際のライブで演奏されていた曲ですが、イントロからコーラス部を歌うパターンでスタート。全体的にリハ不足の印象もありますが、ダウンズとミッチェルのソロバトルが聞けるエンディングが最高です!全体的に「アルファ」からの曲が多いのは仕方の無いところ。このほかライブではエイジアの「Heat Of The Moment」、「Sole Survivor」、「Go」、ウェットンのソロ「Battle Lines」などが演奏されていました。一つ苦言を呈するとすれば音のレンジが狭いということ。ヴォーカルは良く聞こえますが、他の楽器の音がしょぼい。「ICON」もそうでしたが、もう少し音の輪郭がクリアになるようにミキシングしてもらいたいものです。で、このメンバーでいよいよ今月24日から来日公演が行われます。さらには25日に新作「ルビコン」もリリースされます。
2006.09.30
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キング・クリムゾンの歴代メンバーのなかで、ロバート・フリップ翁に続き、イアン・ウォーレスも29日に還暦(60歳)を迎えました。イアンはつい先日他界したボズ・バレルと共に第2期クリムゾンを支えたドラマーですが、じつは1969年のハイドパークやマーキーのギグを見て、「21世紀のスキッゾイドマン」には完全にノックアウトされ、それ以来、クリムゾンのファンになったそうです。イアンはDrayton Gardensでキース・エマーソンと同居していた時、クリムゾンのドラマーとして苦労していたアンディ・マカロックとよく会っていたそうです。彼はワールドというバンドで活動していた頃、対バンのフリップにバンドに加入しないかと誘われます。フリップはマイク・ジャイルスのようなツーバスをイアンにも期待して、ドラムセットを購入してくれたそうですが、結局、イアンは自分のスタイルでプレイすることになったそうです。続きはこちらで。クリムゾンの楽曲をジャズ風に演奏した「Crimson Jazz Trio」の2作目をほぼ完成させるなど、精力的に活動しているイアンに乾杯!
2006.09.29
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コンデンスミルクならぬ、濃縮されたキング・クリムゾン入門アルバムがDGMからリリースされます。「The Condensed 21st Century Guide to King Crimson」というタイトルが付けられたのこの2CDには、1969年から2003年までに発表されたスタジオ録音曲のうち6つのラインナップ(計20人)で演奏された32曲が収録されています。今回のリリースのために新たな2006年リマスタリング音源を採用。新規エディット・ヴァージョンで収録される曲もあります。国内盤「濃縮キング・クリムゾン」は11月22日にWhd Entertainmentから通常盤と限定盤で同時発売されます。通常盤(IECP20019)はスリップケース付きパッケージ仕様、限定盤(IECP20021)がはTシャツ&ボックス付と若干仕様が異なるそうです。 The Condensed 21st Century Guide to King Crimson<収録曲>ディスク 1 (1969 - 1974)1 21世紀のスキッツォイド・マン 2 エピタフ(墓碑銘) 3 クリムゾン・キングの宮殿(短縮版) 4 キャットフード(シングル・ヴァージョン) 5 ケイダンスとカスケイズ 6 レディース・オブ・ザ・ロード 7 船乗りの話(短縮版) 8 太陽と戦慄 パート1(短縮版) 9 土曜日の本 10 突破口(短縮版) 11 スターレス(短縮版) 12 レッド 13 堕落天使 ディスク 2 (1981 - 2003)1 エレファント・トーク 2 フレーム・バイ・フレーム 3 待ってください 4 デシプリン 5 ハートビート 6 ウェイティング・マン 7 ニューロティカ 8 スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー 9 スリープレス(短縮版) 10 ヴルーム 11 コーダ:マリーン475(短縮版) 12 ダイナソー(シングル・ヴァージョン) 13 セックス・スリープ・イート・ドリンク・ドリーム 14 ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ I 15 レヴェル5 16 アイズ・ワイド・オープン 17 しょうがない (EPヴァージョン 短縮版) 18 ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ III 19 ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ IV 国内盤にのみクリムゾンの傾向と対策が一目で分かる「キング・クリムゾン取扱説明書」付くそうなので、試験対策にバッチリですね!(笑)
2006.09.28
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全米ツアーを成功裏に終えたエイジアのオリジナルメンバー達。9月20日、カリフォルニアのFM局KLOSスタジオからEXTRAテレビ局に向かう30分間、かの有名なカリフォルニア・ハイウェイパトロールの警護を受けて、キャデラックに乗って移動したそうです。(すみません、「連行」ではなく「護衛」でした。)KLOS「Mark and Brian」でのインタビューは以下のサイトで聞けます。(ダウンロード可能)Part 1 (12.3MB, mp3)Part 2(13.3MB, mp3)Part 3 (15MB, mp3)さらにジョンとジェフは20日、KROQの番組「Kevin & Bean」に出演、インタビューと「Heat Of The Moment」の演奏をこなしました。(上記リンクをクリックで試聴可能)
2006.09.27
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10月からのUKライブ公演をキャンセルしたイエスのジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが、ツアーを再開すると発表しました。ジョンのオフィシャルサイトによれば、プロモーターとの契約問題でキャンセルになった二人のツアーですが、この度、諸々の問題が解決され、ほぼ予定通り実行できることになりました。ただし10月5、6日の公演は中止とのことです。<ツアー日程>10月7日 Playhouse、Edinburgh 10月8日 Caird Hall、Dundee 10月10日 Assembly Hall、Turnbridge Wells 10月11日 Anvil、Basingstoke 10月12日 Derngate、Northampton 10月14日 Opera House、Buxton 10月16日 Fairfield Halls、Croydon 10月17日 St David's Hall、Cardiff 10月18日 Guildhall、Portsmouth 10月20日 Corn Exchange、Cambridge 10月22日 Regents Theatre、Ipswich 10月24日 Cliffs Pavilion、Southend 10月25日 Bilston Robin、Wolverhampton 10月26日 Leas Cliffs Hall、Folkestone 10月28日 Colston Hall、Bristol 10月30日 Palace Theatre、Manchester 10月31日 Wycombe Swan、High Wycombe 11月1日 City Hall、Sheffield それにしても強行日程ですね。元気な二人です。
2006.09.26
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元キング・クリムゾン~エイジアのジョン・ウェットンがプロデビューを飾った伝説のブラスロックバンド、Mogul Thrashが71年パリで行ったBBCライブの音源が発掘されました。 <演奏曲>1. Elegy2. Conscience3. What's This I HearCOLOSSEUM出身のギタリスト、ジェームス・リザーランドのギターも良いのですが、すべてにおいてウェットンの高速ベースが最大の聞き所でしょう。こんな早弾きはクリムゾン時代でもやっていなかったような…。ちなみに「conscience」はアルバム未収録。James Litherland, guitar & vocalsJohn Wetton, bassBill Harrison, drumsMalcom Duncan, saxRoger Ball,saxMike Rosen, guitar & trumpetたった3曲ですが、高音質サウンドボード録音なので、オフィシャル・リリースが待たれます。が、その前に某界隈で出ちゃうのかも…。(笑)
2006.09.25
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イギリスのプログレバンド、ジェネシスの楽曲をカバーしているSIXTROTの7回目のライブが、東京・四谷のライブハウスOUTBREAK!で行われました。3日間にわたる「20世紀のレガロス Vol.4」という企画の最終日のトップとして内容の濃い演奏を披露してくれました。筆者、このバンドのライブを観るのは2年ぶりですが、アキバでジャムっていたために2曲目の途中からの観戦となりました。<演奏曲>1. THE MUSICAL BOXダブルネック(重そう~)を抱えたギタリストと12弦ギターを奏でるベーシストのアンサンブルが圧巻だったそう。2. DANCING WITH THE MOONLIT KNIGHT「月影の騎士」という美しい邦題がついた名曲。過去にも演奏されていますが、今日のが一番良かったと思います。3. IN THE CAGE大作「幻惑のブローウェイ」からの1曲ですが、変拍子も多くて非常に難しいと思いますが、鍵盤嬢の華麗なシンセソロやピーガブ役の個性的なヴォーカル、さらには一体化したバンドのアンサンブルに酔いしれました。4. HARLEQUIN「Nursery Cryme」からの小曲が続きます。というか、これが一つめのサプライズだったのか?(笑)楽しそうに演奏していて、それがこちらにも伝わってきました。5. SEVEN STONESこれは前回も前々回も演奏されているそうですが、私は初耳。ちょっと大曲の陰に隠れて地味な曲かもしれませんが、こういう曲に陽を当てたのはさすがと言うべきでしょう。6. THE BATTLE OF EPPING FOREST今日最高のビッグサプライズ。「Selling England by the Pound」からのレアな1曲。行進曲風ドラムがブリティッシュを感じさせます。これも変拍子満載の難曲だと思うのですが、そう感じさせないところがこのバンドの凄さというべきでしょうね。個人的にはアコースティック楽器(12弦やフルート)の音を、もう少し大きくしても良かったと思います。選曲も後半はFIRTH OF FIFTH、I KNOW WHAT I LIKE、THE FOUNTAIN OF SALMACIS、 DANCE ON A VOLCANOあたりで盛り上げたほうが客のノリもよかったでしょう。ま、このあたりは産業ロックかぶれプログレ者の戯言(笑)と思ってください。メンバーの一人が多忙になって、当分はライブ活動休止とのことですが、次に観る時は一回りも二回りも大きくなって帰ってくるんだろうなあ。Palさんはじめ、すばらしい演奏を聞かせてくれたバンドのみなさん、どうもありがとう!今後のさらなるご活躍をお祈りいたします。(って、なんか湿っぽい?)
2006.09.24
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元キング・クリムゾン~バッドカンパニーのベーシスト、ボズ・バレルが9月21日にスペインの自宅で亡くなりました。享年60歳。(最近のボズ・バレル)DGMニュースによればボズは、スペインのPuerto Banus, Marbellaにある自宅でを訪ねて来た歌手のTam Whiteとその友人のBillyと共に、あるパーティで演奏する準備のためギターを手にして椅子に腰掛けた瞬間に、ばたっと倒れたそうです。二人は救急車が来るまでの間、一生懸命にボズを生き返らせようと手を施したがその甲斐も無く、そのまま逝ってしまったそうです。(死因は心筋梗塞の疑い…とのこと)お葬式は、Edinburghで行われるそうですが日程はまだ未定とのこと。彼の死を悼みDGMではトリビュートページを設け、KCボックスセットのためにリミックスするも時間の関係で収録できなかったLadies of the Roadの別リミkックスヴァージョンを公開しました。この曲の歌詞はボズの若い頃を偲ぶには最適です。ボズと言えば「アースバウンド」に収録された21世紀のスキゾイドマンの狂った歌唱がクリムゾンファンにはとても評価されていますが、個人的にはアイランドの優しい歌声が好きでした。なんか青春の1ページが消えてしまったような寂しさを感じます。合掌。
2006.09.23
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元ジェネシス~GTRのギタリスト、スティーヴ・ハケットの東京公演日程が決まりました。11/25・26(土・日)スイートベイジル(STB139)開場 18時開演 20時(予約などは上記HPを注目していてください。)今回はフルバンドではなくアコースティックライブですが、11/24(金)ブルーノート名古屋 予約開始日9/22(金)[メンバーズクラブ会員9/15(金)予約受付開始]ミュージックチャージ8,000円11/27(月)ブルーノート大阪 予約開始日9/27(水)[メンバーズクラブ会員9/20(水)予約受付開始]ミュージックチャージ8,000円の2公演も決まっています。同行メンバーは実弟(?)のジョン・ハケット(フルート)、そしてロジャー・キング(キーボード)。<予習用>うーん、ちょうど地方出張が入っていて見にいけません。
2006.09.22
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昨日の日記でも紹介しましたが、エイジア結成25周年を記念してアメリカでリリースされたベスト盤「ASIA / The Definitive Collection CD+DVD」が、ビルボードTOP200アルバムチャートで初登場183位を記録しました。エイジアの作品がビルボードチャートにランキングされたのは1990年のベスト盤「Then & Now」以来26年ぶりのこと。全米ツアー中の会場で、このCDを購入したファンの熱意と努力の賜物か。しかし183位くらいで喜んでいるようじゃ、いけませんねえ。かつては全米1位に9週間も居座り続けたグループですから…。
2006.09.21
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エイジア結成25周年を記念するベスト盤「ASIA / The Definitive Collection CD+DVD」がアメリカでリリースされました。CD盤は国内輸入盤ショップでも購入できますが、アメリカのCDショップ「BESTBUY」で購入すると、エイジアの公式ビデオクリップ6作品が収録されたDVDとのセット品が買えます。ただし、このDVDは北米地域でのみ視聴できるので、セット品は原則として北米以外の地域では販売していません。なので今回渡米した(ナンチャッテ?)ついでに、このDVDセット品を購入してきました。(表面)(裏面、DVDのタイトルも書かれています。)GEFFENのマークも付いているのでBESTBUY独自のおまけ品ではないようです。「THE BEST OF ASIA 20TH CENTURY MASTERS THE DVD COLLECTION」には未収録だった「GO」のビデオクリップが収録されているのが嬉しいところ。通常、国内製プレイヤーではリージョンコードが異なるので視聴不可ですが、そんなことでへこたれていてはエイジアファンとは言えません。(笑)また各曲の映像も既存の映像よりもきめが細かくクリアです。デジタルリマスターではないと思いますが、オリジナルテープをデジタル化したものと推察されます。ちなみに「時へのロマン」でジョン・ウェットンが、6弦ベースを持って歌っているのが明確に確認できました。「ドント・クライ」は元々クリアな映像ではありませんが、今回はかなりリマスターされているので長年のストレスが解消。ウェットン以外の3人が次々と美女たちの計略に嵌り、お次はいよいよウェットンというところで曲が終わりますが、3人が立ち去るウェットンを見送りながら顔を見合わせてひそひそ笑っているエンディングシーンがその後のエイジアの顛末を示唆しているようです。「偽りの微笑み」のエンディングでウェットンがリッケンバッカーを持っているシーンで、リッケンバッカーの文字がはっきり読み取れます。そして極めつけは「ゴー」のクリップ。金髪に染めたウェットン、髭の毛穴までクリアに見えます。(爆)で、マンディ・メイヤーはビジュアル系だったんですねえ。ぜひ国内盤での再発を望みます。その時はロンドンのウェンブリーアリーナでのライブ映像を使った「孤独のサバイバー」のクリップも付けてほしいです。天下のユニヴァーサルさん、たのんまっせ!
2006.09.20
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エイジア・オリジナルメンバーによる全米公演ツアーも12日目。そろそろ優勝候補も絞られてきたようで…。(って、大相撲のことではないですね?)9月15日、10年前のイエス再結成ライブでも有名なHouse Of Blues(Cleveland, Ohio)でのギグ。<演奏曲目>Pomp and Circumastance, Op.39 No.1 in D major(Intro music)今日もエルガーの「威風堂々」をバックに4人が颯爽と登場。Time Again チームワークがますます良くなりました。今期のベストテイクと言いたいところですが、ウェットン先生、セカンドヴァースで珍しい歌詞飛ばし。Wildest Dreamsこれも完璧なアンサンブル、すっかり安心して聞けます。ウェットンは疲れのせいか、声が枯れ気味ですが落ち着いて歌っています。ドラムソロの途中で意図的に演奏を止めるパーマーに拍手喝采!One Step Closer イントロで一瞬、アンサンブルが乱れます。たぶんダウンズのトチリ…。ハウ&ウェットンのコンビネーションは抜群です。Roundaboutウェットン、絶唱気味に熱唱!(がなりはなし)ツアー当初に比べれば、かなり歌い慣れてきましたが、イエスファンを唸らせるほどではないです。 Without Youハウが「Without You」と紹介する時の情感の込め方が気に入っています。演奏は地味ですが落ち着いていて安心して聞けます。 Cutting It Fine(end with Geoff Downes solo)この曲も大分まとまってきました。ダウンズのソロはいつ聞いても感動的です。 Clap(Long version)ダウンズ、今日はSteve Howeの前に「Mr.」を付けずに紹介。ハウ、いきなりクラップではなく、チューニング的な前奏を奏でます。 Fanfare For The Common Man ウェットン、「Aaron Copeland(アメリカ人)の曲」と紹介。ダウンズとハウのソロバトルは白熱の展開。ウェットン、演奏後に「CP」とパーマーを賞賛。The Smile Has Left Your Eyes 後半盛り上がるところでパーマーのドラム(軽め)が入ります。Don't Cry後半のサビで、演歌歌手の如くがなるウェットン。(笑)パーマー、演奏後に「カモン、JW~」と賞賛。(はっきり言って二人のケンさん、遊んでいます…) In The Court Of The Crimson Kingツアー当初はもつれ気味だったドラミングもタイトになってきました。ヴァースの途中に挿入されるダウンズのおかずが哀愁を帯びています。 Here Comes The Feelingおっ、ウェットンがリキでいません。高音が素直に伸びるようになりました。と、思ったら3番の歌詞で演歌歌手に逆戻り。ハウのリードギターに独特の「泣き」が戻ってきましたよ。エンディングのユニゾンはベース以外は完璧です。 Video Killed The Radio Starダウンズの衣装とウェットンのメガホンマイクに観客は爆笑です。ダウンズのコーラスにいまひとつ元気がないです。ハウ、リードギターでもつれます。 The Heat Goes On(includes CP's drum solo) 完璧なアンサンブルでバンド自体のノリもよし。パーマーのドラムソロはますます長~くなってきました。ダウンズの鍵盤ワークに少々疲れが見えますか。Only Time Will Tell全く不安のない演奏です。ウェットン、高音がきつそうですが上手いです。Sole Survivorウェットン、渾身の力をふりしぼって熱唱です。下痢気味ハウのギターフレーズは悪化の一途です。(笑)(つまり、どんどんよくなっているということね。)<アンコール> Ride Easy ハウのアコギプレイにいろいろなアレンジが加わるようになってきました。ダウンズのピアノとの絡みが最高に良いです。Heat Of The Momentダウンズの参戦でエンディングのソロ合戦が長くなりました。それにしてもパーマー、パワーの持続がすごいです。(ホントに50代?)全体的に疲れが感じられる場面もありますが、バンドとしてのアンサンブルはまとまってきていて、円熟味が感じられるようになりました。
2006.09.19
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イエスやキング・クリムゾン、UKなどで活躍したビル・ブラッフォードが79年にBRUFORD名義で行ったライブが国内盤DVDとして10月20日にアルカンジェロからリリースされます。すでにUK盤で「ロック・ゴーズ・トゥ・カレッジ」というタイトルでリリースされたこの映像は、1979年3月7日、英国オックスフォードでBBCの放送用に撮影されたライブです。バンドのラインアップはビルのほか、吐息系のアネット・ピーコック(vo)、ジェフ・バーリン(b)、後に大ブレイクするデイヴ・スチュワート(key)、そして名手アラン・ホールズワース(g)。この編成でのギグはたった2回しか行なわれていないそうで、今回リリースされるDVDはその2回目を収録したもの。「ロック・ゴーズ・トゥ・カレッジ」(日本語帯・解説付き輸入盤仕様、ARDV-1035 税込\3,675)1. Sample and Hold 2. Beelzebub3. The Sahara of Snow (part one)4. The Sahara of Snow (part two)5. Forever until Sunday6. Back to the Beginning7. Adios a la Pasada (Goodbye to the Past)8. 5G2~5まではUK時代にもスタジオやライブで演奏されていたものなので、ウェットン(or ジョブソン)系UKファンも必携でしょう!
2006.09.18
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初期ジェネシスの楽曲を中心にカバー演奏をしているSIXTROTさんが24日に7回目のライブを行います。四谷のライブハウスOUTBREAK!のトリビュートカヴァー祭「20世紀のレガロス Vol.4」に出演します♪2006年9月24日(日)於 四谷 OUTBREAK!出演バンド(演奏順)SIXTROT (as GENESIS)ROUGH JUSTICE (as Rory Gallgher)TONS OF SOBS (as FREE)前売2000円/当日2500円 ※1ドリンク別500円開場 17:30 開演 18:15SIXTROTは先鋒なので、18:15から出演します。当日18時まで予定がある人は急いで四谷に直行しましょう!(笑)観戦希望者は、直接SIXTROTのHPの掲示板に問い合わせてください。ピーター・ガブリエル在籍時の曲を中心に演奏しているバンドですが、難解な楽曲をいとも簡単そうに演奏してしまう各人の能力がすごいです。たぶん、みなさんプロを目指している(or いた?)のでしょうか?今回も新曲を披露してくれるそうですので期待しております。なお私も2年ぶりに彼(and 彼女)らのライブを観に行く予定ですので、同行希望の方は事前にken_wettonまで、ご連絡いただければ幸いです。
2006.09.17
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オリジナルメンバー4人による全米公演ツアーも11日目。9月13日、Keswick Theater(Philadelphia, PA)でのライブ。<演奏曲>Pomp and Circumastance, Op.39 No.1 in D major(Intro music)今日もエルガーの「威風堂々」をバックに4人が颯爽と登場。Time Againもう全く安心して聞けるようになりました。ウェットン、声がすこしワイルドですが、力強く歌っています。 Wildest Dreamsこれも完璧なアンサンブル。ダウンズのバッキングに余裕が感じられるようになりました。 One Step Closerウェットンの声が大きすぎて(しかも、がなる)ハウの声が聞こえにくい。(笑)それでも二人のハーモニーは抜群です。大学時代にエイジアの1stアルバムを最初に聞いた時、この曲が一番のお気に入りでした。 Roundaboutウェットン、高音が出しにくいようです。もっとキーを下げたほうが良いと思いますが、曲が崩れてしまうでしょう。ハウのギターのみ完璧です。 Without Youこれもほぼ完璧な演奏。ハウのリードギターはいつ聞いても感動します。 Cutting It Fine キーが高い曲なのでウェットンの声が出にくい感じ。ハウもギターのフレーズを完璧に思い出したようです。エンディングのダウンズのソロは一部サンプリングを使用していますが、今まで聞いた中でも特に感動的なアレンジになっていると思います。Steve Howe solo-Clap個人的にはもう聞き飽きているので、^^;日替わりメニューで演奏してもらいたいなあ。 Fanfare For The Common Man「アメリカ人の作曲による曲」とウェットンが解説してスタート。ハウとダウンズのソロバトルは日増しにヒートアップしています。 今日はキース・エマーソン化してきたダウンズに軍配を上げようかなあ。(笑)The Smile Has Left Your Eyes*ウェットン、よく聞くと毎日歌い方を微妙に変えているようです。 Don't Cry* 歌いこむほどによくなって行く感じです。In The Court Of The Crimson King オーディエンスの歓声を手玉にとって遊ぶパーマーのMCでスタート。歌メロ途中のダウンズのおかずがとてもよいフックになっていると思います。Here Comes The Feeling ウェットン、どうして演歌歌手のように力んで歌うのか理解不能です。全体の演奏はかなりよくなっているので、ちょっと残念です。エンディングの早弾きはダウンズの音しか聞こえないような…。(笑)Video Killed The Radio Star メガホンマイクに観客は大うけ。演奏はいまだ荒っぽい感じで、プログレファンには歓迎されそうもない。下世話なパンクロックに聞こえてしまうんですよね。The Heat Goes On / Carl Palmer drum solo ダウンズのシンセワークがスタジオ版に近づいてきました。ハウも歌メロの合間に挿入するフレーズを思い出してきたようです。パーマーのドラムソロは少しずつ長めになってきました。Only Time Will Tell ここからはヒット曲の連続、オーディエンスの歓声もさらに大きくなります。Sole Survivorこの曲の良さはハウのギターワークに尽きます。これはキルミンスターもミッッチェルも出せなかったテクです。ダウンズのシンセも宙を舞う感じで心地よいです。アンコール: Ride Easy* アコースティック演奏ですが、情感にあふれたウェットンのヴォーカルが秀逸。ウェットン、2番の歌詞を微妙に変えて歌っています。今日は「mornings through to evenings through to mornings」と逆パターン。(笑)Heat Of The Momentダウンズがハウのソロ中にショルダーキーボードで参戦するのはよいのですが、いまひとつフレーズがぴったり合いません。改善の余地あり。 *アンプラッグド演奏エイジア: John Wetton: Bass, vocals Steve Howe: Guitar, vocals Geoff Downes: Keyboards, vocals Carl Palmer: Drums 終演後のサイン会には4人とも登場。カール、列を作って並んでいるファンに話しかけたりしていました。
2006.09.16
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イエスのジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが10月から行う予定だったイギリスツアーをキャンセルしました。ジョンのコメントによれば、プロモーターとの契約問題で二人の代理人の労力にもかかわらず残念ながらキャンセルとなったとのこと。二人は来年の早い時期にツアーを再計画するそうです。しかし、お暇なクリス・スクワイアを招き入れてイエスを再開しようなんてことにならないか心配です。
2006.09.15
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エイジアのオリジナルメンバー4人による全米公演ツアーも10日目。ウェットンの歌声は天高く舞い、ハウのギターは蜂の如く急所を刺し、ダウンズの鍵盤は豪華絢爛、パーマーの太鼓は地を揺らす。9月12日、名所Count Basie Theaterでのライブ。(Red Bank, NJ) <セットリスト>Pomp and Circumstance, Op.39 No.1 in D major(Intro music)エルガーの「威風堂々」をバックに4人が颯爽と登場。 Time Again一糸乱れぬ、完璧なアンサンブル。ツアー初めの頃から比べれば、格段の進歩です。ハウのリードギターにも余裕が感じられるほど。 Wildest Dreamsリズムが全く乱れません。ウェットンのヴォーカルは少々疲れも感じさせます。が、上手いです。パーマーのドラムはリズムと格闘しているみたいです。 One Step Closer16分音符のユニゾンも息がぴったり合っています。ハウ&ウェットンのハーモニーがゆったりしたテンポとマッチしています。ハウもリードギターのフレーズを完璧に思い出したのか、もう間違えません。演奏が終わると同時に思わず「ハウ!」と叫んでしまいました。(って、違?) Roundabout(YES)ツアー当初よりは大分まともに聞けるようになりました。(笑)ウェットン、高音域ではちょっと苦しそうです。パーマーのドラムはリズムキープに難がありますが、力強いです。Without Youイントロの鍵盤、音がもっと暗くなりませんかねえ。ウェットン、高音が苦しそう。ちょっと歌詞忘れも…。^^;でもアンサンブルは完璧です。 Cutting It Fineハウのギターワークが冴え渡ります。リズム隊のコンビネーションも抜群。エンディングのダウンズのソロパートは感動的。 Steve Howe solo-Clap うーん、またクラップですかあ。いいかげん「Sketches In The Sun」を弾いてくれないかなあ。(笑)Fanfare For The Common Man オーディエンスの歓声がひときわ大きいです。ハウとダウンズのソロ合戦はますますヒートアップ。ウェットンの裏メロ(ベース)も隠し味として作用。ダウンズとパーマーのコンビネーションもよくなりました。The Smile Has Left Your Eyes*ウェットン、アコギでの弾き語り。上手いです。ハウのスティールギターも良い味を出しています。 Don't Cry* ウェットンの歌い方に力みがなくなりました。タンバリンを叩くパーマー、おちゃらけた感じです。In The Court Of The Crimson Kingこの曲も大歓声で迎えられます。歌メロの合間に入るダウンズの隠し味的鍵盤がいいですね。それにしてもこの曲が4分半で終わるなんて…、短すぎる。Here Comes The Feeling この曲も自然と聞けるようになりました。ウェットン、力まず歌えるようになりました。ハウのギターワークも全盛期に近づきました。が、エンディングのフレーズはダウンズに任せて手抜き。(爆)Video Killed The Radio Starメガホンマイクを手にとって歌うウェットンに相変わらず笑いの渦。オーディエンスも一緒に歌うなど、この会場の一体感は群を抜きます。 The Heat Goes On / Carl Palmer drum solo かなりこなれた演奏になってきました。カールのソロも快調です。Only Time Will Tellウェットン、出だしから気持ち良さそうです。90年の演奏スタイルとエンディングが異なります。(観客に歌わせないで静かに終わるパターン。)Sole Survivorシンセの音がますます豪華絢爛になってきました。ハウのワウ多用ギターフレーズは下痢をしているような感じ。 アンコール: Ride Easy* 情緒あふれるアコースティック演奏が名曲を引き立てます。Heat Of The Moment ウェットン、3番の歌詞を思い出せず2番を再び歌う。オーディエンスと一緒に盛り上がる演奏は文句なしに良い。ジェフは久しぶりにショルダーキーボード「Keytar」を持って、ハウとソロ合戦を展開!*アンプラッグド演奏 <エイジア>John Wetton: Bass, vocals Steve Howe: Guitar, vocals Geoff Downes: Keyboards, vocals Carl Palmer: Drums ウェットンはやはり疲れていたのか、終演後のサイン会に姿を見せませんでした。
2006.09.14
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何度も買わされている人は怒るかもしれませんが、^^;飢餓に苦しむアフリカの貧しい人々に救いの手を差しのべようと、アメリカのトップ・アーティストが大同団結して合唱した「ウィー・アー・ザ・ワールド」がなーんと約17年ぶりにDVDとのカップリングで再発されるそうです。この曲のCD盤は1985年に一度発表されただけ。当時はアナログからCDへの移行期であった関係上、CDはほとんど売れずに、89年頃にはアメリカでの製造が終了してしまい、輸入盤に帯と解説をつけて販売していた擬似国内盤も絶版に。しかし、昨年、特別編集版DVD「20周年アニバーサリィ」を日本でリリースしたドリームタイムエンタテインメント社が、USA for AFRICA財団にCD化を打診。すると同社の弁護士は、20年後の今でも現役で活躍しているメンバーの一人一人に音源化の許諾を申請するのは、物理的に不可能であると断わったそうです。しかしダメもとで「シングルDVDにDVD音源を使ったCDが付いている」という提案が見事に通って今回のリリースが実現したというわけ。89年の製造中止以来、約17年ぶりにCDとして復活し、またシングルCDとしては世界初の作品としてリリースされます。またDVD「We Are The World~USA for AFRICA」(JPBR-11801 \1,980(税込))には「ウィー・アー・ザ・ワールド」のカラオケを含む全2曲がDVDとCDともに収録。発売はドリームタイムエンタテインメント(販売:ハピネット)からで9月29日に予定されています。それにしてもいろいろ難しい問題があるんですねえ。参加者があまりにも多岐にわたっているためでしょう。思えば私もビデオテープが擦り切れるほど、毎日毎日、視聴しましたっけ…。「We Are The World~USA for AFRICA」(JPBR-11801 \1,980(税込))<DVD>01. We Are The World~USA for AFRICA (ビデオクリップ)02. We Are The World~USA for AFRICA(カラオケ ビデオクリップ) 片面一層/4:3スタンダードサイズ/13分/音声01:ドルビーデジタル2.0ch/02:ドルビーデジタル5.1ch <CD>01. We Are The World~USA for AFRICA02. We Are The World~USA for AFRICA(カラオケ) *収録時間:約13分カラオケ付き~♪
2006.09.13
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エイジアのメンバー4人が8月24日、ニューヨークのSirius Satellite Radioに出演してインタビューに答えながら3曲をアコースティックで演奏しました。<演奏曲>Ride EasyThe Smile Has Left Your EyesDon't Cryライブでもこのスタイルで演奏しています。それにしても「ライド・イージー」はイントロからしてICON収録曲「God Walks With Us」にそっくりです。(今頃、気付いた?)でも欲を言うならライブではエレクトリックヴァージョンで演奏してもらいたい曲の数々ではありますね。
2006.09.12
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エイジアのジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズによるICONプロジェクトの第2弾「ICON II - RUBICON」(MICP-10616)が、10月25日、MARQUEE/AVALONレーベルからリリースされます。10月の来日公演に合わせた新作リリース。<収録曲>1. The Die Is Cast 2. Finger On The Trigger 3. Reflections (Of My Life) 4. To Catch A Thief 5. Tears Of Loy 6. Shannon 7. The Hanging Tree 8. The Glory Of Winning 9. Whiripool 10. Rubicon 11. The Harbour Wall (Bonus Track) ヨーロッパ盤はFrontiers Recordsから11月10日にリリースされるそうです。Melodic Rockの情報よりIn Geoff Downes words: "John and I had to face and cross our individual Rubicons during critical moments in our lives when circumstances and fate entangled, obliging us to face defining moments of truth.Both of us realized that having examined our choices, it resolved to there being no choice at all.These experiences reminded us of an analogous set of historical circumstances faced by Julius Caesar in 49BC, similar in scope if not in scale, similar in style if not in substance.Inevitably our creative antennae were tweaked.The follow up to Icon should reflect autobiographical experience set against historical scenery."このジェフの説明でアルバムタイトルの意味が判明しましたね。ちょっと大げさなような気もしますが、過去を振り切って新たにスタートする覚悟が伝わってきます。参加ミュージシャンはウェットン・ダウンズのほかに、Steve Christey (Jadis drums)John Mitchell (Arena, Kino guitars)Hugh McDowell (ELO)Anneke van Giersbergen (The Gathering)→ 「To Catch a Thief」と「Tears of Joy」でジョンとデュエットKatie Jacoby(15歳の天才バイオリニスト)
2006.09.11
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元イエス~エイジアのスティーヴ・ハウと元ジェネシスのスティーヴ・ハケット、そして現エイジアのジェフ・ダウンズがプロデュースというフレコミで1986年にリリースされた「GTR」のデビューアルバムが、紙ジャケ・新規リマスター仕様でWHDから再発されました。<収録曲>1. ハート・マインド 2. ハンター 3. ヒア・アイ・ウェイト 4. スケッチ・イン・ザ・サン 5. ジキルとハイド 6. ゲット・スルー 7. リーチ・アウト 8. トー・ザ・ライン 9. ハケット・トゥ・ビッツ 10. イマジニング 数年前にリマスター盤(輸入)がリリースされましたが、今回の再発盤もかなり音が改善、向上しているようです。ギターの演奏方法やサウンド作りにおいてもスタイルが異なるダブル・スティーヴの狙いはギターオリエンティッドなオーケストレーション的サウンドの実現にあったようですが、ハイトーンヴォイスが冴えるマックス・ベーコンの起用で、サウンドがとても立体的に聞こえます。シングルカットされた1,2をはじめ、ハウが「エイジア・イン・エイジア」(武道館)で披露した3や、ハケット節が炸裂する9からハードな10への流れなどが感動的。ただし、このバンドにギタリストが二人も必要なのかは疑問で、ハケットがツアー後に脱退してしまったのも頷ける話。エイジアや90125イエスの二番煎じではあるけれども、80年代以降のメロディアスハードロックに大きな影響を与えました。
2006.09.10
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やっと判りました!何かって言うと今回のエイジア全米公演のライブ前にかかるBGM。エルガーの軍隊行進曲『威風堂々』(作品39 第1番 ニ長調)です!(クリックで試聴できます)全部で5曲ある威風堂々のうち、一番人気のあるのが第1番だそうで、1901に作曲され、同年10月にリヴァプールで初演されたそうです。時の英国国王エドワード7世はエルガーを絶賛。国王が絶賛したトリオ(中間部)の美しいメロディには、A.C.ベンソンの詩が付けられて『希望と栄光の国』として、エドワード7世の『戴冠式領歌(作品44)』の第7曲終曲に使われ、今では独立した歌曲に編曲され、イギリスの第2の国歌として愛唱されている。エイジアの4人がステージに登場するのは、「希望と栄光の国」に変わるところ。スティーヴ・ハウが言うところの「Real ASIA」の登場に相応しい、黄金のメロディといえるでしょう。
2006.09.09
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エイジア・オリジナルメンバーによる全米公演も7日目。ニューヨークはNokia Theaterで2日間のライブ。前半戦のヤマ場と言った所でしょうか?9月8日演奏曲目(Setlist) Time Again Wildest Dreams One Step Closer Roundabout (Yes) Without You Cutting It Fine-Geoff extended solo at end Steve Howe Acoustic Solo- The Clap Fanfare For The Common Man (ELP) The Smile Has Left Your Eyes Don't Cry Court Of The Crimson King (KC) Here Comes The Feeling Video Killed The Radio Star (Buggles) The Heat Goes On (Carl's Drum Solo worked in) Only Time Will Tell Sole Survivor (アンコール) Ride Easy Heat Of The Momentウェットンの声はますます冴えて、バンドの演奏も良好。オーバープロデュース気味のオリジナルアルバムのサウンドよりも今の演奏のほうが落ち着いていて良いという感想も…。9月9日演奏曲目Time Again Wildest Dreams One Step Closer Roundabout (Yes) Without You Cutting It Fine-Geoff extended solo at end Steve Howe Acoustic Solo- The Clap Fanfare For The Common Man (ELP and a complete jam) The Smile Has Left Your Eyes Don't Cry Court Of The Crimson King (KC) Here Comes The Feeling Video Killed The Radio Star (Buggles) The Heat Goes On (Carl's Drum Solo worked in) Only Time Will Tell Sole Survivor (アンコール) Ride Easy (acoustic) Heat Of The Momentライブ公演写真集
2006.09.09
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エイジア・オリジナルメンバーによる全米公演も6日目。オーディエンスからは絶賛の嵐!ともかくジョン・ウェットンの声が良いという評判です。(キー下げの効果大?)2006.9.7Avalon Ballroom(Boston, MA)<演奏曲>Pomp and Circumstance, Op.39 No.1 in D major(Intro music)今日もエルガーの「威風堂々」をバックに4人が颯爽と登場。Time Again Wildest Dreams One Step Closer Roundabout Without You Cutting It Fine Steve Howe solo-Clap Fanfare For The Common Man The Smile Has Left Your EyesDon't CryIn The Court Of The Crimson King Here Comes The Feeling Video Killed The Radio Star The Heat Goes On / Carl Palmer drum solo Only Time Will Tell Sole Survivor <アンコール> Ride EasyHeat Of The Momentそんな中で、ライブ終了後に必ずファンへのサインに応じているジェフ・ダウンズが以下のような声明を発表しました。Geoff dropped us a line to pass along his sincere thanks to everyone for their support thus far on the reunion tour. He said that the crowds have been absolutely amazing, with sold out shows and great ticket sales beyond their expectations.And he wanted to say thanks as well to everyone who stopped by after the shows to say "Hi" when he was signing at the merchandise table.There is no guarantee of doing this at all shows, but he hopes to see as many people as possible. If you have an upcoming show in your area, be sure to bring along family and friends. It is a great evening of entertainment. ジェフといえば、前回ローランド主催のイベントに参加した時にもファンとの交流を大事にしていましたね。今回のツアーでもカールと共にライブ後は会場でファンとのコミュニケーションを楽しんでいるとのことです。エイジアの暖簾を守り続けてきたジェフならではの暖かいコメントだと思います。Boston Globeの記事
2006.09.08
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ロック専門インターネットラジオ局のPLANET ROCKが、リスナーからの投票を元に発表した「偉大なギターソロ」の順位です。(太字はプログレ系)1.Pink Floyd, Comfortably Numb2.Guns n Roses, Sweet Child of mine3.Lynyrd Skynyrd, Freebird4.Van Halen, Eruption5.Guns n Roses, November Rain6.Led Zeppelin, Stairway To Heaven7.Dire Straits, Sultans Of Swing8.Jethro Tull, Aqualung9.Eagles, Hotel California10.Deep Purple, Child In Time11.Queen, Brighton Rock12.Jimi Hendrix, All Along The Watch Tower13.Deep Purple, Highway Star14.Wishbone Ash, Throw Down The Sword15.Ozzy Osbourne, No More Tears16.Cream, Crossroads (live)17.Guns n Roses, Paradise City18.Led Zeppelin, Since I've Been Loving You19.Ten Years After, I'm Going Home (Woodstock)20.Jimi Hendrix, Voodoo Chile (Sight Return)21.Led Zeppelin, Dazed and Confused 22.Neil Young, Like a Hurricane23.Rush, Working Man24.Bon Jovi, Dry Country25.Pink Floyd, Time26.Rainbow, Stargazer27.Bon Jovi, Wanted (Dead Or Alive)28.AC/DC, Let There Be Rock29.Thin Lizzy, Still In Love With You30.Gary Moore, Still Got The Blues For You31.Metallica, The Unforgiven32.Iron Maiden, The Trooper33.UFO, Rock Bottom34.Ozzy Osbourne, Mr Crowley35.AC/DC, Whole Lotta Rosie36.Deep Purple, Smoke On The Water37.Frank Zappa, Willie The Pimp38.Led Zeppelin, Whole Lotta Love39.Jimi Hendrix, Hey Joe40.Thin Lizzy, Emeraldフロイドの2曲、いずれもデヴィッド・ギルモアの泣きのソロですね。で、一番多くランクインしているのはリッチー・ブラックモアとジミー・ページ、ジミー・ヘンドリックスでしょうか?
2006.09.07
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「グレッグ・レイク / ライヴ・イン・コンサート 2005」をリリースするなど、順調にライブ公演を続けていた元ELPのヴォーカリスト兼ベーシストのレイクが、今年のライブ日程をすべてキャンセルすると発表しました。オフィシャルサイトで発表されたグレッグの声明によれば、キャンセルの理由はやる気が失せたとか、バンドや彼自身の能力不足などではなく、グレッグの手も届かない不可抗力的な問題で、ツアーをこれ以上マネージメントできなくなったとのこと。来年早々にはツアー日程を組みなおすそうなので、ひそかに来日公演も期待していましょう!
2006.09.06
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オリジナルメンバーによるエイジアの全米公演も5日目。特に目立つのはウェットンの声が、アトランティックシティのライブ(2日目)よりもはるかに良くなっていること。今後、高音部が自然と伸びるようになれば、全盛期に近づいたとの評価も聞けることでしょう。イエスの「ラウンドアバウト」をカバーしているおかげで、ジョン・アンダーソン効果(?)が出てきたのかも。(笑)(参考までにジョン・アンダーソンは歌えば歌うほど声が良くなるそうです。)Fox Theatre Foxwoods Casino Mashantucket, CT September 3, 2006 エイジアのメンバー: John Wetton: Bass, vocals Steve Howe: Guitar, vocals Geoff Downes: Keyboards, vocals Carl Palmer: Drums 01. Intro [2:37] 曲名、まだ判りません。日本に帰る時まで思い出せるかな…。(ナンチャッテ?)02. Time Again [5:00]ギターとキーボードのタイミングも合うようになってきました。ダウンズのシンセの響きがずいぶん良くなりました。ウェットンのヴォーカルも落ち着いていてサイコーです。 03. Wildest Dreams [5:32]この曲はいつ聞いてもカッコイイと思います。キーを下げた効果か、ウェットンも楽に声を出している感じ。カールのドラミングに熱気と歌心を感じます。ダウンズがサンプリングしたコーラスを出すタイミングも良くなりました。 04. One Step Closer [4:46] ウェットンがMCで「スティーヴと書いた曲」と紹介。ハウ&ウェットンのコンビネーションが良くなってきました。コーラス部ではダウンズも歌っていて音が分厚くなりました。(でも誰か歌詞を間違えている…)なんか私も演奏したくなってきましたよ…。(笑)05. Roundabout [9:04] ウェットンのヴォーカルが安定してきました。でも演奏自体はイエスと比べると地味です。(ハウ以外)06. Without You [5:50] この曲はハウのお気に入りだそうです。今度はハウが「ジョンと書いた曲」と紹介。07. Cutting It Fine / Geoff Downes solo [6:31] だいぶ演奏にまとまりが出てきました。08. Clap [5:11] 演奏が長めになりました。中間部に「カクタス・ブギー」風フレーズが織り込まれています。09. Fanfare For The Common Man [7:22] ハウ&ダウンズのソロバトルも熱を帯びて火花が散りそうです。10. The Smile Has Left Your Eyes [3:49]* エンディングのコーラスリフレイン部で、ウェットンの新アレンジ(Now It's too late you realise.のところ)が聞けます。11. Don't Cry [5:03]* ゆったりと始まって、サビの所でオリジナルのスピードになるパターン。12. In The Court Of The Crimson King [4:54]カールがMCでキング・クリムゾンの名曲だと紹介。 13. Here Comes The Feeling [6:15] とても良い演奏になってきたと思いますが、ハウ師匠がエンディングのフレーズで躓いてしまい台無し。14. Video Killed The Radio Star [4:43] ウェットン、メガホンマイクを持って歌い出し、オーディエンスの笑いを誘います。15. The Heat Goes On [9:24]ウェットンのベースフレーズがだんだん90年のモスクワライブに近づいてきました。カールのドラムソロが長くなりました。シャツ脱ぎはしていません。 16. Only Time Will Tell [4:51]エンディングでダウンズがなつかしいフレーズを弾きました。 17. Sole Survivor [8:34] バンドのノリが大分良くなってきました。ハウのワウワウフレーズ全開です。18. Ride Easy [5:34]*聞けば聞くほど良い曲だなと思えるようになりました。ウェットン、歌詞を間違えなくなりました。^^; 19. Heat Of The Moment [7:23] ハウのギターソロはさすがなのですが、その裏でベースソロをかますウェットン!82年のデビューツアーを思い出しますね。が、ハウのソロ中にウェットンが歌って曲を終わらせてしまうなど、エンディングがちょっと不自然でした。*アコースティックヴァージョンで演奏全体的にバンドの一体感が出てきました。さすがプロは違います。(笑)
2006.09.05
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オリジナルメンバーによる全米ツアーが好調なエイジア。今回のツアーではメンバーが過去に所属したバンドの曲が演奏されていますが、なかでもバグルスのヒット曲「ラジオスターの悲劇」で、ジョン・ウェットンがラジオから聞こえてくる声を出すためにメガホンマイクを使って歌っているのですが、オーディエンスの笑いを誘っています。ジェフ・ダウンズも黒のサングラスにシルヴァーのスーツを着て、コーラス部ではヴォコーダーで歌ったりしています。スティーヴ・ハウのリードギターや、カール・パーマーもニューウェーブ風ドラミングも珍しい。この映像は、ハウのソロタイムで「クラップ」。もっともファンの間では「Sketches In The Sun」を弾いてほしいという意見が80%以上にのぼっているようです。で、この映像は、ウェットンをフィーチュアした「クリムゾンキングの宮殿」。 さらにエイジアの曲で「時へのロマン」。 ウェットンが指弾きでベースを弾きながらエイジアの曲を演奏するのは珍しい。いずれも全米公演2日目、Grand Cayman Ballroom Trump Marina Casino Atlantic City, NJからの映像です。
2006.09.04
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ロックミュージシャンを夢見る若者達のための教育機関、「Paul Green School of Rock Music」にジョン・ウェットンが参加してThe Nightwatchを演奏しています。(画像クリックで映像スタート!)ウェットンはソロのライブでこの曲をアコギで演奏していますが、これは途中からオリジナルヴァージョンの演奏になり、ロバート・フリップのギターソロを完璧に弾きこなしている女性ギタリストがすごいですね。
2006.09.03
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オリジナルメンバーによるエイジアの北米ツアーも4日目、9月2日、Seneca Niagara Casino - Niagara Falls, NYで行われたライブのセットリストは以下の通りです。 <演奏順>Time Again Wildest Dreams One Step Closer RoundaboutWithout YouCutting It Fine - Geoff Downes extended solo at end Steve Howe Acoustic Solo - The Clap Fanfare For The Common ManThe Smile Has Left Your Eyes Don't Cry Court Of The Crimson King Here Comes The Feeling Video Killed The Radio Star The Heat Goes On (Carl's Drum Solo worked in) Only Time Will Tell Sole Survivor アンコール Ride Easy Heat Of The Moment前日と変動ありませんが、「Without You」の後にはやはり「Cutting It Fine」ですね。ジェフ・ダウンズ、ラジオスターの悲劇の演奏中は銀色のジャケットにサングラスという出で立ちで登場。バックコーラスはサンプリングでジェフが操作しています。地元ウェブニュース「The Buffalo News」に掲載されたレヴュー。ところで、8月23日、アメリカのラジオ番組「Rockline」に4人が出演したときの音源がこちらで聞けますよ。(ダウンロード可)
2006.09.03
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オリジナルメンバーによるエイジアの北米ツアーも3日目、9月1日、Penns Peak(Jim Thorpe, PA)で行われたライブの模様です。この日は4人のチームワークもかなり良くなり、各メンバー共にベストな状態でのライブでした。<セットリスト>Pomp and Circumastance, Op.39 No.1 in D major(Intro music)エルガーの「威風堂々」をバックにハウ、パーマー、ダウンズ、ウェットンのオリメンエイジア4人が登場。Time Again大分まとまりがでてきました。中間部のタイミング合わせにまだ苦しんでいる様子。 Wildest Dreamsダウンズのバッキングがとても良い感じです。パーマーのドラムロールはさすがです。ウェットン、やや声が枯れているますが気持ち良さそうに歌っています。 One Step Closer ウェットンのべースが重くてバスドラの音と区別がつかないほど。しかしパーマーとのコンビネーションは抜群に良いです。ハウのエンディングのギターソロも完璧です。Roundaboutパーマーの曲紹介に観客が沸きます。4人のチームワークが取れてきたし、ウェットンも自己流で歌えるようになってきました。これはこれでよいのかも…。(イエスファンはご立腹?)Without Youダウンズもパーマーも参加していないエイジア結成初期に作られた曲なので、とても古い曲だよとハウが紹介。ウェットンも力まずに歌っているので、声も聞きやすい。 Cutting It Fineウェットン、出だしで歌詞が飛んでしまいます。それにしてもダウンズはヴォコーダーで何と言っているのでしょうか? Clap ダウンズのMCでハウのソロタイムに入ります。Fanfare For The Common ManウェットンのMC「カールの過去から…、当ててごらん?」でスタート。ハウとダウンズのソロ合戦の裏でウェットンもベースソロを展開。The Smile Has Left Your Eyesオーディエンスもウェットンの歌に合わせて唄っています。ハウのリードギターがいまひとつ雰囲気を出せていません。 ウェットンの歌唱は今までで最高だと思いました~。Don't Cry しっとりとした出だしがこの曲の優しさを演出します。オーディエンスもいっしょに歌っています。演奏終了後、パーマーが「ジョン・ウェットゥン!」と賞賛。In The Court Of The Crimson King 「みんな落ち着いて良く聞けー」と笑わせるパーマーのMCでスタート。この曲を選択したのはクリムゾンの代表曲だから…?Here Comes The Feelingウェットン、力を抜いて歌えるようになりました。エンディングもばっちり決まりました。 Video Killed The Radio Star再びパーマーのMCでスタート。ウェットンのメガホンマイクにやはり笑いが…。 The Heat Goes On 一糸乱れぬ凄まじい演奏。とてもノリが良い曲で、カールのソロがすさまじい。Only Time Will Tell イントロ出だしの音が異常でしたが、すぐ修正。もう余裕で演奏している感じです。エンディングは「But there is no one you can use now」で終わります。Sole Survivorこれも一糸乱れぬアンサンブルが光りました。オーディエンスもいっしょにハモります。貫禄です。 ウェットン、絶好調です!<アンコール>Ride Easyアコ-スティック・ヴァージョンでの演奏。ハウのリードギターも冴えています。Heat Of The Momentハウのギターソロは昔のライブで弾いていたメロディライン。懐かしくなりました。<演奏者>ジョン・ウェットン: ベース、リードヴォーカル スティーヴ・ハウ: ギター、ヴォーカルジェフ・ダウンズ: キーボード、ヴォーカル カール・パーマー: ドラムス
2006.09.02
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オリジナルメンバーによるエイジア全米ツアー2日目、セットリストに「ヒート・ゴーズ・オン」が追加されました。Grand Cayman Ballroom Trump Marina Casino Atlantic City, NJ August 31, 2006 Intro music「威風堂々」がBGMでかかるなか、4人がステージに登場…。 Time Again リズム隊は良しとして、イントロからハウとダウンズのコンビネーションがイマイチ。特にハウ、がんばれーと言いたくなる位。ウェットンのヴォーカルは前日からの疲れか、少々枯れ気味。Wildest Dreamsどうも変だと思ったら、キーが半音下がっているんですね。 One Step Closer ウェットンとハウのダブルヴォーカルは昔のまま。ハウ先生、エンディングのフレーズをなかなか思い出せないようで苦戦気味。Roundaboutイエスでさえ最近はショートヴァージョンなのに、こちらは中間部も完璧に演奏。ウェットン、さすがにジョン・アンダーソンのような高音は出せぬも健闘している。でも歌詞を正しく覚えていないようで…。^^;パーマーのドラムはビル・ブラフォードをコピーしている感じ。Without You ウェットンのヴォーカルは枯れ気味ですが、それがかえって良い効果を生んでいる?Cutting It Fine / Geoff Downes keyboard soloさすがのウェットンもオリジナルのベースラインを弾きながら歌うことは難しいようです。コーラス部(カティンイッファイン~)はオリジナルを若干アレンジしています。エンディングはもちろんジェフのソロ。サンプリングも使っているようです。Steve Howe solo-Clap相変わらず上手いですねー。でもどうせなら「Sketches In The Sun」を弾いてほしかった。Fanfare For The Common Man イントロが始まるや会場内ではどよめきと笑いが…。ダウンズによるキース・エマーソンのコピーがどうなるかと心配したが、ハウとのコンビでソロパートをアドリブで演奏するなど大健闘。(休憩はありませんでした)The Smile Has Left Your Eyes*アコースティックヴァージョンですが、ハウのギターが入ると一味違う。後半のリフレイン部はウェットンがアレンジして歌う。Don't Cry*こんなゆったりしたテンポで歌うとカントリーソングみたいになるなあ。 In The Court Of The Crimson Kingキーが低いのでウェットンも楽々こなしている感じ。フルートパートはハウがギターでカバー。でもどうしてこの曲なの…という印象は否めません。 Here Comes The Feelingハウのギター、あぶなっかしいー。(笑)ウェットン、そんなにがならなくても良いのに…。 Video Killed The Radio Starなんとウェットンがリードヴォーカルを担当。メガホン使用で大笑い。コーラス部ではダウンズもヴォコーダーで参戦。ハウもリードギターで応戦。このメンツでのフル演奏は貴重かも…。 The Heat Goes On / Carl Palmer drum soloカールのシャツ脱ぎドラムソロが聞きたいというファンの切実な要求に応えたもの?でもやけに短いドラムソロでシャツ脱ぎはなし。(爆)ジェフのソロは新しいアレンジか?ハウのギターは昔のまんまで、これは良し。Only Time Will Tell 今日のライブの中では一番、安心して聞けた。やはりハウのギターでないと、この曲の切ない感じが伝わらない。エンディングが普通に終わる感じ。Sole Survivor ハウのワウペダル多用フレーズが久しぶりに聞けて感動!でも少しもつれ気味?ウェットンのヴォーカルも安心して聞ける。アンコール: Ride Easy* アンプラッグドのほうが曲の雰囲気が出ていてグッド。ハウのアコギ(マンドリン?)も華麗。ウェットン、最後は歌詞を間違えて支離滅裂。(気持ちはわかります、爆)Heat Of The Momentハウのギターにもう少し切れ味があっても良かったかな。久しぶりに聞くハウのギターソロ、流石。終わったと見せかけて観客に歌わせるエンディングは健在。*アコースティックヴァージョンで演奏 全体的にもう少しこなれてくればDVDリリースも可能でしょう。ウェットン、正直言ってこのツアーを乗り切れるのかどうか心配です。4人の中で一番好調なのは、やはりカール・パーマーですね。
2006.09.02
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プログレ界のエモヤン(?)こと、元ジェネシスのギタリスト、スティーヴ・ハケットも11月に来日公演を行います。今回はフルバンドではなくアコースティックライブのようですが、11/24(金)ブルーノート名古屋 予約開始日9/22(金)[メンバーズクラブ会員9/15(金)予約受付開始]ミュージックチャージ8,000円11/27(月)ブルーノート大阪 予約開始日9/27(水)[メンバーズクラブ会員9/20(水)予約受付開始]ミュージックチャージ8,000円の2公演のみ決まっています。東京はまだ未定ですが、いずれ発表になるでしょう。同行メンバーは実弟(?)のジョン・ハケット(フルート)、そしてロジャー・キング(キーボード)。ハケットファンはもちろん、ジェネシスファンは必聴ですね!
2006.09.01
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