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ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズによる双頭バンド、
「アイコン」の東京公演(原宿アストロホール)を見てきました。
エイジアの黄金期の楽曲と本日リリースされた新作「ルビコン」の曲(3曲)を
最高のパフォーマンスで披露してくれました。
筆者はセカンドステージからの参戦ですが、
友人の協力でファーストステージの音源を入手しましたので、
それを元にレビューを書かせていただきます。
狭いステージは、左からジェフ・ダウンズ、ジョン・ウェットン、
ジョン・ミッチェルで、後方にドラムのスティーヴ・クリスティ。
Pane Bruno" (intro)
まさに前菜ともいえるウェットンのハーモニカと
ジェフのオルガンによるのどかなインスト曲でスタート!
サンサーンスの曲らしいですが…題名は思い出せず…。^^;
Don't Cry
(エイジア「アルファ」から)
ジェフのイントロが鳴るや、オーディエンスは歓声と拍手で応えます。
スティーヴ・クリスティのドラムの入りタイミングが微妙にずれる。
キーが半音下がっていますが、ウェットンは天井にも上る力強い熱唱。
ベースは腱鞘炎のせいで指弾きですが、
ギターソロの裏でけっこう弾いていました。
Go
(エイジア「アストラ」から)
ジョンにとっては90年のエイジア来日公演以来の演奏。
最後はジェフのキーボードソロがバッチシ決まりました。
エンディングは往年のパターンで、ウェットンの泣きが決まります。
Only Time Will Tell
(エイジア「詠時感~」から)
今夏、全米公演で披露したパターンで演奏が進みます。
エンディングはジェフの奏でるイントロに戻ります。
The Die Is Cast
(ウェットン・ダウンズ「ルビコン」から)
ニューアルバム「ルビコン」の1曲目。
叙情的なイントロから一転してキャッチーなロックに移行するさまは
まさに往年のエイジアを彷彿とさせます。
エンディングはジェフのキーボードソロ。
Voice of America
(エイジア「アストラ」から)
この曲も今年の英国公演から演奏されています。
ウェットン・ダウンズの思い入れが強い曲なのでしょう。
難しいメロディアスなベースラインもよく弾けています。
Paradox~Let Me Go
(ウェットン・ダウンズ「アイコン」から)
彼らのデビューアルバム「ICON」の冒頭を飾るメドレー。
力強い演奏が印象的。
後半のインスト部分ではウェットンがハイトーンベースソロを披露。
Meet Me At Midnight
(ウェットン・ダウンズ「アイコン」から)
前曲のエンディング(ジェフのソロ)から自然にこの曲に移行。
ウェットンはいつの間にかアコギを手に演奏。
The Glory of Winning
(ウェットン・ダウンズ「ルビコン」から)
これも新作からですが、曲自体は古い。
時々歌詞を忘れそうになるウェットンですが、全く余裕です。
Never In A Million Years
(エイジア「アルファ」から)
前曲からのメドレーで演奏。
ウェットンはアコギ、ミッチェルはエレキを演奏。
とても叙情的な歌唱と演奏で感動しました。
Steve Christey Solo
スティーヴによる軽めのドラムソロ。
リズムマシーンにのってスタート。
一瞬、ジェネシスの「アイ・キャント・ダンス」が始まるのかと錯覚。(笑)
Days Like These
(エイジア「ゼン・アンド・ナウ」から)
ドラムソロから軽いジャムに移行して、どうなるのやらと思っていたら
この曲へと移行したのにはとても驚きました。
それにしても不思議なアレンジです。
ミッチェルはスティーヴ・ルカサーが弾いたオリジナルのギターソロを完コピ。
Rubicon
(ウェットン・ダウンズ「ルビコン」から)
完全な新曲で最初聞いたときは違和感がありましたが、
CDを聞いてからは良い曲だなと思えるようになりました。
二人の新しい出立をテーマにした曲で、
過去を断ち切って新しい地平線に立つ決意が伝わります。
ただ、リズムがもたついているのが残念!
Sole Survivor
(エイジア「詠時感~」から)
ライブの盛り上がりが最高潮に達します。
ウェットン、指弾きで高速ピッキングを披露しますが指が痛そう。
リズムは不安定ですが、カールが不安定でこっちが正しいのか、
わけがわからなくなってきましたよ。(笑)
Open Your Eyes
(エイジア「アルファ」から)
ジェフがヴォコーダーでイントロを歌います。
ウェットンがこの曲を生演奏するのを見るのは初めてなので、
個人的にとても勉強になりました。
ここで4人は一度、ステージ裏に戻ります。
<アンコール>
The Smile Has Left Your Eyes
(エイジア「アルファ」から)
ジェフのバッキングにウェットンが情感を込めて熱唱。
Heat of the Moment
(エイジア「詠時感~」から)
やっぱしライブのエンディングはこの曲じゃないと締まりませんね。
ウェットンのベースラインは、エイジアの「モスクワライブ」へと
回帰。
まさに幻想的です~。(笑)
ちょっと演奏に固さも見えましたが、
ファーストステージにしては上出来では。
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