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ほとんど私の独占状態でしたが、
最近は年齢、性別に関わらず…(笑)、
いろいろな方が書いてくださるのでうれしく思います。
というわけで、ただいま聞いているのが、
「キング・クリムゾン真・紅伝説~
21世紀のキング・クリムゾン・ガイド Vol.1 1969-1974」
どうせ91年にリリースされた「紅伝説」の出直しなんでしょ~?
などと侮っていると、とんだ墓穴を掘ることになります。
ちなみにタイトルは、よく「虹(にじ)伝説」と間違われますが、
「くれない(紅)」ですので間違われませんよう…。
かくいう私も数年間、「にじでんせつ」だと思っていました。(大汗)
で、91年盤との大きな違いは「宮殿」の音。
過去にリリースされたものは問題外だし、
今年、ユニヴァーサルから再発された紙ジャケ盤よりも、
はるかに音が良い。
聞くところによれば、
ロバート・フリップがヴァージンの倉庫で発見した
オリジナルのマスターテープ音源らしいですが、
我が家のオンボロ・ミニコンポでも明確な違いが判りました。
「21世紀のスキッツォイドマン」のむさくるしいほどの音圧、
イアン・マクドナルドの名曲「風に語りて」のフルートと、グレッグ・レイクとのはもり、
「エピタフ」と「宮殿」の洪水のようなメロトロン、
「ムーン・チャイルド」の荒涼感、
すべてにおいて新鮮かつ神聖な感動が味わえます。
微妙な編集も所々でされているようです。
<CD-1>
「ムーン・チャイルド」は91年版とは異なり、エンディングを加えた新規エディット。
「キャット・フード」はシングルではなく、アルバム・ヴァージョン。
91年版ではエイドリアン・ブリューに差し替えられていた
「ケイデンスとカスケイド」はゴードン・ハスケルによるオリジナル。
「ポセイドンのめざめ」は、グレッグ・レイクのヴォーカルをきれいに抜きとった
カラオケヴァージョン。(歌えってこと?)
「ピーコック物語のボレロ」もハスケルがベースを弾くオリジナル・ヴァージョン。
<CD-2>
91年版ではオミットされていた「アイランド」編成期のライブ音源が5トラック収録。
「アースバウンド」収録音源のうち「グルーン」と「スキッツォイドマン」は、
エディット・ヴァージョン。
<CD-3>
「太陽と戦慄パート1」は3分弱も短縮されたヴァージョン。
「スターレス」は、ウェットンの作曲したヴォーカル・パートのみの91年版と同じ。
<CD-4>
初公開のインプロ「アウグスパーク」(73/3/27)収録。
前曲「隠し事」(73/10/23)から連続するように編集されている。
ざっと、こんなところでしょうか。
ファースト以外の音源もリマスターされていて、
既存のものと聞こえ方が違うような気が…。(笑)
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