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1月31日の日本CDSは+0.63上がって110.72bps
S&PがAAからAA-(スペインより下)に格付けを引き下げたが、CDSは僅かな上げに留まり今のところ日本売り(株式市場ではない)=円安の兆候はない。

この時期の格下げは米国勢による何か仕掛けがあると勘ぐりたい。
財政逼迫の日本にとって、歳入を増やさなければならない時、手っ取り早いのは消費税を上げることであり、国債の格下げで消費税税率を上げる為の外堀は埋まったと思われる。

では、国債の格付け引き下げが株価に影響があるのか、過去の引き下げられた時を検証してみよう。
Moody's '98/11/16 : Aaa(AAA)→Aa1(AA+)
'00/09/08 : Aa1→ Aa2(AA)
'01/12/04 : Aa2→ Aa3(AA-)
'02/05/31 : Aa3→ A2(A)
S&P '01/02/22 : AAA→ AA+
'01/11/28 : AA+→ AA
'02/04/15 : AA→ AA-
(カッコ内がS&Pの格付け)
Moody'sがAa3からA1を通り越えて一気にA2へ格下げした際は、ボツワナ以下(A1)の格付けに、日本国内で閣僚や評論家等から非難轟々となった。(2002~2003年頃、A2格付けはポーランド)
日経平均週足




